井口耕二のレビュー一覧

  • スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(下)
    著者とジョブズが実際に友人関係にあったため、ウォルター・アイザックソンの公式伝記では描かれていないエピソードや人間味のあるジョブズが描かれていた。あと公式伝記以上に各エピソードの描写が細かい。

    公式伝記を読んだ人でも充分に楽しめる内容になっている。
  • スタートアップ・ウェイ 予測不可能な世界で成長し続けるマネジメント
    前著『リーンスタートアップ』の続編。
    立ち上げ期から、その後のマネジメント手法や、そもそも大企業の中でどうやってアントレプレナーシップを育てていくか、大企業病にどう対処していくかを、GEなどにも助言する立場の著者が書いた一冊です。

    第9章のところの革新会計の話は、具体例も多く、『LEAN
    ANA...続きを読む
  • 新版 社員をサーフィンに行かせよう―――パタゴニア経営のすべて
    言わずと知れたアウトドアの最強ブランド。
    その経営者の経営哲学がふんだんに書かれた本です。

    仕事とレジャーの融合が、
    どう社員の生産性に高めるのかという視点で、
    日本でも以前かなり話題になった。

    少なくない日本企業も、社員を遊ばせれば、
    より生産性が上がるのではないかと考えた。
    ただ、実際は、か...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ II
    41章にも渡るスティーブ・ジョブズのお話でした。スティーブ・ジョブズ本人、その家族、アップル社の重役、ビル•ゲイツ等が語り、話に厚みがあってとても面白かった。2巻目は、アップル社への復帰からiPod、iTunes、iPhone、iPadと自分もよく知る製品の開発秘話等も興味深かった。スティーブ・ジョ...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ I
    スティーブ・ジョブズの伝記と言える本。アップルを設立して大きくしたが、そのアップルを追放されてしまう。そのつぎになってNext設立とピクサー買収と続き、トイストーリーヒットと続く。その間に妻との出会いや様々な人間模様が描かれており、スティーブ・ジョブズを良くも悪くも知ることができた。トイストーリーヒ...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ II
    ジョブズがAppleを追われた後、再び「復活」して勇退するまでの歴史。自分がMacを知ったのは1988年頃だった。GUIで扱えるPCという考え方に惹かれたが、安月給の身では手が届かず、ずっとMac専門誌を読む日々が続いていた。転機はソフトもバンドルされたPerformaの登場だった。これなら無理をし...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ I
    ジョブズの歴史だ。現代に生きたジョブズがAppleを中心に、コンピュータ界に巻き起こした革命的な動きは、現代の史実となるものだ。しかし、偉人に祭上げられたことに個人的には反対だ。本書でも言及されている自己愛性人格障害は、誰もが憧れるものでも、真似できるものでもない。たまたまコンピュータ技術発展の導火...続きを読む
  • リーダーを目指す人の心得
    現在、アメリカには例の人のせいで逆風が吹いている。しかし、私は悲観はしていない。あの国は修正能力が高いからだ、これから書評にするコリン・パウエル氏もその代表的な人物の一人。

    彼はジャマイカからの移民の両親のもとに生まれたアフリカ系アメリカ人。アフリカ系アメリカ人で初めて、国務長官(日本でいえば外務...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ II
    スティーブの狂人的な熱意、アップルへの愛、完璧主義、多くのことを垣間見れて非常に面白かった。
    普通なら否定されてしまいそうな性格だが、奇跡とも言えるほどの伝説の人となった。
    そんな彼も最後は癌に苦しむ。
    誰もが死ぬんだと感じた。
    スティーブ、アップルをより好きになった一冊だった。
  • スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(上)
    今まで書かれなかったジョブスの伝記という触れ込みだが、そうか?と思う。当たり前だがあまりり本筋は変わらない。ただデティール小話は知らないことが多く、サイドストーリーとして面白い。ビル・ゲイツとは意外な仲が良かったとか。
     なんにしても私のようにコンピューターとともに育ち、ITを生業にするものには英雄...続きを読む
  • リーダーを目指す人の心得
    ジャマイカ系移民二世としてニューヨークに生まれたコリン・パウエルさんは決して”恵まれた”とは言えない環境から最終的には四つ星の陸軍大将まで出世し、一時は大統領候補とまで言われた人です。この本には人種や学歴等の壁を乗り越え黒人として初めて軍の最高位まで上り詰めた人の経験に裏打ちされたある種の人生論につ...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ II
     スティーブジョブズの伝記。それまであまり詳しいことを知らなかったが、フィクションのように面白い。1巻の軌道に乗るまでが面白いが、挫折を味わった後、ヒット商品を連発する快進撃も読んでいて面白い。その訳はやはり製品一つ一つのこだわりが強いこと。また完ぺき主義な反面、ジョブズが人間的に未熟であることが物...続きを読む
  • リーダーを目指す人の心得
    パウエル元将軍のエッセイ集。リーダーの心構えなどを説いているのですが、押し付けがましくなく、また、自らの経験に基づいているので、リアルに受け止められます。ユーモアもあってね。
  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者
    全体的に面白かった。ザッカーバーグの話などといっしょで、キャラ立ちするCEOのリアルな話はおもしろい。もうちょっとAWSの話があったらよかったが、後半の生々しい闘争のエピソードは厳しいビジネスの世界が垣間見れてよかった。世界一の企業にはこうことも必要なのかと。
  • リーダーを目指す人の心得
    有名なコリンパウエル元米国務長官により、リーダーとしての心得に関する本。人柄や経験がにじみ出た教訓となっている。
    <メモ>
    ・13のポイント 状況は思うほどに悪くない。翌朝には状況改善している。リーダーは状況を改善してくれると部下に思わせねばならない。まず怒れ、その上で怒りを乗り越えよ。
    地位とエゴ...続きを読む
  • 沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか
    アップルというのはスティーブ・ジョブズという希代のイノベーターが経営していたからあれほどの会社になれたのであって、そのジョブズがいなくなれば、普通にすごいという程度まで落ちてしまうという見方もあった。

    一方、そのジョブズは「いつまでも続く会社を作ることに情熱を燃やしてきた」と言っているわけで、創業...続きを読む
  • 沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか
    スティーブ・ジョブズ亡き後のアップルがどうなるかについての本。著者は日系の女性敏腕記者で、しっかりとした取材に基づいた本(日本語もできるが、本書は英語で書かれて、翻訳者により翻訳された)。ジョブズが肝臓移植手術をしていたのをスクープしたのが著者だという。アップル社から反論があって話題になったが、単に...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則
    ジョブズが題材だが、ビジネスで大事にしたいことが詰まっている。
    昨今のように効率化ばかり求めていたら絶対にできないことも多く、色々と考えさせられる本。
  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者
    ■ジェフ・ベゾス

    A.ジョブズと同じようにベゾスも現実歪曲フィールドをまとっており、思わず納得させられてしまうが、冷静に考えると得心のいかないプロパガンダを展開する。

    B.クリティカルシンキングを育むには散文形式のほうがいいとベゾスは信じている。新製品ならプレスリース形式で文章を作る。つまり、そ...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則
    仕事に対する考え方が根本的変えられる本。
    本当にやりたいことをやる。売上や利益を追いかけるのではなく、夢を売る。人々の生活をよくするものを作る。自分がほしいものを作る。顧客の声や市場調査から製品を作るのではなく、自分たちがそういうライフスタイルを提案したいから作る。

    アップルだけでなく、アップル流...続きを読む