あらすじ
ひなたの待つ駒橋高校の文化祭にぎりぎりで間に合った零。後夜祭のファイヤーパーティーの中で、ついに零からひなたへある思いが伝えられる。出会ってからの日々や思い出が心に浮かんでは消える時間。そこでふたりの間を行き交う思いは――。一方、棋戦シーズンも真っ盛りを迎える。「天才」に異様な嫉妬を燃やす「元天才」の中堅棋士、重厚な棋風に経験という厚みを加えたベテラン棋士、対局するは一筋縄ではいかない相手ばかり。盤を挟んだ相手との静かなる対話を通して、己自身とも向き合う零。振り返るこれまでの道のり、そして感じる成長とは…。「羽海野チカの世界展」の来場者特典で配布した幻の「13.1巻」に収録された「あかりの銀座物語」も収録!銀座に集う人たちが紡ぐあたたかい物語です。
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これは、様々な人間が「何か」を取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。(公式サイトより引用)
主人公の桐山零は、将棋界史上5人目となる中学生でプロ入りした若手棋士。幼くして家族を亡くしてから深い孤独を抱えていた彼が、三月町に住む川本家の三姉妹と出会った。健気であたたかい三姉妹との交流を重ねるうちに、人の優しさを改めて知り、人間的に成長していく、というヒューマンドラマである。
棋士たちが背負う想いがぶつかり合う熱いバトルがメインのお話だが、三姉妹との出会いとほのぼのしたかけ合いが、バランスよく描かれている。将棋漫画でありながら、人と関わる大切さを教えてくれる、儚さと強さを秘めた作品である。
いろいろ疲れていた心にじわじわと染み入る特効薬はいかがですか。
感情タグBEST3
読まなきゃ損。
ノンストレスで
安心して読めるのに!
続きが早く読みたくてしかたがなくなる。
流石!即買いの。
即読みの。。
即読み返したくなる
素敵一押し漫画です。
零くん、ブンちゃん、ウミノ先生
胸がいっぱいになる巻です。
零くんついに...
田中さんもカッコいい。じーんと沁みます。
ブンちゃん、ありがとう! うちのブンちゃんも向こうにいます。仲良くしてね!
そしてウミノ先生、大変でしたね。ご自愛ください。
15巻本当に面白くて、感動しました。ありがとうございます。
3月のライオンにはいつも元気とやる気をもらっています。
16巻も楽しみにしています。
涙が、、、
もう内容良すぎて、、、(T▽T)
こんなに自分と重ね合わせてしまうキャラクターは初めて。れいちゃんを抱き締めてあげたいし、これまでの描写も踏まえた、さらに深い心の所や人生の部分を描ける羽海野せんせはすごいと思いました!
わたしも含めて、きっとれいちゃんのような苦しみや
葛藤を味わったり、愛情を受けたり認めてもらう必要を感じていて、毎日どこかに居場所を渇望している人は多いよね。
生きるために鬼にならなくてもいい、ただそのおにぎりだけは手放しちゃいけない、、
修羅のような世界で生き残るために、子供らしさなんて捨てなきゃいけなかったれいちゃんの『おにぎり』は、やっと手に入れた本来の願いなんだなぁと、思うと、
本当に、、よく頑張ったって言葉がふさわしいなぁ。
これを読んでる複雑な生い立ちの人みんなが幸せになりますようにと思いました
どんなに待ったことやら
いつもいつも、ウミノ先生ありがとうございます。桐山君のような天才でも何でもないけど、自分の存在意義をいくつになっても確かめてくれる。
どんなに歳をとっても幼い自分に戻って、そうだ、私が欲しかった物は、背中をそっとおさえてくれる手だったんだ、と根源に戻る作品。
ブンちゃんやお父様のご冥福をお祈りいたします。他の漫画のように押しつけがましくもわざとらしくもなく、ピュアな作品がどれだけ人の気持ちをやさしくしてくれるのか、ただただウミノ先生にお礼申し上げたく。16巻を今から待っています。
孤独だった主人公にだんだんと仲間ができて、家族のように一緒にいられる人たちができて、幸せになってほしいと、いつも読み終わると思うお話だと思います。
食事の話がよく出てきて、あかりさんが作る高カロリーの料理がとてもおいしそうです。
ブンちゃんありがとう
