食堂つばめ(6)忘れていた味
  • 完結

食堂つばめ(6)忘れていた味

594円 (税込)

2pt

3.5

生と死の境にある街では、「食堂つばめ」の料理人ノエと仲間たちが、人々に生きる元気を取り戻してもらうことを願って、今日も変わらず開店中。そんなある日、店に餃子が好物だという藤原一太という男性がやってきた。エレベーターの落下事故に巻き込まれたという彼は、一緒に乗り合わせていたほかの四人も救えるはずだと、彼らを探して街中を走りまわるのだが……。パリッと焼き目のついたもちもちの皮、そしてジューシーなあん。焼き立て熱々の餃子は、元気みなぎる団らんの味。心もお腹も癒されるハートフルファンタジー、第6弾!

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食堂つばめ のシリーズ作品

全8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 食堂つばめ
    完結
    628円 (税込)
    生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味!? 謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美味しい玉子サンドを食べるという奇妙な臨死体験をした柳井秀晴。自らの食い意地のおかげで命拾いした彼だったが、またあの玉子サンドを食べたい一心で、生と死の境目にある「街」に迷い込む。そして、料理上手だがどこかいわくありげなノエに食堂を開くことを提案して――。大人気「ぶたぶた」シリーズの著者が贈る、書き下ろし新シリーズ第一弾!
  • 食堂つばめ(2)明日へのピクニック
    完結
    638円 (税込)
    「食堂つばめ」は、どんなメニューでも作ってくれる、ちょっと不思議な料理店。生と死の境目にある街にやってきた人たちのために、料理人ノエは今日も腕をふるっています。料理を食べた人が大切な誰かのもとに戻れるよう、願いをこめながら……。妻のオリジナルレシピ・つゆだく肉じゃが、老舗洋食屋のマカロニグラタン、おばあちゃんが毎年作ってくれたかき餅などなど、大切な人と味わったあの味が思い出とともにじんわりと心に沁みてくる、大好評「食堂つばめ」シリーズ、待望の第二弾!
  • 食堂つばめ(3)駄菓子屋の味
    完結
    594円 (税込)
    生と死の境目の街にある、ちょっと不思議な料理店「食堂つばめ」にやってきた三十代の会社員・津久井英吾。彼が若くして臨死体験することになったのは、何者かに殺されたせいらしい。料理人ノエをはじめとする食堂つばめの面々は、なんとか彼が生き返れるよう、それぞれのやり方で試行錯誤するが……。懐かしい駄菓子屋の味、特製ダシのもんじゃ焼、ボリューム満点の肉づくしパーティーなど、おいしい料理と温かな交流が胸に沁みるハートフル・ファンタジー「食堂つばめ」シリーズ第三弾!
  • 食堂つばめ(4)冷めない味噌汁
    完結
    616円 (税込)
    ブラック企業で働き、心身をすり減らしていた俊太郎。ある日目覚めると、なぜかそこは道ばたに敷かれたふとんの上で、横に置かれたちゃぶ台にはできたての朝食が用意されていた。湯気の立つご飯に味噌汁、肉厚なあじの干物にだし巻卵……。しかし、おかわりを勧めてくれたノエと名乗る美女に告げられたのは、自分はいま臨死体験中だということで――(表題作「冷めない味噌汁」より)。とびきり美味しいハートフルファンタジーシリーズ四巻目は、全五篇の短編集です。
  • 食堂つばめ(5)食べ放題の街
    完結
    594円 (税込)
    妹が生まれて以来、家族から虐げられ、まるで使用人のような扱いをされてきた石井沙耶は、二十五歳にしてようやく実家から逃げ出し、ひとりアパートで暮らしていた。ある日、そんな沙耶のもとに、ノエと名乗る不思議な女性が現れ、「これを読んでください」と一冊のノートを手渡してきた。いったい何なの!? 生と死の間の街にある「食堂つばめ」は、どんなメニューも食べ放題。スパイシーなカレーうどん、抹茶白玉あんみつ、ふっくらきつね色のホットケーキ……。心もお腹も満たされるハートフルファンタジーシリーズ第五弾!
  • 食堂つばめ(6)忘れていた味
    完結
    594円 (税込)
    生と死の境にある街では、「食堂つばめ」の料理人ノエと仲間たちが、人々に生きる元気を取り戻してもらうことを願って、今日も変わらず開店中。そんなある日、店に餃子が好物だという藤原一太という男性がやってきた。エレベーターの落下事故に巻き込まれたという彼は、一緒に乗り合わせていたほかの四人も救えるはずだと、彼らを探して街中を走りまわるのだが……。パリッと焼き目のついたもちもちの皮、そしてジューシーなあん。焼き立て熱々の餃子は、元気みなぎる団らんの味。心もお腹も癒されるハートフルファンタジー、第6弾!
  • 食堂つばめ(7)記憶の水
    完結
    594円 (税込)
    交通事故に遭って、生と死の境の街にある不思議なレストラン「食堂つばめ」にやってきた中学二年生の小野潮。料理人ノエに、なんでも作るからと好物を訊かれるが、本来なら食べ盛りの年頃の潮は、なぜかうまく答えられなくて……(「内なる声」より)。命の源は、おいしく食べること――そう信じて、死に向かいかけた人たちをもとの世界に戻すため、腕を振るい続けるノエが失くしている記憶とは(表題作「記憶の水」より)。おいしい料理と切なくも心温まる物語が大好評の「食堂つばめ」シリーズ第七作は、短篇全四篇を収録!
  • 食堂つばめ(8) 思い出のたまご
    完結
    594円 (税込)
    生と死の境目にある「街」の不思議なレストラン〈食堂つばめ〉。ここで食事をした人は、生きる力を取り戻し、生き返ることができる。ところがこの店の料理人・ノエに、小さな変化が起きはじめていた。一方、死に限りなく近い人だけがやってくるはずの「街」に自由に出入りでき、店の常連となっている食いしん坊のサラリーマン・秀晴は、妻・柊子の出産を控え、父親になる日が近い。それなのに、秀晴はなぜかノエの変化ばかりが気になって――。大好評「食堂つばめ」シリーズ、切なくも心温まる最終回!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

