納富信留のレビュー一覧

  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    哲学史を扱う時点でその試みは挑戦的ではあるが、登場する研究者の専門に少し偏った説明となっている印象。そのため、入門書とはなかなか言いにくいとは思う。

    本書においては、通読するというより、ちょっと気になったところだけ拾い読みするような付き合い方がいいと思った。

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    2025年10月13日
  • ソクラテスの弁明

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     プラトンはなぜ「ソクラテスの弁明」を書いたのか?
     ソクラテスの無実を訴えたいのだとすると、普通にソクラテスの無実を訴えればよい。つまりいかに嫌疑が誤っていたか、裁判員がなぜ判断を誤ったかについて書けばいい。
     プラトンの選択は異なる。訳者によると「ソクラテスが裁判で実際に語った内容の記録ではなく、また、その言葉の忠実な再現でもない。ソクラテスの裁判とは何だったのか、ソクラテスの生と死とは何だったのかの真実を、「哲学」として弁明するプラトンの創作」だという。
     プラトンはソクラテスの弁明によってというより、その死から哲学的な刺激を受けたのだ。ソクラテスが無罪放免になっていたら、プラトンはこの

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    2025年08月24日
  • ソクラテスの弁明

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    背景を知っていると楽しいかも。
    でも、背景がわからないから、難しかった。
    「無知の知」ではなく、「知らないと思っている」は大事な考え方。

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    2025年07月12日
  • ソクラテスの弁明

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    昔から聞いた事があり、気にはなっていたけど読んでいなかった本。とうとう読破。読み始めれば、すぐ読めるページ数なのに、かなり時間を要した。
    内容もさることながら、読んだ事に感動。

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    2025年06月26日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    対話形式で読みやすく、他の哲学書にありがちな何を言っているのかさっぱりわからない、といったことは少ない。
    ただ入門というには少しレベルが高く、ある程度の事前知識が必要に思える。教科書にざっと目を通してなんとなく全体を知っているレベルで読むと理解が深まるかもしれない。

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    2025年05月05日
  • ソクラテスの弁明

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    ネタバレ

    3人のソフィストたちによって告発されたソクラテス。
    弁論に長けたソフィストたちを対話によってその矛盾を突き、自身や社会、あるいはこの世の全てを知らないと思うソクラテスの営みこそ彼自身が裁判にかけられることとなった理由である。

    もちろん、「弁明」とはその裁判におけるソクラテスの主張のことであり、ソクラテスは当然これらの容疑について善きものであると捉え、憎まれていることこそが真実を語っている理由であるとしている。

    古典的名著である作品は多くの分析がなされ、その重要点についてあらゆる箇所で論じらている。私は自身が印象に残った点を取り上げたい。

    ソクラテスがいかに論じることでその矛盾をついたのか

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    2025年03月29日
  • ソクラテスの弁明

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    ソクラテスが語りかけるという形になっているので、非常に読みやすい。

    頑固なお爺さんだなという印象も受けた。特にメレトスを詰めていく所は、心がキュンとなった。

    しかし、偉大な哲学者と言われているだっけあって、善き生に向けた、教訓を話してくれている。

    この本の中で一番のお気に入りは、人間の誰もが死を知らないのに恐れているが、これこそまさに無知であり、恥ずべきことだという主張である。死に対して、異常なまでに恐れることなく、善き生の為に徳を積んでいきたい。

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    2025年03月21日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    2025.03.21 ギリシャはともかく、中世やルネッサンスはあまり読んだことがなく、改めて領域が広がった。

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    2025年03月21日
  • ソクラテスの弁明

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    まだ全てを理解することはできませんが、ようやく古典を読めるようになってきました。

    何か行動する時には、正しいことを行うのか、それとも不正を行うのか、良い人間のなす行為か、それとも悪い人間のなすことなのか、それを考慮すべきです。

    自問自答してみます。

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    2025年01月24日
  • ソクラテスの弁明

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    いまいちピンと来ない。
    でも引っかかる言葉はあった。
    死を恐れることは死を知った気になってるのであって、死は誰にも分からないのだから恐れる事は間違いだ、というのがなるほどど思った。
    紀元前のギリシャ時代の言葉が読めるなんて改めてすごいと思った。

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    2025年01月11日
  • ソクラテスの弁明

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    前に読んだ倫理学の本(の中の登場人物)がプラトンの「国家」を絶賛してきたので、じゃあ読んでみようかと思ったら、とんでもない大作だったので、もう少しライトなものからにしようと、「饗宴」と本作を手にとった。

