井口耕二のレビュー一覧
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こんなに笑いで噴き出すリーダーシップ本は初めて。パウエル将軍のジョークは正しくプランされ起動する(敬礼)
将軍:昨日のハルク・ホーガン対ジ・アンダーテイカー戦なんですが…
部下:(…?)
そういうプロレスの話題も大好きなパウエル将軍。
趣味はボルボの修理(自宅で姿が見えないときは、大抵、買ってきた故障ボルボの下にいるらしい(直しては売る))。
ニューヨークのストリートキッズの出を憚らず、最初の仕事はコーラの自販機補填(運転下手でクビ、後にペプシの清掃員に)、退官の後、胡錦濤首席には、ニューヨーク名物ホットドックも奢ってあげちゃう。因みにやっぱり美味いらしい(笑)
軍人のジョークには笑えないものも多いが、状況を素早く分からせ、イシューの特異性を評価させることで面白味が伝わるなら、著者のコミュニケーション能力の高さにこそ、稀代のキャリアの基盤を見た思いがした。 -
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ネタバレ事業(株主・取引先)、社員、顧客、地域社会、自然という5つの側面に対する責任ある企業活動がどのようなもので、どのように前進していくかが示されている。
商品の品質、機能性と価格だけでなく、製造過程や流通過程でどれだけ自然や人に影響を及ぼしているのかという価値基準の重要性に気づく。
ただし、生物としての活動そのものが環境に何らかの影響を与えることは明白だが、生活するうえで影響はゼロにできるはずもなく、では、極力少なくするべきかと問われると、著者のように明確には答えられない自分がいる。
実際のところ、品質よりも低価格やファッション性に重きが置かれるような生活や好みも否定できない。パタゴニアの製品が信頼できるからといって長距離の運送が伴えば環境への影響度は増してしまう。
売り場の製品タグで環境への影響度の情報が提供されるようになるのが望ましいのだろうが、それでも、そうした情報だけの物差しで判断しきれない難しさは残る。
多様な価値観がある社会にあって、著者の責任ある企業への姿勢の真っ直ぐさに敬意を感じると同時に、自分自身も責任ある生活者であろうと思う。
13-50 -
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【ひとつの戦略】
パタゴニアの宣伝でもありますが、これからの企業を見ることができます。
あくまで、ひとつの戦略ですが、このような方法もありだと思います。
環境負荷と企業利益は、いっけんトレードオフの関係に思います。
環境に対して負荷の少ないものを生産すれば、利益は少なくなると感じます。
しかし、この本を読むとよくわかるのですが、「地球にいいことをしている」と「会社に利益をもたらしている」では、前者の方が社員のモチベーションが高くなります。
さらに、ブランドイメージが良くなり結果的に高利益企業になっていきます。
メーカにとっては、いかに安くていいものをつくることが目標になっていますが、高くていいものをつくれるブランディングを考えるところに来ているかもしれません。(←真剣に!) -
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エンジニアには2種類の人間がいると思う。
ひとつは、一発当てて、有名になって、会社を率いて、世の中を変える。
もう一つは、一生エンジニアとして、好きな事をやり通す。
アップルの二人の創設者、スティープ・ジョブスが前者なら、もう一人のスティーブであるウォズニアックは典型的な後者だ。
ウォズの少年時代からの天才ぶりがこれでもかと披露されている。初期のコンピュータを、机上でより少ない部品で再設計するととを何度も行い(ちょっと耳を疑うような話だが本当なんだろう)、ついにはApple IIを独力で開発してしまう。そして、ジョブスの自伝でも出てきた偽チラシ事件など様々ないたずら。
後者のタイプのエンジニアなら(もっともそれを貫き通すことはなかなか難しいけど)この本はとても楽しく、そして羨望の眼差しで見つめながら(オレもこんなに頭のキレるエンジニアだったらなぁ)読み通す事ができるだろう。 -
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「創造力とはいろいろなものをつなぐ力」
(スティーブ・ジョブズ)
イノベーターとそうでない人との違いは荷か?
