あらすじ
世界を手に入れようとしたガニシュカは巨大な魔獣と化しグリフィスたち新・鷹の団に襲いかかった! この決戦で世界全体が大きく変化してしまうのか!? 日本発ファンタジーの真骨頂ここに出現!
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「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
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Posted by ブクログ
1~34巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。
とても面白かったです。『蝕』編まで作られていたアニメ版に衝撃を受けて以来、いつか完結したら絶対読もうと思ってずっと待っていたのになかなか完結しないのでとりあえず現在電子書籍で配信されているところまで読んだのですが…、驚きました。激震です。ここまですごい作品だったとは。他に並び立つもののないほどの名作中の名作だと思います。まだ完結すらしていないのに、この厚みと深さのある世界観と物語、凄まじいものがある。言葉では言い尽くせないほど、作品のパワーに圧倒されました。
個人的に、原作を読んでもアニメ版OPに使われた平沢進の曲のイメージはシンクロし続けています。ベルセルクは本当に、壮大な1つの楽曲のようです。どれほど生きるのが辛くとも、なぜ生きるのかわからなくとも、いっそ死んだ方が楽なほどでも、それでも尚、ただ、『生きろ』、『生きろ』、『生きろ』…どんな理屈も追いつかない、血と肉を持つ者たちの、果てしなく苦しく勇壮な凱歌であるように思います。
幼い頃に人間への信頼と居場所を失って放浪し、ようやく手に入れた大切な仲間たちを、最も信頼する上司であり友であったグリフィスに無残に奪われたガッツ。彼にとっての今のグリフィスとは何でしょう? これまで築いてきた屍の山と自分の夢を裏切れず、全てを失った自分を尚も慕って集ってくれた大切な仲間と、そして自分の全てを投げ打っても良いほどに大切な部下であり友であったガッツを裏切ったグリフィス。彼にとってのガッツとは何だったのでしょう? 周囲の弱い人々を犠牲にしながら戦い続けるガッツも、自分の全てであった夢と自分に残された仲間たちや友への情に引き裂かれたグリフィスも、あまりにも悲しい。この悲しみの深度は、他にちょっと類を見ません。
そして、鷹の団の仲間たちを失って復讐の旅を続けるガッツにできた、新しい仲間たち。キャスカは元々ですが、パック、イシドロ、ファルネーゼ、セルピコ、シールケ、イバレラ。今後、彼らはどうなるのでしょう? これまでがこれまでだけに、悲惨な結末が待っていることをなかなか否定できませんが…、一人でも欠けることなんか考えられないくらいに、愛しくてなりません。どうしても、生きていて欲しい、と思います。
どうやら三浦先生の体調不良のためになかなか進んでいないようですが、この先もとても楽しみです。凄い物語だと思います。無理をしない程度に、ゆっくりでもいいから、ガッツの道行きを見届けさせてほしいと思っています。
Posted by ブクログ
大樹のように変貌したガニシュカ大帝との戦いでまた何巻もまたぐんだろうと思ってたらこの巻で一応カタがつきました。
表紙から分かるとおり、これまで「お綺麗な」グリフィスだったのがゴッドハンドとしての表情をちらりと見せました。
ストーリーは一応進んだといえば進んだ、1センチくらい。
使徒と人間が手を携えてってのは(一時的なものだろうけど)なんかヤダなーと思った。
というか新生鷹の団がキレイゴトすぎて……お前らが鷹の団を名乗るんじゃねぇ!とガッツじゃなくても思うっつうの。思わせるように描写してるのでしょうが。ソーニャも、結局グリフィスに都合よく使われてるだけだし。
ソーニャのテレパシーがその場に響き渡ったのも、グリフィスが多分そう仕向けたんだろうし。
(魔術師の修行をしたシールケですら髪の毛を媒介として伝えていたのを、何の媒介もなしにその場にいた人間の思念に響かせるとかチートすぎる)
とにかく、グリフィスと人ならざるものとの関わりがあらわになり、この先グリは人間に対して人間のまま王になるのか人々の前にフェムトとしての姿を晒すのか、ていうかファルコニアってなに、などいい感じのとこで以下次号!
いつもは発売と同時に購入だったんだけど今回はごたごたしてて発売に気づいてなかったのが悔やまれます。
さりとてヤングアニマルを買うほどの根性も無く。
Posted by ブクログ
感想
でもなんか中世でありそう。
あらすじ
ガニシュカ大帝が使徒を越えようとして変態。
ミッドランド騎士団が帝国に囚われたものを逃して鷹の団の元へ。
光の鷹団とガニシュカ大帝の人外の終末戦闘が開始。
爺さんが人外大戦に感動。
感想
人外大戦はセリフほとんどなし!絵画展見ているよう。
あらすじ
Posted by ブクログ
12巻の「蝕」辺りまでは、徹夜必至のダークファンタジーの金字塔。
それから3倍近くかけてもまだ完結しない、大風呂敷広げ過ぎた感のある今日この頃。どう終わらせるかが、目下の見どころです。
Posted by ブクログ
長期連載に加え、発刊ペースが遅いので評価しづらいですね
すごい作品には違いないです
世界観と絵の迫力だけで星4つあげてもいいです
この大風呂敷がどう完結するのか最後まで見ていきたいと思っています
Posted by ブクログ
「だいたいこのくらいの大きさ」が良かった。最後まんまヒエロニムス・ボッシュな絵がw。相容れない筈の使徒と人間の共闘に『千年帝国の鷹篇 喪失花の章』と同じようなテーマ性を感じる。同様に、ガッツが出番無いのも、テーマ性と相反する存在だから?
Posted by ブクログ
台詞も文字もほとんどないページが続くのですが、
それでも読ませる漫画を描けるというのはすごい…!
ただ展開が遅いので、首を長くして待ってここまでしか進んでないのかーと思うと少しせつない。
Posted by ブクログ
旦那所有。34巻まで。
果てしなく進まないダークファンタジー…。
今月には35巻出るけど、総じて読んでも進んで
いないんだろうな、話は。
追記:
35巻購入。
やはり話は進んでねえぇぇ…(;_;)
更に追記:
36巻購入。
どうあがいても、進んでねええ…。
Posted by ブクログ
人外の魔物蠢く運命と闘い続ける剣風録34冊目。
クシャーン侵攻編は一応終了して、世界の変容が開始されるところ。
ボッシュだよ。ヒエロニムス。
いったいこれからどうなって、どう収拾付けるか、楽しみであり不安であるところ。
Posted by ブクログ
読む所が少なかった。ガッツ達が殆ど出てこなくて残念。グリフィスの目的って何なんだろと興味は尽きないです。一冊読んでも殆ど話が進んで無い様に思うのは何故でしょう(笑)。