渡辺優のレビュー一覧

  • カラスは言った

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    主人公の自宅ベランダに飛来したカラスとの出会いから日常に変化が起き、成り行きでの旅をしながら自分を少し見つめ直して行く物語。
     
    主人公は素直だが掴み所がなくドライな感じで感情移入がしにくかったです。物語を通して情報と現実の違いや、人それぞれの価値観、他人との関わり方について考えさせられました。
     

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    2026年08月09日
  • 女王様の電話番

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    なかなか面白くいっきに読み終えた
    この世はスーパーセックスワールド
    そうかもしれないけど
    アセクシャルが奇異なのは若いうちだけなんですがね…とおばさんは思います
    そりゃまあ個人差があるだろうけどね!

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    2026年07月31日
  • 女王様の電話番

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    人は誰しも何かを語るときは自分自身を基準に良し悪しを決めがちだろうし、自分を基準に評価できないことは「一般的には」とか「世間的には」などとどこかで聞き齧った大多数の意見を正しいとばかりに批判の材料とする。しかし一般論に当てはまらないからといって批判される筋合いもないし、極小数派にすら属さないからといって存在していないことにされる必要もない。誰もが自分本位に生きているし、生きていい、それが一番楽だということ、なのだと思う。

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    2026年07月29日
  • 女王様の電話番

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    初めての世界を垣間見た。ノミネート作品だから読んでみようかなと思い手にとった。文章はとても読みやすくスラスラ読める。こういう世界もあるんだなぁ。

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    2026年07月28日
  • 女王様の電話番

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    ネタバレ

    登場人物たちが精神的に幼ない。幼さで物語が動くところが腑に落ちなかった。友人のセンシティブな言葉を聞いたあとに、「そんなことありえない!」と言える無神経な大人は少ないのではないか。起承転結の転の部分がその登場人物たちの動きと言動に支えられているから、説得力にかけるのではないかと気になった。

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    2026年07月26日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ありそうな館での密室殺人!しかしそれぞれは身の潔白や犯人かと疑うが、謎解きには至らない「おい!事件どうすんだよ!」心の叫びから、知恵の輪が解ける如く、解決への光明が!再読必須な謎なミステリー

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    2026年07月22日
  • 女王様の電話番

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    設定に驚き。優しい色使いの表紙からは想像しなかった女王様。びっくりした。
    物語の冒頭、話の本筋に入る導入部分がやや長く感じた。テンポが遅いような。どうせならその業界のことをもっと教えてほしかった。
    自分の性自認?を通して、人との関わりや自己肯定をしていけばいいのか、みたいなことを思った。

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    2026年07月20日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    主語が頻繁に変わるので、個人的には少し読みにくかったです。題名通り各人の視点で話が進んでいきました。
    結末は割とあっさり。ただ、二ノ宮というキャラが苦手すぎてずっとイライラもやもやしてました。

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    2026年05月27日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    思ってたよりも、そこまで驚きが薄かった印象でした。 もっと仕掛けがたくさん含まれているのかと感じたのだが、まさにタイトルの通りに登場人物たちそれぞれの心理描写がより濃く反映されていた。
    こんな事を言ったらミステリファンの方に怒られるかも知れないが、館ミステリは仕掛けとか伏線回収が大事だと私は感じていて、読者に悟られずに、犯人を探すところにミステリの醍醐味があると感じています。
    渡辺さんの作品のイメージとしては、ミステリの
    印象があまり無かったので、少し私は、合わなかったなという印象です。

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    2026年05月24日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    謎のリアリティがある作品。

    当事者なのにどこか他人事、SNSの心配、心の中で愚痴を連発、穴だらけの推理で犯人だと指名する。
    自分が何人も出演してるのかと思えるくらい普通の人たちの集まりで中盤はぐだり気味な印象。

    それでもミステリーらしさは充分にあり、予想外の真相、解決パートの爽快感、オチは割りと好みで、それなりに楽しめました!

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    2026年05月21日
  • きみがいた世界は完璧でした、が

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    一言で表すと、デブなオタクの恋愛一人相撲ですかね。全然共感できない主人公でしたが、話のテンポ感がいいので読めてしまいました。現実にいる挙動が不審な人って、中身こんな感じなのかなあ。。

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    2026年04月24日
  • クラゲ・アイランドの夜明け

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    どうにもとらえどころのない、とても不思議な小説だった。初めは、クラゲに夢中なミサキがクラゲと心を同調させていく物語かと思っていた。なのにミサキはいきなり死んでしまい、友人のナツオの1人語りが始まる。ナツオは自分の考えを持たないどうにもはっきりしないキャラクターで、気弱な善良さだけでできている人間だ。ミサキの死をめぐっていろいろと話は展開していくが、語り部のナツオがこんな調子なので、どうにも盛り上がらない。最後に真相は明かされるものの、その真相を受けてのナツオの感情にもいまひとつ共感しきれないところもあった。僕たちを繋いでいるものとはいったい何だろう?技術の発展とはいったい何だろう?

