akiさんのレビュー一覧

BLコミック最長！8巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。作者自ら隊員たちの体力や治癒力を人間扱いしていないのは笑いました！
ヒューマノイドの殺し屋に襲撃され誘拐される石川と橋爪。不安を押し殺し隊員と自分を奮い立たせ戦う岩瀬！思わず目を見張る岩のホログラムと車……岩瀬がアジト潜入なるか。

BLコミック最長！7巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。花でごまかす岩瀬×石川と僅かばかり西脇×Dr. 橋爪のキス&エロあり。岸谷×池上、本木×野田等々、確実に男男カップル増殖中。皆仕事中にいちゃつき過ぎ。いつもながらどこにも売ってなさそうな服を着ています！仲村佳樹を思い出すセンス。
ヒューマノイドの殺し屋&コル・ヒドレによる殺害事件発生。さらに官房長官襲撃。岩瀬と引き離される中でコル・ヒドレに狙われる石川！良い所で次巻に続きます。

BLコミック最長！6巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。岩瀬×石川。
城VS石川が平行線を辿る中、爆弾事件発生。内部にこんなに爆弾取り付けられて警備体制が甘いのでは？とか、退避命令出たのに……等も気になりますが、率先して動く石川と、石川を信じて待つ隊員たちの姿を見て心を動かす城。最後にようやく城の誤解も解け大団円。
揺れる石川の全てを受け止める岩瀬の優しさと懐の深さが良いです。朝チュンあり。隊内恋愛禁止の必要性とは……？後半は料理長の岸谷×池上の番外編。

BLコミック最長！5巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。岩瀬×石川。
隊内恋愛禁止なのに西脇に知られて大慌て！岩瀬も仕事中に押し倒すのはどうかと思いますが、バレていないと思っていた石川にも驚き。さらっと西脇×Dr. 橋爪。良いカップル！
石川のせいで自分の父親が死んだと思い込む新入隊員の城が登場。バンバン悪意をぶつけられ、弱る石川。不安定で繊細過ぎる石川が教官で大丈夫なのか……ほんのり疑問も感じつつ、石川が城にキス&男と経験済みアピール。えっ？！もちろん岩瀬大激怒！
後半は西脇×Dr. 橋爪のなれそめ編。他、アレク→←マーティ？人体の...続きを読む長さと馬面病、平面的な背景が凄い！珍しくちょっぴりエロあり。

BLコミック最長！4巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。岩瀬×石川。着々と進む西脇とDr. 橋爪。早速漏れ出るフェロモンを嗅ぎ分けるアレク登場。
とりあえず狙われていて、テロ&爆弾爆発。そして記憶喪失・岩瀬編。石川のことを始め全て忘れる弱った岩瀬と、そんな岩瀬を支え守る健気な石川が描かれています。
最後はもちろん犯人たちを鬼のように倒し、記憶も取り戻してハッピーエンド！本当にほんのり朝チュン。人体の長さと馬面病に拍車がかかります！近未来だけどレーザーディスク！6巻で見たらCDサイズ。

BLコミック最長！3巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。マーティ→岩瀬×石川。爆弾に吹き飛ばされても落下してもロープで華麗に着地！サイボーグ(疑惑)岩瀬。恋愛禁止なのに皆の前で涙をこぼし抱き合う二人。
知的クール系策士・西脇から岩瀬へのお小言は、元は石川が原因なのに……石川至上主義？とりあえず無事解決。キス止まり→初同衾で見せつけてやろうぜ！エロは朝チュンレベルです。それにしてもマーティが近くにいるのに……丸聞こえ？！
常に狙われいるのに警備隊がコミュニケーションゲームをしていたりする謎。男にモテモテ石川が狙われる危険なゲームは岩瀬優勝！西脇と...続きを読むDr. 橋爪もほんのり甘い。

BLコミック最長！2巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。題名がG・DEFEND=GDで隊の名前がDIET GARRISON(国会警備隊)= DGなのは紛らわしい。G・DEFENDのGはGARRISON？
岩瀬×石川。そして岩瀬狙いのマーティ登場。二人の関係に気づき石川を煽るマーティと、煽られ動揺する乙女な石川。素直になれず一人あれこれ思い悩みます。危険→別れる、過去の男？→別れる、みたいにすぐ別れる発想は岩瀬がかわいそう……。
近未来ではなく未来なのでは？な輪と六角形？なエレベーター。どんな構造？さらに謎のカニの足みたいな爆弾に目が釘付け。

