井口耕二のレビュー一覧
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購入済み
ジョブズの生き様をみました
下巻は、いよいよジョブズの真骨頂を見せてくれます。本当に惜しい方を早く亡くしてしまいました。もしジョブズがコロナ禍でも存命だったら、どんなイノベーションを起こしてくれたのだろうかと考えながら、読み進めました。
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Posted by ブクログ
インスタグラムの物語に感情移入して読むとフェイスブックめっちゃ嫌なやつじゃん!ってなったけどフェイスブックにはフェイスブックのめざすものがあるわけで、表紙にもあるようにビジネスと美意識の両立っていうのは難しいものだなぁと思った。どんなにすばらしい美意識を持っていたとしても、ビジネスとして成立しないと継続させられないもんね。
【読んだ目的・理由】仕事でInstagramを使う機会があって興味を持ったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.3
【一番好きな表現】インスタグラムに投稿される写真は芸術となり、芸術とは人生を実況中継するものでもあるからだ。(本文から引用) -
Posted by ブクログ
今、最も旬な(と聞いています)SNS、Instagram。
スタートアップからのあまりにも地道な作業と、無闇にユーザーを拡大するのでなく創業者のケビン・シストロムとマイク・クリーガーの美学を保ちながら成長する様を描く。
ベンチャー、スタートアップ企業ってこういう感じなんだ、と興味深く読んだ。
2人は性格もFacebookのザッカーバーグとはあまりにも対照的で、シャイで奥ゆかしい。
セレブへの売り込み(ユーザーとなってもらうだけで対価は払わない)も押し付けがましくなく、そもそも世界的なミュージシャンのこともよく知らなかったりする。「ところであなたのお名前は?」と質問し、相手の答えを読んで、笑ってしまった。
Facebookに10億ドルで買収された時点でInstagram社は広告も取っておらず、収入はゼロだった。インフラを整える段階では有志からの投資で回して、ビックビジネスに繋げる。オセロゲームみたいだ。
Facebookグループになってからも美学を押し通し続け、アプリは成長を続けるが…。
こういうジャンルの本は初めて読んだ。朝日新聞、ありがとう。 -
Posted by ブクログ
Instagramが生まれて、Facebookに買収され、創業者が退くまでをドキュメンタリー風に書いてあります。InstagramとFacebookの根本的な違いについて理解が深まりました。 Instagramが約10億ドルで買収されたとき、社員がたったの13人しかいなかったというのに驚きました。しかし、思想がしっかりしていたからこそユーザーに愛され、ザッカーバーグにも目を付けられ、その後の成長にもつながったのでしょう。日本語訳が、ところどころ主語がわからなかったり、ファミリーネームとファーストネームをごちゃまぜに記載されていたりで読みにくい部分はありましたが、とても読み応えのある内容でした。
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Posted by ブクログ
Apple社を創設した一人であるスティーブ・ジョブズ氏の伝記を、著者がジョブズ本人から頼まれた後に書いた本の上巻。
ただし、本人は内容を確認していないとのことで、「こんなに酷いことをしていたのか(娘を認知しない・周囲の人々を傷つける傍若無人な言動等)」というエピソードでもお構いなしに載せられている。
本書を読んで、ジョブズ氏の人を動かす言葉の力が凄いと感じた。
当時のペプシ社長をアップル社に引き抜く際に、ジョブズ氏はかなりのアプローチを彼に試みたが、最終的には、ペプシの社長はジョブズ氏の申し入れを断るという結論を出していた。
しかし、ジョブズ氏の、
「一生、砂糖水を売り続ける気かい?それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるかい?」
の言葉に陥落し、自身の決定を覆し、アップル社の社長になることを引き受けるのである。
『人の人生を変える言葉』とは、まさにこのことだろうと思う。
他にもいくつかジョブズ氏の生涯について書かれた本を拝読したが、
それらの伝記本に引用されるくらい、本書の、ジョブズ氏本人を含めたインタビュー量と調査力は圧倒的である。
ただ、本書は分厚いので、先に児童向けのコーナーに置いてあるようなジョブズ氏の伝記を軽く読んで流れを把握してから本書を読むと、より読みやすいかもしれない(私はそうした)。