「関連付ける力」
関係がないように見えるさまざまな分野の疑問や課題、考えを上手につなぎ合わせる力。
経験や知識が豊富になるほど、脳の関連付ける能力が高くなる。
新しいものを見たとき、今までにない関係に気づくのだ。
その一部が斬新なアイデアとなる。
(ハーバード大学が6年をかけて3000人もの会社役員から聞き取り調査をした結果)
スティーブが違うのは、何をするかではなく、何をしないかこそが一番重要と信じている点だ。
(ジョン スカリー)
iphoneのような製品について我々がしていることは、
デザインにじゃまさせないことのように見えるかもしれません。
(ジョナサン アイブ)
誰の気分も損なわないようにするのがフォーカスグループであり、
そこからは、口当たりがよく、とんがっていない製品しか生まれません。
(ジョナサン アイブ)
僕らは、まず、自分がほしいものは何かを把握する。
そして同じものを多くの人も欲しがるかどうか、きちんと考えることがアップルは得意なのだ。
次にブレークするのは何だと思う?て社外の人に尋ねたりはしない。
ヘンリーフォードも同じことを言ったらしいよ。
「何が欲しいかと顧客に聞いたら、『足が速い馬』と言われたはずだ」ってね。
(スティーブ ジョブズ)
ipadのようにクリエイティブな製品を生み出せるのは、
我々がテクノロジーとリベラルアーツの交差点にいようとしているから、
両者のいいところをくみあわせようとしているからなんだ。
(スティーブ ジョブズ)
何か新しいモノ、世界を変えるモノをつくるには、
みんながとらわれている制約の外側で考えなきゃいけない。
みんなそんなもんだと思っている人工的な限界の外側で考えなきゃいけない。
(スティーブ ウォズニアック)
他の業界から優れた顧客サービスのアイデアを盗んでくればいい。
競合他社から盗んでも短期的には成功できるかもしれないが、
イノベーションのリーダーにはまずなれない。
他の業界に存在する何かに目をつけ、それを応用して、顧客の体験を大きく改善したとき、
それをイノベーションと呼ぶ。
(著者)
まず、自分を信じること。迷っちゃダメだ。
世の中全員といってもいいほど多くの人が白か黒かという考え方しかできない。
みんなそのとき常識とされている見方しかない。先入観とか偏見ともいえるもの。
発明というものと決定的に対立する偏見なんだ。
こういう人に足を引っ張られちゃダメだ。
(アップル創始者 ウォズニアック) -
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ジョブスのことを知りたくて・・・
とにかく 1冊だけ 購入しようと決めて選んだのが 上記の本だ。
ジョブスが死ぬことで ジョブスの評価や価値が
鮮明となる。
ジョブスが生きておれば できない作業。
つまり 『進行形ではない』 ということだ。
すべては 『過去』 となっている。
すべてが 止まった・・・だから ジョブスを語ることができる。
7つの法則を説明する
法則1:大好きなことをする(キャリア)
法則2:宇宙に衝撃を与える(ビジョン)
法則3:頭に活を入れる(考え方)
法則4:製品を売るな。夢を売れ。(顧客)
法則5:1000ものことにノーと言う(デザイン)
法則6:めちゃくちゃすごい体験をつくる(体験)
法則7:メッセージの名人になる(ストーリー)
この本の優れているのは 言葉を 文脈の中で 定義しようとしている
ことに 重要な意味があるのかもしれない。
言葉をきちんと定義しない限り じつは 前に進むことはできないのだ。
豊かな生活を作り上げていく イノベーション がホントに求められている。
非凡な人生をおくろうとするのは クレージーであることの証拠。
重要なのは 『情熱』 である。
ジョブスは コンサルティングはいらない という。
判りにくい言葉で 抽象的に説明するだけだからだ。
新しい物は 顧客から生まれない。
クルマをイメージする前に 速い馬 しか考えることができないからだ。 -
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スティーブ・ジョブズとAppleを創ったもう一人のスティーブ、スティーブ・ウォズニアックの自伝である。
この本の中でウォズの人柄がよく表されていると思う。
お金には執着せず、エンジニアリングにひたすらのめり込み、Apple I、Apple IIを世に出し、Appleの創世記の技術面を全て担っている。
ウォズとジョブズという組み合わせだからこそ、Appleという会社は立ち上がり、Apple IIで一時代を築いたのだと思う。
この本の中でウォズが一番言いたかった事は、Appleはジョブズとの確執で辞めた訳ではないという事(事実現在でもApple社員で給料も貰っている)、自分という人間を知って貰いたいという思い、エンジニアとはこういうものだというウォズ自身の考え方等であろう。
小学生の頃から父親から色々と知識を吸収し、小学生の頃既に高校生に匹敵する知識を得ていた事等は、ウォズと父親の教育方法に特殊なものが感じられる。
社交的でなく、エンジニア・オタクと思われる事の多いウォズが、実はイタズラ好きで、仲間というものを大事にし、決して他人の悪口や恨み言を言わない陽気な人物という事がよくわかる本である。 -
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ネタバレ父はエンジニアだった。幼少期から様々な専門知識を噛み砕きながら、わかりやすく説明してくれた。算数と理科が大好きになった。小学六年生の時はIQが200を越えていたよ。p10
父が教えてくれたことで最も重要なことは「エンジニアは世界を変えることができる」ということだ。
今も僕は、エンジニアとは世界の鍵を握る人種だと信じている。p12
電話を自由に、いわばハッキング=ブルーボックスp129
物事をコントロールする人より、笑って過ごす人のほうが幸せだって、僕は思う。それが僕の考え方なんだ。僕は、人生で一番大切なのは幸せであり、どれだけ笑って過ごせるかだと思うんだ。頭がちょっといかれたやつのほうが幸せなんだ。僕はそうゆう人間だし、そうなりたいとずっと思ってきた。p199
世界は白黒なんかじゃない。白と黒の間にはさまざまな濃さのグレーがあるんだ。「発明家なら、グレースケールで物事を見なきゃいけない」。すべてに対してオープンに。他人のあとをついて歩いてはいけない。p413
何か新しいもの、世界を変えるものを作るには、みんながとらわれている制約の外側で考えなきゃいけない。みんながそんなもんだと思っている人工的な限界の外側で考えなきゃいけない。白黒じゃなくてグレースケールで世界を見なきゃいけない。誰も考えつかなかったものを作りたいなら、そうする必要があるんだ。p414