あらすじ
ガッツは5人の闇の歴史の支配者に“ゴッド・ハンド”を求め、相棒のエルフと旅を続けていた。“邪教徒狩り”の名の下に、領民を次々と惨殺する伯爵に、ガッツは戦いを挑む!!
...続きを読む
「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
感情タグBEST3
かっこいい
マンガが好きで100を超える作品を読んだのですが、ベルセルクは3本の指に入るほどの名作なので読んでほしいです。
悪霊と化した領主の伯爵
恐怖政治で邪教との名目で斬首を繰り返す領主との戦いがこの巻では進みますね。
妻を異教徒に惨殺されてから、おかしくなった、と軟禁状態の実の娘にお供のエルフは教わりますが……この難関の打開策、果たしてどうなるのでしょうね。
この描き込み、やはり尋常ではありませんね。
混濁する想い
ゴッドハンドを呼び寄せる
キーアイテム〝ベヘリット〟それが
人を人ならざる者へと変える
首領に屈辱を受け七年もの間復讐に
身を焦がし続けた医者
娘を守るその想いから
自らを邪神に捧げた首領
七年間自室に閉じ込められ外の世界など
考えることすら忘れていた首領の娘
いろんな想いが混濁する最中
それでもガッツは己が目的の為
歩みを止めることはしない
ガッツのその原動力であるその憎悪と復讐心は
いったいどこから湧いてくるのか!?
ベヘリットの謎を含めこれからに期待!!
ガッツは常識を逸した強さであるが、しかし作中においては無敵には程遠い所がおもしろい。
楽な戦いというのは数少なく、傷つき苦しみながら泥臭く勝利をつかむ。
酷薄な男かと思いきや情にほだされるところもあったりと様々な面を持つ魅力的な主人公だ。
テレジア初登場
この巻でテレジアが初登場します。
1つの巻に1人は美少女か美女を初登場させるのが連載初期のお約束にでもなってたのかな?
7年間閉じ込められる…引きこもりのような思考回路の私でも無理!
敵のデザインがどんどんグロテクスになっていきますね。
グロが苦手な人は不向き
ベルセルクは本当に大作ですが、グロいのや痛いのが苦手な人はやめたほうがいいです。2巻で拷問シーンが出てきますが、この後に比べるとマイルドなほうです。
不安定なガッツ
序盤でガッツの過去も明確に描かれず、ガッツの偽悪的な冷たさや罵倒から彼の過去を想像するしかない。ところどころ悩みや人間らしさを見せるが、ガッツの真意やモチベーションは分からないまま。
匿名
大剣を背負っているいかにも主人公という感じの見た目ですが、結構厳しいいうか冷たく感じる主人公ですね。まだ序盤なのでこれからどうなるのか楽しみです。
グロい
この話、結構引きずってるなぁ。
そしてコイツもアイツも最高にグロい!
娘はカワイイけど、重要なキャラなのかと思ったらその後全く出てこないし。
なかなかうまくいかないもんだわ。
Posted by ブクログ
「欲望の守護天使2,3」収録。伯爵の芋虫状分身が、ゾンタークの体内に入り、彼を怪物化する。医者バルガスから立体福笑いベヘリットを手に入れたガッツ。伯爵のラプンツェル娘テレジアは伯爵とガッツの闘いで開いた扉から外に出る。伯爵の姿はもうAKIRAにでも出てきそうな体になっている。