【感想・ネタバレ】スティーブ・ジョブズ IIのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月16日

上巻を読んで、絶対にジョブズの下で働きたくないと感想を書いたが、訂正する。彼と働けば人生を変える経験ができると思う。
下巻は特にiPod, iPhone等を中心に書かれていて、自分がこれまで体験してきた製品の開発の話は感動した。自分の全てをかけて最高のモノを作るということが非常に羨ましい。

間違い...続きを読むなく今年読んだ中で一番面白かった本。apple製品を使ったことのある人すべてに読んで欲しい。絶対に後悔はしない

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Posted by ブクログ 2022年12月08日

iPad、iPhone、スティーブジョブズなくして現代の生活なりたたず!
感謝。

。。。。。。
プレゼンはストーリーからライトの当たり具合まで準備を完璧に。

think different のCMかっこいい。
ここにでてくる人々の写真ひとつひとつ、ジョブズはこだわって選んだ。

i CEO(in...続きを読むterim暫定)
1998 カラフルなiMac、iBOOK

2001 直営店アップルストアを作った。
イタリア フィレンチェの歩道に使われている砂岩を店舗のタイルに使用したこだわり。
ジーニアスバー マックに詳しいスタッフがいるところ

◉ジョブズの生み出したもの
ピクサーの映画
iTunes
iPod
iTunesストア
音楽会社を説得した。
曲単位での販売 1曲99セント

Windows版iTunes

ピクサー 

2007年6月iPhone
2010年1月 iPad
アプリを外部に作らせるようになった。本、新聞

クラウド 2011年 iCloud 同期

イッセイミヤケの黒いハイネック
フォンローゼンの黒のカシミヤセーター
ブルージーンズ

妻のローリンパウエル談
素晴らしい才能がある人が全ての面で非凡なわけではない。他人の身になって考えるというスキルは持ち合わせていない。でも人類に新たな力を与える、人類を前に進める、人類に適切なツールを提供することは心から大事にしている。

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Posted by ブクログ 2022年10月18日

久しぶりの星5!とにかく面白いし学べる。オープンとクローズドの話はどちらが正解か難しいと感じた。技術だけでは、大きくならずアートな部分のこだわりがあったからそこアップル唯一無二となったと感じる。

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Posted by ブクログ 2022年01月10日

2016/06/16 1回目
2022/01/10 2回目

ジョブズがAppleに復帰し、iPod,iTunes,iPhone,iPad,iCloudを開発していく日々を描く。

ユーザーの体験をコントロールすることで最高の体験を届けようというアプローチ。iPhoneのネジを特殊なものにし、家では...続きを読む改造できないようにしたりと。体験価値に拘り抜くデザイナーの極みを感じた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月12日

こうしてスティーブ·ジョブスは、まず間違いなく100年あとまで記憶に残る経営者となった。エジソンや報道に並ぶ人物として歴史にその名が残るはずだ。詩人とプロセッサーのパワーを組み合わせ、ジョブスは誰よりも多く、まったく新しい製品を生み出した。職場に刺激と同じくらい動揺をももたらすほどの獰猛さで、ジョブ...続きを読むスは世界一クリエイティブな会社を作り上げた。そのDNAに、デザイン感覚や完璧主義、想像力を組み込み、今後何十年にもわたり、芸術と技術の交差点で栄え続けるに違いない会社に仕立てたのである。

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Posted by ブクログ 2020年01月04日

感情の起伏の激しさは変わらなかったみたいですが、様々な面で成長したんだなと感じました。常に芯は強く硬く、融通は効かなかったようですが、それが今のアップルの統一、洗練された製品群の礎となったことがとてもよくわかりました。

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Posted by ブクログ 2019年06月29日

後半は残された時間が少ない中での、アップル再生の物語。製品へのエネルギーは衰えず、時代を変える製品を生み出していく。顧客目線を持ちながら、顧客が考えられない製品を生み出せるのはなぜだろう?

一つの事柄を本人からと周囲からと両面から見ているので、よりストーリーが浮かび上がってくる。
一緒に仕事をして...続きを読むいた人たちのストーリーやビルゲイツやラリーペイジ側のストーリーも読んでみたい。

この先、これくらいワクワクする製品は出てくるのだろうか?