BLコミック最長！1巻

1993年～。テロ等の脅威から国会議事堂を守る国会警備隊。彼らの戦いと恋愛模様を描く近未来ストーリー。最初に読んだ時(25年くらい前)はまだ先の話でしたが、本作の設定である2022年に現実が追いついてしまいました。まだ続いていることにも驚き。2023年1月現在73巻まで発売中。BLコミックの最長！
生真面目でお堅い美人の8代目教官(後に隊長呼びに変更)石川。やたらと男にモテモテ。その先鋒が石川の補佐兼SP・岩瀬。仕事は有能で強さは人外レベル、プライベートは石川の尻に敷かれるベタぼれ大型ワンコ年下攻。積極果敢に攻め落とします。
ぼぼ男しかいない気がしますが、隊内恋愛禁止。しかし現実は男男カッ...続きを読むプルだらけ。皆隠しているようで駄々もれ。あってないような規則。そもそも提案した西脇自体Dr.橋爪とデキています。
最初の頃は全てが発展途上。人物は縦にも横にもデカくて長い。謎の輪と六角形？なエレベーター。謎の建物や平面的な背景。制服のベルトは何故か二本。凄いベッド等々。未成年の飲酒があるのは昔ならでは。エロはほぼなし。
色々つっこみながらこのぬるま湯に楽しく浸かりつつ読了。細かいことを気にしてはいけない！「のぞみビジョン」の電子化希望。

コミカライズ3

セサームVSアヤースはアヤースに軍配！もだもだしながらアヤースへの思いに悩むカナーレ。しかしアウフェリア救出のため、カナーレたちはヤーニやセサームたちと協力体制を取ります。
コルラダンにて兄VS弟！兄は兄で辛い現実とは言え、全然同情できなかったです。さらに弟に複雑な思いを抱く兄。カナーレのせいではないのに何度も狙われる命……。
ずっと死を見ていましたが、力強いアヤースに救われるカナーレ。超不幸で悪魔&死神系カナーレはアヤースじゃないと無理！
小説では分かりにくい所が漫画で読むことによってイメージできました。小説版の上下巻=漫画版1～3巻にまとめられています。

コミカライズ2

小説版の上下巻=漫画版1～3巻にまとめられています。人物紹介&地図付きでそれぞれの国等の位置関係が分かりやすい。むしろ小説版にこそつけて欲しいのにないのが残念。
ドービニエに誘拐された強く逞しい女子アウフェリア。救出のため動くカナーレたち。そしてカナーレの過去が語られます。帝国ピサールとセサームとの関係。コルラダン総督ドービニエとの関係と命を狙われる理由。……辛い人生過ぎる。
セサーム×カナーレ描写あり。セサームVSアヤース。セサームとの仲の良さにアヤース嫉妬！3巻に続きます。

コミカライズ1

小説版の上下巻=漫画版1～3巻にまとめられています。各キャラのビジュアルや地図付きで、国等の位置関係が漫画版だと分かりやすい。むしろ小説版につけて欲しかったです。
過酷過ぎる人生を歩む目の見えないカナーレ。海賊プレヴェーサの作戦参謀。しかし誰にも感情を見せず他人とは常に距離を置くため、仲間からは煙たがられる状態。
頭が良く圧倒的な強さを誇りぶれないアヤース。二つ名は悪魔殺し。カナーレに反発心？胡散臭い？→媚薬を使われたカナーレの体を宥めるべく抱く→初めてカナーレの熱に触れて、惹かれ溺れガンガン攻めます！愛されることを恐れ、何かあったら自分を殺してくれるアヤースに信頼を寄せていくカナーレ。
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駆け足になりがちなコミカライズですが、上手く凝縮されていると思いました。

