あらすじ
12月。年末に向けて、冬が本気を出して来る季節。クリスマス。そして年越し。川本家で過ごす3年目のお正月は、ジグソーパズルを皆で囲んで。時に惑いながらも、あたたかな幸せをかみしめてゆく。零と三姉妹の日々はゆっくりと、着実に進んでゆく。一緒に、考えよう。一緒に歩いて行こう。一方、白熱する獅子王戦・決勝トーナメント。零、二海堂、重田…互いに高め合い、切磋琢磨を繰り返して来た島田研の弟分たちが、盤上で熱い火花を散らす。見据える先は、師との公式戦という舞台。長い時間を共に歩んで来た同士が、その日々に見つけた答えとは――。
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これは、様々な人間が「何か」を取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。(公式サイトより引用)
主人公の桐山零は、将棋界史上5人目となる中学生でプロ入りした若手棋士。幼くして家族を亡くしてから深い孤独を抱えていた彼が、三月町に住む川本家の三姉妹と出会った。健気であたたかい三姉妹との交流を重ねるうちに、人の優しさを改めて知り、人間的に成長していく、というヒューマンドラマである。
棋士たちが背負う想いがぶつかり合う熱いバトルがメインのお話だが、三姉妹との出会いとほのぼのしたかけ合いが、バランスよく描かれている。将棋漫画でありながら、人と関わる大切さを教えてくれる、儚さと強さを秘めた作品である。
いろいろ疲れていた心にじわじわと染み入る特効薬はいかがですか。
感情タグBEST3
春がやってきた
ドラマティックな展開はひとまず一休みか。名人との闘いはまだ遠いが、なんとなく前兆の気配が漂い始めている。不幸のどん底からの救いと救われ。過去を乗り越えた二人と、そんな二人を見守る人たちそれぞれの幸せが描かれた巻。登場する和菓子も、お菓子も、料理も、ものすごく美味しそう。将棋だけでなく、食もこの作品では大きな要素だったが、それが益々大きくなってきている。色んなことが起き、色んな過去が明らかになり、色んな人がいて、それらが渾然一体となって紡がれるこの作品が、今後どう進んでいくのか、楽しみでしかない。
ちゃんと恋人してる
前巻で桐山くんがひなちゃんに告白してから、あの二人のことだからとほとんど進展の無いままかと勝手に思っていたら、ちゃんと恋人してますね。ほのぼのとしていいなあ。ジグソーパズルの楽しみ方には笑いました。それにしても食いしん坊な姉妹だなあ。
桐山くんの心の闇晴れた
しばらく、暗い場所に来る間隔が短くなってきたと悩んで、追い詰められていました。ひなちゃんのおかげで、将棋に対する取り組み方が変わりつつあり、将棋の研究をすごく楽しんでいて、読んでいて桐山くん良かったなと思いました。ひなちゃんも桐山くんもお互いを大切に思っていることが、すごく伝わってくる巻でした。
桐山くんと二階堂との戦いが白熱し始めたので、次巻が楽しみです。
ジグソーパズルの楽しみ方
ジグソーパズルって、完成させて糊で固めて額縁に飾って終わりの、自己実現欲求を達成できるツールだと思ってたけど、こんな楽しみ方もあるんだね。
よ〜し、お菓子買ってこようっと!!
更に好きになりました
以前から読んでいたのですが、この巻を読む前に一巻から読み返したら更に好きになりました。主人公が今回の巻は今までで一番幸せそうで、読んでいてこっちまで良かったなぁと思って。また、食べ物の描写もいつものように美味しそうでおなかがすきました。楽しそうな愉しそうな巻でした。落ち込んでいたのですが、読んでいる間は暗い気持ちを忘れさせてくれて助かりました。ありがとう。
最高でした
ふくふくダルマがますます美味しそうで食べたいです。
エンディングが近づいてそうで、淋しくなりました。大好きな漫画なので、終わってほしくないです。あかりお姉ちゃんの結婚式まで読みたいです。
盛り沢山の最新巻!!
ひなたと桐山の進展やら宗谷名人のプライベート、島田研の快進撃と非常に内容の濃い1冊でした
個人的には新境地を迎え実父に似てきた桐山の成長が微笑ましいです
癒される〜
桐山君と零ちゃんの2人を見ていて、メチャ癒された!
読んでいる時に知らない間に顔がニヤけていた!