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

ただただ、読み進めてしまう。決して何もかもうまくやり遂げたわけではない。ただ、どれだけもがき苦しんでも何をすべきかを自分の中で持っていたことが、伝わります。

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Posted by ブクログ 2019年05月05日

ジョブズほどではないが、へそ曲がりに?から読んでみた。初めてMacと出会った頃の80年代後半から物語が始まるので、Macに憧れた頃、今は亡きAMIGAにMacintoshPlusのROMを差したエミュレータでもってHyperCARDで遊んだ頃、入社後即ローンでQuadra840を買った頃、ジョブズが...続きを読む復活してAAPL株を買って・・・と昔の気持ちを被せながら、3連休で一気に読んでしまった。

 これが本当に燃え尽きるような人生だ。最後の最後まで計算され尽くして格好良過ぎる。

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Posted by ブクログ 2019年03月16日

時間をかけて上下巻を読破。下巻のiPhone以降の話はもとより、ピクサーとの関わりが興味深い。「アナと雪の女王」もジョブズが存在したからこそ誕生したのか、と。

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Posted by ブクログ 2018年12月31日

荳雁キサ縺ォ蠅励@縺ヲ髱「逋ス縺九▲縺溘?ゅワ繝シ繝峨→繧ス繝輔ヨ縺ョ繧、繝ウ繝?げ繝ャ繝シ繧キ繝ァ繝ウ縺悟庄閭ス縺ェ蜚ッ荳?縺ョ莨夂、セ縺ァ縺ゅk繧「繝??繝ォ縲ゆクュ縺ァ繧ゅ?∵園縲?↓蠑慕畑縺輔l縺ヲ縺?k繧ク繝ァ繝悶ぜ譛ャ莠コ縺ョ繧ウ繝。繝ウ繝医′闊亥袖豺ア縺??ゅ◎縺ョ荳ュ縺ァ繧ゅ?√′繧...続きを読む薙→險コ譁ュ縺輔l縺滄圀縺ョ繧ゅ?縺後?∬??∴縺輔○繧峨l繧九?
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Posted by ブクログ 2018年12月09日

・長続きする会社は自らを再発明するものだ
・「なにをしないかを決めるのは、なにをするのかを決めるのと同じくらい大事だ。会社についても、製品についても。」
・自分のの仕事をちゃんとわかっている人はパワーポイントなんかいらない。ちゃんと問題に向きあって、課題を徹底的に吟味していれば。
・デザイナー、製品...続きを読むディベロッパー、エンジニア、製造チームが細かく協力し、何度もスタート地点まで戻った
・パッケージは映画館のようなものでストーリーを生み出せる
・魅力的な半透明ケースを作るためにゼリビーンズの工場を見学するなどしている
・店舗はブランドの強烈な物理的表現になります。
・スティーブは話し合っていく考えていくその瞬間が好き。「スライドが必要なのは自分の話していることがわかっていない証拠」
・自分で自分を食わなければ、誰かに食われるだけだ
・創造性は何気ない会話から、行き当たりばったりの議論から生まれる。
・ipadのアイデアが先にあり、それをもとにiphoneが生まれたといえる
・アイデアはとても壊れやすく、大事にあたためてあげる必要がある。
・「ところで君はなにかすごいことを経験したことがあるかい?なにか生み出したことはあるかい?それともほかの人の作品にケチをつけて、作る人のモチベーションを引き下げてばかりいるのかい?」
・講義やビデオ授業を学生が一人で勉強し、クラスの時間は討論や問題解決手法の実践に使うようになる(ビル・ゲイツ)
・「完璧だ!」と宣言する直前までは「ガラクタ」
・利益を上げるのもすごいことだよ?でも原動力は製品であって利益じゃない。
・顧客が望むものを提供するのではなく、顧客が今後なにを望むようになるのかそれを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事
 ⇒何が欲しいか顧客に聞いたら「足が速い馬」と言われたはずだ(ヘンリー・フォード)
・1世代、2世代後であっても意義のある会社を作ること=起業

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

アップル復帰後のストーリー.圧巻の一言.

