大今良時のレビュー一覧

  • 不滅のあなたへ(1)

    不滅の儚さ

    序盤の展開が儚くて悲しい。絵のタッチや台詞選びなども秀逸で、主人公の置かれている環境がよく伝わってきました。

    「不滅」「死なない」をコンセプトにしている漫画は多いのですが、他作品に比べ、死亡と再生の設定が細かく定められており関心しました。プロローグ後からが特に面白かったです。

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    2017年12月14日
  • 不滅のあなたへ(1)

    これは命を見つめる長い物語。

    「それ」は最初石ころだった。しかし、意思を持ち始め、学習し、ついに起き上がり、自らの足で歩き始める。

    不死の存在「それ」と出会った人間たちを描く物語。それはなんなのか、なんのために有るのか、それはどこへ行こうとしているのか、全てが謎のまま「それ」目線で進むストーリーが心地よい。1巻の段階ではまだ何も始まっておらず、長編の予感がする壮大なストーリーだ。

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    2017年12月13日
  • 不滅のあなたへ(1)

    不思議な世界観の新作マンガ

    大ヒットした「聲の形」の大今良時先生が描く不思議な世界観の新作マンガです。現世に転生してきた謎の生命体が、様々な動物の身体を媒体としながらも転移を繰り返し、色々な人間の情に触れてくなんとも不思議でノスタルジックなマンガです。ジャンルでいうとオカルト要素のあるヒューマンドラマというものかと思いますので、そういった作品が好きな方にはオススメのマンガです。

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    2017年12月12日
  • 不滅のあなたへ(1)

    ネタバレ

    生命とはナニカ

    絶対に死なない生命体のお話です。

    丸い生命そのもののナニかが、生き物の体を得て学習していきます。

    親はいないので、躾も何も受けていません。

    大きな赤ちゃんのようです。

    体を乗り換えて少しづつ学んでいくナニか。

    まだまだ始まったばかりのマンガなので、どうなるのか全く予想がつかないのですが面白いです。

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    2017年12月06日
  • 不滅のあなたへ(1)

    独特の世界観があります

    不思議なファンタジー漫画でした。主人公は不死身のようでした(キズが再生するような)が、まともに喋れない状態なので、あまりカッコよくはなかったです。主人公が戦って活躍するようなファンタジー漫画と違って独特の世界観がありますが、最後がどうなるのか気になりますね。ダークな雰囲気のファンタジー漫画が好きな方におススメです。

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    2017年12月06日
  • 不滅のあなたへ(1)

    何度も読み返すと理解できる

    素直な感想としては、内容が少し難しいです。生命や死など、漠然としたものをさらに、回りくどく表現している気がしたので、スカッとする漫画ではないです。でも、この人気作者は敢えて面倒な表現を使っているのだと、何度も読み返して私は理解したつもりです。難解で壮大なストーリーなので、読む人を選びますが、きっと読むごとに少しずつ理解できるようになるでしょう。

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    2017年12月06日
  • 不滅のあなたへ(1)

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    『聲の形』の作者の最新作の第一巻。
    『聲の形』で感じた得体のしれない感じ、が気になってお試し買い。
    んーどうなるんでしょう、このラスト。
    つづきがどうなるか想像がつかない。
    一巻全体の印象はSFなの?ってかんじですが。
    読んでいて『ヴィランド・サガ』と『火の鳥』を思い出した。
    この漫画のジャンルが良く分からなくて自分の脳が無理矢理ひねり出したのかな。

    この人の描く「笑顔」は妙にくにゃっとしてて、なに考えてるかわかんなくて不安になってたんですが、この漫画の後半の女の子の笑顔は混じりけないピュアな笑顔。
    描き分けが上手かったんだなあ、芸達者だなあと思いました。

    ちょっとグロシーンあり。苦手な人

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    2017年11月27日
  • 不滅のあなたへ(4)

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    ネタバレ

    フシの成長っぷりに感動しつつ、絶対このまま平和に暮らし続けられるわけはないと確信してしまう第4巻。旅立つ時、グーグーではなくフシだとわかって送り出したリーンが切なすぎる・・・

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    2017年11月17日
  • 不滅のあなたへ(1)

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    「聲の形」の大友良時による新作。シリアスな現代もので評価された次回作は、これまたシリアスで壮大なファンタジー。しかも謎の生命体が依代を変えながら転生を繰り返すという原始的な宗教観を併せもった意欲作、といったところ。正直、話がどのように転ぶのか分からないのだが、今後の展開に期待がもてる。

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    2017年11月08日
  • 不滅のあなたへ(4)

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    人とは何?心とは何?死とは何?思い合う気持ちでは解決できないことがあるのは何故? そんなことを考えさせる不思議な物語。

    神?のような存在に作られた「フシ」。死なない存在。刺激を受けたものを写し取って存在するモノ。自分自身の存在の意味を見つけられずに、それでも少しずつ心のようなものを獲得しつつ暮らしていく。

    悲しい物語が続いていくのだけれど、悲しい物語の中に、人の暖かさを見つけることができます。でも、新しい環境と出会うたびに、どのような悲しい物語になるのか考えてしまう流れになってきているのが不安。物語の終わりかたによって、物語全体の良し悪しが変わってきそう。

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    2017年10月24日
  • 不滅のあなたへ(4)

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    3巻までそうだったので、4巻でもそうなると思ってたら、やっぱりそうなった。
    誰かのために強くなりたいと願い始めたので、今後はそうならないように、いや、うん、どうだろうね。