核弾頭40

シリーズ本編38冊目(番外編除く)にして最終巻？スピンオフ等を含めると47冊。講談社版1冊目が2005年に発売されて早15年。長かったですが無事完結？眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。
ホストクラブオーナーの過去からリキ×二階堂まで走馬灯のようにまとめに入っています。しかし二階堂の片思いかと考えていましたが、まさかの両思い？
そして最終決戦始まる！宗一族VS眞鍋組。手打ちに反対するサメの裏切り。途中離脱のシャチも顔を出し、サメたちと龍虎コンビの過去が語られました。
裏社会のトップに立つのか、サメを消して現状維持するのか。はたまた……。核弾頭氷川大炸裂。最後は祐で〆。しかし急に終わ...続きを読むって何だかすっきりしない……。特典は表紙イラスト二種類(氷川の眼鏡あり&なし)。

核弾頭29

シリーズ本編27冊目(番外編除く)。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。やっと明和病院に戻った氷川でしたが、新たな問題発生。麻取の兼世が、何故か看護師として氷川のサポートをすることに。看護師資格あり？いつ取得？
怪しげな患者と死の真相。開けて欲しくない手紙。麻取の兼世が明和病院で調査する理由。同時に女装した氷川の魔性っぷりに一目惚れ多数発生中。清和はメラメラ嫉妬中。
医者としてはまともで誠意ある氷川が、一人の男の子を救うシーンが良かったです。それ以外はいつも通り、核弾頭な氷川が事件に巻き込まれ、それに櫛橋組が絡んできてひと騒動。最後のとどめに、ロシアンマフィアのウラジーミルが登場。
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表紙のクマの赤ちゃんがかわいい。電子限定SS「後悔した男」あり。

核弾頭28

シリーズ本編26冊目(番外編除く)。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。祐に監禁されていた氷川が助けを求めたのは橘高家。
初代力也の息子・裕也にせがまれて、氷川は初めての女装にチャレンジ。定番の女装ネタ&美人過ぎてモテまくるDrの合わせ技。でも中身は核弾頭！裕也は大人しくしてくれと思うほどの暴れん坊ぶり……。
眞鍋組の面々が氷川に隠れて裏で何やらしているようですが、その辺はいつ明かされるのでしょうか？正直パンツエピソードは不必要。パンツ連呼がしつこすぎて辟易。とりあえず清和の力業で、氷川が明和病院に戻ることができたのは良かったです。電子限定SS「龍と、魔女と、核弾頭と」、表紙...続きを読むイラストの特典もあり。

核弾頭26

シリーズ本編24冊目(番外編除く)。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。和歌山からようやく帰った氷川。そんな彼を待ち構えていた祐と、二代目姐候補の美女たち。
彼女たちを避けるため、二人で新婚旅行に行きます！良い！名古屋のテレビ塔のシーンが好きです。幸せを噛み締めて涙する氷川と、氷川の涙にめっぽう弱い清和がキスで慰めるのが甘い！
それにしても、祐による氷川へ灸をすえるための嫌がらせが、新たな火種になっています……。二代目姐の席を狙って氷川をヤクザの娘らしく？えげつないやり方で追い詰める花音。しかし止めなかった祐が、誰にも咎められないのは何故？
さらに和歌山から戻った氷川に、医局は北海...続きを読む道の病院への異動を打診してきて大ピンチ！明和病院へ戻れなそう……。麻取の出現も気になります。眞鍋の危機？電子限定SS「Dr.の家出、不夜城の狂乱」あり。

核弾頭23

シリーズ本編21冊目(番外編除く)。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。今回は真鍋組、ロシアのウラジーミル、暴走族の奏多の三者が、ヤクザを引退した藤堂を巡って大打撃騒動。
いつでものらりくらり、何を考えているのか分からない藤堂騒動は、核弾頭・氷川が力業で抑えて一旦平穏を迎えます。
心配のあまり空回る桐嶋と藤堂は良いコンビですが……嫁なんて言うのは氷川くらい。クリスマスのたこ焼きパーティーをしたり、ふわふわでごった煮の巻でしたが、嵐の前の静けさ？

核弾頭18

シリーズ本編16冊目(番外編除く)。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。今回も閑話休題コメディ。名取グループの圧力問題。氷川の周りをうろつく情報屋・木蓮。変装した木蓮を見破る新たな特技？を披露する氷川。相変わらずなDr。眼鏡男子なのに眼が良いとは……。
さらに、卓の叔父が騙されかけて向かった先の小田原にて、氷川に似た千晶に父親と間違われたりと、色々ぎゅうぎゅう詰め込まれています。何が何やら？度を越したおバカな千晶と千鳥親子は心配になるレベル。どうやって生きてきたのか疑問。
「平和な世の中でのんびりしよう」と話す氷川に、「平和な世の中じゃないからな」と返す清和とのキスシーンが印象的。

