少年・青年マンガの高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ数年ぶりの新刊。座敷童が呪謌になりつつあり、雨童女が鳥籠を受け取った。そして呪謌をめぐるモノの中に、次元の魔女、侑子がいるという噂で終わった。ここまで休載が続いたのはカードキャプターさくらの連載が終わるまで話が続けられないという事だったのだろうか。以前より少し、作品に勢いがなくなっているのは気のせいか。物語として整然として続いている。座敷童にそっくりな女の子の来店に、侑子らしき影。時の本とその守護者、死んだ婚約者が訪ねてくるという女性の登場とピースは揃いつつあるようだ。おでん屋の子狐も大きくなっている。あの父親が狐を統べる存在だったのはびっくりだ。おでん屋の親父というだけではなかったのか。
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Posted by ブクログ
なぜ、走るのか。主人公たちは誰かに追い越された時にそう感じてしまう。
たった100mという一瞬のために、人生のすべてを賭けるように自分を追い込み、限界まで身体を削っていく姿は、もはやスポーツ漫画というより「哲学」に感じた。
ギャグ要素のある作品かと思って読み始めたが、実際は終始シリアスで、走ることに本気で、泥臭くて、ひたすらに熱かった。
主人公は最初走ることにそこまで特別な思いを感じていなかったが、最後への心情の変化が素敵だと思った。
特に小宮の速くなりたい、負けたくないという、欲望に取り憑かれたように疲労骨折してまで走る姿が、とても魅力的だった。スポーツにはそういう子供の頃からのライバルの -
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ネタバレ小学生の頃から読んでいてこの漫画が1番最初のラブコメでした思い出補正も相まってか、人生でTOP5に入るような最高の神漫画でした。完結して5年近く経ちましたが今でも読み返しています。
この作品の時に印象に残ったところがそろぞれのキャラの過去編です。過去編や回想シーンが多い作品だなと思っていたんですけど、その全てが良かったです
このキャラはこんなことがあったからこういう性格になってしまったとか、こんな事があったお陰で自分を変えることができたというシーンがあっても容易に納得することができました、そこで出てくるのが主人公唯我成幸です。この主人公の性格が良すぎてどんな過去があっても必ず救ってくれます!ぼ -
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ネタバレ何から話せばいいのかわからない!!!
情報量!!!!
前巻のヒュースが麓郎にかけた言葉もすごく学びになったが、個人的には時枝くんが話していた「ゴールではなくベストスコア」というのが刺さった。
何を選んでも、途中で夢を変えてもいい。
自分の意志で決めてどれだけ進んだかが大切、というのは本当にその通りだと思うし、ここ数年が自分にとってそういう時期だったのもあって頷きながら読んだ。
各隊の隊長評価もとても良くて、各隊長のリーダーとしての在り方だけでなく、それに対する隊員の反応から個々の解像度が上がってチーム内での役割が見え、また、チームとして向いている方向性の違いも明確にしていてすごい。
これ -