先生の作品が大好きです。
読み進めるにつれて、ストーリーの展開よりも人となりの人間色が強く描かれていたここ最近の話は、まるで先生の人生観がそのまま描かれているんじゃないかと思うくらい妙にリアルで、鬼気迫る話が多くて目が離せなかった。
巻末のエピローグの話を読んで、血肉を削って書かれている玉稿の理由を知れたような気がして、なんだかホッと納得させられました。
先生のペンが完結まで走りきってくれることを祈っております。
それでは、ポテトサラダの材料買いにスーパーへ行ってきます。
何とも読み返したくなる
あっという間に読み終えて、すぐ読み返したくなる作品です。
何回か読むと、ああここはこういうことなのかと毎回気づきがあり、隠れている宝物を探す楽しさがあります。
涙がポロリ、心がほっこりさせられるストーリーで、次巻が待ち通しい。
ブンちゃん。。。
桐山くんの告白の行方も気になるところですが、
話の節目に出てくるイラストで、だんだん、ブンちゃんがどうなっているのかも分かってきて、おまけのページで、あぁ、やっぱりそうなんだ。。と。
あとは、家でもコーン二缶分のシチュー、食べたいなぁ。。いつも通り食欲をそそられました。
あぁ、悲しい。
すごくいいです
前巻までは幸せが強めで幸せな感じでいいなって読んでいましたが、そういえばプロ棋士の話でしたね。今作はプロの壮絶さが強く出てて本当にいいです。
涙が溢れた
告白がまだな事にようやく気付いてくれました
これ迄は女の子の無垢だから空振りになっていましたが、直接伝えていなかった⁉️
ゆっくり前に進んで下さい
ぶんちゃんが虹の橋を渡るに、寂しさが
慰められました
Posted by ブクログ
零ちゃんもなんだかんだでクラスメートに馴染んできたみたいで微笑ましい。
ひなちゃんもつぐみちゃんだけじゃなく友達がいて嬉しい。
素敵なシチュエーションできちんと告白も出来たし。
確かに物語の流れ的に、零ちゃんとあかりさんなのかと
読んでいる側も思うことがあった。
ひなちゃんがそう思うのも無理はないし、
保護した猫のような気持ちで大事に思っていた零くんを
男の人として見るというのは難しくて
もっともっと大事な存在だっただろう。
ふたりの気持ちをちゃんと伝え合うことが出来てほっとした。
あづさ1号も面白い。
零くんの『敵』がいろんな人がいる描写が良いし
電車や水での戦況の表現が秀逸。
真っ黒い部屋などの表現も、羽海野先生自身が
こうやって真剣に向き合い藻掻きながら
この漫画を生み出してくれているからこそ
出てくる表現なのだろうなと思う。
田中さんも恰好良い人だなぁ。
この年齢で奥さんの仕事にも育児にも理解があって
積極的に関わってきた上で棋士としての結果を
出しているのは凄いことだ。
幸せを手に入れて、図太くなれたけれど
麻痺にも似ていて、ざりざりと身を削りながら
すぐにとぷんと集中できていたことができなくなって。
それでも「手放すな」と先生が力強く言ってくれるのがいい。
ハチクロでも、時間は有限でやりたいことは沢山で
人として幸せになることと両立するのも難しくて
という悩みが描かれていたなとふと思い出す。
勝つとか強いとか、そのゴールはどこなんだろう。
今だって十分勝っているし強いのに。
じゃあ名人になりたいのか、なったら納得できるのか。
息詰まりそうなところで感想戦がてらご飯に誘ってくれた田中さんが
お父さんを知っていること、下の息子が零ちゃんと同い年なことを言ったあと、
ぽそりと「ここまで本当によくがんばったんだな」
と言ってくれたところで泣いた。
失くしたものも失くしたくないものも、全部持ったまま生きていっていい。
罪悪感なんて覚えなくてもいい、幸せになって欲しいと思う。
Posted by ブクログ
3月のライオンは全巻軒並み素晴らしいですが、この15巻はまあ本当に傑作でした。何かに必死になって頑張ってる人には絶っ対に刺さる1冊だと思います。
15巻の始まりのエピソードは、前巻に引き続いて文化祭のフィナーレイベントが描かれますが、これがもう超激甘テイストで、零とひなのこれまでを見てきた読者には軽傷で済んだとしてもキュン死でしょう。
そして獅子王戦。田中七段の弟子で、初登場の野火止あづさ六段が零の対戦相手として描かれますが、これまた多分に漏れず魅力的なキャラクターで、羽海野先生の懐の深さを改めて感じました。
