「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2009年10月04日
中世を思わせる中で、魔法や魔物、そして妖精や神もすぐ近くにいる時代感。その中で運命を振り払い足掻くガッツ。一気に読めてしまいますが、お子様は見ちゃダメ。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
膨張し続ける中世風ファンタジー!
内面的成熟度とは裏腹に身体的には狂戦士の鎧に蝕まれ、もう涙が出るほどに痛々しいガッツなんですが、そんな彼にもほんのり希望が。髑髏のおじ様いわく「妖精郷の王なら、キャスカの心を取り戻すこと可能」って。そうなりゃ早く妖精郷に行って欲しいものですが、そう簡単にはいかないよ...続きを読むうで・・・
個人的には、月下の少年交えてのガッツとキャスカのプチラブコメ(涙)が28巻のお気に入りシーンv