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100人以上の経営者にエグゼクティブ・コーチングをおこなっている著者が、リーダーになったばかりで何をしたらいいかわからない人、リーダーではあるがリーダーシップに自信がない人に向け、リーダーが身につけておきたいことを25項目にまとめて紹介します。 誰でもすぐに試せる方法や練習が紹介されていますので、読んですぐに実践することができます。 一人でも部下がいる方、これからマネジャーになる方に最適の「リーダー入門書」です。
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Posted by ブクログ
チームつくりのために、自分が目標とする理想的なリーダーになれるにはどのように周りと接すればいいのか、どのような考え方をすればいいのか勉強したくて読んだ本。 結論。リーダーとはすべての責任を負う覚悟がなければならない。 そして周りの人たちを成功させるために、常に人のために行動できること。 手元に置い...続きを読むて何度も読み返して振り返りたくなる本。 ・リーダーとは物事を決める人。 決めるとは、全ての責任を引き受けること。これが自分の役目である。 ・目標達成まであと少しの局面を迎えたとき、力強く前を向いて走りきる。 ゴール前で失速しないための3つの方法 1ゴールまでではなく、ゴールの先をイメージする 2ゴール前で失速しないよう対策を考えておく 3ゴールから逆算して行動を計画し、ゴール間際のアクションをより具体的にしておく ラストスパートがかけられるかどうかはリーダーにかかっている ・チームのスピードは、リーダーのスピードとほぼ比例関係にある。 リーダーの行動が遅いのに、チーム全体が早いということはまずあえない。 リーダーのスピード感は、チーム全体のスピード感に影響し、チームの実際のスピードを決定する。 周囲にスピード感のUPをリクエストする。相手がこのぐらいのスピードでと想定している半分の時間でやり遂げることをリクエストする。 「リーダーは、どんな時も逃げない」 1 必要があれば、どんな時でもいいにくいことを言いにくい人に言う 2 目標達成のためには、最後の最後までどんな犠牲を払ってでもやれることを全てやる 3 目標を達成できなかった時は、どんなことがあっても絶対に他人のせいにしたり言い訳したりしない 4 自分のチームが攻められたときは、常に矢面に立つ 5 自分に対する耳の痛い。フィードバックも正面から受け止めることができる。 6 部下にいったん大事な仕事を任せたら、最後は責任を取ると言う覚悟で口出しを一切せず見守ることができる 7 自分の誤りを一切の言い訳をせずに認め謝ることができる これらは必ず守る。マイルールにする。 ☆相手はコントロールできないが、自分自身はコントロールできる。 相手の行動にイラつくことがあったら、頭の中で相手を支援するセリフを発する「どうすると彼は育つだろう」「何が彼の成長を妨げているだろう」「彼にしてやれる最善のアドバイスはなんだろう」など 自分の事はコントロールできる。しかし相手の反応や、自分では決めれないことなど世の中にはコントロールできないことがたくさんある。コントロールできることを最大限コントロールすることが成長すると言う事
コーチングの第一人者鈴木義幸氏の本。 なんとなく自分に合うのか、著者の本はたいがい響いてくる。コーチングという分野の特性上、「部下育成」の観点の書籍が多いが、本書は著者がエグゼクティブコーチをする中で見出した、リーダーの資質に言及する1冊。 根本的かつ具体的な項目として、25の資質を説く。見出しを...続きを読むぱっと見た段階では「そりゃ、リーダーならそうだろう」と思うのだが、詳しく読んでいくと「それは確かに、自分はできていない…」と思えてくる。 ただ、そうしてやや路頭に迷い始めると、かならず「では、どうすればよいか」というフレーズが出てきてくれる。これは、本書のみならず著者の別の本でも同じだ。 コーチという職業柄、そのまま答えとなるようなヒントを提示するのは本意ではないのかもしれないが、こうしてビジネス書として読む以上、具体的なアドバイスを得られるのは大きい。 露骨に頻出させてはいないが、「覚悟」という単語が、全体を貫くキーワードになってくるように思う。自身の資質を問う覚悟で読めば、得るものは大きいと思う。
「リーダーシップとは、一人では実現できない何かを実現したいと思い、他者に働きかけ、協力を仰ぎ、その実現を目指す力」 組織をぐいぐい引っ張る人が頼れるリーダーだと思っていたので、発想の転換ができた。 25の各論の中で特に印象に残っているのは、楽観性、前向きさ、スピード感。一時期これらを軽視していた...続きを読む時期があったので、これからのテーマにしていきたい。 装飾少なめのシンプルな紙面で読みやすい。
まずまず参考になりました。 おそらく、リーダシップは読んで習得するものではなく、体得するもんだということでしょう。
・ビジョンを描くためのステップ「素材集め」:過去を思い出してから未来に意識を向けたほうが、未来を考えやすい。 ・決断ができるようになるための3つのステップ ①デメリットとメリットを明確にする ②すぐ決める練習をする ③大きな決断のためにシミュレーションをしておく ・体のエネルギーを高めるこ...続きを読むとに努める 水を1日2L飲む、常に腹八分目、昼間10分眼を閉じて静かに座るetc ・エネルギーを高め、次は周りの人にそのエネルギーを放射するのが目指すリーダーのあり方。周りを疲れさせてしまうエネルギーの高め方をする人は「自分が主人公、周りは脇役」という発想。対して周りのエネルギーを高める人は、「自分も周りもみんなが主人公」と思っている。 ・ゴール前で失速しないための3つの方法 ①ゴールの先をイメージする ②ゴール前で失速しないよう対策を考えておく ③逆算して行動計画をたて、ゴール間際のアクションを具体化しておく。 ・週末はリラックスし交感神経と副交感神経の優位に差をつける ・自己客観視力をつけるトレーニング「自分のことを他人に紹介する文章を書いてみる」 ●自分が持っている価値観とは? ●自分の性格はどんなタイプ? ●ストレスが高くなるとき自分はどうしている? ●部下が言うことを聞かない場合はどうしている? ●部下同士の衝突が起きたときはどう解決へと導いている? ●部下がミスを連発したときはどう対処している? ●会議で反対意見が出たときはどう答えている? 書きだして言語化してみると、意識の外側にあったものが意識に現れてきて、自分を外側からとらえることができる。 ・リーダーシップがいまこの瞬間発揮されているかどうかの見極める判断基準のひとつ→フォロワーが「動いている」かどうか。 ・どういう人がフォロワーのリーダーシップに火をつけることができるか?それは魅力的な人。魅力的な人とは「人のために何かを真剣にやりたいと思い、それを実行している人」。 ・メンバーを「フォロワー」ではなく「リーダー」とみる。どれだけ多くのリーダーシップが社内で発揮されているか、どれだけ多くの人のリーダーシップに火がついているか、いつも忘れずに持っていたい問い。 ・リーダーの育て方:育てるべきものをあえて大胆にひとつ絞るとすれば、「理不尽さを軽やかに受け入れられる心」。リーダーというのは、うまくいっているときなどあまり活躍の場面はないわけで、窮地に立ったときほど真価が問われるため、それを見越してシミュレーションをしておく。 ・リーダーは組織の緊張感をコントロールする。最適な緊張感(オプティマル・テンション)が必要なのです。 ・オプティマル・ストレス(最適なストレス)にする3つの方法 ①呼吸をゆっくりとする ②体を緊張させ、弛緩させる ③心の中で感謝する ・リーダーはリスクを視野に入れ、想定と異なる事態にも対応できるよう手を考えておく用心深さと同時に「よい未来の到来を軽やかに信じる」スタンスが必要(=Cautiously Optimistic)。 ・楽天性とは後天的に学べるもの、いまからでも身に付けることができるものbyセリグマン(20世紀代表する心理学者) ・戦国武将も、経営者も自身の慢心こそが最大の敵。慢心が起きないようにする3つの習慣。 ①肩書が通用しない場に身を置いて活動する ②多くの本を読む(1週間に3冊、年間150冊…多様な視点や情報を常にシャワーのように浴びる。自分は知らないことだらけだ、ということに気付くため、人を謙虚にする。自分がすでにもっているような視点を補強するような本ばかり読まない。) ③新しいチャレンジをする ・自分が何に反応し、感情を乱してしまうのか、知っておくのは異文化と接する上でとても大事になる。多くの場合、異国の習慣がその人にストレスを与えるのではなく、その人の中にもともとある反応パターンが露見するだけ。 ・リーダーは反応を自分で選択する。反応は自分で選ぶことができる。 ″刺激と反応の間には、いくばくかの「間」が存在する。私たちはこの「間」の中で、自分の反応を選択する。私たちの成長と自由は、私たちが選ぶ反応にかかっているのだbyヴィクトール・E・フランクル″ ・相手はコントロールできないが、自分自身はコントロールできる。 「もし、相手の動きがあなたの感情を直接引き起こしているとすると、あなたは相手の影響下にあることになります。今後もずっと影響され続けるんですか?」 「相手をコントロールすることは難しいし、それを目指すことは決して得策ではないと思います。でも、自分をコントロールできるようにはなります。相手がどんなに自発性がなくても、それに対して、泰然たる状態を保つ。そのほうが、最終的にはこちらの頭も働くでしょうし、相手に対してよい働きかけができるでしょう。まずコントロールすべきなのは、相手ではなく、自分自身です。」 ・プロゴルファー宮里藍さんのメンタルコーチ談 「自分はコントロールできる。スイング、戦術、食べるもの、感情、道具。でも競技を一緒にする同伴者の振る舞いや、天候や、勝利はコントロールできない。コントロールできることを最大限コントロールする。これが成長するということである」
人生の中で自らがリーダーになる機会は否応にある。 何気ない瞬間に人はリーダーシップを発揮しているもので、良きリーダーになるためにはまず自らがポジティブになる様な考え方を行える様に日頃から取り組むことが大切。 アドラーの目的論的考えも含まれていた。
なるほどなと思ったこと。 元GE CEOのジャックウェルチ 4つのEを持つ必要がある Energy 自らが活力に満ち溢れていること Energize 目標に向かう周りの人々を元気づけること Edge タフな問題に対しても決断ができること Execute 言ったことをとことんまで実行していくこと...続きを読む ロウソクの炎が、次のロウソクのに移るかのように、リーダーのエネルギーなフォロワーに伝播する リーダーにはそんなエネルギーの高い さが求められます
すぐれたリーダーは常に人を誘っている 自分の中に生まれる怖れから逃げず、それと立ち向かう 自分がどのように周囲に影響を与えたいかという意図と、自分がどういう影響を与えているかという状況を明確にし、両者を埋めていく 理不尽さを軽やかに受けいレられる心が重要 これだけは譲れないという軸が適度な緊張感を生...続きを読むみ出す 自分自身に対してする質問を変えると行動が変わる
星5つにしたいくらい、いいことが書いてあります。あるべきリーダーのイメージはまさにこんな感じ。 ただし…「どんなときでも自分の状態は自分で選ぶことが出来る(P.278)」…今の自分の気分では、どうしても完全には納得できないところです。
会社でのリーダー初心者として悩みが増えつつあるタイミングでこの本に出会って良かったと思えた一冊。Cautionaly Optimistic そして It's up to you なるほどと思えた。
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リーダーが身につけたい25のこと
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鈴木義幸
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