最後のメッセージは心揺さぶられる

「〜僕がいろいろできるのは、同じ人類のメンバーがいろいろしてくれているからであり、すべて、先人の肩に乗せてもらっているからなんだ。そして、僕らの大半は、人類全体になにかをお返ししたい、人類全体の流れに何かを加えたいと思っ...続きを読むているんだ。それはつまり,自分がやれる方法で何かを表現するってことなんだ〜 」

自分は何を表現し,何をお返しできるのか.深く考えさせられた.

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

全2巻の下巻は、ジョブズがPixarを成功させ、いよいよAppleへ帰り咲くあたりからスタートする。その交渉の舞台裏から、その後立て続けに革新的製品を世に送り出す過程が書かれており、スリリングな展開に一気に読ませてしまう。特に、iPodからiTuneに繋がる音楽ビジネスの立ち上げにおける関係者との交...続きを読む渉の舞台裏は思わず息をのむ。iPodはMP3プレイヤーとしては完全なる後発であったが、ジョブズの妥協なきまでのユーザー指向によって、ロクな製品のなかったこの市場での確固たる地位を築き上げる。また、この辺りで言及されているのが、どうようの製品とサービスをSonyだったら作り上げるだけのリソースを持っていたという事である。しかし、指摘されているのは意思決定の遅さや、部門間の対立など、いわゆる大企業病、官僚主義といった問題点である。この点が引用されているのは、著者の意図として、ジョブズのリーダーシップ、意思決定の迅速さ、大胆な交渉などを際立たせるためなのであろう。Sonyを始めとする、日本の企業に携わる人達はこれを他山の石として今後にいかさなければならない。

意外だったのは、iPhoneは先にあったiPadの構想を転用したものであったという事だ。

ゲイツやエリソンら、ライバルでもあり友人でもあったIT業界のカリスマ達や、ボノ、ボブディラン、ウィントンマルサリスらの大物ミュージシャンとの交流などの裏話は、ジョブズの人間性が浮き彫りになり興味深かった。

アイズナー率いるディズニーとのパートナーシップと続くごたごたによる非難合戦、そしてアイズナーの後任となるロバートアイガーによる両社の和解、そしてディズニーによるPixarの買収。ここにおいても、金儲けを目的とせず、一途にユーザーを喜ばせる事に価値観を置くのビジネスに対する信念が伺える。アイズナーとの対比でそれがより鮮明に浮き彫りと成るエピソードだ。

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Posted by ブクログ 2017年12月06日

41章にも渡るスティーブ・ジョブズのお話でした。スティーブ・ジョブズ本人、その家族、アップル社の重役、ビル•ゲイツ等が語り、話に厚みがあってとても面白かった。2巻目は、アップル社への復帰からiPod、iTunes、iPhone、iPadと自分もよく知る製品の開発秘話等も興味深かった。スティーブ・ジョ...続きを読むブズが、考える教育改革も実現すると面白いと思った。

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Posted by ブクログ 2017年09月06日

ジョブズがAppleを追われた後、再び「復活」して勇退するまでの歴史。自分がMacを知ったのは1988年頃だった。GUIで扱えるPCという考え方に惹かれたが、安月給の身では手が届かず、ずっとMac専門誌を読む日々が続いていた。転機はソフトもバンドルされたPerformaの登場だった。これなら無理をし...続きを読むて買えないこともないと、1995年Macユーザとなった。でも、本書を読むとPerformaはジョブズの理念には合致しない「クソったれ」なものだったかも。今はWinユーザだが、再びMacユーザになろうと思っている。

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Posted by ブクログ 2017年05月30日

スティーブの狂人的な熱意、アップルへの愛、完璧主義、多くのことを垣間見れて非常に面白かった。
普通なら否定されてしまいそうな性格だが、奇跡とも言えるほどの伝説の人となった。
そんな彼も最後は癌に苦しむ。
誰もが死ぬんだと感じた。
スティーブ、アップルをより好きになった一冊だった。