将棋の世界の事だけではなくて、まわりの人の人間模様も伏線として見逃せなくて楽しい。
まずは、桐山君と零ちゃんのハッピーエンドを大前提で、桐山君の将棋界での活躍が楽しみにしている。
でも、絶対零ちゃんを悲しませないでね!
零ちゃんで泣いて二階堂で笑った
久しぶりの新刊嬉しい!!
前半は零ちゃんが可愛くて可愛くて母な気持ちになり、後半は二二階堂が面白すぎで爆笑した。
コロナ禍で先生も大変だと思うけど、素敵な作品をありがとうございました
零くん、良かったねー
最初の頃と比べたら、本当に零くんを取り巻く温かい空気を感じて、本当に良かったねーと思う内容でした。
そして、少々気になったのが、あかりお姉ちゃんの相手は・・?と言うところ
そのまま、商売の道まっしぐら・・・笑?
そして、島田さんの面倒ぶり(おかんぶり?)、たまりません。
私も島田さんのごはん食べたーい。
大事なシャンプーを使うほどの図々しさはないですが、ご相伴させていただくことは是非とも!
季節も人も変わる
季節が冬になり、大切な人との関係性も変わっていく。
主人公も将棋だけではなくて、人間的にも成長していく姿は
とても感動を覚える展開です。
学生でプロになるといっても、人間的には学生。
そういう一面をみせてくれる姿はとても人間らしく、感慨深いものがあります。
Posted by ブクログ
わーーーーーーーー!!!!!
私はもっと早く若い時にこの漫画に出会いたかったよ。
そしたらもっと生きやすかったかもしれない。
たられば言っても仕方ないんだけどね。
Posted by ブクログ
とにかく恋人同士になった零くん&ひなちゃんにときめく!!!
離れてると会いたくなって、でも忙しい時にはお互いを尊重したいから、それでも会いたいと思った時はどうするかアイデアを出し合うの、かわいいーーー!最高のカップル!!
二階堂VS桐山戦の「運命は公平ではない その不公平に対する収められぬ怒りを ありえぬ程のエネルギーに変え 「このルートで正解だった」という物語に書き換える それしか人間に出来る反撃の手は無い」という二階堂のモノローグも響いたけど、
「バネなんぞ無くともありとあらゆる方法を探し 全力&別ルートでのし上がってみせますわ!!」というその後のモノローグもまたかっこいい。
どっちの方向で頑張る人も報われてほしい。
自分も、頑張る理由なんてどうにでも作り出せる、と奮い立たせられた。
天才のこれから
川本家、三日月堂のこれからの事と晴れた心で将棋に向き合える環境に調子が良い桐山の今後の活躍に期待してしまい早く続きが見たくなる。
匿名
16巻読みました。
ひなちゃんと零くん相変わらず仲良しでよろしい。
ちょっと思いなって部分もあるけどお互いがしっかり向き合えてるなら良いのかな?
Posted by ブクログ
うわぁ…。うわぁ。何これもうめっっちゃ良かったぁ!いやいや、ホントに、何だろう。零ちゃんがすっごく幸せそうで、すごくキラキラした目をしてて、もうそれが心に刺さりに刺さって、途中でうるうるしながら読んでました。ラストのシーンは、納得というか、ストンと胸に響く感じがして、何というか心地よかったです。本当に良かった。
Posted by ブクログ
零がひなちゃんとハッピーになって、それはとっても暖かくて嬉しかったけれど、そのせいで将棋には行き詰まってしまいそうな気配の15巻だったので…
16巻はもしかして試練なのかな?とドキドキしていましたが、うみの先生の世界はもっと大きくて優しかった…!
ありきたりな葛藤をするのではなくて、ちゃんと2人が向き合って、お互いを大切にして、暖かな居場所できちんと将棋に向き合えるようになる、そんな姿に感動。
自分が生きるために、将棋を選ばざるを得なかった、言ってみれば逃げるための手段だった将棋から、今では世界が広がって、楽しんで強くなりたいと思えるようになったのだと思う。
それをきちんと理解してくれる二海堂くんもとってもいいなぁ。
最後のシーン、すとん、と子供に戻って対局する姿に泣きました。
明るい方へ、明るい方へ
生きているのは辛いときもあるけれど、みんなが良く生きたいと思って、そこに向かって行けたらいいなぁ。
Posted by ブクログ
これまでの中で一番好きな巻かもしれません。桐山くんのこれまでの苦しいエピソードがやっと報われた思い。ひなちゃんと夜コンビニに行くエピソードではきゅんとしてほっこりして。
二階堂くんの「病をバネに…いや!」というエピソードも綺麗事ではなく、本当の意味でありのままの現実を受け入れた上での言葉、思いが心に残りました。
今後も楽しみ。
川本家の年末年始の過ごし方が素敵で、真似したい。ミステリアスな宗谷名人の日常を初めて見ることができ、人間らしい所がみれました。
次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
幸せすぎる事への不安から吹っ切れたれいちゃん。
ラストの二階堂との対戦、二階堂のセリフとラストのれいちゃんの小学生姿に感動!
