井口耕二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人としてこの方を好きかと言われたら正直いい印象がない。
それでもこの本を読んでみたかったのは、かつてこの本の著者が刊行したスティーブ・ジョブズを読んで面白かったから。
同じ人がイーロンマスクについて書いたらどうなるんだろう?という興味で読んだ。
比較しちゃいけないかもしれないが、ジョブズとマスクは何か似ている印象。
周囲の人が大変だろうなぁという意味で。
ジョブズはひょっとしたら志半ばで他界したけど、マスクはまだまだ元気そう。
これから何をしてくれるんだろうな。
この本を読むとTwitterをXにした理由がなんとなく分かったように思う。 -
Posted by ブクログ
1人の天才の壮絶な人生の軌跡を追える名作です。「なぜアップルは世界を変えられたのか?」という問いへの答えであると同時に、イノベーションを起こす人間の「理想と現実」「創造と破壊」が詰まった物語です。
特に印象深いのはジョブスの人物評です。彼は「現実歪曲空間 (Reality Distortion Field)」とも呼ばれる強烈なカリスマと完璧主義で知られています。これは、時に周囲を精神的に追い詰める「ひとでなし」的な側面もありましたが、結果として常識では不可能とされる製品を生み出す原動力となりました。まさに、天才の才能の狂気を感じることができるエピソードでし。
我々凡人では、ジョブズの真似をすることはできなくとも、彼の思考のプロセス、妥協なき製品へのこだわり、そして挑戦し続ける不屈の精神は、見習うべきものだと思います。 -
Posted by ブクログ
1人の天才の壮絶な人生の軌跡を追える名作です。「なぜアップルは世界を変えられたのか?」という問いへの答えであると同時に、イノベーションを起こす人間の「理想と現実」「創造と破壊」が詰まった物語です。
特に印象深いのはジョブスの人物評です。彼は「現実歪曲空間 (Reality Distortion Field)」とも呼ばれる強烈なカリスマと完璧主義で知られています。これは、時に周囲を精神的に追い詰める「ひとでなし」的な側面もありましたが、結果として常識では不可能とされる製品を生み出す原動力となりました。まさに、天才の才能の狂気を感じることができるエピソードでし。
我々凡人では、ジョブズの真似をすることはできなくとも、彼の思考のプロセス、妥協なき製品へのこだわり、そして挑戦し続ける不屈の精神は、見習うべきものだと思います。 -
Posted by ブクログ
「排出量を8%から10%にしないと、世界が...4℃上がり、海面が上昇して...国が滅びて人が亡くなる」
「知っていても行動しなければ知らないに等しい」
「生きていくに必要なものは10〜15%にすぎず、消費支出の85〜90%は質を高めるもの」
「一手間には十分の価値がある」
「道具にお金をかけない。そんなお金があつわたら航空券を買いなさい。」
〜経営方針〜
「アウトドア好きで情熱的であること」
「生きることの達人は仕事と遊びをはっきり分けたりしない。労働時間と余暇、心と体、勉強と娯楽をはっきり分けたりしない。どちらと特に意識さえしない。なにをするにせよ、ただ最高を目指し、それが仕事だと思われようが遊びだと思われようが気にしない。渾然の一体だと思っているのだ。」
「仕事に特別待遇を欲しがる"スター"はいらない。協働が1番だと思うし、協調的な人を尊び、注目を集めたがる人に厳しいのがパタゴニアカルチャーだからだ」
「"社員をサーフィンに行かせる"フレックスタイム制度。働きやすさを求める。ちなみなこの制度を悪用したりする人はほとんどいない。」
「働きやすさのため託児所を会社に」
「パタゴニアの託児所では高いところにはどんどん登れ、落ちてすりむいても気にするなと教えている。その結果幼稚園に入る頃には、自信も礼儀もクラス1だと言われる子どもになっていることが多い。」
「指示待ち人間はいらない。欲しいのは、おかしいと思ったら声を上げる人材だ。」
「生き残るのは強い種でもなければ賢い種でもない。変化に即応できる種だ」
「最高の管理職とは、普段、机にいないのに、探そうと思えばすぐに見つけられて相談できる人ではないか」
「成長するきはみずからを追い込み続ける必要がある」