    岩手県沖

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    2026年03月28日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    ホラー。短編集。
    直近で異形コレクション『メロディアス』にて、久永実木彦「黒い安息の日々」を読んで、学園ホラーが読みたい気分になり、積読解消。
    小学校から高校まで。
    表紙のデフォルメされたイラストがとても可愛い。
    どの作品もなかなか良い感じ。無難に面白い。
    以前に瀬川ことび名義の作品を気に入っていた、瀬川貴次さんを発見できたのが個人的に嬉しい。
    シリーズものを書いているようだが、1冊で完結するような作品を読みたいです。お願いします。

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    2026年03月26日
  • ラメルノエリキサ

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    『女王様の電話番』で、第174回直木賞候補にも選ばれた渡辺優さん。

    本作は第28回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作品。

    終始疾走感のある物語だった。

    何と言っても主人公の女子高生・小峰りなが魅力的。

    彼女の信条は「やられたら、やり返す」。
    勧善懲悪が好きな自分には超ビンゴ。

    物語は、りなが夜道でナイフで切り付けられた場面から始まる。
    犯人が残した謎の言葉「ラメルノエリキサ」を手掛りに、真相を追い復讐へと動き出す。

    復讐劇なのに重さはなく、むしろ爽快感があるのがこの作品の面白いところ。

    宮部みゆき氏が絶賛したのも頷ける。

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    2026年03月18日
  • ラメルノエリキサ

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    復讐に執念を燃やす、復讐の申し子、りな。夜道で襲われ、刃物で切り付けられる。その際、犯人が囁いた言葉、「ラメルノエリキサ」。りなには完璧な母と普通の父と、互いに分かり合える姉がいる。犯人は警察に捕まえてもらうのではなく、復讐をしなければすっきりしない。第二の犯行、第三の犯行、そして、同級生が洩らした言葉から推理し、犯人を捜し当てる。

    すごいキャラだった。ずいぶん歪んでいて、そんな自分を愛している。姉もまたすごいキャラだった。テンポよく、短く、すっと読める。小説というより、痛快なアニメっぽい。新人賞って、やっぱ、斬新なアイデア勝負なんだなあ。

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    2026年03月06日
  • ラメルノエリキサ

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    『ラメルノエリキサ』
    え?なにそれ?から始まり、一気に駆け抜けた。

    主人公の、りな、凄いな。
    通り魔に遭って、走り去っていくその背中に「お前絶対ぶっ殺すからな!」随分とパンチの効いた子。
    たしかに高校生の時って、不思議な無敵感がある気がする。
    でも、この主人公、ちょっとベクトルが違う。

    あくまで自分ファーストな復讐劇。
    犯人は割とわかりやすい。
    だから私にとってこの本は、危なっかし過ぎるりなを、温かく見守る時間だった。

    同じく自分ファーストな姉だけれど、りなにとっての最後の防波堤であり唯一の良心なんだろう。

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    2026年02月24日
  • 月蝕島の信者たち

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    新興宗教×ミステリーという自分にとって新しいジャンルの1冊だったので手に取ってみた。
    宗教を絡めていたものの、内容としてはそこまで宗教じゃないと成り立たない、といった内容がなく感じたのが残念であった。

    通常のミステリーとして読んでいただくことをオススメする。

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    2026年02月19日
  • カラスは言った

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    自分の確固たる判断力を持たず、流されるままにふらふらと生きる平和ボケな現代人(?)日本人(?)への痛烈な皮肉のこもったロードムービーな1冊。
    他人の意見や感想を聞いては「なるほど」とそれに共感し、また別の意見や感想を聞いてはそちらにも「なるほど」と共感する。ほめられれば喜び、けなされれば怒る。ネットや端末に情報だけでなく、感情までもを依存する僕らは深く考えることもなくただ当たり前に生きているけれども、その主体性とは何か、と問われたような気持ちになった。
    サメへの憧憬はあんなに前向きに描かれていたのに、カラスへの依存はこんなにも辛辣に描かれ、思わずカラスに同情してしまった(笑)

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    2026年02月09日
  • クラゲ・アイランドの夜明け

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    近未来的な物語。
    殺人、傷害、性犯罪、交通事故、違法薬物、違法労働、自殺者がゼロの海上コロニー
    ―――通称《楽園》。
    SF系はあまり読んだことが無かったので新鮮でした。

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    2026年02月08日
  • アイドル 地下にうごめく星

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    ネタバレ

    推し活に興味があって読んだけど、推されてる側のアイドルになろうとしてる子達の話が面白かった
    翼くんのお母さんがニートにはなるなと何度も言うので色々と厳しい考えの人なのかと思いきや翼くんの女装姿を見たときはなんてこと無い反応と返しw面白かったです
    天使ちゃんの家庭環境がキツすぎて、妹のリスカ場面は読んでて辛くなった
    あまり期待せず読んだので特に面白く感じた

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    2026年01月31日