哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす!

日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで――、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生!

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哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とりあえず、ギリシア哲学も、中世、ルネサンスなど総じてもっと知りたくなった。

    ここから先は沼に違いないが、踏み入れたくなってしまったので、入門書として優秀なのだろう。

    0
    2026年04月12日

    Posted by ブクログ

     大学生の時、留学も視野に入れて、というより日本語の哲学研究書があまりにも難しくて、よくPodcastを聞いていた。それはナイジェル・ウォーバートンのPhilosophy Bites(哲学の齧り)であった。ひとつ15分ほどの番組で、ある主題についてウォーバートンのインタビューで第一人者が最前線の研究を語りながら聞き手を案内する充実した内容で、いまも続いている。本書は編者あとがきで言及されているように、その日本語版といった趣のある哲学史入門である。
     本書のインタビュー形式であるからこその臨場感は、全ての読者を哲学史のいわば「急所」へと招くものである。従来の哲学入門や哲学史入門で、わかるようなわからないようなつかみどころのない思いをしたことはないだろうか。本書はそういった人に向けて書かれている。研究書をいきなり読んでもなかなか見えてこない隙間が実に手際よく埋められていくのが壮快な一冊である。
     開口を飾る千葉雅也氏の哲学史を学ぶことについてのインタビューでは、哲学史を学ぶことが哲学そのものであることがありありと語られる。古代をめぐる納富信留氏との対話では、氏の著書で語られるところの「不知の自覚」「ソフィストとは何者か」、そしてパルメニデスの衝撃がこれ以上なくくっきりと提示される。中世の山内志朗氏との回では、この時代について懐かれがちなわかりにくさが、実に明快な仕方で解きほぐされていく。そして最後に控えているルネサンスについての伊藤博明氏との回では、中世同様に等閑視されがちなこの時代を代表する人々が、如何に幅広い関心のもとに思索を重ね、それが陰に陽に私たちの思想的風景に影響を及ぼしているのかをうかがわせる。
     全編を通して実に生き生きと語られる哲学史は、読者が知りたいことを聞いてくれる編者である斎藤哲也氏の軽妙な問いかけによって立体的なものとなっている。「無知の知」という言葉の誤解を解くなかで語られる無知(アマティア)が思いこみであるという指摘は核心を突くものである。また、中世においてアラビア経由で現存のアリストテレス著作の大半が西洋に受け入れられ、そしてルネサンスにビザンツ経由でプラトンの全体像が受容される過程などは、読者がまさに知りたいことであろう。しかし、その全体像として受け入れられたものからこぼれているもの(例えば詩学や政治学)が後に、さらに現代の解釈学へと繋がっていくことをも予想させる。
     ここまで読んでくださった読者は、それでは哲学に既に関心がある人のための本であるかと思ってしまうかもしれない。しかし、Philosophy Bitesがそうであったように、ここで語られる哲学史は哲学そのものが何であるかを時代時代に明らかにするものであるので、純粋に哲学入門としてもおすすめできるのである。実に痒いところに手が届く、画期的な哲学(史)入門である。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    口語体で書かれている哲学入門書
    表現はわかりやすいもののやはり哲学史自体の難しさによって内容は難しいなと思う

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    章の最初にイントロダクションがあって注目ポイントがわかるのと、聞き書きのインタビュー形式なのとで、とてもわかりやすいです。

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    哲学の起源であるギリシア哲学(紀元前6世紀〜6世紀)から中世(5世紀〜15世紀)を経て、世間的には軽視されがちなルネサンス時代の哲学(14世紀〜16世紀)までの歴史を主要な登場人物とその主張を、現代の研究家と対話形式で辿りながら読み進められる入門書です。

    対話形式という形を取っているのと、丁寧に説明してくれているので非常に読みやすく面白かったです。(当然一読程度では理解出来ませんでしたが…)

    読んでいていつの時代の哲学者達も古典(この場合はギリシア哲学)に立ち返ることを必須としていて、それがさらに進むと現代の私達も古典から学べることは多いということなんだろうなと感じました。

    さすがに私達がギリシア哲学まで立ち返る必要は少ないかもしれませんが、、、

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくて面白いです!
    個人的に納富信留さんのソクラテスの「不知の自覚」の解説の部分(75p)は特に興味深く納得しました。
    哲学の歴史をざっとおさらいできてオススメです。
    IIとIIIも読みたいと思います。

    0
    2025年05月09日

    購入済み

    他の哲学史の本などには書いていない、先生方独自の解釈なども紹介してくれており、とても為になると感じました。
    次の巻なども読みたいです。

    #深い #タメになる

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    なんとなく有名な哲学者は聞いたことがある、程度の初心者でも理解できた。
    哲学の歴史と世界の歴史を踏まえてこの思想はこの思想から影響を受けている、というのが非常にわかりやすい。
    超入門として非常にいいのではないかと思った。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    従来のものと違いインタビューからの聞き書き哲学史で、読みやすいけども取り扱われる時代の要点は逃さずに精細さも取っているのが素晴らしいと思った
    それぞれの分野の日本における第一人者ならではの、彼らの研究の経緯と云ったようなのも見れて面白かった
    「西洋哲学はプラトンの注釈である」という言葉の通り、しかも時代がまだ近いからかプラトンの影響をもろに受けた時代だから、彼の哲学をしっかり理解しなきゃ全く理解できないので、納富さんがプラトンやその他古代ギリシアの哲学についてとても分かりやすいし深く解説してくれてありがたかった

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    古代ギリシアはついていける。納富さんはソクラテスの弁明を翻訳した方だったので見覚えあり、しかし、中世哲学、ルネサンス哲学をちゃんと読むのはほとんど初めてだった。とても理解できたと思えないけど、存在と本質、キリスト教との関係は頭の体操のようで面白い。

    0
    2024年11月24日

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