井口耕二のレビュー一覧

  • UPSTARTS UberとAirbnbはケタ違いの成功をこう手に入れた

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    UberとAirbnb、どちらのユニコーン企業の歩みも、法律や既存勢力との闘いの歴史だったというのが本書を読むとよく分かる。既成事実と支持者を先に勝ち取っていくイクスクルーシブなイノベーションの在り方に伴う痛みのリアルを見せつけられます。

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    2019年03月03日
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則

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    何をしたかということよりも、ジョブズが何をしなかったかということにおいて、優れていたことを知った。
    妥協しないし、決断に勇気がある人だと思った。また、初志貫徹している人だと分かった。
    将来の先行きが不安に満ちている現代において、ここまで優れたリーダーシップを発揮できる人は貴重であった。

    アメリカのこういった本に多いパターンは、事例が多いことと、同じことを必要以上に繰り返すこと。
    個人的にはこの部分をなくして、すっきりとした本にして欲しかった。
    あと、アップル信者にさせようとしているやや大袈裟な部分もいらないと思った。
    そういう本だろうとは思っていたけれど。。

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    2019年02月09日
  • スティーブ・ジョブズ II

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    下巻の内容は、Appleへの復帰から死まで。

    この時期の内容でとても知りたかった事がある。

    2003年4月のiTunes Music Store開始の際、開始時点から、ソニー以外の大手レーベル全てと契約を締結した時の状況だ。

    コンテンツホルダーは元来動きが遅く、どう考えてもiTunes Storeの条件で交渉が締結するとは思えなかった。どのような手口を使ったのかすごく興味があったが、結論としては

    「分からない」

    としか言い用がない。実際には、ジョブズ自身がレーベルだけでなく、著名アーティストと粘り強く交渉した結果なんだけど、それでも特に魔法のようなブレイクスルーがあるわけでもなく、

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    2019年01月17日
  • スティーブ・ジョブズ I

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    書店には彼を賞賛する声が溢れ、「神の叡智」「偉人」というキャッチコピーが並び、この書籍もビジネス書として推奨される事も多い。

    ただ、間違いなく言える事は、本書に登場するスティーブ・ジョブズは本当に酷い人間で、間違いなく、一緒に仕事をしたり、親交を深めたくなるようなタイプではない。

    病的な菜食主義者で、菜食主義であれば体は汚れないと信じ風呂にも入らず、ストレスの発散法はトイレに足を突っ込んで水をばらまく事。そして、人間は「天才」か「まぬけ」に二分されると固く信じ、まぬけは目にはいるのも不快であり、天才はおだてたり操作したりするが、その評価は全部自分が頂く。

    間違いなく、Twitterでフォ

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    2019年01月17日
  • スタートアップ・ウェイ 予測不可能な世界で成長し続けるマネジメント

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    リーン・スタートアップと同じ著者で、続編とも言える内容。スタートアップやアントレプレナーシップの在り方を大組織にもインストール出来る形で噛み砕くという挑戦が見られる本書。社会の不確実性が増すのに応じて、組織心理学的アプローチの重要性が増していると感じさせる一冊です。

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    2019年01月14日
  • できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン

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    プロが行っている具体的な翻訳の方法だけでなく、翻訳するにあたって大事な心構えを教えてもらいました。「翻訳のエコノミー」、「翻訳は一人三役」といったアイデアは、翻訳の仕事をしていても自分ではなかなか気付けることはできません。翻訳の姿勢をよりよいものにしてくれた、大変ありがたい書籍でした。

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    2019年01月12日
  • アップルを創った怪物

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    本書は「ウォズの魔法使い」と称される伝説的天才エンジニア、スティーブ・ウォズニアックの自伝である。スティーブ・ウォズニアックは、アップルIとアップルIIを開発設計し、スティーブ・ジョブズとアップル・コンピュータ社を興した人物である。

    スティーブ・ウォズニアック著となっているが、本人の話をジーナ・スミスが聞いて、文章化したものである。内容的にも氏が古き良き時代を懐かしみながら話した昔話という感じ。

    ジョブズ氏と違い、表舞台に登場することがあまりないし、彼に焦点を当てた書籍もないので、何か知られざるエピソードなどを期待していたのだが、驚くようなものはなかった。それでも生粋のエンジニアとしての考

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    2019年01月03日
  • スティーブ・ジョブズ I

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    ネタバレ

    スティーブ・ジョブズの伝記。子供時代からピクサー時代までの上巻。
    カリスマ、スティーブ・ジョブズの人となり、生き方、人間関係など全について書かれた本です。目標に猪突猛進するジョブスの姿と、製品創りを通じて係わった人たちを知ることで、ますますアップルが好きになりました。本当に製品創りが好きで、一切の妥協をしない人だからこそ成功者となったのでしょう。カリスマ性だけが偶像化されていますが、本当に努力の人だと判った気がします。ただ、消費者が欲しがるものの先を行く先見性は、まさしくジーニアスと言うしかありません。こんな人物は、そうそう生まれないでしょう。下巻の生涯を終えるまでも楽しみです。

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    2019年06月02日
  • スティーブ・ジョブズ II

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    ネタバレ

    ジョブズがアップルに返り咲いて、生涯を終えるまで。
    この下巻では、iMac、iTunes、iPod、iPhone、iPad、iPad2、iCloudといった製品開発の裏舞台や、アップルが大躍進する過程が記されている。ジョブズを中心にした家族や社員やライバル達との人間関係が描かれていて非常に興味深い内容だった。製品を愛し永遠に続く会社作りを目指したジョブズの精神が、アップルという会社にしっかりと根付いていることを期待したい。

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    2019年06月02日
  • スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(下)