ほんとライバルって素晴らしいわ♪
桐山くん、良かったね!
この巻では、かなり桐山くんが成長していますね!
ひなちゃんとも、本当のカップルというか、絆が深くなってきて。良かった良かった!
あかりさんも幸せになって欲しいなー!
三月堂がこれからどうなっていくのかも気になりますね。
Posted by ブクログ
二階堂笑ったw
ひなちゃんとれいくんが浮ついたカップルじゃなくて、ちゃんとお互いの素の誠実なままで距離が近づいているのが微笑ましい。
あかりおねいちゃんのアシストも絶妙で素敵だけどあかりさんまだ若いよね…?自分の幸せも追い求めてね!とお節介おばさんが出てきてしまう気持ち。
パズルの時にお菓子食べてたらピースに粉とかついちゃわないか心配になってしまったけど、そんな細かいこと気にしてちゃつまんないなと思うくらい、パズルひとつでこんなに面白くできるんだと感激。
Posted by ブクログ
大学時代から大切な大事な物語。
桐山君の成長が深まれば深まる程、大切な大事な作品になっていく。
恋愛感情より深い深い家族のような関係の恋人ってどんな感じなんだろう?
今回はここでキスシーンが来るのかと、唐突なあの場面には驚いたけれど、二階堂君の独白シーンで昔の桐山君を惜しむ気持ちは「あぁ、なんか分かる。前の方がいいって思う気持ち」と一部読者側の気持ちを拾ってくれたように思う。だからこそ、別ルートを見つけたことを嬉しんでくれる優しすぎるこの友人に、お腹の底から熱いものが湧き上がって、本当に胸が熱くなった。
Posted by ブクログ
ひなちゃんと零くん…この2人は一生懸命2人でお互いを邪魔せずに仲良くいられるようにお互いの今考えていることや意向をこまめに確かめ合おうとする。それは、好きとか愛してるとかを多用するよりもよっぽど思いやりがあって愛情深い行為だと思う。
そういうふうにできているカップルが今この世にどれぐらいいるかな。
神巻です!
今までと違って、とっても明るい甘い巻です。
人って、たくさん変わるんですね。とくに若い子は。
零くんがどんどん成長して幸せになっていくのが、すごくうれしいです。
目標をブレずに定める事が出来た若い子でも、たくさん悩みがあるんですね。
これからも応援したいです。
Posted by ブクログ
ただただ幸せな一巻。
羽海野先生の描く世界が素敵すぎて。
そこかしこに散りばめられた『かわいい』にすごく癒されます。お菓子の国にいる感覚なんですよね。
そして桐山くんの心の雪解けを周りのみんな大切に見守り、成長していく姿。
桐山くんが周りを大切にしてきたからこその今、暖かい場所に居ることを自分で認められるようになって読んでいて幸せになる。
人と人との繋がりは血じゃないんだな。自分が居たくないとこには居なくていいし、居たいところにはずっと居ていい、みんなが少しずつ抱えるジレンマを、好きなように生きろと背中を押してくれるような作品です。
Posted by ブクログ
今のクリスマスシーズンは明るく楽しそうな雰囲気だけに孤独を感じやすい時でもあります。おまけにこの何かと複雑なご時世。だからこそ、「一緒に考えよう」と言ってくれる人が居るだけでどれだけ救われることでしょうか。寒い冬をポカポカほっこりした気持ちにしてくれるホッカイ〇のような第16巻でした。宗谷名人の実家の回がこれまたじんわりくるエピソードでした。お正月のジグソーパズル祭り楽しそう!真似したい。(でもムズいだろうな)
零くんとひなちゃんのやりとりに、ほっこりしました。
林田先生や、将棋仲間、川本家のみんななど、零くんのことを見てくれている人がたくさんいるんだなと思いました。
ふくふくだるま冬味、食べたいです!!