核弾頭9

シリーズ本編1冊目。刊行順では9冊目ですが、時系列から見ると最初の巻。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。氷川と清和の再会。
明和病院に勤める内科医・氷川諒一は、そこで子供の頃可愛がっていた清和と再会。しかし清和は、眞鍋組組長代行と言うヤクザになっていて……。
氷川と清和が再会して、アレコレあり、身体を重ねて一緒に暮らし始めるまで話は進みます。世間知らずでズレまくりな氷川と、それに振り回される清和がちょっと不憫。
それでも初恋であり、長年氷川を思っていた清和。無口で照れ屋で一途な清和が未成年ながらイイ男。本当に氷川で良いのか……？後半には、清和が橘高家に引き取られてからの話あり。
...続きを読む
あとがきはかなり独特。ざます調とかなので、苦手な人は飛ばした方が吉。エロはほぼなし。この作品は氷川の強烈キャラ＋話を聞かないキャラたちに耐えられるか否かで、好き嫌いがはっきり別れるかと思います。

核弾頭3

シリーズ本編5冊目。眞鍋組二代目・橘高清和×内科医・氷川諒一。今回は新キャラの祐が加入&清和の母親絡みの話。眞鍋組も賑やかになってきました。
眞鍋組の新たな構成員になる芸能プロ社長・祐。一癖も二癖もあり。清和の初めての女性、クラブ竜胆のママ・志乃と氷川との初対面あり。さらに藤堂VS清和の確執も色々あり。この巻ではあまり拗れることなく収束しますが、まだまだこれから！
毎度お馴染み氷川の嫉妬心が凄まじいです。清和はそれで良いのか……。それでも清和を守るため、藤堂組のシマに乗り込む所は良かったです。

主人×執事見習い

二十歳になり執事見習いとして働き始める彩人。主人の光子郎はハイスペックながら極度のアイドルオタク！そのせいでお見合い相手に断られ、さらに童貞だからと助けを求められる彩人。
最初から光子郎→彩人はバレバレですが、彩人はもちろん気付かず光子郎に協力。しかし光子郎が婚約者と仲良くしているのを見て恋心を自覚。家出した後、光子郎の迎えと告白で無事ハッピーエンド。全体的に薄い内容でイラストも女の子みたいでした。

運命の出会い

子供の頃、七緒は犬を助けて交通事故で瀕死→目覚めたら髪や目の色が変化し霊力までついた七緒。引っ越し後、何度も妖に襲われる 七緒を助けてくれたのは稲荷大社のお稲荷様でした。
七緒に顔を見られた=嫁になる！さらに偶然ながら二度も尻尾を握る七緒=尻尾を握る行為は破廉恥でふしだらで稲守ハアハア！な王道展開。
一見俺様が稲守ですが、一人で白朱番狐衆を守り戦い、七緒を20年見守ってきた事実がやるせない。孤独だった二人が寄り添い、例え寿命が短くなっても残された時間は幸せに暮らして欲しいです。子狐たちがかわいい。

童貞×童貞

ハイスペックエリート会社員の優一×地味なオタク書店員の尋水。童貞同士の二人。とある日、失恋してクレーマーに絡まれ落ち込む尋水に、声をかけてきた優一がいきなり告白してきます。
知らない男性だし当然お断りされますが、ハイスペックなのに結構なヘタレ、でも隙をついてきたりします。ギャップがすごい。
結局？根負けして友達として付き合うことになった尋水でしたが、だんだん優一に惹かれていき、二人して初めてのことにモダモダしまくり。初々しさ全開のラブラブっぷり。
お互いどこが良かったのかは今一つピンと来ませんでしたが、軽目に読了。

