あらすじ
「上司」(そして「経営陣」も)は、部下の成長や一緒に働いている仲間の成長を心から願い、求めている。しかし、「周りをうまくいかせるために、日々、どのようなインタラクションを通じて、それを実現したらいいのかわからない」人が多いのも事実だ。
コーチングとは、相手の「自発的行動」を促進するためのコミュニケーションの技術である。1500社を超える企業に対してコーチングを提供してきた株式会社コーチ・エィの社長が、具体的な事例と共に周囲の人に「やらせる」のではなく、「やってみたいと思わせる」手法を紹介する。
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Posted by ブクログ
教育業界に携わる自分もとても参考になった。時代の変化に伴う価値観の違いによって「こうしなさい。」という今までの師匠と弟子の関係では通用しなくなった。
チャンクダウンによって相手のぼんやりとした塊をほぐしてあげること、新たな気付きを共に生み出すこと、それによってさらなる信頼関係が築かれることなど参考になった。
これは日々の授業や生徒指導対応でも大いに使える。もちろんなんでも感でもコーチングではなく時には、「こうだ」という、ティーチングも必要だ。しかし日頃から相手の言葉に耳を傾け、徹底的に語らせることによりティーチングも響くのではないか。
問題解決だけではなく「何がしたいか」という実現を後押しできる人になりたいと思う。
Posted by ブクログ
わかりやすく、
実践に手が届きやすそうな1冊。
よーし全部やろう!と思うとうまくいくわけないので、
1から?自分が今できていることから、
順序だてて活かしたい。
ていうか社会人すべてがこの本のように
心得てくれていればいいなと思う。
Posted by ブクログ
コーチング。
コーチングは相手との関係性が縦ではなく横。
「答えは必ず相手が持っている」
それを最後まで信じ切ることができるのか。
ついついアドバイスをしてしまっていないか。
余計なアドバイスは本当にお節介。
相手の成長のチャンス、可能性をも奪ってしまう。
「聴く」ことができているのか?
本当に自分自身を振り返ってみて、反省するところを自覚して、しっかりと相手の話すことを聴き切りたいと思った。
子育てにも、夫婦関係にも、もちろん職場にも、
ありとあらゆる人間関係で大切な学びがたくさんあった。
「答えは相手がちゃんと持っている」
人と話すときはこの言葉をしっかり思い出して、聴くことに徹したいな。
良い学びだった。
Posted by ブクログ
コーチングを体系的に学ぼうと購入しました。
簡潔にまとめられていて理解しやすかったです。
コーチングの狙いは、安心感で人を動かすこと。
そして、相手の中に答えはあると信じて最後まで問い続けること。
自分からこうしたらと話すのではなく、相手に考えさせて答えを引き出していくことを心がけていきたいと思います。
Posted by ブクログ
厳しい環境で残れる人、そうではない人。
おそらくどこにでも、どちらもいるだろう。
『人の活かし方を知っておく』
これに関しては今の時代、必須だ。
年齢は誰でも重ねる。
コーチングは学んでおいて、損はない。
Posted by ブクログ
とても良い本。
・全ての答えと能力は、その人の内側に既にある
・人の自発的な行動を促す
・安心感で人を動かす
・誰でも今この瞬間、夢を見ることができる
・相手が確実に行動を起こすまでフォローする
・相手の伴奏者となる
Posted by ブクログ
職場で中堅からリーダーの領域に足を踏み入れつつある今、相手の意見や考えを引き出すことの重要性と難しさを感じている。
誰か1人の意見では発展性がなく、皆で建設的な議論ができる環境をつくりたいのだが、いかんせんメンバーから想いや考えを聞き出せない。
そんなコーチング初心者の私でも、コーチングの基本的な考え方と実践方法、それらの効用を学ぶことができた。
勉強になったポイントはたくさんあるが、『ただ「やれ」という不条理な命令が通用しない時代』『自分で「なぜ」を見つける強さを求めつつ「なぜ」を説明する』という言葉が印象に残った。
相手に寄り添いながら自分で答えを見出せるよう最低限のフォローをする。
つい答えを提示しそうになるのを踏みとどまり、まずは「なぜ」を一緒に考えるところから始めてみたい。
Posted by ブクログ
苦手意識をもってる人に、相手の立場になって考えてみたらなんかちょっとわかった気がした。後輩は褒め続けて育てようと思った。自分の10年後の姿を考えて、自分が正しい位置にいるか確認できた。すごく基本的なことばかりだけど、自分の頭の中の凝りを治せるような感覚。コーチング学びたい
Posted by ブクログ
コーチングの手法について書かれた本。簡潔なので、深く学んだという感じはしないが、実践しながら繰り返し見るにはまとまっていて入門書としてはよいと思う。スキルが多いのですぐに全てを使うのは無理だが、読み返せるようになっているのが良い。