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Posted by ブクログ 2016年05月17日

 スティーブジョブズの伝記。それまであまり詳しいことを知らなかったが、フィクションのように面白い。1巻の軌道に乗るまでが面白いが、挫折を味わった後、ヒット商品を連発する快進撃も読んでいて面白い。その訳はやはり製品一つ一つのこだわりが強いこと。また完ぺき主義な反面、ジョブズが人間的に未熟であることが物...続きを読む語をより面白くしているのだろう。
 ジョブズは失敗も沢山している。たまたま、亡くなった時がアップルの業績が良い時であったから評価は高いが、今後スティーブジョブズの製品ポートフォリオが長期的に見て間違いだったと言われる時もくるかもしれない。
 ビルゲイツなどの悪口、社内抗争も読み応えがある。本当に短い一生を走り抜けたんだと感じられた。

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Posted by ブクログ 2017年11月09日

表紙が白と黒という対称的な二枚組のスティーブ・ジョブズ物語。
2冊完読すると、やはりこの方はPCの進化において、無くてはならない方だったのだと、あらためて痛感しました。

黒の第2巻は、事業が花開いていく40歳からのジョブズの軌跡が描かれていました。
マックPCから離れてどんどんと音楽や映像の世界へ...続きを読む入り込んで行くジョブズ。ここから、iPodやiPhoneやiTuneストアそして iPad といった今の私たちの周りで良く見かけるデジタル音楽機器が登場してきます。

PCでは私もWindows派。マックは印刷や画像処理に優れたPCだと噂で聞いているのみでしたので、正直なところ「スティーブ・ジョブズ」の名前はこのiPhone・iTunesストアから馴染みのあるものになりました。

ユーザーが求める機能をジョブズは、天才的なひらめきと直感で察知して研究し、次から次へとハイテクノロジーな機器として生みだして行きます。怒りっぽく独断的で人の気持ちも考えない奇人さんなのに、機械を目にすると人格が変わるようです。
どうすれば使いやすいものになるのか、どんな機能をプラスすればもっとスタイリッシュに美しい機械になるのかと、いつもユーザーの気持ちで機械と接しているのです。

ものごとに判定を下すときは「白」か「黒」。どちらかの判定しか出さなかったというジョブズの徹底した決定力。冷たすぎますが、リーダーには絶対の条件だといいます。失敗や辛酸を幾度か味わい、それでも我が道を突っ走ったジョブズ。通常の人が見えないところが見え、できないことができたのも「奇人」というべき性格だったからだと思います。
そして自分の仕事への「こだわり」と「執着心」があったからこそ、デジタル業界に一大改革を起こすことができたのでしょう。

癌と戦い仕事にまっとうしながらも、家族や友人たちに愛情を注げるようになったジョブズですが、自分の仕事においては、まだまだやりたいことが山のようにあったと言います。
そのプランは必ずいつの日か、製品となって世にあらわれることでしょう。

ジョブズのプレゼンテーションやスピーチも聞く方に訴えかけるものがあります。容姿ばかりか、自分の考えを表明することにかけても、ジョブズは天才的だったのだと思いました。人類はどんどん進化する…。第2・第3のジョブズの出現も待ち遠しいものです。

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Posted by ブクログ 2023年02月14日

読み応えあり。iPhone、iPadの開発のところ掘り下げてほしかったけど死の間際まで詳しく書いてあったので新鮮でした。

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Posted by ブクログ 2022年10月09日

上下巻、長かったけど興味深く読んだ。 
iMac誕生以降、iPod、iPhone、iPadと
コンピュータに続き、次々と作品(製品というより
そう呼びたくなる)を生み出して行く過程に
ワクワクした。

この人の頭の中はどうなっているんだろう?
ちょっと超人的なすごさを感じてしまう。
周りで一緒に働い...続きを読むていた人達はさぞやエキサイティングで疲れる日々だっただろうな。

今回ジョブズから見た世界を堪能したけれど、
他の人から見たジョブズにもふれてみたいと思った。
ジョブズと気の合った人、敵となった人は
一体彼をどんなふうに見ていたんだろう?