見た目はいかにも真面目な陰キャで、唇を噛み締めながら延々と脳内対話を繰り広げる、「元天才」棋士。しかし読み進めていくうちに、陰キャって何ですか?って気持ちになる。誰がどう定義してるんですか?そもそも陰キャって悪なんですか?とか、陰キャなんてクソみたいに浅い言葉と概念で他人を勝手に枠にはめて悦に入る浅ましさに吐き気を覚える思い。何より野火止六段は極めて魅力的ですし、そう描き切る羽海野先生は人の本質を見抜き人をよく理解する卓越した人間観察者だと思います。気付けば対局中に我を忘れて肌着姿になっているほどに永遠と脳内対話をする野火止六段ですが、彼が心で話しかけてくる特殊能力を持つ田中七段の弟子というのがまた面白い。「努力なんて好きでしたこといっぺんもねーよ」と吐き捨てつつ、どんなときも迷うことなく自ら獣道を選ぶ。そして、そうすることで成し得た結果をもって、あいつ必死すぎwと嘲笑うやつらに目にものを見せようという、あまりに健全なプロセスで、あまりに勇猛果敢な気概を見せるその姿は、本気で頑張ってる人間のかっこよさしかなかった。
そしてそんな野火止六段から「天才」の評判を奪った桐山零も、自分の知らない種類の苦労や努力をしてきた人の背景に想いを馳せて、「こんなに重い荷物を背負って自分は頑張ってきたんだ」と思っていた自分のことを恥じる。ああなんて素敵なんだ。全員。どのキャラも本当に素晴らしい描き方で、相変わらず素晴らしい作品であることをまたひとつ見せつけられました。
獅子王戦
主人公が獅子王戦に挑む話ですね。
基本トーナメント方式で戦っていくので、負けたら終わりの世界。
主人公と同じく、対戦相手も人生を賭けて挑んでいくプロ棋士の
熱い勝負が見れる展開で凄く良かったです。
Posted by ブクログ
きゃー♡からの落差が凄くて。
林田先生教師として100点満点だよ。
で最後のあれ。
もうこれでいいかななんて思っちゃったりして。
そのあとで、はっ!島田さん!と思ったりもして。
Posted by ブクログ
やっとこさの両思い♪
けど…れいちゃん苦悩の回でもあり。
あづニャンの対局前の行動から爆笑です。
対局熱くなってくると脱ぎ出すって笑
そして綺麗に畳むって笑
とりあえず桐山くん幸せになって
甘酸っぱすぎる文化祭編と対局のギャップよ
あづにゃん&田中さん師弟も面白い
桐山くんは幸せになっていいんだよ…
とりあえずあかりさんのポテサラが罪深すぎて、夜に読んだことを後悔…練乳…
匿名
15巻読みました。
零くんとひなちゃんくっつきましたね。
文化祭間に合って幸せそうな二人がみられてよかった。
零くんの周りの人たちも素晴らしい人ばかりで尊敬です。
やっぱりあとがきがとてもいい
恋の進展やら、あかりのポテトサラダの功罪やら、またまた癖のある棋士の登場やら、色々と楽しい巻でした。でもあとがきがやっぱり面白い。
笑える
外野のツッコミ最高です。
いろんな経験を経て、自分の意見が少しづつ言えるようになってきた零ちゃん。
大事なことは本人に直球で言わないと、伝わらないんですよね。
また特徴的なキャラを…
対局シーンと棋士の過去が語られるシーンが多く読み応えのある一冊でした
ストーリーの間に挟まれる羽海野先生と家族のブンちゃんとのお別れに涙が止まらなかったです
そんな心境でも内容の詰まった描きあげた先生に敬意を表します
林田先生、零君のことをよく分かっていて、素晴らしいアドバイスでした。田中さんも素敵。居場所を得る為に将棋をしてきた零君。居場所が出来た今、将棋への向き合い方が変わるのでしょう。これからの成長が楽しみです、
そして、ぶんちゃんのご冥福をお祈りします。
あまい
なんとなくすれ違っていた桐山の恋心がひなたに伝わり、ふわふわと甘酸っぱい気持ちになりました。
新しい環境で強敵と向き合う中で、自分の弱さに直面する桐山。こんなに頑張っているのにと思いますが、大切なものを大切にできる程度に頑張ってほしいです。
優しい気持ちになれる
アマゾンプライムでアニメを見て、続きがどうしても気になり10巻から購入しました!アニメも良かったのですが、その続きが本当に良いので、アニメ派の人も是非読んでほしいです!
