あらすじ
生と死の境にある街では、「食堂つばめ」の料理人ノエと仲間たちが、人々に生きる元気を取り戻してもらうことを願って、今日も変わらず開店中。そんなある日、店に餃子が好物だという藤原一太という男性がやってきた。エレベーターの落下事故に巻き込まれたという彼は、一緒に乗り合わせていたほかの四人も救えるはずだと、彼らを探して街中を走りまわるのだが……。パリッと焼き目のついたもちもちの皮、そしてジューシーなあん。焼き立て熱々の餃子は、元気みなぎる団らんの味。心もお腹も癒されるハートフルファンタジー、第6弾!
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Posted by ブクログ
若干気もそぞろで(笑)読み始めた。
面白かったけれど、時制にちょっとついていけないところがあって(わたしの読み方の問題)
「?」
と、なった。
たぶん(以下ネタバレ)
一太さんが一度目につばめがある世界にやってきたときのことがこの話のキモやのに、それよりもエレベーターのくだりが怖すぎて、他が掴みきれなかった。
でも素直くんと会話する少年は、
「やっぱりお兄ちゃんやなあ」
と、思った。
お兄ちゃんというのは、お姉ちゃんもやけど、年少の人を放っておけない性分なんかもな。
そういう気遣いが連鎖を生んでいけばいいな。
あと、今回は餃子でした。読んでるだけでお腹一杯になったわ。
今回も面白かった。
Posted by ブクログ
2017年20冊目。
⑤同様、本編+あとがき+おまけのショートショートという構成。
生と死の間にある街にやってくるのは2度目という藤原一太。
生前、遠くへ行くために走っていたのはなぜか、その理由が明らかになったとき涙を落としそうになりました(電車の中だったため、こらえた)
甘いミルクティーとパリッと焼けた餃子が食べたくなりました。
Posted by ブクログ
『食堂つばめ』シリーズ、6弾め。
食堂つばめシリーズらしいお話で安心します。
前回の“食べ放題の街”は、正直イマイチだったので。
今回は、ちょっとしんみりしました。
不思議な街に迷い込んだ…というファンタジーな雰囲気よりも、“彼岸”と“此岸”に分かれた人同士の心の惹かれあいや切なさを感じる、少し和風な感じ。
街の様子は変わらないのですが…
表紙の餃子も、パリッパリな感じでとても美味しそうでした。
Posted by ブクログ
餃子に惹かれて購入。
6巻から読み始めたので大元の把握が…と思ったが、おおよそは主人公が生きてる人間ながら仮死状態になることができ、食堂つばめに出入りしながら来客を生き返えす手伝いをして…
みたいな話。多分。
Posted by ブクログ
色々な餃子が美味しそうだった。さらっと書かれているけれどエレベーター事故が胸に迫って、死にかけている人が生き返るまでや、門の向こうでも光で眩しい様子の亡くなった人に、いつもより何だかしんみりした。
Posted by ブクログ
シリーズ6作目。
今回はエレベーター落下事故の発生で食堂つばめを訪れる人が複数。ほんの少しの短い時間でも、密度の濃い出会いに胸がギュッとなる。しんみり切ない、だけど、心がほんのり温かくなりました。おまけのショートショートでもほっこり。
今回の料理は餃子。無性に食べたくなる。焼餃子に水餃子。そしてビール、最高だ。。