矢崎存美のレビュー一覧

  • 食堂つばめ(7)記憶の水

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    生と死の間の街では理想通り歌えた七十歳の歌手の話、好物がわからない中二の少年がノエに威圧され料理を教わる話、趣向が変わり、大きな卵を包んだような何かと川に落ち一時的に消えたノエの話、年金と合わせて暮らしていた小説家と幼い頃の友人の再会。物凄く具沢山の硬くて酸っぱいパンのサンドイッチが美味しそう!

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    2018年10月10日
  • 繕い屋 月のチーズとお菓子の家

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    悪夢を食べさせて心の傷を修復するお話。悪夢を美味しく調理して食べる描写が好きでした。最後のお話では主人公の背景が描かれたけど、前半のほわほわした雰囲気のまま終わりたかったなぁ

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    2018年10月08日
  • 森のシェフぶたぶた

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    【収録作品】春の女子会〈春〉/サプライズの森〈夏〉/二人でディナーを〈秋〉/ヒッチハイクの夜〈冬〉/野菜嫌いのためのサラダ〈春〉

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    2018年10月03日
  • 森のシェフぶたぶた

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    ぶたぶたさんのシリーズは、なんと20周年を迎えたそうです!
    おめでとうございます。

    ぬいぐるみがしゃべるというのは、子供向けのお話みたいな設定ではあるけれど、私を含めてこれだけ読まれるというのは、つまり大人も童話を必要としているということなんだと思う。
    ぶたぶたさんは、まず、渋い声で話す40代のおじさんという設定。
    様々な職業につき、料理上手、食べることは勿論、お酒も大好き。
    そして、いろいろな苦労を重ねて、人生に対する語りも深みを帯びる…
    何とも大人向きな設定のぬいぐるみなのだ。

    今回は、泊ってみたいなあ~、向かいあって食事したいな~、ぶたぶたさんが料理するカウンターでお酒飲みたいなあ~

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    2018年08月30日
  • NNNからの使者 猫だけが知っている

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    【収録作品】第一話 猫だけが知っている/第二話 かぎしっぽの幸せ/第三話 カフェ・キャットニップ/第四話 猫は行方不明/第五話 猫運のない女

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    2018年08月27日
  • 森のシェフぶたぶた

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    ネタバレ

    久しぶりのぶたぶたさん。食べ物が絡むと絶対ハズさないんだけど、ちょっとお料理の説明が多すぎてくどく感じる所も。理解不能な人も出てくるので、全編にわたって癒されることはなかったけれど、美味しいものとぶたぶたさんは良く似合います。みんな、ぶたぶたさんに甘えすぎ。ぬいぐるみだから、ちょっと油断しちゃうんだろうけれど、これ、相手が声と同じ中年の男性ならそうはならないんじゃないか、って思う。だからこそぶたぶたさんの存在に癒しの効果があるのだろうけれど。後書きのシェフ繋がりの「ぶたぶた」は思い出せなかった・・・。

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    2018年08月26日
  • 食堂つばめ(8) 思い出のたまご

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    ネタバレ

    終わってしまったなぁ。
    ずっと美味しそうなシリーズだった。
    ちょっと謎だらけだったけど、美味しいは正義!!

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    2018年08月23日
  • 食堂つばめ(7)記憶の水

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    ネタバレ

    一人で自炊をしてるものにとって、心強い言葉を貰った感じ。
    食べれればいいし、手を抜いても良い。
    そうだなぁと思う。

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    2018年08月20日
  • 森のシェフぶたぶた

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    ネタバレ

    出てくる料理がとてもおいしそうで泊まった方がうらやましくなります。
    ぶたぶたとの交流で心ほぐれていく様子が毎度のことながら興味深く、面白いです。

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    2018年08月15日
  • NNNからの使者 あなたの猫はどこから?

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    ネタバレ

    ちょっと家庭環境あまりよろしくない人たちも登場して、あれ、ほんわかした雰囲気が・・・と思ったものの、やっぱり最後はふんわりと、ミケさんにしてやられる終わりでした。私も猫アレルギーなんだけど、これなら大丈夫かも、って思った猫が壁を蹴って走り回るタイプと知って、当時ペット可の賃貸だったにもかかわらず、それは多分無理だ・・・と諦めた事があります。きちんと自分に合った動物と一緒にくらすって、とても難しい。続編出ればまだ読みたいです。

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    2018年07月26日
  • ぶたぶたの本屋さん

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    ぶたぶたなのに美味しいものがあんまり出てこない(涙)

    というわけで、本の好きな私ですが、ちょっと辛めで。

    でもいつもながら安定して面白いですね。

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    2018年07月03日
  • 刑事ぶたぶた

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    シリーズ二作目。

    刑事になったぶたぶたさんが、赤ちゃんの誘拐等の事件の謎に迫ります。

    前作では、様々な職業に就くぶたぶたさんを、想像するのが楽しかったのですが、刑事という職業もなかなか良いですね。
    意外と天職かもしれません。

    内容はシリアスさがあり、考えさせられるところも。でも、ぶたぶたさんの愛らしさには、気持ちが和んでしまいます。
    中でも、乾燥機にかけられるエピソードが可愛すぎて、頰が緩みっぱなしでした。

