【感想・ネタバレ】ヴィンランド・サガ(2)のレビュー

あらすじ

幼いトルフィンの暮らすアイスランドの小村に巨大な軍船が来た。ヨーム戦士団と名乗る彼らはトルフィンの父・トールズを“戦鬼(トロル)”と呼び、イングランドで始まる戦に参戦せよと通告してきた。平和に暮らす一家に落ちる不穏の影。父はなぜ死んだのか。なぜ、父の仇とともにいるのか。トルフィンの過去が今、明らかに!

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北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

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トールズの生き方がカッコいい。
殺すのにも殺されるのにも嫌になった。
出陣が決まって盛り上がる村の若者たちと対照的に、葛藤するトールズの心情が深く重い。
出航の時の妻ヘルガとの言葉少ないやり取りも好きです。

#アツい #カッコいい #深い

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2025年09月23日

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すっさまじいな…
なんか、自分と他人の死を軽んじてるところからすごくイライラしてたし息子もなんでついてきてんだお前のせいだとかも思ったんだけど、仇の大将がそれを全部分かってくれていそうで、これが漢の交渉かとーーー。

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2023年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1002年11月13日。イングランド北部ノーザンブリア伯領ヴァイキング拠点がイングランド人に襲撃された。
トールズがかつて在籍していたヨーム戦士団は、これに反撃するために「戦鬼」と呼ばれた伝説の戦士トールズを召集する。
トールズは仕方なく数人の戦士を連れてイングランドに向かうが、フェロー諸島でアシェラッドの一団に襲われる。
トルフィンがアシェラッドと行動を共にするようになった経緯が明らかになる。
骨太のストーリー展開。厳しい自然に囲まれて逃げ場のない北欧社会。奴隷制度や他国へ攻め込む戦団など、これまで余り知らなかった割に伝説だけは知っている北欧文化がよくわかる作品になっている。

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2015年03月29日

匿名

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トールズがとてつもなく強くて良いお父さんだと思いました。戦いたがっている息子を止めようとするのは戦いの怖さを知っているからだと思いました。

#泣ける #ドキドキハラハラ

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2024年12月19日

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トールズの一代記でしたね

主人公の父親、トールズがやむに止まれない理由で出撃し、鬼神の如く活躍を見せつつもあっさり討ち死にするまでが描かれますね。
この辺、作品のプロローグに至る道のりを辿っていましたね。
元々は敵前逃亡をしてアイスランドの地で静かに生活していたのですが、それも15年くらいで終わってしまいましたね。
作品はアフタヌーン連載ですが、ルビがふってあるのは当初、週刊少年マガジンで連載していた名残りですかね。
すでにTVアニメ化もされているようですので、そちらも見たいですね。

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2022年12月08日

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1巻に引き続きトルフィンの少年時代を振り返る過去編。
トルフィンの父トールズとアシェラッドの決闘で
主人公が何故復讐に燃えるようになったのか理由が分かる回。

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2020年09月28日

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