あらすじ
ガッツはガンビーノに虐待を受けながらも、戦士として成長し、傭兵としての初陣を見事に飾る。その夜、ガンビーノの戦友・ドノバンがガッツを襲う、いったいなぜ…!
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「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
感情タグBEST3
鷹の団グリフィス
ガッツは幼少期に親同然で信頼していた
ガンビーノに銀貨三枚でその身を売られた
大の男に襲われたトラウマから
触れられることを嫌う
彼のひねくれた性格は幼少の環境もあるだろう
それからも傭兵として転々とするガッツは
30人斬りと呼ばれる巨漢バズーソを相手に
見事なまでに勝利する
その様子を見ていた鷹の団グリフィスは
ガッツを気に入り、力ずくで仲間に引き込む
これがガッツとグリフィスの出会い
そこにキーパーソンとなる女傭兵のキャスカ
鷹の団として初陣のガッツにいきなり殿(しんがり)を
任せるなどその異様なまでの信頼感から
ガッツを気にくわない様子がうかがえる
Posted by ブクログ
手塚治虫を超えるような緻密さをもつ大河ドラマ漫画として,この作品に敵うものはなかなか無いのでは.最近,コンビニ廉価本が出だしたのを機に再読した。屈指の名作と言われるのも頷ける.とくに4巻〜13巻(黄金時代〜鷹の団編)の完成度が凄い。読み返すごとに,幾重にも張られた伏線に改めて気付き,著者のすば抜けた構想力と用意周到ぶりにグーの音もでない…。そしてこの画力。登場人物の眼は,その時の感情はもちろんのこと,その人物の過去までをも語っている。どうやったらこんな絵が描けるのか,全く超人的だと思う。
匿名
この巻の黄金時代編でガッツの過去が書かれ始めたが壮絶な人生だと思った
生まれたばかりから争いの中にいき小さい時から争いをし生き延びて壮絶な人生だと思ったこの先からもどんな人生が語られるのかとても気になる
引き続き前日譚ですね
傭兵仲間から追われ、何とか生き延びつつもまた過酷な運命に弄ばれ、ただグリフィスの一団と合流したのは大きかったのでしょうね。
戦闘時の見開きモブシーンもかなり見応えがありますね。
やはりだてに売れていませんし、長く続いていませんね。
むごい扱いを受けてもガンビーノを嫌いきれないどころかいまだに慕ってさえいるようなガッツの姿に胸が苦しくなる。彼にとっては親として大切な存在であり拠り所として必要なものということなのだろうけど、そうならざるを得なかった彼の過酷な環境というものを考えてしまう。
ガッツの悲しい過去
ガッツの悲しい過去が描かれます。
男に純血を奪われ、養父に裏切られたあげく殺されかける。
そして、ついには養父を殺してしまうガッツ。
こんなことが立て続けに起きたら、精神崩壊してもおかしくありません。
ガッツと出会った頃のキャスカ、やけに嫌いオーラを発してますね。
ガッツの過去編面白い
ガッツはどうして今のように人を憎むようになったのかはちょっと分かってきた気がする。良いキャラが辛い思いをして成長するのを見るのが好き。
一番人間らしい頃
ココが一番かわいくて人間ぽかったなぁ(*^^*)
でもつくづく戦争は怖いね。
ガンビーノは完璧壊れちゃってるしさ。
戦場でのアレは日本でもそうだけど嫌だね。
あとみんな言ってるけど子供のガッツとキャスカがくりそつ!
肌色が違うくらいだもんね。
後の事を考えて、もうちょい見た目が違った方が良かったかな!?
Posted by ブクログ
「黄金時代2~6」収録。ハゲデブのドノバンに売られて犯されたガッツ。その事実を確かめたガッツは親のガンビーノを殺してしまう。追われるガッツ。4年後、傭兵ガッツはやかんバズーソを倒し、ファントム・グリフィス率いる「鷹の団」にひろわれる。キャスカはジェラシー。魔物出てこない黄金時代が読まれていたのは人気が定着してたからなんだろうなあ。