戦国ロマン3

やりたい放題の夫・塩川や妾・おろく。酷い扱いを受ける於通。しかし塩川と離婚ですっきり！そしてあっさり？於通は京都に戻り、書き上げた書が評判を呼び、秀吉正室・於ねの祐筆に大抜擢。いよいよ戦国社交界の中心・大阪城へ突撃！
女としてピンチがありながらも、離婚して絶好調の於通とは反対に、関白を秀吉に横取りされた信輔はやさぐれまくり。しかし信輔は関白に一番近い存在でもあり秀吉VS信輔？

戦国ロマン2

天下は秀吉が取り、つかの間の平和が訪れます。幼なじみで近衛家の若き当主・信輔。一本気で良い人ですが、戦国の世を渡るには不向き？元々仲の良かった信輔とも気持ちが通じ合いますが、幸せな時はあっという間。
そして於通に許嫁！好きでもない男の所へ嫁ぐ羽目に……。昔とは言え物扱いが辛い。それでも負けず嫁ぎ先でがんばるものの横暴かつ乱暴な夫や妾たちに虐げられ……辛い。114～115Pの戦のシーンが印象的。

戦国ロマン1

戦国時代。織田信長の背後に竜。光を放つ豊臣秀吉と徳川家康。人には見えないものを見る天眼の持ち主で才女・小野於通。子供の頃から話はスタート。たまたま出会った信長に見い出され交流する於通。
しかし明智光秀の登場で起こる本能寺の変……。父や兄たち、さらには母を失い、京都で生活する於通。波乱万丈ながら手助けしてくれる人たちが良い人たちなのが救い。教養を身に付けいざ戦国社交界へ出陣！
1巻は世界観の説明等が中心。仕方がないかもしれませんが、ペンタッチが荒く固いのが残念。

紅緒VS時代錯誤

どうにか親の決めた結婚を破談にしようと、許嫁の忍の実家である伊集院家に住み込み、花嫁修業と偽って大暴れする紅緒。持ち前の強さや漢気を見せつけ、頑固一徹おじいさまも認めさせた紅緒強し！好き！
暴れていたはずが、気づかぬ内に馴染んでいて、忍の優しさやおおらかさにときめいていることに気づいてしまった紅緒……。
そんなこんなで距離を縮める二人ですが、紅緒の酒乱大暴れの結果、職権濫用で忍が九州に転属！あややおよよ。
さらに忍の所属師団もシベリア出兵。今度こそ本気の花嫁修行する紅緒に届くは忍の死。それでも忍のため覚悟を決めた紅緒は、残された伊集院家のためにたくましく職探し。しかしたまに見せる涙が切な...続きを読むい。

大好きな漫画！

この頃の絵柄が一番かわいい。転んでもただでは起きないどころか、勝利をもぎ取る力強さとたくましさ、その辺の男より強くて酒乱！そんな紅緒が大好きです。
少女漫画で酒乱キャラなのは紅緒くらいなのでは？しかし何気にイケメンや美形に惚れられたり、少尉に一途だったりとかわいさもあります。
好きなシーンは紅緒がバルコニーから落ちかけながら、自力で這い上がってきたり、牢名主を倒したあげく、牢屋の空気に感化されて凄みを増す所など、何度読んでも笑ってしまいます。何十年経っても面白い不朽の名作。

時は明治時代

男として育てられたのに、ある日突然結婚のため父に女に戻れと言われた志乃。そんな時に出会ったのがアメリカ人のアーヴィング。
そんなアーヴィングに、ニューヨークでの女性活躍話を聞かされ、志乃はニューヨークに行くことを夢見るようになります。
しかし志乃が密航した船は、アーヴィングが乗っていた函館行き。色々ありつつ函館や札幌で二人が気持ちを通わせるように……。
志乃の一度これと決めたら揺るぎない信念、強さ、粘り強さ、同時にアーヴィングを一途な心が良いです。アーヴィングの方が尻込みするほど。強い女子大好き！
絵柄ははいからさんくらいの頃が好み。ちょっと線が硬い感じがしました。

BL=ボーズラブその4

元・寺の跡取りで、今はカッコいい美容師・弥六×寺の跡取り・大円の同級生ラブ。同い年なのに完全に大人と子供にしか見えない二人の恋愛の行方は……？
最終巻。三歩進んで二歩下がる状態ながら、恋愛モードに入る二人。しかし当然出てくる結婚&跡継ぎ問題にまた後退……。しかし弥六の家庭問題で活躍？した大円。すこーし良い所も出てきた感じでしょうか。
一方、大円父の話が後半に行くに連れて大増量。色々ケリはつけた様子ですが、主役張りに出てくるキャラでした。番外編が白泉社版の「兎オトコ虎オトコ」の2巻に収録。