    以前、岩波かなんかで読もうとして、たったの100ページちょっとなのに挫折したことがあるが、いつものように光文社古典新訳文庫だととても読みやすくて助かった。

    東大総長が卒業式で「肥った豚よりも痩せたソクラテスになれ」と言ったとか言わなかったとか諸説あるが(JSミルの言葉を不正確に引用した式辞原稿のこの箇所は結局は本番では読まれなかったが原稿を紙で貰っていたマスコミが本番発言と照合もせずに誤報

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    2025年01月11日
  • ソクラテスの弁明

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    古典を読むのは大変だった。
    紀元前の人たちが、このような論理的思考が出来ることが意外だし、もう少し自分も頑張りたい

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    2025年01月03日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    倫理習ってないからなのか、読解力が無いからなのか、はたまた哲学を学ぶ最初の一冊目だったからなのかはわからないが、理解し辛かった。

    しっかり基礎から、学んでから読めばこの本の面白さはきっと分かると思う。

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    2024年12月28日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    インタビュー形式で哲学史の大枠を掴むといった感じで、入門の入門といったところ。

    哲学をかじった人からすれば色々言いたい事もあるだろうけど、素人には丁度良いんじゃないかと思いました。

    やっぱり哲学は積み重なった思考の歴史を知らないと理解出来ないので、おおまかに流れを理解するには良い。またインタビュー形式が感情が伝わるのでとにかく読みやすかった。

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    2024年12月16日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    まったく哲学に触れず、倫理の授業も受けずにきた人間が、ちょっとした興味本位で読むには予備知識が足りなかった。
    各章に、イントロダクションを設けてくれてはいるけれど、そもそも本編に入ると忘れてしまう。イントロダクションに戻りながら本編を読んで、を繰り返すうちに、神の存在証明とか、もういいかとなってくる。
    トマスモアのユートピアも、絶賛積読中!

    だけど、第二巻も読みます。
    とりあえず。

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    2024年10月04日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    専門家が一般向けに、専門の時代ごとに面白いところを語るもの。
    言葉はかなり優しい言葉を使っているが、それぞれの哲人を全く知らない状態で読むと、面白さは半減すると思う。
    高校倫理等で、広く浅く西洋哲学史を学んだ人にとっては面白い本だと思う。

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    2024年07月31日
  • パイドン~魂について~

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    ネタバレ

    いよいよ処刑当日のソクラテスは、特に哲学者は死を恐れる必要はないのだと魂の不滅と輪廻転生を説く。その中で想起説やイデア論が本格的に論じられる。
    先に読んだ「饗宴」とは打って変わって、正直すごく退屈に感じてしまった。話のほとんどがソクラテスの一方的な演説と弟子の「そのとおりです」という肯定だけの相槌で進んでいくのと、「反対」という謎概念がずっと幅を利かせているので話がなかなか頭に入ってこない。注と解説に助けられてなんとかついていける感じだけど、やっぱり議論が有効だとはあんまり思えなかった。研究者間でも否定的な意見が多いらしいけども。
    魂の不滅という概念が現代にそぐわないという意見は私自身はどうで

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    2023年12月02日
  • プラトンとの哲学 対話篇をよむ

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     6章宇宙の想像力で頭がこんがらがって挫折してしまった。
     著者が読者の方を向かずにプラトンさんと対話しているので、あまりプラトンさんのことをわかっていない読者である私は置いてけぼりをくらって寂しかったのも挫折要因の一つ。自分の考える能力、読解能力の低さに気づけたのでもう少し哲学の世界に慣れてから出直したい。

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    2022年05月14日
  • パイドン~魂について~

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    ユングは「夢はあるがままの姿で、内的な真実を事実を表現する」(みすず書房 ユング夢分析論)と言っている。そしてプラトンで語られていることは、夢で捕らえようとすることと似た印象を受けた。

    少し混乱。森の中。
    他の訳も読んでみよう。


    この本は注釈がちょっと自分には向かなかった。光文社古典新訳の他のではあまりこんな風に感じなくて、むしろいいなあと思っていただけに残念。
    対話に参加するための注釈であるだけでない、注釈者の意図を持ったものが多くて。一度注釈に目を通してしまうと、思考が中断されてしまって本文に戻りにくかった。授業などでプラトンやソクラテスについて学ぶと言う目的には良いのかもしれないけ

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    2021年08月15日
  • ことばの危機 大学入試改革・教育政策を問う

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    英語も国語も実用重視という気持ちは分かるが、
    若者たちの何ができていなくて、
    今後何を期待したいのか政府も企業側も明確に分かっていないから迷走するのではなかろうか。

    若者たちだからこそ持つ力やリテラシーには
    簡単に甘えて労働力にするけど
    昔ながらの仕事のこなし方に順応しなかったり
    政府や企業が期待する方向性にハンドリング
    ができないから
    実用的な力がないんじゃないの、
    というのは違う気が...

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    2021年01月16日