ほんとに好き
ひなちゃんとレイくん、二人には本当に幸せになってほしい。
いや、二人だけじゃなくてみんな幸せになってほしい。
将棋はコマの動かし方、ルールしかわからなくて、戦略なんて何も知らないですが、そんな人でも楽しめる漫画です。
将棋としてももちろん、主人公の周りの人間たちの成長などのストーリーもストレスなしに読むことができます、面白いです!
よかった
思わず将棋のアプリを入れてしまった。将棋だけでなく零の周りの環境や、その環境によってどんどん変わっていく零の様子を見ていると次の話が読みたくてたまらない。
同じ作者のハチミツとクローバーも読んでみたい。
凄く好き!
将棋が全くわからない私がそれでも何故か吸い込まれる。そんな漫画です。
絵も素敵ですが、言葉が凄く温かかったり、ずーんと響いてくる。
絵の可愛さと(お茶目さ♡)と内容の濃さでわり算して、後味がスッキリしてて甘酸っぱい。。。
大ファンな漫画ですm(_ _)m
Posted by ブクログ
人は誰もが同じ時間の中を生きている。その時間をどのように使って生きていくのか。大切に思うものが増えるほどにかける時間の比重をどこかから減らしていかなければならない。
何かを得る為には何かを失わなければならない。だからといって求めれば全てが思い通りに授かるわけではない。でも、求めなければ授かることもない。。
人は自分の人生を使って、時間の使い方を勉強して行くのだと思う。
ワークライフバランスについて考えるきっかけをもらえる素敵なマンガでした!
Posted by ブクログ
大好き過ぎる....
こんなの感想にならないと思うのに この作品については まず この言葉が出てくる
愛おしい世界観
れいくんとひなちゃんが しあわせそうにわらうだけで 涙がでる
本当に 本当に 羽海野チカさんは 天才だ
心がごっそり さらわれる
久々の主役巻☆
久々に主役+将棋がたっぷりで大満足!前巻みたいにゆったり優しいのもいいけど、将棋と向き合って貴志達の心のうちが見えるのがなんだか心地好い。やっぱり三月のライオンはこうじゃないとね~。
れいくんの成長も感じられるし、この先どういう方向に進むのか、非常に楽しみです!
獅子王戦
ランキングトーナメント戦佳境を迎えます。また、羽海野先生自身の悲しい別れのことを描かれています。私も実家で飼っている犬のことを思いながら最後のページを見ながら涙がポロポロと落ちていきました。ほっこりと優しい気持ちになれる一冊です。コロナで大変な時期だからこそ読んで欲しい1冊です。
Posted by ブクログ
14巻をすっ飛ばして15巻読んでた…14巻まさかハチクロとコラボってるなんて。
そしてなんかいつの間にかカップル成立してるなんて。
えっ、誰と誰がカップル??と思って思わずネタバレ漁ってしまいました。
15巻は打って変わって試合が多かったですね。
研究だけでは進めない、未知の世界にもチャレンジし、更に勝ちを掴まねばならない。
改めて勝負の世界だ。
Posted by ブクログ
あづにゃんの独白が胸に刺さります。そこにあるのは、天才たちへの異常なくらいな嫉妬、わかるわあ(笑)
「天が与えてくれた武器は、ある日を境に・・・」「人は情熱を失うとせっかちになる」ああ、自分に言われているようだった。
この巻は銘言が多いなぁ。
零は絶対に手放してはならないモノ、自分が生きていても良いと思える場所、失くしたくないもの手に入れたよう。
これからの零の闘いは生きる力と、帰る場所を大事にする場所を手に入れる。
ところで、ひなちゃんのコスは何?尊うと過ぎですあれは可愛い♪って(笑)
あかりさんの銀座物語笑ったあ。あーあの罪作りなポテサラが。嫁さんがマネしましたわ(笑)美味しかった♪
あ、ぶんちゃん虹の橋の向こうに行かれたんですね、ご冥福をお祈りいたします。
#3月のライオン
#3月のライオン15巻
#漫画好きと繋がりたい
#漫画倶楽部
#漫画好きな人と繋がりたい
#練乳ポテサラ
#練乳入りポテサラ
Posted by ブクログ
ブンちゃん、またね
零くん、先生の言ったとおりおにぎりは手離さないで。
なにも失って欲しくない!