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    2017年09月17日
  • 聲の形(7)

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    ネタバレ

    最終巻。なんか思ってた感じの終わり方ではなかった。最初の読み始めたときはケガで石田も耳が聞こえなくなったりとか話せなくなったのかと思ったけど、ただ水飲みたかっただけなのか、ってちょっと期待ハズレだった。石田と西宮さんはもっとしっかりくっつくなり告白するなりして欲しかったなぁ。川井さんのあの感じはそのままなのか〜とか。でも1〜7巻まで通して読んだらとてもいい話だったんだと思う。すごくいいテーマ。正解はないと思うけど。

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    2017年08月26日
  • 聲の形(3)

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    ネタバレ

    昔の同級生の佐原さんとか植野さんとかが絡み出す。佐原さんのハイヒールのローファーが気になるなぁ。植野さんはなんだろう。石田のこと好きなんだねぇ。なんか急に出て来て家まで来たりとかなんか受け入れられないけど、少しは気持ちわかるかな〜とも思う。最後の西宮さん可愛かった。ポニーテールとか最後のは告白だよね?可愛い。

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    2017年08月26日
  • 聲の形(2)

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    ネタバレ

    石田が西宮さんに友達になれるか?って聞いたときなんて図々しいんだと思ったけど、なんか気持ちが分からなくもない複雑な気持ちになった。2巻では突然学校に友達ができる。しばらく友達いなかった石田は友達の定義が気になってすぐに馴染めない。でも案外ぐいぐいくる永束。家で料理作ったり余計なお世話だったり、やっぱり永束も友達いなそうなウザさがちらつくのがウケた。西宮さんの妹も登場。ずっと男の子だと思ってた。でも耳が聞こえない姉を守ろうとする姿はグッとくるものがあった。石田が母親に死のうとした事を怒られるところ、泣きそうになった。

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    2017年08月26日
  • 聲の形(1)

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    無料アプリにて。
    どんな話かはわからずに、評価がすごく良かったから読み始めてみたけど思っていたよりも内容の深い話だったんじゃないかと今になって思う。読んでいて苦しくなるくらいリアルの入り混じった漫画だった。退屈だから面白い事をしたいってのがイジメのきっかけになりうるんだなーと。ヒロインの女の子がとても健気でそこが唯一この漫画を続けて読んでみようかなと思う救いだった。先生すらもタチが悪い。主人公の周りのクラスメイトも。でもそれも含めてこそリアルなのかもしれない。

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    2017年08月26日
  • 聲の形(2)

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    「西宮、逃げないでくれ!」。耳の聞こえる少年・石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生・西宮硝子(にしみや・しょうこ)。5年後、将也は人生の最後に、西宮硝子に会わなければいけないと決意する。初めて伝わる2人の「こえ」。そして物語は、幕を開ける。1・2巻累計40万部突破。週刊少年マガジンの大反響作、待望の第2巻発売。

    【感想】
    少し嬉しかった。辛い気持ちが少しずつほんの少しずつ、薄れていくようで、嬉しかった。人生辛いだけじゃないんだなって思えた。

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    2017年07月30日
  • 不滅のあなたへ(3)

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    ネタバレ

    「人間になる」という事は、哀しい事なんだなぁ…。

    フシとグーグーの関係。
    フシはようやく頼れる人を見つけて、一緒にいたいと願うようになり…。
    旅を続ける事、新しい刺激を求め続ける事、そんなもともと備わっている使命ではなく、自らがそうしたいと願う事を選ぶようになった。「人間」のように。

    「人間ごっこ」と言われ、果実を投げつける。
    不快だったのだろうなぁと。
    確かに黒フードの目的としては、フシが人間であることに拘る理由はないのだろうけど、フシは人間でいたいと思っている。そんな自我の目覚めがあるように思えます。

    だから、4巻予告が、きつい。

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    2017年07月19日
  • 不滅のあなたへ(3)

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    人間の定義とは何か?
    グーグーがあんな外見で化け物呼ばわりされても、自分を必要としてくれている人がいる、ただそれだけの理由で逞しく生きていけるんだなぁ。

    フシもまた人間らしい姿になることはできても人間ではない。それでも着実に成長していく。

    この物語の行き着く所はどこなんだろう?それを確かめずにはいられない…

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    2017年07月09日
  • 聲の形(2)

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    ネタバレ

    ずい前から知っていたマンガ。私自身、障害者手帳持ちの難聴障害のある身なので、なかなか怖くて読めなかった。まず前提として、どうして普通の公立小学校に行ってたんだろう?お母さんが専門小学校に抵抗あったから?イジメたほうは、一生いじめられた人間の気持ちは分からないのかもしれないが、お互いが年を重ねて気持ちが通じあっていくのは可能だとこのマンガを通じて知ってくれる子どもがいたら、と思わせるマンガ。ただ、上野がノリで補聴器を奪い取る場面はココロが痛かった。補聴器がどれだけ高いか知らないでしょう?最新のiPhoneが片耳だけで4つは買えます、、、

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    2017年05月10日
  • 不滅のあなたへ(2)

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    最近ではちょっと珍しいタイプのファンタジー作品ですね、フシがこの世に生を受けた意味とは何なのだろうか。

    死んだものを模倣することで少しずつ言葉を覚えたり、感情も芽生え始めたのか、表情の変化も面白い。

    決して明るい展開ではないけれど引き込まれます。

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    2017年04月16日