作品一覧

  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす! 日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで――、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生!
  • 世界初のビジネス書 15世紀イタリア商人 ベネデット・コトルリ15の黄金則
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    15世紀イタリア商人が書き残した、世界初のビジネス書と言われる著作、『商売術の書(Libro de l'arte de la mercatura)』(ベネデット・コトルリ著)から、ビジネスで富と成功を得るための15の黄金則を紹介。 「ビジネスとは何か?」「いかにして儲けるか?」「われわれはどうあるべきか?」 ――その答えは、500年前に記された本の中にあった! 商売の目的は単に自身が儲けることではありません。商売(ビジネス)とは、都市や国家に利益や優位や安全をもたらす、社会にとってなくてはならない活動。 政治の混乱、大商会(銀行)の倒産や度重なるペスト大流行をくぐりぬけ、当時のグローバルビジネスで財を成した、「もの書き商人」コトルリの警句が、仕事の心構えや実務、家庭運営、資産活用まで、現代の私達に身近なテーマを通して語られていきます。
  • ルネサンスの神秘思想
    値引きあり
    -
    千年の「暗黒時代」の後、ルネサンスが花開く。エジプト、ギリシア、古代ヨーロッパの数多の神々が召喚され、<古代神学>が大興隆。ヘルメス、ゾロアスター、ピュタゴラスらの教説の神秘主義的刻印とは? 哲学・思想・宗教的諸説混淆(シンクレティズム)の精神風景を、オカルトも交え描く。15世紀フィレンツェで咲き乱れた神秘思想へのコンパクトで本格的な入門書。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

     大学生の時、留学も視野に入れて、というより日本語の哲学研究書があまりにも難しくて、よくPodcastを聞いていた。それはナイジェル・ウォーバートンのPhilosophy Bites(哲学の齧り)であった。ひとつ15分ほどの番組で、ある主題についてウォーバートンのインタビューで第一人者が最前線の研究を語りながら聞き手を案内する充実した内容で、いまも続いている。本書は編者あとがきで言及されているように、その日本語版といった趣のある哲学史入門である。
     本書のインタビュー形式であるからこその臨場感は、全ての読者を哲学史のいわば「急所」へと招くものである。従来の哲学入門や哲学史入門で、わかるようなわ

    0
    2025年12月08日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    口語体で書かれている哲学入門書
    表現はわかりやすいもののやはり哲学史自体の難しさによって内容は難しいなと思う

    0
    2025年01月05日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    哲学史シリーズの第1巻ということでギリシア哲学からルネサンス哲学までを説明している。中世哲学やルネサンス期の哲学はとっつきにくいと思っていたが、インタビュー形式により対話の中で各時代の代表的な哲学者の「つかみ」をうまく説明している。
    ソクラテスの「無知の知」は誤訳で「不知の自覚」が正しいという説明には納得がいったし、読者の興味を引き出すようによく工夫されている。
    ブックガイドもついているので、興味を持った時代の哲学や哲学者があれば、さらに読み進めることができる。初心者にやさしい本である。

    0
    2024年12月25日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    章の最初にイントロダクションがあって注目ポイントがわかるのと、聞き書きのインタビュー形式なのとで、とてもわかりやすいです。

    0
    2024年05月07日
  • 世界初のビジネス書 15世紀イタリア商人 ベネデット・コトルリ15の黄金則

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    15世紀、ラグーサ(現在のクロアチア共和国ダルマチア地方のドゥブロヴニク)で活躍した商人にして、外交官、造幣局長、財務総監でもあるベネデット・コトルリの著書。
    ……を、複式簿記の指南など門外漢には分かりづらい部分を省略し、再編した海外の本から、日本語訳されたのが本書。

    ユマニストのはしり、ペトラルカが、宗教色というかキリスト教と教会組織へのおべっかばかりで読みづらいのに比べ、本書は(現代人による再編もあり)15の短い章に分けられた、商売人の心構えと、ちょっとだけ複式簿記の基礎を説いた読みやすい本である。
    ルネッサンスと商業の二つの世界で、生き生きと学び、活動したコトルリ。そのの筆致は古典から

    0
    2021年11月16日

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