あらすじ
【ビッグ・セイフ作戦】英国諜報部は大戦末期に莫大な偽札を隠匿した元ナチの親衛隊長を消すためにゴルゴを雇った。要塞化した城で待っていたものは!?【デロスの咆哮】戦争中ゲシュタポに拉致された仏国防長官の妻子が24年ぶりに名乗り出た。本物か!?狙撃を依頼されたゴルゴの銃口が迷う!?【バラと狼の倒錯】ロドリゲスの娘は黄色いバラという謎の人物に拉致される。その男の狙撃を依頼されたゴルゴの銃のスコープにはなぜか女の姿が…!!【色あせた紋章】血まみれの橋でのスパイ交換を利用して亡命を目論む東側秘密警察長官がゴルゴを雇った。プロがプロに依頼する仕事の内容とは!?
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マンガ界の金字塔
マンガ界の金字塔。こち亀を抜き日本で1番巻数が多いマンガの第1巻です。
最新刊と違い絵柄もゴルゴも違いがありますが、そこも含めて楽しめます。
これが、
記念すべき1巻目ですか…
私の生まれる前とは(^_^;)
『後ろに立つな!』は
此処からなのですね。
感慨深い…
匿名
親から聞いて
前々から親はこの漫画の名前が出てくると面白そうに内容などを語っていました。
たまたま今目に留まり思い出して見てみたらとても面白かった
現在とは全く趣が異なります
シリーズ第1巻。初期作品は台詞による説明が多く若干読み辛く感じた。「ビッグ・セイフ作戦」他3篇で「デロスの咆哮」が派手なアクションもあり最も面白かった。今は寡黙でピンチに陥る事が滅多にないゴルゴが饒舌だったり敵に追い詰められたりと荒削りなゴルゴを楽しむ事ができる。
Posted by ブクログ
収録作品
○「ビック・セイフ作戦」
「俺のうしろに音もたてずに立つようなまねをするな」
英国通貨の偽札を大量に製造している、元ナチ親衛隊長のベルハント・ミュラー。この情報を掴んだ英国諜報部はポンド価格の暴落と経済市場の混乱を恐れ、ベルハントの殺害を依頼する。
○「デロスの咆哮」
「プロは決して自分の手を相手にあずけるようなことは」しない…」
ナチの秘密警察に拉致されて、行方不明となっていたフランスのマクシミリアン国防長官の妻子の偽物が現れた。フランスのオマイリーは、この夫妻の殺害を依頼する。しかし、任務を遂行したゴルゴを待っていたものは,巧妙に仕掛けられた罠だった。
○「バラと狼の倒錯」
「ひとつの仕事でおれがスポンサーの前に、二度姿を見せたことはない…」
コルス・ロドリゲスから、娘のミラーカを奪った黄色いバラと呼ばれるジゴロの殺害を依頼されたゴルゴ。しかし,殺害ポイントに現れたのは1人の女だった。
○「色あせた紋章」
「1-1の計算だ…プロがプロを雇うはずはないと思ってね」
CIAにとらえられた幻のソーニャと呼ばれるKGB諜報員と、KGB側に西側諜報員の勇者のリーベックがCIA長官のフーバーとKGB部長キニスキーの手によってハンガリー国境『血まみれの橋』の上で交換されることになった。
これに乗じて西側への亡命を望むクリューガーAVO長官は、ゴルゴにキニスキー殺害の依頼をするが…
○見所
・記念すべきゴルゴ13シリーズ第1巻。
・「後ろに音も立てずに近寄らせない」「利き手を相手に預けない=握手をしない」など今後のシリーズでも語られるルールが本人から語られている。
・↑なのにP178で握手をしているシーンがあるという一貫性のなさは初期のゴルゴらしい(相手はプロじゃないにしても…)
・アメトークのゴルゴ13芸人でネタにされる寡黙なイメージのゴルゴに似合わない長文の解説。
・「領収書はいらないだろうね?」「それじゃあな、美人なアシスタント君」などジョークを交えるゴルゴはこの巻だけ。
・KGBのキニスキー大佐やCIAのフーバー長官,情報部のオマイリー部長など初期のゴルゴ作品の主要人物はやはりこの巻から出ています。
Posted by ブクログ
幼いころ父親の部屋にしのびこんで読んでいた本。しりーず。
えっちしーんを意味も分からずしげしげと眺めていたものです
この本で「マグダラのマリア」のこととかを知ったんだよなー
あ! あとデューク=東郷の息子はめちゃくちゃカワイイよね☆