食堂つばめ(7)記憶の水
  • 完結

食堂つばめ(7)記憶の水

594円 (税込)

2pt

3.5

交通事故に遭って、生と死の境の街にある不思議なレストラン「食堂つばめ」にやってきた中学二年生の小野潮。料理人ノエに、なんでも作るからと好物を訊かれるが、本来なら食べ盛りの年頃の潮は、なぜかうまく答えられなくて……(「内なる声」より)。命の源は、おいしく食べること――そう信じて、死に向かいかけた人たちをもとの世界に戻すため、腕を振るい続けるノエが失くしている記憶とは(表題作「記憶の水」より)。おいしい料理と切なくも心温まる物語が大好評の「食堂つばめ」シリーズ第七作は、短篇全四篇を収録!

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食堂つばめ のシリーズ作品

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1~8件目 / 8件
  • 食堂つばめ
    完結
    628円 (税込)
    生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味!? 謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美味しい玉子サンドを食べるという奇妙な臨死体験をした柳井秀晴。自らの食い意地のおかげで命拾いした彼だったが、またあの玉子サンドを食べたい一心で、生と死の境目にある「街」に迷い込む。そして、料理上手だがどこかいわくありげなノエに食堂を開くことを提案して――。大人気「ぶたぶた」シリーズの著者が贈る、書き下ろし新シリーズ第一弾!
  • 食堂つばめ(2)明日へのピクニック
    完結
    638円 (税込)
    「食堂つばめ」は、どんなメニューでも作ってくれる、ちょっと不思議な料理店。生と死の境目にある街にやってきた人たちのために、料理人ノエは今日も腕をふるっています。料理を食べた人が大切な誰かのもとに戻れるよう、願いをこめながら……。妻のオリジナルレシピ・つゆだく肉じゃが、老舗洋食屋のマカロニグラタン、おばあちゃんが毎年作ってくれたかき餅などなど、大切な人と味わったあの味が思い出とともにじんわりと心に沁みてくる、大好評「食堂つばめ」シリーズ、待望の第二弾!
  • 食堂つばめ(3)駄菓子屋の味
    完結
    594円 (税込)
    生と死の境目の街にある、ちょっと不思議な料理店「食堂つばめ」にやってきた三十代の会社員・津久井英吾。彼が若くして臨死体験することになったのは、何者かに殺されたせいらしい。料理人ノエをはじめとする食堂つばめの面々は、なんとか彼が生き返れるよう、それぞれのやり方で試行錯誤するが……。懐かしい駄菓子屋の味、特製ダシのもんじゃ焼、ボリューム満点の肉づくしパーティーなど、おいしい料理と温かな交流が胸に沁みるハートフル・ファンタジー「食堂つばめ」シリーズ第三弾!
  • 食堂つばめ(4)冷めない味噌汁
    完結
    616円 (税込)
    ブラック企業で働き、心身をすり減らしていた俊太郎。ある日目覚めると、なぜかそこは道ばたに敷かれたふとんの上で、横に置かれたちゃぶ台にはできたての朝食が用意されていた。湯気の立つご飯に味噌汁、肉厚なあじの干物にだし巻卵……。しかし、おかわりを勧めてくれたノエと名乗る美女に告げられたのは、自分はいま臨死体験中だということで――(表題作「冷めない味噌汁」より)。とびきり美味しいハートフルファンタジーシリーズ四巻目は、全五篇の短編集です。
  • 食堂つばめ(5)食べ放題の街
    完結
    594円 (税込)
    妹が生まれて以来、家族から虐げられ、まるで使用人のような扱いをされてきた石井沙耶は、二十五歳にしてようやく実家から逃げ出し、ひとりアパートで暮らしていた。ある日、そんな沙耶のもとに、ノエと名乗る不思議な女性が現れ、「これを読んでください」と一冊のノートを手渡してきた。いったい何なの!? 生と死の間の街にある「食堂つばめ」は、どんなメニューも食べ放題。スパイシーなカレーうどん、抹茶白玉あんみつ、ふっくらきつね色のホットケーキ……。心もお腹も満たされるハートフルファンタジーシリーズ第五弾!
  • 食堂つばめ(6)忘れていた味
    完結
    594円 (税込)
    生と死の境にある街では、「食堂つばめ」の料理人ノエと仲間たちが、人々に生きる元気を取り戻してもらうことを願って、今日も変わらず開店中。そんなある日、店に餃子が好物だという藤原一太という男性がやってきた。エレベーターの落下事故に巻き込まれたという彼は、一緒に乗り合わせていたほかの四人も救えるはずだと、彼らを探して街中を走りまわるのだが……。パリッと焼き目のついたもちもちの皮、そしてジューシーなあん。焼き立て熱々の餃子は、元気みなぎる団らんの味。心もお腹も癒されるハートフルファンタジー、第6弾!
  • 食堂つばめ(7)記憶の水
    完結
    594円 (税込)
    交通事故に遭って、生と死の境の街にある不思議なレストラン「食堂つばめ」にやってきた中学二年生の小野潮。料理人ノエに、なんでも作るからと好物を訊かれるが、本来なら食べ盛りの年頃の潮は、なぜかうまく答えられなくて……(「内なる声」より)。命の源は、おいしく食べること――そう信じて、死に向かいかけた人たちをもとの世界に戻すため、腕を振るい続けるノエが失くしている記憶とは(表題作「記憶の水」より)。おいしい料理と切なくも心温まる物語が大好評の「食堂つばめ」シリーズ第七作は、短篇全四篇を収録!
  • 食堂つばめ(8) 思い出のたまご
    完結
    594円 (税込)
    生と死の境目にある「街」の不思議なレストラン〈食堂つばめ〉。ここで食事をした人は、生きる力を取り戻し、生き返ることができる。ところがこの店の料理人・ノエに、小さな変化が起きはじめていた。一方、死に限りなく近い人だけがやってくるはずの「街」に自由に出入りでき、店の常連となっている食いしん坊のサラリーマン・秀晴は、妻・柊子の出産を控え、父親になる日が近い。それなのに、秀晴はなぜかノエの変化ばかりが気になって――。大好評「食堂つばめ」シリーズ、切なくも心温まる最終回!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

