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交通事故に遭って、生と死の境の街にある不思議なレストラン「食堂つばめ」にやってきた中学二年生の小野潮。料理人ノエに、なんでも作るからと好物を訊かれるが、本来なら食べ盛りの年頃の潮は、なぜかうまく答えられなくて……(「内なる声」より)。命の源は、おいしく食べること――そう信じて、死に向かいかけた人たちをもとの世界に戻すため、腕を振るい続けるノエが失くしている記憶とは(表題作「記憶の水」より)。おいしい料理と切なくも心温まる物語が大好評の「食堂つばめ」シリーズ第七作は、短篇全四篇を収録!
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Posted by ブクログ 2021年01月09日
このシリーズは、わりと気楽に読める(いい意味で)と思っててんけど、だんだん様相を呈してきたよな…(いい意味で)?
前巻、前々巻が長編やった(たぶん)ので、今回も長編かなとなんとなく思ってたら、短編やった。どれも面白かった。
一番ささったのは、やっぱり、潮くんの話よね…。
冒頭での彼の境遇とか、や...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月05日
2017年22冊目。
生と死の間にある食堂つばめ。
もとの世界に戻ってもらうため、ノエがその人の思い出の料理をふるまう。
今回は、
エスプレッソ(ある歌手の死)
ハンバーグ(内なる声)
カタラーナ(プリン)(ひかりの子)
一人で育ててくれている母親のためにつくったハンバーグ。
食べながら泣いてし...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月27日
食堂つばめシリーズ、第7弾。
矢崎さんの作品では、ぶたぶたさんのシリーズが圧倒的人気だけれど、私はこちらのシリーズも好きなのです。
ぶたぶたさんが「陽」なら、こちらは少し「陰」ですね。
まあ、死んでも生きてもいない場所の話なので当たり前ですが。
今回は、シリーズが終息に近づいてきたという事で、謎が...続きを読む
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