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    2018年06月18日
  • ぶたぶたラジオ

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    ネタバレ

    いてほしいおじさん、を書くのに、豚のぬいぐるみが必要なんだな。中編3つというのが、読んでいて楽な大きさ。ときどきこういうのが必要になる。
    「そういう気分になったときに自分の気持ちをどうするか」、はこの時代人間には言いにくいセリフだなあ。「劣等感や焦燥感は妄想、どうせするなら楽しい妄想、とか、できることは精一杯している、それで十分評価されてる、でも本当はそれ以上のこともしたい。向上心に身体がついてこなくて残念だと思っている。でもそのせいで過剰なダメージを自分に与えちゃもったいない。残念に思ってもそれ以上悲しむことは妄想、考えなくてもいいこと。考え始めたら別の楽しいことを考えて気持ちを切り替える。

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    2018年05月31日
  • 海の家のぶたぶた

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    安定の読みやすさ。
    さらっとつるっと一時間くらいで読みきれちゃうような手軽さの中に、ホワホワのぶたぶたワールドが閉じ込められていて、一瞬にしてホワンとした気分になれます。

    毎度毎度!

    今回はかき氷メインで、あまりかき氷を食べたいと思わない私なので、脇役の焼きそばや味噌焼きそば?に注目してつい食べたくなりました!美味しそう、、、、

    担々麺の汁なしのような麺らしい。

    食べたい、想像しただけで食べたい。ブタが作ってなくてもいいから食べてみたい一品でした。

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    2018年05月07日
  • 再びのぶたぶた

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    ぶたぶたシリーズ。以前登場した人達との再びの出会いを描いている、らしい。私はその作品達を読んでないから再び感はないけども、それでも楽しく読めた。ぶたぶたさん相変わらず人柄がよくて、会いたいなぁと思わせる。

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    2018年04月04日
  • ぶたぶたの本屋さん

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    連城三紀彦からのぶたぶたさん、対象年齢に高低差ありすぎて耳キーンなるわ!

    って言いたかっただけです、すみません。
    文体やストーリーの雰囲気から、中高生向けなのかな、という印象を受けました。改行多過ぎて最初ビビりました。改行の必要ある?ってとこでも改行されてて、すごく気になった。

    ぶたのぬいぐるみが普通に暮らしていて、そこに何の説明もないというところはむしろいい。ブックカフェの店主というのもいい。けど、なんというか、いい話のはずなんだけど響かない…よくも悪くも、このお話で癒されると感じられるのは幸せな人たちなのではないかと思った。若年層向けだと思う大きな理由はそこかもしれない。

    シリーズの

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    2018年04月04日
  • ぶたぶた

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    人生で偶然出会った人によって何かが少し変わった。その人こそピンクの小さなぶたのぬいぐるみだった…。そんな話の短編集。ぶたぶたさんは見た目こそぬいぐるみだが、中身は中年のおじさん。その時々によって、サラリーマンだったり、フレンチのシェフだったりと様々な仕事をしている。共通しているのはとてもステキな人(?)だというところ。私もこんなぶたぶたに会いたいなぁ。シリーズが沢山出てるので、多分読み込む事になりそう。

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    2018年03月30日
  • ドクターぶたぶた

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    山崎ぶたぶた先生、いい響きです。

    それだけでちょっと楽しい。
    実際にこんなことになつたら自分がどんな反応するか味わってみたい気もするし、実在してるかもと思ったらなんだかそれだけでほっこりします。

    1万円選書の一つ。

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    2018年06月22日
  • ぶたぶた図書館

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    なかなか面白い設定。ぶたぶたさんが、こうなった訳を知るには、前の本を読まないといけなそうだ。彩子目線での美帆とのやりとりと悩みが、印象に残った。親子って難しいけど、愛はいろんなものを超える強さがあるとわかった。ところどころ、誰のセリフかわからなくなるのは、私のダメなところ。よく理解しきれなかった。

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    2018年03月18日
  • ぶたぶたカフェ

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    空腹時に読んではいけない本である。そして、非空腹時に読んでも腹の虫がなるであろう。

    ぶたぶたさんがやっているカフェで出てくるパンケーキにホットケーキにフレンチトーストにオムレツに……の描写が本当に美味しそうなのだ。腹の虫スクリーム。

    本作は「ぶたぶたシリーズ」の15作目とのことで、でもワシは本シリーズ初見だったのだけど……ぶたぶたさんって何者!?と声が出てしまった。物語の本筋は割とありがちな悩みを深掘りし過ぎずにさらっと暖かく描いている中、異彩を放つぶたぶたさんの設定と存在感がすごい。彼の正体、気になる。

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    2018年03月05日