Posted by ブクログ
漫画の中で違った表現で何度も出てくるけど、棋士の方々の努力や粘りが辛く苦しくもあり、そうやって頑張れることが楽しそうでもある。
というか、ウミノ先生が楽しそうに描いているから、辛く苦しい時ですら、クスッと笑ってしまう。
桐山くんとひなちゃんに関してはもう微笑ましい、羨ましい。互いを大事にする、尊重するってすごく重くて難しいことだと思うから、こんなふうに二人で話していけるのはいいなあ。
それを見守る周りの人々もいい。
どんどん色濃くなっていくキャラたち、食べ物たち、見ていて楽しすぎます。
次巻も楽しみ!
新刊待ってました!
れいちゃんとひなちゃんの成長に感動しました。ちゃんと2人が恋人同士になってます!
1巻から読み直すとさらに感慨深いですね。
Posted by ブクログ
すべてをなげうって唯一つの事に心血を注ぎこむストイックな人物には憧れるし、それはそれで好きなお話だけれども、この作品が描きたいのはきっとそれじゃない。
だからこそ彼がようやくそこに辿り着いたことを、心からことほぎたい。
「様々な人間が何かを取り戻していく優しい物語」と銘打っているだけに、彼の周りの人々の得たり失ったりも描きこまれていて、どの人も目が離せない。
桐山くんの葛藤も、宗谷さんの京都弁も、島田さんの苦悩?も、ぜんぶぜんぶ愛おしい。
かつての孤独な少年だった零くんはもう居ないのだな…と胸が熱くなりしみじみ涙が出てきました。いやぁ本当に良かったね零くん。
ひなちゃんとのいじらしい関係性もさることながら、収録話のラスト、二階堂のセリフでこの一冊の出来事全てを更にグッと価値のある物に変えているのが本当に見事だなと。
第一話で家族も友達もいない何もないゼロだと香子に揶揄された零くんの名前が、こんな素晴らしい意味に書き換えられるなんてもう何て言葉にしたらいいのやら…。なんて丁寧に描かれた物語なんだ…羽海野先生凄すぎる…。
一気読み
実写映画を見たときには、原作を読もうとまでは思わなかったのですが、無料で原作を数巻読んだらすっかりハマりました。将棋をよく知っていればまた違うのでしょうが、そうでなくても、零くんがまわりの棋士たちや川本家の姉妹・おじいさん、高校の先生や先輩などと関わる中で成長していくのが素敵でとても面白いです。ひなちゃんのいじめ事件を乗り越えて、ひなちゃんと零の関係が深まってこの巻でとうとう!といった感じでした。この先の零くんの将棋の発展と、あかりさんと誰が一緒になるのか(誰ともならないのか)も気になります。
心震えます!
待ちに待った16巻!!ひなちゃんとの関係にドキドキ。零に同級生の友達ができてて感動。将棋を楽しむ姿に涙。二階堂の将棋に爆笑。面白すぎて感情が追いつきません!
待ちに待った
新刊でると毎回嬉しくなる。零くんとひなちゃんの進歩を勝手に保護者目線で応援してしまう。零くん、奥手だと思っててごめん。よくよく考えてみれば奥手は家族の前で公開プロポーズはしないよな。
相変わらずの世界観
ハチクロから大好きな作家さんでこの作品も毎巻楽しみにしています。主人公が出会う人々との交流によって心の変化や成長をシリアスながらも重すぎず楽しく見ていられる作品だと思います。
癒されるー
絵も可愛いし大好きな作品でやっと新刊が出て即購入。
話も少しずつ、でも確実に進んでて次巻は卒業式かなぁ。
色々な関係性にきゅんきゅんしたり、へぇーそうなんだと納得したりしながら読みました。
いつも以上にほっこりするお話しでした。
涙が出た
漫画読んでいて自然と涙がこぼれたのははじめてでした。
どのキャラクターにも感情移入してしまいます。
何の涙だったのか自分でもわかりません。
ただ、沢山の人に読んでもらいたい。
そう思う作品です。
久しぶりに
久しぶりに読んでて、れいくんがとても大人になったなーと。最初のころは、暗くてじめじめしてたのに、すっかり頼れる青年に成長して、なんだかとても嬉しい。
やさしい
桐山くんとひなちゃんがちゃんと恋愛してて驚きました。
相変わらず初々しくはあるのですが、間違いなく恋人の心の動きでした。
冷たい孤独の中にいた桐山くんが(二階堂から見ても)あたたかくなっていて嬉しくなります。
