納富信留のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ソクラテスだよと思ってたらソクラテスについてプラトンが書いたなんと創作物みたいなやつだった!だからこれは実質プラトンかも!!!
濡れ衣着せられたソクラテスですが結局死刑になっちまったよ〜な話 書いてるのは弟子のプラトンね。ソクラテスを陥れた奴は結局何かを得れたのかな。
自分はそんなことしてないけど、あれこれ言い訳すんのもアレだし、己を貫き通して死にすら殉じるぜ!みたいなのよくこの界隈で見る気がする。己の矜持や誇りがすごくて、かっこいい生き様ってこういうのを言うんだろうな〜と思ったりした。私もこうなりたい!
あとびっくりしたんだけどプラトンとソクラテスってめちゃ歳が離れてるんだね。
プラト -
Posted by ブクログ
この本を読んでいるあいだ、私はまるで紀元前のアテナイにいて、法廷の片隅からソクラテスの言葉を傍聴しているような気持ちになった。論理や言葉の力で彼が人々に語りかける姿に引き込まれ、ページをめくる手が止まらなかった。
解説を読みながらでなければ理解できない部分もあったが、それでも彼の思想の核は強く響いてきた。とくに印象に残ったのは、「知らないことを恐れる必要があるのか?」という問い。人は死を恐れるが、それは“死”を知らないからであって、本当に恐れるべきことなのか? もしかしたら、死は良きものかもしれない――そんな風に、未知を恐れずに、自らの信念に従って生き抜く姿勢に心を揺さぶられた。
ただの哲 -
Posted by ブクログ
「哲学の名著50冊が1冊で学べる」という本を読んだのだが、どうもマスターした気になれないので本屋で平積みされていた本書を読むことにした。古代ギリシャ哲学についてはとてもわかりやすく面白かったが、中世からルネサンスに進むにつれけっこうキツくなってきました。
この第1巻はとても良い本だと思います。現在第2巻を読んでいるのですが、カントがキツイです。共著本を読んでいつも思うのですが、やはりわかり辛い点が出てくるので、一人の著者が書いた本の方がいい。カント哲学をわかりやすく書いた本はないのかい、超越論的とか定言命法とかもっとやさしく書けないのかねぇ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレちょうど最近「国家」を読んだのでタイムリーだなと思って購入。「ポリテイア(国家)」について、1章で20世紀後半に起こった議論とその検討をし、2章で日本での受容史を見て、それを受けた3章で現代にポリテイアを読む意味を提言するという内容になっている。1章は哲学に疎い自分には勉強になった(ホメイニーがプラトンの哲人政治論に影響を受けていたのは知らなかった)し、3章は内容に全面的に同意できるとは思わないが、真っ向勝負の力のある議論で意義を示していて面白かった。2章にかなり力が入っていて詳しいので、こういう内容に興味があればさらに面白く読めたかもしれない。
ただポリテイアに向けられた批判に対して擁護が