あ、零くんとひなちゃん、自然に手繋いでるし!
Posted by ブクログ
表紙中央の田中七段。無口な脇役かと思いきや、病弱な息子2人を共働きで育て上げ、50代で手が離れたら体力作りから再スタートして研究を重ねて更に強くなる。主人公や弟子といった若手ともフラットに付き合い、時には手を差し伸べる。最&高です!
良かった…
桐山くんやひなちゃん、みんなが幸せになってくれるのを心から願います。その幸せのかけらが少し見えたような内容で涙が止まりませんでした。
隅々まで心のこもった作品
後夜祭のシーンは萌え死ぬかと思ったわ。ゼイゼイ。この作品では登場人物の描写がいつも深く掘り下げられていて、特に棋士達の描写ではその思いや苦しみ葛藤が愛情深く丁寧に描かれていて毎回胸に迫るものがある。今回の零の対局相手であるあづさ君は、抱えた苦しみも葛藤も激しく重いものなのに、そこはかとないユーモアで包んで描かれていて思わずあづさ君を応援したくなった。笑。途中差し込まれる街とジョギングの様子は一心に将棋に打ち込む青年の、人間らしい日常が伺えてとても好きなコマだ。また、零の根っこにある自身の存在意義を左右する大事なエピソードが描かれているが、ここでの林田先生のグッジョブに感謝💖いいこと言うのよ先生が❣️❣️❣️
面白すぎ
冒頭から幸せで面白すぎです。
一回読み終わったけど、本当はレビューなんて書かずにすぐにもう一度読みたい気分ですが、仕事をしなくては…
零と一緒に幸せになりたい方は是非ご一読を!
Posted by ブクログ
零くんにとって将棋は自分が生きるための手段であり、自分の価値を示すための手段になっていた。将棋で勝ち続けることが自分のアイデンティティの全てを担っていたのが、あかりさんやひなちゃんとの出会いで将棋の勝敗に関係なく自分を肯定し、価値を見出してくれる場所を見つけた。それは同時に将棋に対するハングリー精神を失ったかのようにも思えるけど、そんなことはきっとなくて、将棋以外の場所を見つけて、それを失いたくない自分に気づいた零くんはもっと強くなるんやろうなぁと思った。
7/24(日)
あづさの話も林田先生も魅力的。
やっぱり
やっぱり素敵な漫画でした。毎回ほっこりさせられます。後は毎回思うのは この漫画に描かれている食べ物はどうしてこんなに美味しそうなんだろうと。また次巻も楽しみにしてます。
入魂!
相変わらずの素晴らしさ!内容も絵も魂込めて描かれているのが伝わってくる。どのページもド迫力です。
比喩(あずさ2号とか田中重工とか)が面白くて、棋士のエピソードもなるほどなあとうなってしまう。
自分も「近道を探して似たようなものぶつけ合う」者のひとりなので、とても考えさせられました。
れいちゃん良かったね!どうかお幸せに!!
Posted by ブクログ
羽海野チカさんはどんだけ私の心を突き刺せば気が済むんだろう。人が人としてあるべきとまでは言わないけど、生きる上で大事なことをいつも教えてくれる。作家の人間性がこんなに表出される作品はなかなか無い。
Posted by ブクログ
極めるほどに打ち込んだからこそたどり着く深淵、といったものが印象的だった。
どこまでがんばるのか、どう生きていくのか、自分で考えて選択していくって、結構疲れるし、なかなかうまくできない。そういうことを考えてしまう話だった。あと猫耳着物かわいい。
Posted by ブクログ
学園祭!告白!キャー可愛い。
梓君登場。師匠の田中さんと共に。
面白くてかわいいふたり。
れいくんが、幸せになるとともに、深いハングリーさが欠ける?
