渡辺優のレビュー一覧

  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ネタバレ

    雨目石(アマメイシ)邸に主人である昭吉とその世話係の石塚、小学生の孫のサクラ、その異母兄でダメ人間の烙印を押されている梗介、彼らの従姉妹で父親の会社で働いている杏花、そして雇われ料理人の恋田が週末を過ごすために現れる。ここでは昔殺人事件が起こっていた。大学生の二ノ宮はミステリ同好会に所属し、SNSで昭吉とやりとりする中で、その話を聞き、会長の一条と共に招待してもらう。そこに、雑誌編集者の牧が取材に現れ、誰にも気づかれないうちに帰ろうとしたところに、山歩き中に足を捻挫したという水野が助けを求めて現れたため、共に邸内に招かれることになる。さらに、ほど近い山中で自殺し損ねた自称田中が助けを求めて現れ

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    2024年05月01日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ネタバレ

    嵐で別荘に閉じ込められたのは、別荘の持ち主の会長とその孫たち、会長補佐、招かれたミステリ同好会の大学生、日雇い料理人、トレッキング中に捻挫した会社員、雑誌編集者、森の中で首吊り自殺に失敗した男の11人。そんな中、持ち主の会長が密室で殺されて…
    事件を解決する名探偵がおらず、各人の視点がコロコロ変わりながら事件を紐解いていくのが新しかったです。犯人は予想してなかったし、その後の展開もビックリ。とりあえず大学生の二ノ宮苦手だ…水野も途中から同じようになったけど。

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    2024年04月27日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ネタバレ

    山中にある私雨邸に集まった11人。
    私雨邸所有者の雨目石昭吉が殺される。
    犯人は誰なのか?
    視点が各人入れ替わりながら物語は進んでいくのが様々な視点で事件をみられるのは面白かった。
    素人探偵たちがそれぞれ推理を披露し玉砕していく中、最後に残った意外な探偵役が予想した犯人もまた意外な人で。私は怪しいと思ってなかった人だったから、えっ?!ってなった。
    でも私的には犯人より二ノ宮が一番ヤバイ人に思えたなぁ( ̄▽ ̄;)

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    2024年04月11日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ネタバレ

    嵐の山の別荘私雨邸、予定と予定外で揃った11人。突然の雨目石会長の殺人事件を発端に張り切るミステリー同好会の二ノ宮。探偵不在で誰もが探偵という状況。時に挟まれる作者視点の指摘。各人の推理に翻弄されながら思わぬ真相にたどり着く。難点は一条さん以外どの人物にも好感が持てなかったこと。

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    2024年04月07日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    これもブランチで紹介されてたような記憶です。少し前に読んだので、詳細はあまり覚えてないですが、エンタメとして面白かったです。タイトルがなんかおしゃれですよね。気軽に楽しめるエンタメミステリーです。

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    2024年04月06日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    殺人事件が起きているのにドキドキもハラハラもせず淡々と「犯人は誰?」と探っていられる作品。
    各人の心理描写はある。というか数人の視点から成り立っているので、ある、のですよ。
    でも、怖くない。
    ミステリーが怖くて苦手という方でもいけちゃうんじゃないかな。

    脳内配役は、
    カバーイラストからの印象により、サクラは芦田愛菜がピッタリかも。
    牧は江口のりこ。
    一条はロザンの宇治原史規。
    田中はピースの又吉直樹。
    そして、
    ミステリが好きすぎて鼻血まで出ちゃう二ノ宮は、YouTuberのあべしぃで。

    (お笑いズキなわけではない)
    (たまたまこんなキャスティング)
    (二ノ宮は宇治原に合わせて菅ちゃんでも

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    2024年03月24日
  • アヤとあや

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    私があやという名前なのでタイトルに惹かれ。11歳の主人公亜耶とイマジナリーフレンド?の彩がタイトルの由来か。

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    2024年02月26日
  • 行きたくない

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    「行きたくない」をテーマとした、若手作家達による短編集。どの作品も個性的でちょっぴり異世界が入ったお話しで楽しく読めました。 それぞれの作家のセンスが伺える、 新しい作家さんに出会えた1冊でした。

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    2023年10月09日
  • 行きたくない

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    加藤シゲアキさんが好きなのでポケットのみ読んだ。加藤シゲアキワールドだなぁという作品で理解するのに時間がかかる少し不思議な話だった。加藤シゲアキさんは短編より長編の方が面白いかなと思った。

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    2023年10月08日
  • 悪い姉

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    ネタバレ

    文体は好きだし、ストーリーもとても好みなのだが、終わり方に納得がいかない。
    期待を裏切るとはよく言うものだが、私の場合は悪い意味で裏切られてしまった。
    心情描写としてはよいものがあったけれど、私としては拍子抜けだ。

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    2023年09月11日
  • ラメルノエリキサ

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    ネタバレ

    完璧なママに育てられた、二人の姉妹の妹の方が主人公。

    復讐癖があり、小さい頃に飼い猫の手を2歳年上の女の子に折られると、その女の子を階段から突き落として腕を折り返した。

    この度、帰宅地中で右腰を後ろから斬られる。その時に「ラメルノエリキサのため…」という言葉を聞く。

    復讐に燃える主人公。2件目の犯行、三件目の反抗が発生。ラメルノエリキサが、「フラメルのエリクサ」を指すと導き出し、魔術研究の教授の講義を聞き、自分が処女だと知っている元カレの弟が犯人と辿り着く。
    ボコボコにしてる途中で、不治の病の母親のためだったと知り、殺すのをやめる。

