ジュビリさんのレビュー一覧

短編集。短いページ数の中にたくさんの思いがぎっしりと詰まっている。
パージ数が少なくてもこの充実した完成度。
萩尾先生の凄さを改めて感じる。

いろいろなものがつまっている。
逗子で遭難し、その後遠く沖縄で発見された見た目はアベルの少年。
親と子、兄弟のそれぞれの葛藤や性的虐待やＳＦ的要素など盛りだくさん。
今まで知らなかった。凄い作品だ。

逸臣さん距離近い近い。
スッと雪の心に入っちゃった。
何かといじわるする幼なじみ桜志くん。
逸臣の出現に焦ってる？
素直だったらもっとそばにいられるのに。

一子。おとやん。おとやんの相手美月、そして美月の旦那。
それぞれの気持ちがこの先どう変化していくのか。
まだまだ先は読めない。

今の時代、価値観もいろいろで夫婦も二人にしかわからないものがある。
だけど一子の言動もそれで不倫するおとやんもどうなん？？？
このままはいかないだろうけど。

蘇月の事件に深く関わっていそうな璃琳。
太博に正体がバレていることを告げられ動揺する藍月。
毎日葛藤と緊張の連続だっただろうな。
まだまだ続く険しい道のりだけど。

話の展開は一気に加速。
予想外の展開にビックリした。
璃琳たちなんてかわいもんだったのね。
次々と明かされる内容盛りだくさんの巻。

第三皇子執拗に攻めてきた。
とうとう女だと知れてしまう藍月。
第三皇子あなどれない。
蘇月の事件の真実も次巻では明らかに？

藍月に興味をもつ第三皇子がしかけてきた。
無理難題をつきつけてくる兄に勝負を挑む天養。
鮮やかな意趣返しお見事。

皇族の御側付きとしての教養を試される藍月。
危険に身をさらす。
そんな藍月を天耀は亡き蘇月を弔う特別な場所へといざなう。

藍月の正体が女だと太博は気づいてしまった。
それでも胸にとそめる太博。
そして第一皇子と従獣との顔合わせ。彼らはどんなふうにうつる？

今作は各話ごとに時代が違ったり、登場人物が変わるので整理しないと難解だった。
次回作にどうつながっていくのだろう。

恋愛初心者の宵ちゃん。戸惑っているかと思ったら大胆なこと言ってみたり（本人自覚なし）。
なかなか手強い。
琥珀も今までにない感情に戸惑ってる？

目線とか表情の角度とか映像作品をみているようなカット。
互いに感じる新鮮な驚きや気持ちが伝わってきてドキドキ。

新婚旅行。たくさんの行先のなかから熱海を選ぶその理由が二人らしい。
両親に思いをはせつつ二人の絆はさらに深まった様子。

充くん、謎。何故思いを少しでもいいから伝えなかったのか。
何年もあったのに・・・。
内に秘めてるだけじゃ伝わらないよ。

そんなことが！！
びっくりするような流れだけど、自分達のペースでゆっくりと進んでいく二人が微笑ましくて
ほっこりします。

晴歌のようなタイプいるな。クリスマスにこの仕打ち、こわー。
それでも糸真ちゃん強い。
お父さんに春が。新たな生活が始まる。

少女マンガにありがちなピュアでいい子のヒロインではないのがいい。
離婚後離れていた父のもとで暮らすことでどんな変化で起こる？

50年代のモノクロ映画をみているような気分。
親子でありながら隔たりがありうまくいかない。
憎しみながら、ただただ優しく声をかけて抱きしめてくれたら・・・。

亜衣ちゃんとの出会い、そしてカンナとの再会が
止まっていた真山の時間を思いを動かしていく。
マヤが前に進めそうだ。

1巻の梶間先生の学生時代が。
そうかそんなことがあったのね。
すれ違った思いがつながってよかった。
一方真山は引きずっているな。

好意は必ずしも相手に受け入れられるとは限らない。
それぞれの思いが絡み合いながら話は進んでいく。
後半のストーリーは胸をえぐられる。

戸惑い

亜人として周囲に定められた行く末を拒否し、亡き弟の復讐を誓い、自らを切り開いてきた藍月。
目的の皇子の従者となったけれど・・・。

今まで出会ったことがなかったタイプの人との出会い。
雪はおっかなびっくりでも身構えることなく相対することができるのが好感がもてる。