BL=ボーズラブその3

元・寺の跡取りで、今はカッコいい美容師・弥六×寺の跡取り・大円の同級生ラブ。同い年なのに完全に大人と子供にしか見えない二人の恋愛の行方は……？
自分の気持ちをちゃんと伝えた弥六と、理想ばかり追い求めて現実から目を背けて、ばっさり弥六を振った大円。やっぱり大円の良さが分からないです。
それでも大人になるのを厳しく優しく見守る弥六……本当に大円で良いのか？？とそればかり考えながら読みました。
大円父は自分勝手の割には弥六始め、あちこちに文句と迷惑をかけていて微妙。大円は父似かも。最終巻に続きます。

BL=ボーズラブその2

元・寺の跡取りで、今はカッコいい美容師・弥六×寺の跡取り・大円の同級生ラブ。同い年なのに完全に大人と子供にしか見えない二人の恋愛の行方は……？
大円父タイプには現実的な母がぴったり。しかし大円はどちらに似たのか子供すぎます。それでも弥六は隣の芝生は青く見えるのか、ある意味ピュアな所に惹かれたんだろうとは思いますが……。大円に魅力を感じず疑問。
他の作品もですが、攻の方に力を注いでいる感じがします。攻は俺様、S系、できる男タイプが多いです。二人の恋はどうなるかと思いきや、同時に大円父とミュージシャンの話が平行して進む謎仕様。3巻に続きます。

BL=ボーズラブその1

元・寺の跡取りで、今はカッコいい美容師・弥六×寺の跡取り・大円の同級生ラブ。同い年なのに完全に大人と子供にしか見えない二人の恋愛の行方は……？
家庭のゴタゴタで家を継がず美容師になった弥六と、彼の職場で再会した大円。子供時代はよく分からないままそわそわ。大人になってからは弥六は自覚し、大円は子供の頃のまま。
半人前の大円を残して、ロッカーの父は全米ツアーの前座でアメリカへgo！父も中々破天荒のやりたい放題男……。その結果、アパートを出た弥六と同居することに。2巻へ続きます。

短編集4

「愛が神を殺す時」→2005年。マフィアのレイ×ハーフのタケル。お互い好きになるのも寝るのも殺すのも、全ての展開が早過ぎてついていけなかったです。前途多難過ぎる二人。主役の影が薄い。全体的に今より話も絵柄も暗め。
「偏愛の医学」→いじめっこな攻の修一×真面目な篤司の同級生医者同士。S系の攻キャラは今にも通じる感じで、作者の好み？個人的には好みではないです。あんなことされても気にしていない篤司はそれで良いのか疑問。

短編集3

「最後の肖像」→2005年。姉の結婚相手の坂口×密かに坂口を思う大和。しかし姉は別の男性に思いを寄せ、二人はくっつく……なパターン。最後は二人で海外駆け落ちエンド？
「天国への階段」→ 2004年。元FBIで今は死刑囚のキース×舐められがちのFBI職員・ナルミ。冤罪事件と爆破事件と麻/薬捜査でぎゅうぎゅう詰め。犯人は意外なあの人でした。
作者の話を読むと攻の方に力が入っている感じ。受は真面目で小心者タイプ。全体的に今より大人っぽい絵柄で話もシリアス。

短編集2

2003年～2004年。氷室大好きな能天気のおバカさん宮本×部長の氷室。氷室が社長とデキているのも微妙ですが、仕事のために寝ることを強要する社長のどこが好きだったのか？そしていつ氷室が宮本を好きになったのかは謎でした。展開が早過ぎました。
あちこちから邪魔が入りながらも、これから急成長を遂げそうな男・宮本。画面が暗めでしたが、全体的にはコメディ？