ジョブズ氏についてだけでなく、彼の周りの人々について、アップル社について、コンピュータの歴史について、時代背景についてもよく分かる一冊である。 -
Posted by ブクログ
パタゴニアの歴史から理念までまとめられた一冊。
前半の冒険譚は、ワイルドすぎて理解が及ばない部分も多いが、後半からは「なぜ経営理念が必要か」が伝わってきた。(自分の勤め先でも経営理念を浸透させるための施作はあるが、全くピンときていなかった)
もう一つは、環境に対する取組みについて。環境保護活動について必要性は理解しつつも、感情論のような気がして、両手で賛成するのは少し気後れしていた。パタゴニアは、売上の1%を毎年寄付するなど、ロジカルに考え行動しているように見受けられ、好感がもてた。
特に印象に残った箇所を抜粋。
政府も企業も資源の利用についてフルコストアカウンティングを採用していない。
経済の健全性を図る政府指標はGDP (生産された価値の総量)だが、空気や水の供給量、土壌の健全性などは無視される。
我々が消費している物はいずれも費用が過小評価されている。我々が支払っている見えない対価で最大のものは、子供たちの時代における地球が住みやすさである。
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Posted by ブクログ
スティーブ・ウォズニアックの自伝。
根っからの電子工作オタク。
アップルI、IIを完成させるまでの前半はほとんど技術的な話。おもしろい。
まだCPUの本当に出始めた時代に、CPUなしで電卓を作り、パソコンを作ろうとした話はとても面白かった。
意気投合したスティーブジョブズとの話もまあまあ面白い。
でもスティーブジョブズと一緒にアップルを一緒に立ち上げたのではなく、参加させられたということのようだ。
会社を作り経営者になりたい、という気持ちはみじんもなく、自分の会社で好きなことをやりたかった、ということだったのだろう。
電子工作で世界を変えたかった、という夢はかなえられたのだと思う。
2008年に出版されたので、ちょうどスマホが世に出る前年で何の言及もないが、スマホもまさに世界を変えた製品。
スマホについてどのように思っているのかについても聞いてみたい。 -
Posted by ブクログ
patagoniaのダウンジャケットは軽くて温かく、生地も丈夫でかれこれ10年ほど愛用している。本書を読み、私が持つダウンジャケット一着に、どれほどの思いが込められているのかを知った。経営理念にも感銘を受け、ますますpatagoniaのファンになった。我々消費者に対して、「自社の製品も含め服を買うな、良いものを選択して長く使え」という内容を広告にする企業はpatagoniaをおいて他にいるのだろうか。資源には限りがあり、余計なものを買わないことで、節約できるだけでなく地球環境を守ることにも繋がるのだと、イヴォン・シュイナード氏は述べる。私がこれまで生きてきた中で、本当に大切にして長く着た服は何着で、意味もなく買っては捨てた服は何着になるのだろうか。考えるだけで過去の自分の行いが恥ずかしい。今後無駄な消費を控えようと決心するよいきっかけになった。
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Posted by ブクログ
前半はコーダーという人種の気質の説明、解剖学というか、取扱説明書みたいになっていて、やや極端な表現があるものの、「あるある」から始まり、後半に向けて段々と話のスケールが大きくなっていく。
コーダー(日本だとプログラマー、エンジニア)の人種や性別の多様性の問題が、作られるソフトウェアにどう影響するのかというエピソードは個人的に勉強になった。
彼らを取り巻く環境が(シリコンバーレのビッグテックも例外ではなく)同質化・白人主義・男性社会に飲まれていく過程が描かれており、多様性を重んじる人にとって、読んでて辛いものもあるかもしれない。小さな差別もサービスに反映され、「スケール」してしまう。AIはリアルな人の言葉を学ぶとき、一緒に性差別や人種差別も学んでしまう 倫理観に欠けたサービスはこうやって生まれてくるんだなぁと気付きを得る。
自分がマネジメントする側に立つ日がくるとしたら、多様性に富んだ(馴れ合いではなく、よい緊張感があるような)チームを作りたいなと思う、
女性のコーダーの境遇の変化は、立場は違えど、無関心にはいられない。ある分野の給与が上がり、世間的に認められる仕事になると、以前は鼻であしらってた男性がなだれ込んできて女性をおしのけるという現象はここにも起こっていたんだなぁ。
我々の社会的経済的な暮らしを左右するほどの力を、ソフトウェアは担っている。一度自分たちの手から生まれたものだからこそ、その中身を見つめ直して、コントローラブルで、健全なものへともう一度導いていければと思う。