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    2023年05月19日
  • アヤとあや

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    「神秘的な子供」「特別な少女」「無垢な女の子」「ただのわたし」
    4話収録の連作短編集。

    小学5年生の亜耶は画家の父、パート勤めの母、6歳の弟と家族四人で平穏に暮らしている。

    亜耶が常に話し掛ける実態を伴わない彩。
    少女期特有の妄想?それともホラー?イマジナリーフレンド?
    先行きが全く読めないまま、不穏なアイテム、ナイフの登場にビクつき、校舎の二階から飛び降りる亜耶に危うさを感じる。

    自分を、神秘的で特別な存在だと信じこむ亜耶。

    それこそが、幼さの象徴であると思うも、特別と凡人、大人と子供の狭間で揺れ動く心情がリアルだ。

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    2023年02月17日
  • 並行宇宙でしか生きられないわたしたちのたのしい暮らし

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    エッセイ23篇に番外編「俳句甲子園観戦記/松山旅行記」と後書き、住野よるさんとの対談を加えた作品集。

    渡辺優さん、小説も読みやすかったけれどエッセイも面白い。
    共感出来る物もあれば全然理解出来ない物もあって、それがタイトルの並行宇宙から感じた印象と相まって納得する。

    1篇目『運転』の「歩いているやつ!怖い」には思わず頷きそのオチに笑ってしまう。

    コールセンターでのアルバイト経験を綴った『コルセン』は裏側が知れて面白いが、コルセンで働く方に同情しつつ絶対やりたくないなと思えた。

    身近な日常に笑いをプラスしたエッセイ集。

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    2023年02月16日
  • 悪い姉

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    「平穏な生活のために、姉を殺すことにしました」

    帯からスリリングなサスペンスを想像していたが蓋を開ければ毒姉に悩まされ続けて来た妹の心情を淡々と綴った家族小説だった。

    姉の倉石凜は4月生まれ、妹の麻友は3月生まれ、年子で生まれクラスは違えど同学年として同じ高校に通っている。
    綺麗で頭脳明晰、運動神経も良い姉の凜だが幼い頃から邪悪で残酷な面を持っていた。

    姉に忖度しながら麻友に芽生える殺意。

    ドキドキしながら読み進めるも大きな展開もどんでん返しもなく全体を通して平坦な印象が残った。

    姉妹の両親に不甲斐なさを感じた読後。

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    2023年02月16日
  • 行きたくない

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    後半の4作品が私は面白かった。

    住野よるさんの作品は嫌な気持ちになることなく、読みやすいし、独特の世界観で好きだったな。

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    2023年02月04日
  • クラゲ・アイランドの夜明け

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    ネタバレ

    渡辺優さんの作品って、主人公が個性的なことが多くておもしろい。『ラメルノエリキサ』しかり、『きみがいた世界は完璧でした、が』しかり。この作品もクラゲ大好きな女子高生が出てきますが、どうすればそういう発想が生まれるのか不思議。近未来の世界で、世界観が分かるまでにちょっと時間がかかったので、もっと前半にそのあたりがわかるとよかったかも。

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    2023年02月03日
  • 悪い姉

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    イヤミスになるのか?
    毒姉と妹のやりとりがしんどくて、もっと嫌なことがあるのか、ハラハラしながら読んだ。
    本当に殺しちゃう?
    家族とは家族だからこそ悩ましい存在で、みんながみんな仲良しとは限らず、周りからは分からない関係があるものだと思う。
    けど、この姉は無理!

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    2023年02月02日
  • 行きたくない

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    行きたくない
    そんな誰しも抱える感情。  

    タイトルを見て、取り憑かれたかのように購入。

    学校、会社と、行きたくない気持ちは色んな場所に存在する。
    私は会社。

    6名の作家さんが描く、「行きたくない」お話。

    個人的に、「ピンポンツリースポンジ」が好きだった。ロボットが色んな事をやってくれる世界の話。
    その中で、突然にロボットが「行きたくない」って言い出す話。

    あー、いつか現実でもこうしてロボット頼りの世界になるかもしれないな。なんて思いつつ、心が無いはずのロボットに「行きたくない」という感情が生まれる。

    そうだよなぁ〜あるよなぁ…と。

    はぁ〜、サボってみたいな。

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    2023年01月28日
  • 行きたくない

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    ネタバレ

    今どきで自己啓発本みたいなタイトル『行きたくない』。カトシゲと住野よるさん目当てで購入したが、カトシゲさんの「ポケット」はちょっとよく分からなかったぞw住野さんの「コンピレーション」はSF(少し不思議)な感じがして面白かった。一番は渡辺優「ピンポンツリースポンジ」。ロボットも人間と同じ。小島陽太郎「シャイセ」の女二人の関係も嫌いじゃない。

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    2023年01月14日
  • 自由なサメと人間たちの夢

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    第一話の語り手が死にたがりの厨二病だったので一度積んだ。そこを越した先は読みやすい。やはり一番良かったのはタイトルのサメが登場する第6話と7話。喋るサメの一人称が「吾輩」という発想がいい。

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    2023年01月15日