鈴木義幸のレビュー一覧
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教育業界に携わる自分もとても参考になった。時代の変化に伴う価値観の違いによって「こうしなさい。」という今までの師匠と弟子の関係では通用しなくなった。
チャンクダウンによって相手のぼんやりとした塊をほぐしてあげること、新たな気付きを共に生み出すこと、それによってさらなる信頼関係が築かれることなど参考になった。
これは日々の授業や生徒指導対応でも大いに使える。もちろんなんでも感でもコーチングではなく時には、「こうだ」という、ティーチングも必要だ。しかし日頃から相手の言葉に耳を傾け、徹底的に語らせることによりティーチングも響くのではないか。
問題解決だけではなく「何がしたいか」という実現を後押しでき -
Posted by ブクログ
ネタバレコーチング。
コーチングは相手との関係性が縦ではなく横。
「答えは必ず相手が持っている」
それを最後まで信じ切ることができるのか。
ついついアドバイスをしてしまっていないか。
余計なアドバイスは本当にお節介。
相手の成長のチャンス、可能性をも奪ってしまう。
「聴く」ことができているのか?
本当に自分自身を振り返ってみて、反省するところを自覚して、しっかりと相手の話すことを聴き切りたいと思った。
子育てにも、夫婦関係にも、もちろん職場にも、
ありとあらゆる人間関係で大切な学びがたくさんあった。
「答えは相手がちゃんと持っている」
人と話すときはこの言葉をしっかり思い出して、聴くことに徹したいな。 -
Posted by ブクログ
ピョートル・フェリクス・グジバチ氏の著作「世界の一流は「雑談」で何を話しているか」について話題に上った際コーチングの話になった。その際相手方から「河野はコーチングっぽい話し方をするし、せっかくだからコーチングの勉強をして自分にやってほしい」との要望があり、「コーチングっぽさって何だろう」という興味もあって本書を手に取った。
数あるコーチング本の中で本書を選んだのはコーチングの定義や原則、プロセスをはじめ具体例も豊富で、初学者がコーチングの基礎を体系的に学ぶには最良であると判断したためだった。読み終わった今はその読みやすさと説明の具体性から購入前の印象以上に良書だったと感じている。
読み -
Posted by ブクログ
部下とのコミュニケーションに課題を感じて、改善するために様々な本を探して行き着いた一冊。これまで、私自身もコーチングを受けながら内省して、自分の行動を改善に役立ったので、コーチングスキルを身につけることは課題の改善につながると考えた。
この本はコーチングの基本と豊富な事例が描かれている。この本を読んで印象に残ったのは、
1、コーチが持つべき3つの視点、Possession、Behavior、Presenceがあること。
2、コーチングを成功させるには入念な準備が必要なこと。
3、事例を見ると、自分に近い事例があり、コーチされる側も目標達成に向けて相当な覚悟と周囲から反対されても我慢して修正しな -
Posted by ブクログ
私はこの本を読んで、コーチングとは何かの基本を知りたいと考えていた。
読んでみると、コーチングは現在の学校教育で求められている主体的・対話的で深い学びにとても有効であると思った。また、コーチングとカウンセリングの違いに触れているところがあって、どちらも目指すものは同じであるが、教育にとっての親和性がより近いのはコーチングだと思った。コーチングは、相手が目指すところを共有した上で寄り添うものだと思う。カウンセリングは相手に寄り添いながら目指すものを探していくものだと感じた。教育の場合はある程度の目標が最初から設定されている。そこに向けて一緒に伴走していくと言う意味では、コーチングの方が有効だ -
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Posted by ブクログ
チームつくりのために、自分が目標とする理想的なリーダーになれるにはどのように周りと接すればいいのか、どのような考え方をすればいいのか勉強したくて読んだ本。
結論。リーダーとはすべての責任を負う覚悟がなければならない。
そして周りの人たちを成功させるために、常に人のために行動できること。
手元に置いて何度も読み返して振り返りたくなる本。
・リーダーとは物事を決める人。
決めるとは、全ての責任を引き受けること。これが自分の役目である。
・目標達成まであと少しの局面を迎えたとき、力強く前を向いて走りきる。
ゴール前で失速しないための3つの方法
1ゴールまでではなく、ゴールの先をイメージする
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