井口耕二のレビュー一覧
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商品開発では「何を作るべきか」を確かめていく(顧客について理解をしていく)ことに最も重点を置くべきだということを主張し,その方法論を沢山の例示とともに説明している本.
イノベーションのジレンマ(The Innovator's Dilemma)を避ける方法論にもなっている.
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- 成長仮説と価値仮説
例 p.222
p.79 「問うべきなのは「この製品を作れるか」ではなく「この製品は作るべきか」であり「このような製品やサービスを中心に持続可能な事業が構築できるか」である。」
p. 80 「耳を傾けるとしたらどの顧客の意見を聞くべきだろうか。...『とりあえず製品をリ -
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ビジョンの達成に向けてMVP(最小限の製品)を最適化しながら、戦略のピボットを最速で繰り返すという手法。アイデアを構築して製品に、製品をアーリーアダプターに問い、計測し、データを得、そこから学び、アイデアに反映させる。構築・計測・学習のフィードバックループ。MVPは最悪動画等でも良い。計測時には比較となるベースラインが必要。粘着型(マイクロソフトのように切り替えに莫大な労力がかかるモデル)、ウイルス型(Facebook、Paypalなど)、支出型(広告など)の成長エンジンが必要。またイノベーション条件として、①資源、②裁量権、③成果と個人的利害のリンクが必要と説いている。
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ネタバレリーンスタートアップの応用編的位置付けの一冊。
アントレプレナーシップやリーンというスタートアップ的な手法をいかに大企業などの既存企業に取り入れていくか。
示唆多く、参考になる一冊。
<メモ>
・スタートアップウェイを支える5原則。
1継続的イノベーション 組織の上から下まで様々な人材と創造性を活用し、新たなブレークスルーを見つける方法
2スタートアップを仕事の原始単位とする。実験のできるチームが必要で、それは他とは異なる組織構造で支えられなければならない
3かけている機能。ほとんどの組織はアントレプレナーシップという機能がかけている
4再創業 組織の構造を大きく変えることは会社を新たに創業 -
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・長続きする会社は自らを再発明するものだ
・「なにをしないかを決めるのは、なにをするのかを決めるのと同じくらい大事だ。会社についても、製品についても。」
・自分のの仕事をちゃんとわかっている人はパワーポイントなんかいらない。ちゃんと問題に向きあって、課題を徹底的に吟味していれば。
・デザイナー、製品ディベロッパー、エンジニア、製造チームが細かく協力し、何度もスタート地点まで戻った
・パッケージは映画館のようなものでストーリーを生み出せる
・魅力的な半透明ケースを作るためにゼリビーンズの工場を見学するなどしている
・店舗はブランドの強烈な物理的表現になります。
・スティーブは話し合っていく考えて -
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スティーブ・ジョブズの伝記ではない。読み進めるうちにわくわくしてくる。ヒントに詰まった一冊。名著。
・社員向けと、起業家向けと2つの教育コースが必要だ
・「自分はどういうものを設計したいのか、つくりあげたいのか、夜、自分一人でじっと考え、考え、考え続ける。それだけのことをする価値はある。絶対にある。本当だ。(スティーブ・ウォズニアック)」
・イノベーションはとりつかれたと思うほど情熱を傾ける人がいなければ生まれない
・「失敗は気にならない。むしろ失敗した回数で子どもを評価すべきだと思っている。おかしなことにトライし、たくさんの失敗を経験する子ほど、創造的なはずだからです」
・「大好きなことをし -
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全2巻の下巻は、ジョブズがPixarを成功させ、いよいよAppleへ帰り咲くあたりからスタートする。その交渉の舞台裏から、その後立て続けに革新的製品を世に送り出す過程が書かれており、スリリングな展開に一気に読ませてしまう。特に、iPodからiTuneに繋がる音楽ビジネスの立ち上げにおける関係者との交渉の舞台裏は思わず息をのむ。iPodはMP3プレイヤーとしては完全なる後発であったが、ジョブズの妥協なきまでのユーザー指向によって、ロクな製品のなかったこの市場での確固たる地位を築き上げる。また、この辺りで言及されているのが、どうようの製品とサービスをSonyだったら作り上げるだけのリソースを持って