零君の、将棋で、真っ暗闇の中、行き詰まっている状態が、こんなに生き方に関わる深い問題から発生しているものだとは思いませんでした。孤独や悲しみが昇華されて、将棋も変わる。
あかりさん達の計画もあるし、これからが、楽しみです。
ずっと待ってた物語
ずっとずっと待っていた新刊を読めて幸せです。新刊を待つ間また1巻から読み返しを何度もしてきましたがここで新刊を電子書籍と紙媒体で購入。1巻から読んでた人はもしかしたら色々と感慨深くなり涙しながら読んで、初見や将棋がお好きな人、最近読み始めた人は人と人との感情や欲望をワクワクしながら読み進められるのではないでしょうか。将棋のお話ですが詳しくルールや指し方を知らずとも将棋勝負、将棋の世界、将棋棋士の皆様が発する言葉や想いに胸が締め付けられます。漫画の端の端まで作者さんが書いている言葉を残らず拾い、かき集め、自分の中に残らず入れておきたいと思います。
は?おわっ…は??(←あっという間に読みすぎて最初のページめくったら終わったみたいな感覚になった)
今回も最高に素晴らしかったです、ありがとうございました。
今巻は全体的に甘々回で、最終回に向けて準備されておるのではとハラハラしとおしでした…。最終回待って……もっともっと二階堂氏のことやあかりさんの恋の進展のこととかもいっぱい書いて……_(:3 」∠)_
どれだけ待ったと思う?
読了。そしてまた17巻をひたすら待つ事に。
ひなちゃんとの可愛い恋が展開し(え?キッスしてません?)
ジグゾーパズルのお話も笑えるし
宗谷さんてそんな渋いお家なのね。お祖母様健在で何より
とまあ、いつものメンバーのお話を心待ちにしている。
いつもいつも素敵な世界をありがとう。ウミノ先生。
零の成長
将棋の話が出てこずに零の日常の人々との交流や恋の幸せがメインの前半、新しい境地での零の将棋への取り組みと戦いの後半、と盛り沢山だった。最初はもっと将棋の話が読みたいと思ったが、零の人としての成長を描くために必要なパートなのだと後になって気づいた。二階堂との対局途中で終わってしまったので、早く次の巻が読みたい。単行本発行ペースが遅いのでヤキモキする。
本当によかったです
最近では、読者の予想を裏切ってとか衝撃の展開とか多過ぎて疲弊していましたが、本当によかったです。最終回にみんな笑って終わる漫画があっていいと思います。よろしくお願いします。
良かったね
一巻から読んでいて家族がいない主人公の桐山くんが和菓子屋の一家と交流していく中で恋をしたり、自分を見つめ直したり、自分の居場所を見つけられて本当に良かったとついつい親の目線になって見てしまいます。
桐山くん、幸せだねぇ
全編を通じて、彼が幸福を噛み締めるお話でした。
ただ一生懸命に生きてるだけの比較的普通の女の子、ひなちゃんを神格化してるような気はするけれど、実際に深く深く心を開いて受け止めていくと彼女の強さや輝きが人の生きる力になるほどだったりするのかな。
これから商売をしようというあかりが意外にもしっかりとしていて彼女は彼女なりの育ち方をしてきたんだなと感じさせられるシーンが好き。
書き出しの宗谷さんちの描写では、彼が既婚者子持ちなのかと驚きました。そうでなくてなんとなくホッとしました。
相変わらずな研究会の面々。
すごいトーナメントになっています。
続きがとても楽しみです。
※再読しました。
二海堂ほど顔が変幻自在に描かれるキャラはいないな、と。時に劇画、時にファンタジー、或いはもうヒト科を超えた何かに(笑)
それと合間に挟まれるマッチョな人々。ついに専門的な話まで。プロテインはソイかな?
相変わらず、面白い
日付が29日になった瞬間に購入、待ちに待った16巻
あっという間に読み終えました。
ひなちゃんと零君が初々しくも着実に進展していて良いです
重田vs二階堂、島田さんのシャンプーはワロタ
次も楽しみにしています
大事な作品にまた会えた
新刊楽しみにしておりました。
日付が変わってすぐ、購入してドキドキワクワク読みました。
零ちゃんのことを勝手に弟のように思っていて、気持ちの変化をとても幸せに感じます。
一人で頑張ってきた零ちゃんに幸せになって欲しい!