短編集1

「裁かれし者」→2002年～2003年。代議士の藤堂×検事の杉浦。あの手この手汚い手で杉浦に迫る藤堂。何度も無理矢理とか犯罪では……それでも両思いとかよく分からず。後半は検事の篠田と秘書の逮捕後の話。どうやって検事に？事件の真相は？など謎のまま終了。
「白き幻影の如く」→2002年。職場であれこれする医者の松田×クールな須崎。金のために上司に体を売るパターンが多いような？シリアス。
この作品が初コミックスの模様。初期の頃は話と絵柄共に暗くてシリアスな内容が多い。画面が黒くて見にくかったです。

超能力×バトルその4

最終巻。紫とみどりが戦い、校舎も様々な思いを抱える霊たちも壊れて消えていく中、ようやく本当の敵登場。真犯人はこいつだったのかと思うキャラでした！
霊たちをかわいそうだと、助けたいと思うみどり。覚醒して真の敵を倒すため戦うものの……。過去の紫に何が起こったのか分かりますが、みどりを助けるため自分を犠牲にする紫。
全てを忘れた紫を、今度はみどりが追いかける日々。みどりの強い思いが通じたのか、紫は何とか自我を保てるように。しかし黒いモノは一体何なのかは謎のまま……ですが、面白かったです。

超能力×バトルその3

守りたい者VS消えたい者VS紫とみどり。礼子に連れられ古い井戸へ近づくみどり。その井戸から吹き出た黒いモノに礼子は飲み込まれ、みどりを助けるため紫が全て吹き飛ばしてしまいます。
そんなことができる紫は何者なのか？自分の無力さを感じながら左手を使って霊を消すみどり。力を使いすぎたみどりを休ませる間に、紫がどんどん霊を消していく事態に発展。
暴走する紫と、校舎にいる霊を消したくないみどりで争うことになり……。最終巻へ続きます。

超能力×バトルその2

校舎で眠ってしまった二人が起きたら全く知らない校舎！しかも文化祭の準備中。その不可解な空間でみどりを狙う集団に襲われ逃げるみどりと紫。
そこで出会った男が語る15年前の火事、文化祭前日、黒いモノ、人を集めていること。この世界から脱出する方法。それを聞いた紫は早速実行しようとしますが、みどりに拒絶されバラバラに行動することに……。
みどりの方も消されたがっていた霊を消すやり方を思いだし、覚醒する所で2巻終了。読みきり短編「誘拐」あり。

超能力×バトルその1

最初は紫→みどりで、BLと言うよりもニアBLくらいかも？邪気祓い＞恋愛な感じですが面白いので全く問題なし。
幼い頃仲が良かったみどりを追いかけて転校してきた紫。しかしみどりは思い出せず……。左手で霊を祓うことができるみどりと、みどりでも邪気が祓えない紫。
みどりに邪険に扱われながらも、こりずにつきまとう紫ですが、何やら色々秘密ありです。一方のみどりもしつこい紫にイラつきつつ、気になって仕方がない状態。
二人が通う学校の事件、紫の過去、謎の生命体。1巻後半から4巻まで話が続くので、全巻まとめて読んだ方が良いかと思います。

期待していました

魚住の恋人は男子だったり、レイが密かに好きなのは魚住だったり。でもシンと出会い引力を感じたり。ワクワクしながら2巻へ突入。
1巻の誘拐事件と二人が襲われた事件、さらには魚住の姉たちが殺された事件にも繋がりがある模様。そして怪しい男も登場した矢先に連載が終わりました。
謎も解明されないまま、全2巻で終了してしまい本当に残念な作品。のちに雑誌メロディに掲載された2作品も電子化して欲しいです。

作者らしいストーリー

近未来、レスキュー隊のレイと魚住たちはとある地区で、救出作業に当たっている最中に爆撃に合います。魚住は片足を無くしながらレイと共に脱出。二人以外の隊員は全滅。
そんなある日、誘拐事件の話が舞い込み、人質の高校生救出に向かうことになったレイ、魚住、そして謎の男シン。しかしただの誘拐事件ではなく、色々と誰かの思惑が絡んだ計画的な事件のようで……。
事件は解決し、誘拐された高校生は救出されましたが、新たな謎を残して次の巻へ。