ジレンマ。
Posted by ブクログ
やっと伝えたよ、何やってんの将棋先輩。ここまできたら、最後まで聞かせてほしいよね。何気に気になっていた田中七段。心に直接な棋士だけでなく、師匠や奨励会での零の父を語る姿、他の人から見た姿が描かれていてよかった。扉絵のあづにゃんシリーズ、ちょっとよかった。
Posted by ブクログ
ついに告白するも?
ひなちゃんに返事を求めて告白するわけではないので、その後は不明という。
将棋と人生について
近道したくない
とか
目をそらすのが憂さ晴らし
見つめるなら立て直し
とか
荷物の比較
とか
おにぎりを手放すな
とか
わかる、けど… けどがつくのは、諦めた側の人間だからなのだろうか?努力という視点のみで切り取られることに、少し抵抗はある。
Posted by ブクログ
人は居場所を探すために生きるんだと思う。何段になりたいとか具体的な目標じゃなくて、零くんは居場所を見つけるために将棋を指し続けた。ひなちゃんや川本家という居場所を見つけて、零くんは将棋に必死になれなくなったらと不安になる。人との間に居場所を見つけると、その人の弱い部分を見せられる場所ができる。それは良い面も悪い面も持っている。3月のライオンには本当に共感する部分が多いです。
Posted by ブクログ
あ~、そういや零ってひなたにきちんと好意を伝えたことって無かったっけ?
あの唐突な婚約宣言から色々と、本当に色々と有りすぎてそういった基本的なことが完全にスルーされてたことに全く気付かなかったよ。そりゃ、ひなたは零から好かれてるなんて夢にも思わないよ(笑)
156話からは新登場の棋士、野火止あづさについて描かれている。それこそモノローグをこれでもかと大量に使って描かれている
この流れを読んだ時は登場したばかりのキャラクター、しかも気難しいタイプに何故ここまでの分量を使用するのかと思ったものだけど、15巻を通して読み終わった際には何となく見えてくるものが有った気がする
この巻では初出のあづさの他に、しっかりと描かれるのは何気に初な田中太一郎七段も登場する
それらの描写の中で読者に伝わってくるのは二人の棋士としてのスタンス。15巻では二人のスタンスをかなりのページ数を割いて描いている
だからこそ、その後に続く零のモノローグが光ってくる
二人の棋士が描かれることで、零の棋士としてのスタンスが見えてくる
天才と持て囃されていたあづさは新たに若い世代が登場して「終了」というシールを貼られても、晴信に負けても、そして零に負けそうになっても盤上の生き死ににしがみついて戦い続ける
50歳を超えて調子を上げてきた田中。彼は病弱な子供二人を育てながらの棋士人生であったと明かされる
共働きの夫婦で子供を育て、棋士として戦い続け。人から何を言われてもその生き方を変えること無く、そして子供を育てきるのを待っていたかのように更なる力を身に着けた
これってどちらも零に通ずる部分を持っている
零は生きるために将棋を始めた。だからなんとしても将棋盤にしがみつかなければならなかったし、その為に幸田家の本来の子供たちを押しのけてしまった。それでも将棋にしがみつくのを止められなかった
零は居場所を得るためには将棋に全力を注ぐしか無かった。だから川本家の温もりを受けながらもその温もりが頭を占める事で自分の棋力が落ちるのではないかと恐れた
でも、あづさも田中も零のように追い詰められるような理由なんて持っていないのに、零と似たような心境を懐き棋士として生きてきた
二人の在り方に向き合ってしまった零は自然と自分の在り方を見直さざるを得なくなる。だけど、以前のように自分の事だけ考えて将棋盤だけ見ていれば良かった頃の零とは違う。どんなに暗い思いを抱えてもついひなたたちのことを考えてしまう。それは一種の弱さかも知れないし、逃げなのかもしれない
でも、それこそが零が手にした変化であり、守りたいものであり帰りたい場所の象徴なのだろうね
慣れない変化に戸惑う零に「手放しちゃ駄目だ」と諭した林田先生はやっぱり良い先生だなぁ
様々な戦いを通して、父の居た場所に触れた零。思わぬ所に家族の温もりはあったようで。でも、その温もりは既に失われているわけで。
失ってしまった温もり、これから手にするかもしれない温もり、手にしたい温もり