食堂つばめ(6)忘れていた味 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    若干気もそぞろで(笑)読み始めた。
    面白かったけれど、時制にちょっとついていけないところがあって(わたしの読み方の問題)
    「?」
    と、なった。

    たぶん(以下ネタバレ)



    一太さんが一度目につばめがある世界にやってきたときのことがこの話のキモやのに、それよりもエレベーターのくだりが怖すぎて、他が

    0
    2020年12月07日

    Posted by ブクログ

    2017年20冊目。

    ⑤同様、本編+あとがき+おまけのショートショートという構成。

    生と死の間にある街にやってくるのは2度目という藤原一太。
    生前、遠くへ行くために走っていたのはなぜか、その理由が明らかになったとき涙を落としそうになりました(電車の中だったため、こらえた)

    甘いミルクティーとパ

    0
    2017年07月23日

    Posted by ブクログ

    『食堂つばめ』シリーズ、6弾め。
    食堂つばめシリーズらしいお話で安心します。
    前回の“食べ放題の街”は、正直イマイチだったので。
    今回は、ちょっとしんみりしました。
    不思議な街に迷い込んだ…というファンタジーな雰囲気よりも、“彼岸”と“此岸”に分かれた人同士の心の惹かれあいや切なさを感じる、少し和風

    0
    2016年07月27日

    Posted by ブクログ

    餃子に惹かれて購入。
    6巻から読み始めたので大元の把握が…と思ったが、おおよそは主人公が生きてる人間ながら仮死状態になることができ、食堂つばめに出入りしながら来客を生き返えす手伝いをして…
    みたいな話。多分。

    0
    2015年11月22日

    Posted by ブクログ

    色々な餃子が美味しそうだった。さらっと書かれているけれどエレベーター事故が胸に迫って、死にかけている人が生き返るまでや、門の向こうでも光で眩しい様子の亡くなった人に、いつもより何だかしんみりした。

    0
    2018年10月17日

    Posted by ブクログ

    食堂つばめの6巻。4巻とこれしか読んでいないのだけれど。まだまだ続くのかなぁ。今回は終わり方がすごく綺麗だったように思うのだけれど。

    0
    2016年01月14日

    Posted by ブクログ

    シリーズ6作目。
    今回はエレベーター落下事故の発生で食堂つばめを訪れる人が複数。ほんの少しの短い時間でも、密度の濃い出会いに胸がギュッとなる。しんみり切ない、だけど、心がほんのり温かくなりました。おまけのショートショートでもほっこり。
    今回の料理は餃子。無性に食べたくなる。焼餃子に水餃子。そしてビー

    0
    2015年12月15日

    Posted by ブクログ

    今回は餃子でしたね。

    ぷりっぷりの水餃子がたべたいなぁーとお昼御飯を食べ終わったばかりなのに思う私。

    まずいわ……。

    0
    2015年11月21日

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