食堂つばめ(7)記憶の水 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年01月09日

    このシリーズは、わりと気楽に読める(いい意味で)と思っててんけど、だんだん様相を呈してきたよな…(いい意味で)?

    前巻、前々巻が長編やった(たぶん)ので、今回も長編かなとなんとなく思ってたら、短編やった。どれも面白かった。

    一番ささったのは、やっぱり、潮くんの話よね…。
    冒頭での彼の境遇とか、や...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月05日

    2017年22冊目。

    生と死の間にある食堂つばめ。
    もとの世界に戻ってもらうため、ノエがその人の思い出の料理をふるまう。
    今回は、
    エスプレッソ(ある歌手の死)
    ハンバーグ(内なる声)
    カタラーナ(プリン)(ひかりの子)

    一人で育ててくれている母親のためにつくったハンバーグ。
    食べながら泣いてし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月09日

    記憶がだんだんなくなっていってうまれかわるんじゃないのかなぁ、卵はそういうことじゃないのかなぁ、と思った
    食堂なくならないといいけど(いけるならいってみたいしw
    次巻でひとまず終了とのこと

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月10日

    生と死の間の街では理想通り歌えた七十歳の歌手の話、好物がわからない中二の少年がノエに威圧され料理を教わる話、趣向が変わり、大きな卵を包んだような何かと川に落ち一時的に消えたノエの話、年金と合わせて暮らしていた小説家と幼い頃の友人の再会。物凄く具沢山の硬くて酸っぱいパンのサンドイッチが美味しそう!

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月29日

    一挙に物語が進んだ感ですね。つばめの世界の根幹に迫るというかノエに迫るというか。あとがきで次回作で一旦終了とのことでしたが謎は全てはっきりするのでしょうか。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月27日

    食堂つばめシリーズ、第7弾。
    矢崎さんの作品では、ぶたぶたさんのシリーズが圧倒的人気だけれど、私はこちらのシリーズも好きなのです。
    ぶたぶたさんが「陽」なら、こちらは少し「陰」ですね。
    まあ、死んでも生きてもいない場所の話なので当たり前ですが。

    今回は、シリーズが終息に近づいてきたという事で、謎が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月19日

    次の巻でいったん終わりですか……。妥当のような気もしますが、ぶたぶたシリーズとの違和感は大きいですね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年08月20日

    一人で自炊をしてるものにとって、心強い言葉を貰った感じ。
    食べれればいいし、手を抜いても良い。
    そうだなぁと思う。

    0

食堂つばめ(7)記憶の水 の詳細情報

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