菅原洋平のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
作業療法士の菅原洋平さん。YouTubeでお見かけしていた。作業療法士の方って、脳の使い方を訓練しているのだなぁって改めて気付かされた。作業療法士は、病気や事故で脳や体が損傷したことによって失った能力を、残った機能で代行することを訓練するお手伝いをする人。
そして、この本。3日坊主だとか、やるべきことを先延ばしにしてしまうというような悩みは、自分の意思の問題ではなく、脳の使い方を知らないからだとアプローチしてくれる優しい本。
一例)会議録作るのめんどくさいとか、茶碗洗いめんどくさいとか、こんな時は会議録を1行だけ書く、一枚だけ茶碗を洗っておくことを勧めている。
脳にタスクの見通しをもたせること -
-
-
Posted by ブクログ
私はおそらく人類の中で考えても結構な無気力人間で、特に家にいるときはだらけまくって何もやらなくなるダメ人間だ。まあ別に困っていると言うほどの悪癖でもないと思ってるので、あんまり改善の意思はないけど、この先家族もなく孤独に生きていくことを考えるとそんなことも言っていられないので少しはなんとかしないとなと思いこの本を読んでみた。
書いてあることの実践はおそらくそんなに難しいことはないと思う。ただ私自身にやる気がまったくないのは最早どうしようもない。これは私の性格的なものなのでこの本は全く悪くない。モチベーションを上げるためのことをするモチベーションがないのはどうすればいいんだ……
ただ自分のこ -
-
Posted by ブクログ
『30秒でやる気を上げる』なんて本当?そんなんで出るやる気ならとっくに出とるわい
「正直、『30秒でやる気が出る』ってホンマか?と思いながら読み始めたこの本だけど、やる気が出ない人の気持ちに寄り添いすぎてて、妙に刺さった。
例えば『まず30秒だけやってみて、それでも無理ならやめてもOK』って方法があるんだけど、行動って“し始め”が一番めんどくさいから、30秒でもやった時点で、実は一番めんどい壁は突破してる。
31秒も32秒も、なんなら1分だってそのままいける気になる。
その後はいつ切り上げても「やった」って事実は残るから、少なくとも「何もやってない」とは違うんよね。
「失敗の定義を変 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレすぐやるためには、脳をどれだけ上手く使うかが必要だとわかった。
・次の作業にちょっとだけ手をつける
・脳は、ガラッと変えようという発想を受け付けない
→そのため、小さなことから少しずつ習慣づけていく
・ミラーニューロン
→神経は、無意識的に目に入る人の真似をする。
(真似をしたい人でも、したくない人でも)
・使ったものはすぐ元の場所に戻す
→脳が余計なエネルギーを使わず、ミスが減る。
→不要な習慣を取り除きたいとき、決められた場所にある何かを取ろうとすると、自分は今から不要な習慣を行おうとしていると気づくことができる。
(例:テレビをダラダラ見る習慣をやめたい→リモコンの場所を