井口耕二のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ上下あわせて900ページほど。文字もやや小さめでかなりの文量でしたが、ひとつの章のボリューム自体は少ないので、とても読みやすかったです。
生い立ちから起業、成功、事業拡大、Twitter買収、スターシップの打ち上げまで。生まれてから直近までの取り組みが事細かに、本人、関係者の情景と共に書かれています。
イーロンマスク好きな人はもちろん、なぜ彼がここまでの偉業を成し遂げているのか。気になる人は必見だと思います。
たとえば、常識やルールの理由を改めて考え、間違っていると思えば、自らの考えを実行していく。設計・製造を徹底的にリンクさせる。失敗して、作り直す。どんなプロジェクトにも関わり、納得い -
Posted by ブクログ
ジョブズの人間としてのクソさ加減をこれでもかというほどに知ることができました。人を罵倒することは勿論、自分がヘッドハンティングした役員が意見したことに腹を立て内定を取り消したり、車椅子用の駐車場に停めたり。しかしAppleでのモノづくりやPixarでの映画製作のパートを読んでいると、良いものをトコトン作ろうという熱意を持っていた人なのだと十分にわかる。その結果として人を罵倒することにも繋がるのかもしれない。交渉術にも長けていることがわかる。iTunesで音楽販売を各レーベルに合意を求める際は、「Appleのシェアは低い」と低姿勢の態度を取る。ジョブズと関わった人の多くが「彼には不思議と惹かれる
-
-
-
-
Posted by ブクログ
リーンスタートアップ組織を作るために必要なエッセンスが込められているめちゃめちゃ良書だった!!
方法論だけでなく、実例も添えられているのでよりわかりやすい。学んだ、自組織に活かしていきたい!!
【まとめ】
- リーンスタートアップが最も大切にしなければならないのは「学び」
- 構築 => 検証 => 学習のループを回す
- ビジョン => 戦略 => 製品のピラミッド
- 戦略を進化させるのは、pivot
- 製品を進化させるのは、最適化
- 革新会計:
---- MVPを計測する
---- 理想状態に最適化していく
---- pivotを検討する
- 虚栄の -
購入済み
イノベーター
windows95狂想曲の中でそろそろパソコン買おうかなと思い兄に相談したところ「Macにしろ」ん??Macって何だ何が出来るんだと思いつつ結局購入したのは当時の入門用のパフォーマってやつでした。それからノートパソコンのDuo2300cを購入。もっと上位機種が欲しいかなあと思っていたところにジョブズ復帰からの一連の流れですよ。互換機潰した時にはムカッと来ましたが、iMacからの製品群にはワクワクするものが沢山ありました。iPhoneを初めとしたスマートフォンだらけの今、もしこの方が居なかったらと仮定した現在と、もしこの方が存命だったらと仮定した現在、「もしもボックス」が有ったら見てみたいなって
-
Posted by ブクログ
下巻では2015年ころから2023年までが対象となっています。スペースX、テスラ、ニューラリンクでの修羅場、ジェフ・ベゾスやビル・ゲイツなどとの交流(冷戦)、また近年最も注目されたといってもいいツイッターの買収について詳しく書かれています。
下巻で印象に残った点をいくつかあげます。
(1)マスクが考えた「ばかやろう指数」なる指標。これは完成品の値段を原材料費で割った値で、これが高いということは(例:100ドルのアルミニウムから作った部品が1000ドルする場合は10)、設計が複雑すぎるとか、製造工程の効率が悪すぎることを意味します。宇宙産業では「ばかやろう指数」が高い部品が多い。
(2)マスク