部員が集まらなくても、練習環境悪くても目標の選手をめざして
まっしぐらな主人公。
底からはじまりこれからどれだけのびていく？

大事に守られてきたんだなと思うことがそこかしこに。
一咲の気持ちが揺れないわけがない。
しかし、危険にもさらされるとは。

話題になっていたので無料版を読んでみた。
主人公のことを知らなかったのでこの先どうなっていくのか気になる。
濃いキャラ多いですね。

カルチャー

バイオリン教室に通わなければ決して出会うことがなかっただろう年齢も境遇もバラバラな３人が、段々と打ち解けていく様が読んでいてほほえましい。

なかなかないシチュエーションの家族関係にドン引き。
また男性をめぐる女性たちの争いがいつの時代の話って感じだけど。
主人公の自立した感が際立つ。

啓弥でなくともほっとけないと思う。一咲ちゃんが愛らしい。
だからといって高校生になるのはどうよ？
読んでいて楽しい気分になる。

好感をみっていた人とはいえなんでそうなっちゃったかな。
そのおかげで目が覚めた部分もあるでしょうけど。
この先は楽しそうかな。

とても雰囲気のある作品です。
表紙の絵からすでにこのお店の雰囲気がつたわってきます。
昔、近所にあったお店を懐かしく思い出しました。

街の雰囲気とか落ち着くな。
古本屋を継ぐことになった三姉妹。
本に囲まれる生活。
新たな環境の変化と新しい出会い。

やっぱり表紙が面白い。
二人の周りに面白い出来事が転がっている。
ますますパワー全開の二人。
次はどんなことが起こる？

タイトルに？だったけれど読んで納得。
およそ接点がなさそうな高校生男子と茶道。
予想外の出来事、登場人物に笑える。

表紙から心を持っていかれちゃいます。
ポーズとかバランスが絶妙すぎて。
絵もお話も独特の世界があって引き込まれる。

里帆も成川くんも周囲をきにして自分をうまく表現できない。
思春期の不器用さ。
でも、それを肯定し変えてくれる人に出会えた。

卓球をしながらあれやこれやと会話する二人。
会話から普段の二人の関係性や性格、日常などが
見えるようで面白い。

お兄ちゃんの友達、柊さんとの偶然の出会いで
凪の日常は一変。キラキラ輝いてるねぇ。
この先もキラキラが続いていく？

ショートストーリーと知らなくて読みだしたので
最初は戸惑ったが、いろんな人物がいていろんなことが
起こっているのが面白い。

こんな劇的な出会いがあって、自分の内なる才能が引き出され、新し世界が拡がる。
とても恵まれた状況のようにみえるが物悲しさが漂う。
この先が気になる。

絵の感じとストーリーから人類にとって深刻なハズ。
なのに猫のしぐさになぜか和んでしまったり。
ちょっとした浮遊感。

1話に続い訳がわからない展開に？
まえふりの段階でもっと話が進んでいけば
なるほどなと理解できる内容になっているのか？

好意をもっていた同級生とまさかの再会。
そして驚きの展開がまだまだ続く。
ちょっと唐突すぎる内容になんだこりゃ？

とてもきれいな作品だと思った。
でもそれが実在する人物の過去に撮った写真やイメージで忠実に表現されている。
しかも本人に承諾もないので知らなければ気づかなかったかもしれない。
でも知ってしまったら・・・。
勝手に過去をえぐられているようで胸が痛くなりました。
この先どんなことになるのだろう。

表紙に魅入られ読んでみた・
田舎とはいえこんな独特な二人じゃ目立ちすぎるかも。
間が何とも言えない、クセになる。

絵が苦手と思って興味がなかったけれど無料お試し版ならと読んだら面白い。
1巻の中にギュッといろんな要素が入っていて続きが気になる。

無料お試し版で出会いました。
表紙からはじまり絵から受ける雰囲気、また内容もマンガではなく童話をよんでいるような気分になりました。
大ヒット作品になる本ではないかもしれないけれど出合えてよかったと思う、味わい深い作品です。

これは沼りますね。間違いない。
顔じゃなく気持ちが。
お互いに今まで出会ったことないタイプみたいなので
これからどんな関係になっていくか楽しみ。