零の心境について大きな変化が有ったのだと伺わせる良い内容の巻でした
Posted by ブクログ
名言だらけの一冊でした。
ちょうど今の自分に必要な言葉ばかりで驚いています。
耳に痛い(人に説かれると受け入れ難い)内容も、漫画を通してだとすんなり心に落ちる不思議。
そんな私の人生に漫画は無くてはならない娯楽です。
Posted by ブクログ
3月のライオンはただの将棋漫画ではないのです。
読み手側の心の奥とかそういうある部分が大きく揺さぶられて削られるような漫画だといつも思う。
台詞ひとつひとつにガツンと殴られ引っ張られることが多々ある。
内容の感想がかけねーわ笑
内容とは関係ないんだけども
私の愛犬が旅立って悲しんでいた数日後にブンちゃんが旅立ってしまって、とてもとても辛かった。
ライオンを読み始めたころから見てきたブンちゃんがなくなってしまうことや、そのくらいの月日がたったこと、
直接ブンちゃんを知っているわけではないけど、大事な家族を失う辛さがダブってしまってとても苦しかった。
愛犬や愛猫、自身の親が老いるということは自分も老いていくということ。
長い間読んでいるとお別れやさみしいことが増えるよなあと改めて思った。
Posted by ブクログ
大抵の夢は「しんどそうでやりたくない」の先に光ってる 「勉強が仕事、対局は集金」そういう世界なのです。 安定した秀才_慢心しない兎 自分の弱さから目を逸らす奴がするのが憂さ晴らし_弱さを見つめる人間がするのが立て直し 鬼子母神 真っ黒な部屋 半熟卵と厚切りベーコンたっぷりのポテトサラダ
Posted by ブクログ
仕事が本当に忙しくて心がすさんでいる時に読んだせいか余計に沁みた・・・。私も今の仕事を始めて丸5年、今まではがむしゃらに頑張っていれば良かったのに、ぽっかりと穴があいたような気持ちを味わうことが増えて、正解がなくて立ち尽くす場面があるので、れいちゃんの気持ちが分かるような気がした。でもひなちゃんたちの温かい絆を、彼はずっと大事にしていくだろうから、これから更に強くなってくれるんじゃないかなとも思う。
Posted by ブクログ
・155 ひなたの零への認識=拾ったねこ
・156 「生き馬の目を抜く」 誤認していました。
・164 将棋好き?への零の回答「はい」=うそ…居場所の確保というのには驚き。おにぎりとかシチューとか、無の強さから失う怖さへの移行ですかね。
飼い猫死亡で、内容はガタガタ。立ち直って欲しいものです。
Posted by ブクログ
毎度のことながら、キャラクターの裏側?の描き方が本当に素敵で、愛があるなあと思います。
野火止あづさが師匠である田中七段のことをこんな風に評価する。
「師匠はきっと「強い棋士」という黄金の鎧を纏えなかった替わりに「年配なのにチャーミングないじられ棋士☆」というキャラを作って居場所を作ってるんだと俺は思う(中略)でもこの世界は結局「強さ」しか通用しない どんなに人として魅力があったとしても強くなければ生き残れない」
この弟子からは、田中七段は叶わぬ夢を惨めに取り繕いながら生きながらえている尊敬する部分のない棋士として映っているのでしょう。
しかし、本当は田中七段には棋士の道にのみ全力を注ぐことができない理由があって、そして、それをおくびにも出さず、苦労をひけらかすこともない。
「でも 棋士の業でさ…ふと思っちまうんだよ
田中七段が将棋一本に突き進める人生だったら
どんな将棋を指してたのかなあ …ってさ」
「ああそうだな
—でも徳ちゃん それはまた「別の将棋」ってヤツだ」
すぐに人の事でさえ知った気になってあづにゃんのように評価していい気になっていることはないだろうか。どんな人にどんな背景があるか、想像できているだろうか。
かつて零ちゃんがその思い上がりに気付き落胆したり恥を感じたりそれでも立ち上がったりしたことを懐かしく思い出します…ほろり
海野先生の優しくも力強い表現に今までたくさんのものをもらったなあと。
ステイホームでまた読み返そう。
Posted by ブクログ
間延びしてるような詰め込みすぎているような。
でもだんだんひなちゃんとれいちゃんは形になってきて、桐山くんのネガも少し抜けそう。
私もそのおにぎりは手放しちゃならんと思う。