鈴木義幸のレビュー一覧
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たとえば何かを発表するとき「失敗したらどうしよう」とか思ってしまうことがある。
それがセルフトーク。
自動的にでてきてしまったその言葉を引き金に「緊張」したり「頭が真っ白」になったりすることは誰にでもあるんじゃないだろうか。
セルフトークで感情的反応をするのではなく、セルフトークをうまく使って、自分を変えていく方法がのっている本。
すごくわかりやすくて、例題も豊富。
特定のことがあるとすぐに「怒ってしまう」自分を変えたい。
誰かに何か言われるとすぐ「落ちこんでしまう」自分を変えたい。
そんな人たちに薦められる本。
プラスのことを考えましょうね★って単純な感じじゃなくて。 -
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「コーチングとは」を知りたくて購入。
体系的にまとめられており、わかりやすかった。理論と具体を往復させながら書かれていたので、自分の現場ではを考えやすい。
気をつけたいことは、本書に書かれているコーチングの技術とはあくまでも手段であり、目的ではないこと。コーチングとは、他者との関わりにおける、心のあり方なのかなと勝手に解釈。
コーチがもつべき3つの視点
コーチングの3原則
コーチング•プロセス
中でも重要と感じたのはコーチング•プロセスにおける「目標の明確化」。双方向のやりとりである以上に、「目標」を共に創り上げること(目標を見つける支援?)が重要になると考える。
心のあり方として捉えるなら、 -
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未来を共創する 経営チームをつくる
著:鈴木 義幸
経営チームのリーダーは社長である。もちろん、社長の役割はとても大きいが、社長を含む経営チームがチームとして機能しないと、会社が持続的に発展することは難しい。
経営チームがチームとしてうまく機能していないのに、そのことを問題視していない会社は、思いのほか多い。経営チームがチームになることは、会社の最重要課題であるにもかかわらず、経営者も役員、も、そのことをあまり気に留めていない。かわりに何を大切にしているのかといえば、「一人ひとりが自分の役割を果たすこと。」「経営者・役員はそれぞれの職責をしっかりと果たすことが大事である。」と思っている経営 -
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この本の核になるのがビクトール・フランクルの言葉。
「刺激と反応の間には、いくばくかの「間」が存在します。
私達はこの「間」の中で、自分の反応を選択します。
私達の成長と自由は、私達が選ぶ反応にかかっているのです。」
刺激→ビリーフ(アイデンティティ、価値観、世界観)→セルフトーク→感情→行動
ティモシー・ガルウェイ 「インナーゲーム」
→「セルフ1」と「セルフ2」
セルフトークAとセルフトークBの考え方
Aを減らし、Bに変換
P55 指揮者ベンジャミン・ザンダーの話
コンサートに来なかった学生に叱るのではなく、自分が悪いと謝った。
・デール・カーネギー「話し方入門」
・ミハイ・チ -
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コーチングの第一人者鈴木義幸氏の本。
なんとなく自分に合うのか、著者の本はたいがい響いてくる。コーチングという分野の特性上、「部下育成」の観点の書籍が多いが、本書は著者がエグゼクティブコーチをする中で見出した、リーダーの資質に言及する1冊。
根本的かつ具体的な項目として、25の資質を説く。見出しをぱっと見た段階では「そりゃ、リーダーならそうだろう」と思うのだが、詳しく読んでいくと「それは確かに、自分はできていない…」と思えてくる。
ただ、そうしてやや路頭に迷い始めると、かならず「では、どうすればよいか」というフレーズが出てきてくれる。これは、本書のみならず著者の別の本でも同じだ。
コーチとい