井口耕二のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
全2巻の下巻は、ジョブズがPixarを成功させ、いよいよAppleへ帰り咲くあたりからスタートする。その交渉の舞台裏から、その後立て続けに革新的製品を世に送り出す過程が書かれており、スリリングな展開に一気に読ませてしまう。特に、iPodからiTuneに繋がる音楽ビジネスの立ち上げにおける関係者との交渉の舞台裏は思わず息をのむ。iPodはMP3プレイヤーとしては完全なる後発であったが、ジョブズの妥協なきまでのユーザー指向によって、ロクな製品のなかったこの市場での確固たる地位を築き上げる。また、この辺りで言及されているのが、どうようの製品とサービスをSonyだったら作り上げるだけのリソースを持って
-
Posted by ブクログ
言わずと知れたアウトドアの最強ブランド。
その経営者の経営哲学がふんだんに書かれた本です。
仕事とレジャーの融合が、
どう社員の生産性に高めるのかという視点で、
日本でも以前かなり話題になった。
少なくない日本企業も、社員を遊ばせれば、
より生産性が上がるのではないかと考えた。
ただ、実際は、かなり表面的な「働き方改革」で終わった印象がある。
表面的なモノを模倣して、
自分達で、新たに作り変えるというのは、
日本企業が得意とする所だが、そこからは、決して哲学は生まれない。
よって、経営者と社員との「問題意識」の共有はできない。
日本の労働生産性は、先進国ぶっちぎり最下位だが、
経営者が、 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ現在、アメリカには例の人のせいで逆風が吹いている。しかし、私は悲観はしていない。あの国は修正能力が高いからだ、これから書評にするコリン・パウエル氏もその代表的な人物の一人。
彼はジャマイカからの移民の両親のもとに生まれたアフリカ系アメリカ人。アフリカ系アメリカ人で初めて、国務長官(日本でいえば外務大臣)になられた方だ。
この本の題名は「リーダーを目指す人の心得」という題名であり、彼の理想のリーダー像が一冊にギュギュっと詰まった書籍である。大部分が彼の経験則によるもので、叩き上げの軍人としての彼の本質が表されている。
では、本書をかいつまんで紹介する。
・何事も思うほどには悪くない。翌朝 -
Posted by ブクログ
ネタバレ有名なコリンパウエル元米国務長官により、リーダーとしての心得に関する本。人柄や経験がにじみ出た教訓となっている。
<メモ>
・13のポイント 状況は思うほどに悪くない。翌朝には状況改善している。リーダーは状況を改善してくれると部下に思わせねばならない。まず怒れ、その上で怒りを乗り越えよ。
地位とエゴを同化しない。やればできる。
・選択には細心の注意を払え。
・良い決断をしたら、それをくじく事実にも折れてはならない。
・誰かの代わりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきでない。
・小さいことを検証せよ。
・成果を一人占めするな
・常に冷静に親切であれ。
・ビジョンを持ち、自分に対 -
Posted by ブクログ
アップルというのはスティーブ・ジョブズという希代のイノベーターが経営していたからあれほどの会社になれたのであって、そのジョブズがいなくなれば、普通にすごいという程度まで落ちてしまうという見方もあった。
一方、そのジョブズは「いつまでも続く会社を作ることに情熱を燃やしてきた」と言っているわけで、創業者よりも長生きする会社を作ろうとジョブズが注力してきたのだから、彼がいなくなってもアップルは大丈夫だという意見もあった。
いずれにせよ、ジョブズが亡くなった時点では、どのような予想も「当たるも八卦当たらぬも八卦」の世界でしかなかった。
ジョブズ後のアップルがどうなるのか、データがまったくなかった -
Posted by ブクログ
スティーブ・ジョブズ亡き後のアップルがどうなるかについての本。著者は日系の女性敏腕記者で、しっかりとした取材に基づいた本(日本語もできるが、本書は英語で書かれて、翻訳者により翻訳された)。ジョブズが肝臓移植手術をしていたのをスクープしたのが著者だという。アップル社から反論があって話題になったが、単にセンセーショナルさを求めた本ではない。ジョブズ後のフォックスコンの工場の労働環境の問題や、Samsungとの不毛な特許争いが関係者への取材を通して詳しく解説されている。
ティム・クックはうまくやっているが、「アップルの未来を描く人物としてクックが最良の人物なのか」というのが著者の疑問となる。たとえ -
Posted by ブクログ
■ジェフ・ベゾス
A.ジョブズと同じようにベゾスも現実歪曲フィールドをまとっており、思わず納得させられてしまうが、冷静に考えると得心のいかないプロパガンダを展開する。
B.クリティカルシンキングを育むには散文形式のほうがいいとベゾスは信じている。新製品ならプレスリース形式で文章を作る。つまり、その提案をどのような形で顧客に提示するのかを形にするわけだ。
C.我々はモノを売って儲けているんじゃない。買い物についてお客さんが判断するとき、その判断を助けることで儲けてるんだ。
D.賢くあるより優しくあるほうがむずかしい。
E.緊密で有機的につながる仕事ができていないから、関係者のコミュニケ