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購入済み

ジョブズの生き様をみました

2022年02月26日

下巻は、いよいよジョブズの真骨頂を見せてくれます。本当に惜しい方を早く亡くしてしまいました。もしジョブズがコロナ禍でも存命だったら、どんなイノベーションを起こしてくれたのだろうかと考えながら、読み進めました。

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Posted by ブクログ 2019年01月17日


下巻の内容は、Appleへの復帰から死まで。

この時期の内容でとても知りたかった事がある。

2003年4月のiTunes Music Store開始の際、開始時点から、ソニー以外の大手レーベル全てと契約を締結した時の状況だ。

コンテンツホルダーは元来動きが遅く、どう考えてもiTunes St...続きを読むoreの条件で交渉が締結するとは思えなかった。どのような手口を使ったのかすごく興味があったが、結論としては

「分からない」

としか言い用がない。実際には、ジョブズ自身がレーベルだけでなく、著名アーティストと粘り強く交渉した結果なんだけど、それでも特に魔法のようなブレイクスルーがあるわけでもなく、当時のレーベル役員達も、なぜ自分たちがこの契約を締結したのか自分達でも分からないと答えている。(魔法にかかったような、と言っている)

若干、詐欺的な内容もあるのだけど、それで大勢が決するわけでもなく、やはり「場を支配する力」がとても 強かった.のだろう。

Appleがジョブズの死後も、テクノロジー企業の先頭をはしるのは間違いがないと思うが、コンテンツ分野との交渉は、ほぼ彼のカリスマによって補われていたはずで、そこが今後の課題かもしれない。

上巻の感想にも書いたけど、本当に身も蓋もない、あけすけな内容で、事前に心配していてた「偉人礼拝」の文体は微塵もない。

それだけに、ジョブズの人間的醜さ、弱さもすごく生々しく伝わるし、逆にあまりにもむき出しに人間的だから、多くのタスクを達成したんだと分かる。

純粋にエンターテイメントとして、近年稀に見る内容の自伝だった。
映画化もされるらしいが、この内容なら見てみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月02日

ジョブズがアップルに返り咲いて、生涯を終えるまで。
この下巻では、iMac、iTunes、iPod、iPhone、iPad、iPad2、iCloudといった製品開発の裏舞台や、アップルが大躍進する過程が記されている。ジョブズを中心にした家族や社員やライバル達との人間関係が描かれていて非常に興味深い内...続きを読む容だった。製品を愛し永遠に続く会社作りを目指したジョブズの精神が、アップルという会社にしっかりと根付いていることを期待したい。

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Posted by ブクログ 2018年10月10日

\"「顧客が望んでいるものを提供しろ」という人もいる。僕の考え方は違う。顧客が今後、なにを望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんて分からないんだ。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕ら...続きを読むの仕事なんだ。\"

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

個人的には圧倒的に?の方が面白かった。偉業としても、iTunesとiPhoneの方がマッキントッシュよりすごいと思う。
「『顧客が望むモノを提供しろ』という人もいる。僕の考え方は違う。顧客が今後、なにを望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。…欲しいモノを見せてあげな...続きを読むければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ。
 文系と理系の交差点、人文科学と自然科学の交差点という話をポラロイド社のエドウィン・ランドがしてるんだけど、この『交差点』が僕は好きだ。…
 アップルが世間の人たちと心を通わせられるのは、僕らのイノベーションはその底に人文科学が脈打っているからだ。」

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Posted by ブクログ 2017年05月30日

 マイクロソフトOSが世界で圧倒的になると、アップルの市場シェアが5%以下に落ち込む、パソコンの世界ではOSを他社に提供したマイクロソフトの戦略が成功したかにみえた。但し、2010年のデーターではパソコンの市場において、売り上げが7%のアップルがこの市場の35%の利益を占めている(P417)

 そ...続きを読むの理由として、他社製品がどんどんコモディティ化(機能や品質面で大差のない製品が多く流通し、消費者にとって、どの会社のものを買っても同じ状態になること)様は、どのPCも面白みのないものに成り下がってしまったっこと、唯一、アップルだけは魅力ある製品を世に送り出し続けることが出来た。長期的にはジョブスのモデル(OSを他社へ提供しない)が勝利したとも言える。

 ジョブスは自身の死を目前にし、自伝筆記を著名な作家に依頼する。本書はジョブス公認の自伝本なのである。人の死について「本当の死とは、この世に死者を知るものが誰もいなくなった時に完成する」(P269)完全なる首長竜の日 乾緑郎著 から引用 合掌

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Posted by ブクログ 2016年09月24日

病気を患ってからの、ストーリーは痛々しい部分もあった。もう少し長生きしていたら、アップルは、また違ったんだろうか?