ナルの秘密とこれから先

11巻の「忘れられた子供たち」のさらに続き。廃校の事件が解決。ナルについて、こそこそ企んでいたぼーさん、ジョン、安原。ずっと引っ張っていたナルの秘密もとうとう明かされました。ほぼ1巻まるごとナルの話。
普段はちゃらくても実は出来る男・ぼーさん。探偵役のぼーさんと、問い詰められても全くいつも通りのナルの舌戦が繰り広げられます。
その後、ナルが探していた兄もようやく発見。麻衣の前に現れていた人は誰なのか、麻衣の気持ち、ナルの兄に対する思い等々……無事完結です。

新たな事件の結末

10巻の「忘れられた子供たち」の続き。村長たちの話は全て嘘。学校が廃校になったのは、生徒が皆死んだから……。さらに天井から死体が落ちてきたり！ひー！さらには一人また一人と消えて忘れて、その分だけまた何かが増えていきます。ひー！
予知夢に出てくるナル？に助けられて、次々と浚っては廃校に引き込む首謀者を説得する麻衣。無事に廃校から出られたメンバーたち。そしてナルの謎を残して11巻は終了。

新たな事件とナルの秘密

前回の事件で入院していたナルが、無理やり退院した後の事件「忘れられた子供たち」。ナルが遺体を発見、そしてオフィスを閉める宣言。
ダムの中を探している間に、村長からとある依頼が入ります。幽霊が出ると言う噂のある、廃校になった学校について調査するナルたち。
しかし大雨が降って、雨宿りするため廃校に入ったら閉じ込められる一行。一見すると何も起こりそうもなかったのに、実は隠された秘密があり……。次の巻に続きます。

海からくるものの正体

8巻の「呪いの家」の続き。一人また一人と殺されたり、自ら死を選んでいく状況。そして戦いの中で怪我をしたりと大ピンチな麻衣たち。
ぼーさんが呼び寄せた安原、今回も大活躍。何て役に立つ男・安原。ナルは安原をバイトに雇った方が良いのでは？
安原が調べてきた異人殺しに、今回の事件のヒントが隠されている模様。とうとう？ようやく？綾子が活躍！巫女として唯一の見せ場かも？
そしてナルの復活。ぶちギレたナルは神を除霊。しかしナルは力の片鱗を見せると同時に死にかけます……。ナルは一体何者？
大分絵柄が変わってきています。個人的には初期～中期くらいが好み。

海からくるもの

立派な旅館で一族の謎の死を調査する「呪いの家」。建物やその周辺が図で示されていて分かりやすいです。豹変する子供たち、その家族もまた異変が起きていて……。そんな状況下で、ナルが戦線離脱の大ピンチ。
麻衣たちはナル抜きで仕事を進めていきます。しかし家族内で人を襲ったり自分を傷つけたり、謎の塚や洞窟等々疑問だらけのまま9巻に続きます。

鬼か悪魔か

6巻の「血ぬられた迷宮」の続き。調査に来ていた別の人たちがさらに行方不明になる中、身の安全のため安原は離脱。建物の調査が進む内に中央部分に不審な点が見つかりますが……。
それにしても、鉦幸の生への執着が一番ホラーでした。ラストはすっきり解決！とはいかないのが、また嫌な感じです。ナルの秘密にほんのり触れられましたが、まだまだ謎だらけ。
ゴーストハントシリーズを読むと、自分の背後やカーテンの隙間とかがやけに気になるのは自分だけでしょうか。

死にたくない

シリーズで1・2を争う怖さだと勝手に思っている「血ぬられた迷宮」。タイトル通り迷宮のような建物、次々と若者が建物の内部で失踪。血の臭い。
ついでにナルの鳴海一夫……その名前はどっから出てきて誰が考え……まさかナル自身？まずは建物の調査をするものの、外側と内側の大きさが合わない謎。鉦幸と浦戸とヴラドの謎。麻衣の危険な予知夢の所で次巻に続きます。

呪い

4巻の「禁じられた遊び」の続き。人をまとめたり、教師を上手くあしらったり、ヲリキリさまの発生源を調べたり、何かと有能な安原が活躍。
そして麻衣の予知夢が大当たり。しかし話に聞いていたより、確実に悪化の一途をたどっていきます。霊がお互い喰らい合う始末。
さらなる調査で知らなかったとは言え、とんでもない事実がわかり……。しかし麻衣の暴走は頂けない。無謀どころか邪魔や迷惑の類いなのでは？そんな中、後半はリンも活躍し、今回も無事に終了。