新しい川本家も応援したい!
次巻に続く二階堂との対局も楽しみ!
個人的には宗谷名人も人間なんだーと思ったのも印象的でした。
出てくる人たちみんなが大好きです。
Posted by ブクログ
ひたすらに桐山とひなちゃんの恋模様を見せられる本刊。
このまま終わるのかと思いきや、二階堂と重田の対決模様が描かれてその描写がクスッと来るものばかりで楽しめました。
Posted by ブクログ
暗い15巻から、夜明けを迎えたような、読んでて温かい気持ちになる話だった。
ひなとれいの仲はどうなるのかと思ってたけど、恋人になってきててかわいい…。
将棋が、それしかないものじゃなくて、自分の好きなものになっていってる感じが、うれしい。
あと、宗谷の家、どんな人間関係なんだ?と思ってたけど、わかってしっくりきた。温かい人間関係がいい!
Posted by ブクログ
零ちゃんとひなちゃん、ほんとに、気持ちが通じあったんだなぁ。よかったな。
棋士としての仕事、プライベートの出来事、もう、次のステージに向かっているんだな
Posted by ブクログ
ジグソーパズルにあんな楽しみ方があるとは。。。
桐山とひなちゃんの距離がどんどんと縮まっていって初々しいしいなぁ。お互いがお互いの力になれるように頑張ってるのいい。宗谷名人の実家(?)も出てきてた。おばあちゃんいい人。二階堂との獅子王戦トーナメントも楽しみ。
Posted by ブクログ
宗谷さんの京都の家とおばあさまが出てきました。
教え子のたまちゃんと、その子どもちゃんとの生活。
弱いところを補い合いながら生活できるっていいなーと思いました。
子供を閉じ込めるために建てた、防音断熱の小屋に、結局宗谷さん自身が引きこもるというエピソード、好きだなー。
桐山くんは、いつも何か思い悩んでいる感じがするけど、ひなちゃんと、おじいちゃんやあかりさんやモモちゃんと、幸せになって欲しい!
そしてやっぱり島田さんは好きだー。
ニ海堂くんも好きだー。
桐山くんとニ海堂くんはお互いに認め合って支え合って、強くなっていって欲しい!
Posted by ブクログ
1年に1巻しか出版されなくなった貴重な16巻。
シリーズものは人気が出て長くなるとどうしてもパターン化され飽きがでてどうやって終わるんだろうと思う作品が多いが、本作だけは終わって欲しくないと思う貴重なシリーズ。
年末年始の零と川本家のシーンはほんとにホカホカしてくる。ジグソーパズルのシーンは格別。
いつも思うが川本家の食卓にのぼる料理ほど美味しそうで豊かなものはものはなかなか出会えない。
高級な食材を使ったり、ミシュランの星がつく高級レストランに行けば、お金さえだせば食することはできるが毎日は食べることはできない、一度で十分。でも川本家の料理は毎日食べたいと思う。
Posted by ブクログ
あかりおねえちゃんに結婚相手を与えてあげなきゃ!みたいな流れにうげっと思っていたけれど、お店を継ごうと決意したあかりさんを見て嬉しかったな。
Posted by ブクログ
零とひなたの心の距離が縮まった事で二人の心境に大きな変化が見られるね。その内の幾つかは多くのものを取りこぼして生きてきた零にとって掛け替えのない存在になっている描写が良い
無理やり高校に入り直して、川本家との繋がりも切れなくて。そうして積み重なった多くがまるでイルミネーションのように零を祝福している167話は良かったなぁ
それもあってか、この巻では人の繋がりの温かさを感じる描写が目立つように感じられるね
子持ちになって帰国した為に勘当された元教え子を引き受ける宗谷の祖母、年始の恒例行事としてジグソーパズル&お菓子の山に沸く川本三姉妹、卒業後は三日月堂で働いて人の休める場所を作りたいと語るひなた
と、温かい描写の数々にほろりと来ていたら、さらっととんでもないシーンが挿入されてましたよ!え、君等もうそこまで進展してたの!?155話で告白した場面は有ったけども、そこから二人の仲が進展していると伺わせる場面は無かったものだから、とてもゆっくり進んでいるものかと……!