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Posted by ブクログ 2016年08月31日

「美しさを突き詰めると簡潔になる」……ジョブスのこの言葉に心打たれた。私たちは装飾が派手だったり、いろんな機能がついていたり、ひとめでなんかすごそう、と思えるものを「すごい」と認識しがちだ。しかし、本当にすごいものは、人の心を打つ「シンプル」なものなのだ。
ジョブスのシンプル主義はアップル製品によく...続きを読む現れている。これは一流のビジネスマンたちがユーザーのことを思い、考えに考え抜いた結果なのだ。

彼のシンプリシティは、彼が持ち合わせる独特な精神世界からくるものだろう。彼は物欲を捨て、邪念を取り払う「禅」を生涯を通じて実践していた。最後の彼の言葉に心打たれる。

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死んだあともなにかが残るって考えたいんだ。こうしていろいろな体験を積んで、たぶん、少しは知恵もついたのに、それがふっと消えてしまうなんて、なんだかおかしな気がする。だから、なにかが残ると考えたい。そうすれば自分の意識が存続するのかもしれないって。

でも、もしかしたら、オン・オフのスイッチみたいなものなのかもしれない。パチン!その瞬間にさっと消えてしまうんだ

だからなのかもしれないね。アップルの製品にオン・オフのスイッチをつけたくないと思ったのは
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霊的に彼が存在し続けているかどうかはわからないが、彼の精神は、みなから愛され、敬われ、今も存続し続けている。

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Posted by ブクログ 2020年07月12日

約10年前に大ヒットしたステイーブ・ジョブズ本人公認の評伝、今更読みました。

読んで一言で率直な感想を表現すると
「この人を応援”したくない”」
かな。。。。
本を読み終えた後になんだかため息が出てしまう。グーグルやイーロンマスク、マッキンゼー、ナイキの創始者等の本を読み終えた時も同じ気持ちになっ...続きを読むた...。

自分はずっと日本にいるからだろうけど欧米のビジネスマンの価値観がやっぱり受け入れ難い。「これも縁だしみんなで切磋琢磨して最後まで一緒に頑張ってやっていこうぜ」という考えが全く無く、ヒューマンリソースを能力スコアが数値化された道具のごとく扱う感じが馴染めない。GOAL(目標達成)する上でヒューマンリソースの逐次取捨選択が合理的に最適だとしても、自分はGOAL達成よりも働く人を大切にしたい気持ちです。

そして本書を読みつつ、今更気づくの遅すぎた感があるけど、「スキルアップ」に時間を費やすよりも、「面白いアイデアないかなあ?ワクワクすることないかなあ?」みたいな想像&創造に時間を費やして人間なんぼだなあと身を染みて実感。気づけば5年近くスキルアップばかりに時間を費やしてて、いろんなタイミングやきっかけを逃してしまったかもって思った...。

あとはジョブズの完璧主義、この価値観とセンスあってこそアップルはここまで成り上がったんだなってゆうのはすごくわかる!自分もそういった価値観で物事を掘り下げると何かいろいろ見えてきそうな気持になってきた!

(「1」と「2」合わせての感想です。)

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

成毛さんの本を読んで冷静になっていたはずなのに、やられてしまった。やっぱりjobsはすごい。一巻はまだ読んでないが、二巻は今につながるjobs 絶好調の時代の話なので、とても興味深く読めた。

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Posted by 読むコレ 2012年09月06日

登場人物が多いので、この本↓がないと、誰だっけってなる。
http://booklive.jp/product/index/title_id/147671/vol_no/001

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