鈴木義幸のレビュー一覧
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コーチングの手法について書かれた本。簡潔なので、深く学んだという感じはしないが、実践しながら繰り返し見るにはまとまっていて入門書としてはよいと思う。スキルが多いのですぐに全てを使うのは無理だが、読み返せるようになっているのが良い。
・PART1 相手の中から答を引きだす
・PART2 安心感と自信を与える
・PART3 未来への夢を抱かせる
・PART4 新しい視点を与える
・PART5 自発的な行動を促す
・PART6 コーチの達人に向けて
という6つのPARTから成っていた。PART1が自分の中でのコーチングのイメージに近かったが、PART1のみだとカウンセリングに近く、未来に向けた行動 -
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タイトル通りの本
さらっと読めて、わかりやすい。
だからどう?という解決には程遠いが、それぞれのタイプを理解し、対策を考えるためには十分だと思う。
この手の本は色々でているが、4つの切り口であること、体験談があげてあるが、理解するイメージを簡単に広げてくれた。(既に他の本でより詳しい事を理解している人には、簡単すぎると思う)
部下とのコミュニケーションに悩む友人に、気軽に読んでみたら?と進められる本だと思う。
余談だけども、、、
自己診断では、どのタイプがあてはまっているのかわからない点数がでたが、読み進めると自分のタイプはこれなのかな~と今の自分がもやもやしている原因が分かった。。 -
Posted by ブクログ
まさにCOACH Aのビジネスコーチングとは?を
すっきりとわかりやすくまとめた一冊。
感覚的には、知識という点でとても基礎的な印象であるが、
改めて、コーチングはその基礎が基本であり、
それがほぼすべてであるといえるほどの根幹ではないかと感じる。
ここで、1つ考えたい視点として、
「プロセス」というキーワード。
プロセスとコーチングを共に考えるとき、
プロセスに働きかけることがコーチングであり、
結果を出すことにコミットするが、
結果にコミットしないということだとわかる。
そして、
そのコミットは現在だけにコミットするのではなく、
むしろ未来にコミットしているのだということも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自己暗示、心の声、セルフトークについての本。なかなかためになる部分も多くおもしろかった。オーディオブックにて。
<メモ>
・セルフトークはアイデンティティを守るために生まれる
・思春期はセルフトークが生まれやすい。アイデンティティを固めていくために。
・ダウトはダブルハートが語源
・ネガティブなセルフトークをポジティブなセルフトークへ
・感情に呼び起こされる反応と理性によって呼び起こされる対応がある。
・反応ではなく、対応する。
・反応と対応を意識する。
・問いが変わるとはじめて脳の中で新しい検索が行われる。
・悩むは頭の中がぐるぐる、考えるは答えに向かう問いを立てること。
・逃げないためのセ -
Posted by ブクログ
久しぶりにコーチング系の本を読んだ。科学的な論拠が多いわけではないのに、その内容に相変わらず納得してしまうのは、著者の論理的な話の展開と豊富な事例やアナロジーから来るものだと思う。そしてそれらが自分の体験と大いに重なるからだ。
“セルフトーク”の概念は著者・鈴木氏のオリジナルのものであると思うが、同じようなフレームワークは実際に存在する。しかし、鈴木氏独自の視点が興味深く納得する。
セルフトークが「感情」を生み「行動」になる。ネガティブなセルフトークはネガティブな行動と結果につながる。ネガティブなセルフトークは“アイデンティティ”を守ろうとすることから無意識的に発生する。アイデンティティを変え