これも零が手にした一つの温かさということなのだろうなぁ
零が手にしたもの、零に関わる人々が手にしたものが描かれるその一方で、零に自分の気持ちをもっと訴えて欲しいと請い願うひなたの姿は印象的だった
これまでの零は取りこぼしたものが多すぎて、それを手にして良いのか、手にする時はそっと掴まないといけないのではないかと恐れてばかりだった
けど、今の零は既に大切なものを幾つも持っている。それを無くさないようにするのも大事だけど、大切なものたちに自分の大切を分け与えたって良いんだよね。時には将棋の勉強をしたいから今日は都合が悪いとか言ったって良いんだよね
手にするばかりの時間は過ぎ去り、誰かと共有する時間が始まったように感じられた
獅子王戦のトーナメント。零が勝ち進んでいるのは以前から描かれていたけど、島田研も勝ち進んでいたというか全員一塊になって島田への挑戦権を得ようとしている構図がウケる(笑)
おまけに最初に当たった二階堂と重田の対局が顔力とゴリ押しパワー満載ってどういうことなの(笑) 損得ガン無視の将棋を妙に零が評価しているのも面白ければ、対局後の二人はあんな将棋を指してしまったと本気で後悔しているのも面白い
でも、そこには長い時間を共に研究に費やしてきた仲間意識と競争意識とそして焦燥感が綯い交ぜになっていたと思えば理解できるか。絶対に負けたくない、どうにかしても勝ちたい。そういった溢れるばかりの想いによってあのような乱戦が展開されたのか
そういった背景を理解しないままに中飛車を仕掛けた零で綺麗にオチるのがまた素晴らしいのだけど(笑)
でも、こういった表面的なギャグの裏に潜む変化や成長を読み取れる辺り、零にとって二階堂は最高の好敵手なんだよなぁ
零が将棋を始めてそれ程経っていない時期も、暗闇を共に突き進む時期も、そして零が温もりを手にしていく時期も知っている二階堂。そんな彼だからこそ、零が今どのような心境に居るのか読み取れるのだろうね
新しいスタート地点に立った零を二階堂が盤面を通してどのように祝福するのかなと次巻の内容が楽しみになってしまう
れいちゃんカップル甘々っ!!!
これまでの流れからどこか変わった気がしないでもないけれど、プロ棋士たちの厳しくも温かい世界が心地よかったです。
暖かい日常の多い巻でした。零くんもしっかりして、少し甘酸っぱいやりとりが安心して読めるな〜と思いつつ、前半戦のピリピリとした雰囲気が少し懐かしい気もします。
まだ終わりまでかかるのかな?
獅子王戦でタイトルを取って、終わりだろうか?この巻ではその始まりまでが描かれている。面白いんだけど、そろそろ焦れて来た。最後はどうなるのかな?
Posted by ブクログ
切山椒きりざんしょう しつこくて諦め切れない気持ちを「向いてる」って言う 「甘い」と「塩っぱい」の無限ループ 酒池肉林 自暴自棄になる自由さえ無く_真っ暗な目で粛々とただ前に進むお前の隣にいると_どんな悪夢のような道行きも_3割増しで痩せ我慢ができた 運命は公平ではない_その不公平に対する収められぬ怒りを_有り得ぬ程のエネルギーに変え_「このルートで正解」だったという物語に書き換える_それしか人間に出来る反撃の手は無い 三浦健太郎先生との長いお別れ
Posted by ブクログ
零ちゃんがあたたかいところにいて自分の将棋のスタイルを見失いかけてからまた喜びに戻る過程がゆっくりと描かれていて、まるで将棋はできないし特技もない私には遠い世界のはずなのに、ああ分かると思える。幸せになること=今までのひたすら将棋だけを見つめてきたことがダメになるわけではなく、どんなスタイルでも、彼が満足できるやり方を続けていけることが理想だね。
Posted by ブクログ
ひなちゃんという幸せの形を手にした零くん。
お互いに思いやり、自分とも向き合い直し成長に繋げる2人は理想的な関係に近い。
島田研究会のメンバーの台頭も興味深いが、二階堂が零との再戦により、人生を見つめ直すか…?
宗谷の家庭も描かれる。
姉さんはどこへいった
将棋以外の何かを見つけても将棋に打ち込んでいいんだ、というメッセージが発せられる話。
各キャラへの掘り下げが素晴らしい一方で、その物語から消えていったキャラのことを考えてしまう。