「生まれ変わろうとしないのは死ぬに等しい」
「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える」
「最後に勝つのは自然だ」 -
Posted by ブクログ
父南アフリカに疎開しそこで生まれる
→カナダに大学で移住
→インターンで銀行
→zip2起業→売却→x.comをPayPalと合併→追い出されてスペースxでロケット開発(4回目の正直でNASAとの契約を締結)→テスラを並行して進める→OpenAIは非営利組織として起業
マスク/実際の製造ライン、工場を見回る
ジョブス/実際のデザインのラインを見回る、口を出す。
90年代にインターネット、00年代にロケット、2010年代に人工知能、とにかく早い。
時代の最速をいう人間の動向はチェックすべき。
マスク「いずれ人工知能が人間の知能の成長速度を上回る。だからこそ火星に行く。自分の時間、リソースは限られているからスターシップの打ち上げを急ぐ。そしてAIを安全にするためにAI会社を立ち上げる」
マスクの周りでは火星で何を着るかとかを真剣に議論している。 -
Posted by ブクログ
前提を疑うこと
型破りな言動で知られるイーロン・マスクの内面と行動原理を、徹底した取材をもとに描いた評伝。特に興味深いのは、彼のモノづくりに対する姿勢と思考のフレームワークだ。
マスクの哲学の核心にあるのは「前提を疑う」こと。慣習や常識にとらわれず、物事を物理法則などの「基本的な真理」にまで分解し、本質的に必要な要素だけを残して再構築する。この徹底した合理主義が、スペースXの打ち上げコストを従来の10分の1以下にまで削減し、テスラにおいてはバッテリー製造の最適化と自動化を進めるGigafactory構想へとつながった。
また、彼は設計と生産の現場を切り離さず、内製化・垂直統合を徹底。要件の明確化、工程の簡素化、最適化、高速化、自動化という5段階のアプローチを軸に、常にスピードと効率を追求する。
個性としては破天荒なマスクだが、ものづくりに向き合うその思想と実践には、極めて真っ当で学ぶべき点が多い。本書は、単なる成功物語ではなく、創造と実行の本質を問い直す良質なドキュメントと言える。 -
Posted by ブクログ
イーロン・マスクの経営改革が、今のフジテレビと重なって見えた。
改革はざっくり以下の3点になると思う
・言論の制限より自由を重んじる(マスクの思うだが。)
・大手広告からサブスクリプションに舵を切る(1つ目の改革のために必然的に必要になる)
・大量の社員をリストラする
フジテレビというか地上波テレビも、似たような問題をかかえていると思う。
大手広告主のcm一本足なので、ちょっとした不祥事で経営が揺らぐ。
広告主(視聴者クレーム)に弱く、どんどん制約を受ける。
だから、サブスクリプションに舵を切るべきと言われている。
この前提に立てば、イーロン・マスクが大鉈を振るったことも納得できる部分もある。(めちゃくちゃ身勝手な理由でもクビにするけど。。)
大手広告で稼ぐモデルで、スキルや人員が最適化されているわけだから。
必要な人も変わるし、企業風土の変わりようについていけない。
事後的に非当事者としてだからこれらのことが言えるわけだが、当事者としてはたまったものではない。
そのTwitterで何が起きたのか、社員目線で知ることができる。
イーロン・マスクがceoに就任すると、短期間に半数以上のリストラが行なわれ、内部は大混乱。
当時のTwitterがゆるゆるで運営されていることに危機感を感じている社員も何人かおり、
野心を持って建て直そうとする人物も現れる。
ストーリー大半は、このなんとかやっていこうとする数人の社員目線で語られる。
その他、気になるポイントは
・言論の自由、嘘や過剰な批判に対する投稿制限、このバランスを取る難しさが想像以上であることもわかる。
・Twitterの投稿によって世論を誘導しようとする裏の仕事があることも書かれており、興味深い。
自伝のイーロン・マスクを既読だったのだが、
それに比べるとやや断片的な話に思えてしまった。
イーロン・マスク本人から取材できなかったから、仕方ないと言えば仕方ないのだが。
自伝は肯定的、この本は否定的なスタンスで書かれている。
まだ、読んでない人にはあわせて読むことをお勧めしたい。