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    ジョブズの成長を学ぶことができた。天才によくあるように性格には難があったが、それでも世の中のことを常に考え行動していくことで、彼を慕う多くの友もいた。家族を大切に考える人だったということにも驚いた。優秀な人はなぜ早く逝ってしまうのか。まさに太く短い人生。その中でも数多くの失敗と挫折と成功を経験し、人々の生活を一変させるものを生みだした。その恩恵に預かっている身として、素直に感謝したい。世の中にどのような価値を生み出すか。社内政治的なことばかりに目を向けている今の会社の考えにとらわれず、その一点を軸として持ってこれから仕事にのぞんでいきたい。

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    2018年12月08日
  • スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(上)

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    ジョブズのアップル立ち上げから再復活までが記載されていた。初めから超一流の人物であったわけではなく、人との関わりの中から時間をかけてリーダーとしての自分の道を見つけて行った。初めから一流?ではあったわけだけど。
    突然成功がやってくるわけではなく、リーダーとしての素養が元々備わっているわけではなく、模索しながら生きていく中で多く失敗も経験、成功を掴み成長していくとわかった。
    自分にはそこまでやれそうにはない。成功を求めず、できる範囲で何ができるか、謙虚に取り組んででいきたい。成功や地位や栄誉を求めるのはやめよう。彼らのように時代を築く人は限られている。責任感と溢れ出る意欲が必要だ。いずれ、自分も

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    2018年11月29日
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則

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    スティーブの基本の7法則
    1.大好きなことをする→キャリア
    2.宇宙に衝撃を与える→ビジョン
    3.頭に活を入れる→考え方
    4.製品を売るな、夢を売れ→顧客
    5.1000ものことにノーと言う→デザイン
    6.めちゃくちゃすごい体験を作る→体験
    7.メッセージの名人になる→ストーリー

    目標が高すぎて届かないことよりも、目標が低過ぎて簡単に届いてしまうことのほうが普通害が大きい。ミケランジェロ

    パックがある場所ではなく、パックが行く先へ滑るようにしている。アイスホッケー選手のウェイン・グレツキー選手

    act differenceでthink differenceする。

    新しい体験を求める。

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    2018年11月23日
  • ドラッカー全教え

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    コンサルタントとしてのドラッカーについて述べている本というのは、正直初めて読んだ。内容としては非常にためになることが多い。また本でも触れているが、ここに書かれていることを一つでも実践していくことが大事なのだと感じた。

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    2018年11月11日
  • ドラッカー全教え

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    ネタバレ

    最初の1歩で倒れた時、それが失敗か成功かなど本人にわかるものではない 成功するためには自信が不可欠なのだ イノベーションの多くは交配から生まれる、畑違いの環境に移ることで生まれる ドラッカー5つの質問。1我々のミッションは何か?、2我々の顧客は誰か?、3顧客にとっての価値は何か?、4我々にとっての成果は何か?、5我々の計画は何か?

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    2018年11月10日
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則

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    イノベーションを形にするには、「情熱・熱意」と「5つの資質」の二つがポイント。
    自分の仕事の中で、根本的に変えたいと思うことは何だろうと考えることはできる。それを信じてやり抜くこと。
    何事にも疑問を持つ「疑問力」が大事だと思う。疑問を持たないと、よくするための行動は生まれないから。筆者は「なぜそうなのか」、「なぜ違うのか」、「仮に○○だとしたら」と毎日15分考えることを推奨している。確かにその通りで、考えることがすべて結果に結びつくわけではないけど、考えることでイメージが広がるし、「連関力」も鍛えられる。

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    2018年10月14日
  • リーダーを目指す人の心得

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    自戒13箇条

    1.なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
    2.まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。
    3.自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。
    4.やればできる。
    5.選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
    6.優れた決断を問題で曇らせてはならない。
    7.他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。
    8.小さなことをチェックすべし。
    9.功績は分けあう。
    10.冷静であれ。親切であれ。
    11.ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。
    12.恐怖にかられるな。悲観論

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    2018年10月14日
  • アップルを創った怪物

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    僕はテクノロジーを信奉していて、コンピュータが持つ可能性、ネットワークが持つ可能性に期待していたことに改めて気づかされた。

    テクノロジーの進化が良いことか悪いことかは、ワークスタイルやライフスタイルに変革がもたらされ、人類がより進歩できるかどうかという点でのみ判断されなければならない。

    1980年、appleが上場した。僕が生まれる2年前だ。つまり、パーソナルコンピュータの歴史は僕が生きてきた時代程度でしかないし、その間にもの凄い進化を遂げてきたことなのだ。

    きっと僕はもっと劇的な進化を目の当たりにするだろうし、願わくばその進化の担い手でありたいと思う。そんな思いを激しく、強く思い起こさ

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    2018年10月14日
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則

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    人生、仕事、世界を変える7つの法則。スティーブ・ジョブズが実践してきた方法を分かりやすく法則化してくれた。すでにジョブズは居ないが、ジョブズならどうするだろうか、と振り返ることができる。

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    2018年10月20日
  • スティーブ・ジョブズ II

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    \"「顧客が望んでいるものを提供しろ」という人もいる。僕の考え方は違う。顧客が今後、なにを望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんて分からないんだ。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ。\"

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    2018年10月10日
  • リーダーを目指す人の心得

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    ・何ごとも思うほどには悪くない.翌朝には状況が改善しているはずだ.
    ・自分の人格と意見を混同してはならない.
    ・他人の道を選ぶことはできない.他人に自分の道を選ばせてもいけない.
    ・小さなことをチェックすべし.
    ・功績は分けあう.
    ・冷静であれ,親切であれ.

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    2018年10月09日