菅原洋平のレビュー一覧
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ネタバレ「お腹が空いているのに、食べても食べても、栄養が無い食べ物をひたすら食べ続けている状態。」
AIの自動化によって自分の仕事も評価されなくなってきている、しかもいつかは無くなるかも…
金持ちインフルエンサーたちの真似事で浪費していく、本来有意義な経験が積み上がっていかないような感覚…
あらゆる現代のまやかしを解くような本でした。
この本を手に取ひたくなるような「多忙感」に悩まされる、真面目に頑張って働いている人はぜひ読むべきです。
個人的に、他者の本になってしまいますが「なぜ人は締め切りを守れないのか/著:難波優輝」を読んだ直後だったので、さらに明快にこの本を読むことができました。 -
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ネタバレ「めんどくさい」の正体
エネルギーを無駄に、多く消費してしまっていることがめんどくさいに繋がっている。脳の報酬系の使い方によってめんどくさいが現れる。
脳の使い方を意識するだけで、自分を上手く使えるようになる。
特におもしろかったのは、「同時処理」と「継次処理」による脳の差、トップダウンとボトムアップの注意の差によって起こる人間関係のめんどくさいの部分。
私はめちゃくちゃ継次処理でボトムアップだった。「自分が全体の情報を知ることが大事で、他の人も同じだと思っている」という所を指摘されて驚いた。みんな大事じゃないのか、そこ。把握していないと気持ち悪い気がしちゃっている。
・どんな感じ?ど -
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ネタバレ
意識は5%、無意識は95%。
脳のことは、知れば知るほど面白い。
脳への命令の仕方のポイントは言葉でわかりやすく、イメージしやすいように、
具体的に、そして、
触ってみて触覚感覚のデータも送ること。
ちょっとしたコツを知っているか知らないかで「めんどくさい」が「めんどくさくない」にかわる。
デジタルデータ、機械は私たちを助けてくれる反面、本来ならば得られたその行動によって得られる感覚データが得られなくなってしまう。
脳はわからないことが嫌いなので、
ますます「めんどくさい」と感じることが増えてしまう。
脳にデータを送るためにも自分で動いて感覚を感じて、試行錯誤するということの大切さを痛感した -
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ああ、これ私のことだ、、と思わされる例が複数あり、改善の方法が書かれていた。もう1回読みたい。
★どうなるかの身体感覚を具体的にイメージする
コンビニでスイーツを買って食べた結果、どうなるか?
→1度食べたらもう1つ買いたくなり、結果500kcal程度摂取してしまう。
自己嫌悪に陥り動けなくなり、ジムにも行かずメイクも落とせず寝てしまう。
→次の日慌ててシャワーして最悪のスタート
→体重が増えてどんどん見た目が悪くなっていく
自己嫌悪とは具体的にどんな状態か?
→叫びたくなり、自分を殴りたくなる衝動に駆られる
この状態を思い起こすことで繰り返さなくなる
★あの時は上手くいった、を口癖にす -
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【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。
・最も素早く脳の省エネに繋がるのが整理整頓。散らかっているデスクでは不要な視覚刺激を制御する必要があり、余計な脳エネルギーを消費する。
・前の作業の後、次の作業にも少し手をつけて脳に準備させると、動作をつなげて記憶し、先延ばししない脳になる(フィードフォワード)。
・脳は、既知の情報内に未知の情報を含む状態(安全が保証された上で新たな挑戦をする)で、最も覚醒レベルが高まる(ハーフタスク)。
・頭頂葉で捉えた「暑い・寒い・痛い・ベタベタする」等の感覚と、前頭葉で判断した「やりたくない・やる気が出ない」といった心理現象は競合する。
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ネタバレタイトル的にメンタル面でのことが書いてあるのかなと思ったのですが、それよりも自律神経の乱れによって体にどのような症状が現れるのかや、その対処法が載っていてとてもタメになりました!
私は普段噛み締めや歯ぎしりをしてしまいます。
その事も載っており、しかも解決方法の提案まであったのでこれから実践してみるつもりです:)
個人的にツボだったのは寝付けない解決法としての"大脳を直接冷やす"です。
表現の大胆さに少し笑ってしまいました。
このように難しいことではなく、少しの方法で改善できることばかりが載っているので楽しく読むことができました◎ -
Posted by ブクログ
作業療法士さんの書籍。久々の評価5。
日々の行動と、様々な科学的アプローチかつながり、楽しく読めた。作業療法士にも興味を持った。
脳が頑張れる環境を味方にしたら、行動が変わりそう。数年後に、絶対また読もう。
●物覚えが悪くて失敗ばかり→ To Doリストが手放せない→やったことリストを作る
脳をフル活用するには情報をひとかたまりにするチャンキングのほかに行動タグと言う方法があります。これは文字通り自分の行動にタグをつけて保存していくことで、日常の些細な出来事の記憶を使って重要なことを覚える仕組みです。
そんな行動タグの働きを最大限に生かすにはやることリストよりもやったことリストを作る方が有 -
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ネタバレ
1つのものしか置かないことで作業に集中できる。なんとなく物事をやるのではなく、
決まった場所に物を置くことが大切。
いままでめんどくさいと思っていた事の一歩先までやる事によってその行動が習慣化され身についてくる。
自分が尊敬している人の動きを真似る事で似たような行動をすることができる。逆にダメな人はあまり見ないようにする事が大切になる(ミラーニューロン効果)
相手の経験を聞くこと(雑談)
話を判断するのをやめて経験的な言葉を使うようにするステップのうち確実にできる課題を設定してまず何をするかというのを脳に覚えさせる
触覚が豊かになると体がある動きやすくなる(自分からやると情報量と質が増えるた -
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スピードは正義
職場で常に言い続けてる言葉です。
本書は「仕事の処理速度」を上げる本です。
「地頭のよさ」は「ワーキングメモリ」が決めていた
ワーキングメモリは
「必要な情報をいったん頭の中に置いておいて使いやすいように加工しその情報を使う場面になったら取り出せる記憶」
とされています。
ワーキングメモリは目の前を通り過ぎる無数の情報を使いこなしオーバーフローさせずにいかに取捨選択して上手く使うかにかかってきます。
僕は知識と経験をストックしておくことでいつでも出せる状態にしたいと思っています。
基本的に考えながらしゃべるというかしゃべりながら考えるというか。
口と頭を別行動にできるくらい独