・PART1 相手の中から答を引きだす
・PART2 安心感と自信を与える
・PART3 未来への夢を抱かせる
・PART4 新しい視点を与える
・PART5 自発的な行動を促す
・PART6 コーチの達人に向けて
という6つのPARTから成っていた。PART1が自分の中でのコーチングのイメージに近かったが、PART1のみだとカウンセリングに近く、未来に向けた行動変容を促すことも含めてコーチングだと知った。
コンサルティングのように答えを示した方が速いと思ってしまうが、自分で見つけさせる方が成長を促すのだろうと思った。
見返しながら使っていきたい。4つの分類は本書にも記載されていたが、ちょうど別で知ったとこだったので、コーチングの勉強兼ねてもう少し知りたいと思った。
Posted by ブクログ
コーチングのエッセンス。割とたくさん考えて、学びもしてきた分野ですが、改めて全体を見た気がします。
ひとつ自分の中で消化しきれないのが、「答は必ず相手の中にあるという信頼を持って待つ」という言葉。
オペレーション部門の上司・部下はどこまでこの対話の前提に立てるのか?また考えながら行きたいと思います。
Posted by ブクログ
コーチング入門 さくっと何度も読み返して自戒。
管理する、というわけではなく、大切な人をより前向きな気持ちにさせ、行動させてあげたいというスタンスでコーチング知識を使う。
Posted by ブクログ
ほんとは「新 コーチングが人を活かす」
鈴木義幸 ディスカヴァー・トゥエンティワン
かるーい本だが、エッセンスをさっと確認するのには良い。
あとは、これをかみ砕いて体得できるかどうか。
人の心を変えたり奮い立たせたりって、一朝一夕にはいかない本当に難しいこと。少しずつ、できることをやっていく、そのためのヒント、くらいに捉えるべし。
自分みたいな単純な人ばかりでないことを心に留めるべし。
・答えを一緒に探す
・すぐに答えられる小さな質問をする
・なぜ のかわりに なに を使う
・正直に自分の気持ちを離す
・4つのタイプを知る
①コントローラー・タイプ
こちらからコントロールしない
②プロモーター・タイプ
自由な環境を与える
③アナライザー・タイプ
ペースを合わせる
④サポーター・タイプ
十分に評価を与える
・10点満点で今の状態を採点する
-理想の状態を10点満点。今の状態を採点
→直感的に数字にするだけで、状況がクリアに。
・その人だけのチェックリストをつくってみる
・ストーリーで語る
・失敗する権利を与える
・相手がyes noで答えられる質問をする
・心の絵を差し替える…心の中のイメージを変える=過去の経験の中で障害に当たりながらも乗り越えたことについて話してもらう
・自分自身が日々小さな目標を達成することで目標達成においてのモデルとなることを自分に課す
・落としどころを探して誘導しない。答えは相手の中にある!と信じて最後まで問い続ける。
・エネルギーを高く保つ
・キーパーソン5人と徹底的に対話する。それは25人の対話に広がる可能性がある。
・違いを愛する。
Posted by ブクログ
コーチングは、相手の中にある答えを引き出して上げる行為。自分の経験や本の内容などを参考に話をしても、アドバイスではなく、相手が一歩前に踏み出すための内容にする。やらせようとしても、心底は聞いてくれない。
コーチの成果は?相手が成功したか否かではなく、コーチングによって行動を開始したか否か、であり?継続的にフォローすることで、行動を継続し、内容を状況に応じて改善してくれればいい。
話すること
話を具体的にしていくこと
あるべき姿を現状に行動することでむかうようになってもらう。
Posted by ブクログ
後輩との1on1に向けて手に取った一冊。書かれている事は理解出来るのだが、一つ一つの内容が薄く、あまり身になった気がしなかった。読みやすさは抜群なので、とりあえず読んでみると言うモチベーションなら合うかも。またはある程度コーチングが身についた人がチェックリスト的な使い方をするとかだろうか。
Posted by ブクログ
職場におけるコーチングの方法について具体的に書かれていた。ただ、同じく著者が書いた、「コーチングのプロが教えるほめる技術」の本の方が、もっとわかりやすかったと思う。
本の内容は、基本的にはどちらも同じように感じた。
ガッカリの内容
正直、小手先だけのテクニック集。これを真に受けてそのまま実践すると、周りからウザがられたり、変な人だと思われてしまうので要注意です。
コーチングをする側、される側双方にまずは信頼関係が築かれていないと効果は無いと思いますが、その辺りのことは特に記載なく、行き当たりばったりの小手先テクニックしか書いてません。
コーチングの本にオススメと複数のページに掲載されていましたが、期待ハズレでした。