渡辺優のレビュー一覧

  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    渡辺センセイ曰く「あんまり体調のよくない時とかに読める感じのカロリーの低いゆるっとした館モノ」。
    とはいえ!コロコロ変わる視点に翻弄されたり、探偵不在の推理合戦にワクワクしたりで、がっつりと本格ミステリに浸ってかなりカロリーは消費されることとなった。

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    2024年03月06日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ネタバレ

    良い意味で期待を裏切る本格ミステリという印象。
    本格ミステリの素材はこれでもかというほど集まったにも関わらず、名探偵も名推理もなく、なんとなく犯人が明らかになってしまった感じだった。
    素人たちの推理合戦は少々くどいように感じたが、それ自体も推理のために必要なプロセスなのであればしかたないか。
    情報はフェアに散りばめられており、推理自体は可能だった。
    動機のネジが飛んだ感じや結末は本格らしくて好み。
    文体も読みやすく、一気に読んでしまった。

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    2024年02月19日
  • 悪い姉

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    『この筆者は妹の奴隷根性をよく理解してるなー、お姉さんがいるんじゃない?』が1番の感想。

    私にも3歳離れた出来が良くておっかない姉がいる。
    おっかないといっても彼女は割と内弁慶で友人関係で何度も親に心配をかけさせていたし、出来が良いと言っても「うちの一族の割には」というレベルだという事を知ってから恐怖が薄れたのを覚えている。
    現在は姉も大分穏やかになり、程よい距離で仲良くしているが、『子供の頃の仕打ちを忘れてないからな』という気持ちが未だに私の心にずっとある。

     凛のような生まれつきの性悪はどうしようもない。
    作中のような第三者の薄っぺらいアドバイスになってしまうが『親とも絶縁する覚悟で家

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    2024年02月12日
  • 自由なサメと人間たちの夢

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    ネタバレ

    ラスト、デイ1年前の友達も家族も上手くいかなくて自分のお葬式のセットリストを考えてた厨二病の自分を思い出して切なくなった。
    ロボットアームは、まつパ、眉毛ワックスを終わったあと、なにかの戦いに勝ったような気持ちとなんか似てるなって思った。
    虫の眠りが1番好きだった。自分がどう見られるか、その判断は、価値は、そばにいる人で計られるそういうところが共感でグサッときた。最後の1文の
    皆、各々が信じる夢の中で、生きているのだから
    を4回読んだ。
    サメの話は、自己肯定感が低くなった時に、自分は、そう思わないように人間力を上げろとか、実力をつけろとか言われたいんじゃなくて、ただただ話を聞いてほしい、そんな

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    2024年02月07日
  • 悪い姉

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    兄弟、姉妹、家族の呪縛って大変だなあと再認識。
    あとがきのように、姉が骨の髄まで悪かったからこそ、妹は前に進めたと思う。
    ヤングケアラーやきょうだい児(病や障害を持つ子の兄弟)にも通づる部分があるのかもしれないと思った。

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    2024年01月24日
  • 私雨邸の殺人に関する各人の視点

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    ネタバレ

    章終わりに嘘をついてる人がいる/ここまでで推理可能という言葉がありましたが、全然分かりませんでした!
    視点を変えながらも、話がどんどん進んでいくので読みやすくて面白かったです!
    二ノ宮くんの推理が外れた時は、気持ちよかった!はずれろ!!って思って読んでました。

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    2023年11月09日
  • 悪い姉

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    悪い姉といっても性格が悪いぐらいかな?と思って手に取ったら、万引きをするようなしっかりと悪い姉だった。

    こんなに悪い姉ではないけれど実際に姉がいる身としては、下っ端根性が染み付いてしまっている主人公・麻友に色々と共感できたので兄姉がいる人の方が楽しめるかも。

    共感できたからこそ麻友が最後に見た夢に少し寂しい気持ちにさせられました。

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    2023年09月26日
  • 悪い姉

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    ネタバレ

    読みやすかった。

    悪い姉は、ちゃんと悪い奴だった。
    麻友ちゃんは、途中で姉と向き合おうとした。
    大好きだと気付いてから、ちゃんと思いを伝えてた。ケーキ屋さんから病院、そして帰るまでのシーンは切なくなった。

    麻友ちゃんには、悪い姉から解放されて、幸せな人生を送ってほしい。

    渡辺優さんの作品を読むのは、今回が初めてだった。他の作品も読みたくなった。

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    2023年09月03日
  • アイドル 地下にうごめく星

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    ネタバレ

    昔読んだ作品。

    初めて行ったアイドルのライブで、メンバーの1人である楓に一目惚れした夏海は彼女をプロディースすることに決める。
    グループの電撃解散後、夏海のアイドルユニットに入る楓、女装好きの男子でアイドルになりたい翼、訳あって天界から人の世界に来たと思っている瑞穂、容姿にコンプレックスがある愛梨。
    それぞれの内面を鮮烈に描く長編小説。あなたの"推し"が必ず見つかる!!

    このお話は、様々な人物の内面を知ることができ、こういう人もいるんだな、と思える以上に、地下アイドルの裏事情も知ることができて、とても面白いお話です。
    いくらメディアの露出が少ない地下アイドルでも、若しく

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    2023年06月17日
  • 行きたくない

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    最初の2つは自分の好みではなかった。
    (面白いと感じる人はいると思う。自分の好みじゃないってだけ。)
    その後の4つはどれも面白かった。
    特に渡辺優先生のピンポンツリースポンジが好き。

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    2023年05月29日
  • ラメルノエリキサ

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    星3.5

    主人公が個性的

    思春期の思い込みが激しい子と
    一言で片づけてよいかは、
    今回の物語後にどう変わるのか
    (または変わらないのか)によるので、
    想像するしかない。

    変わらない方が物語として
    面白いかもしれないけど、
    どこかで破滅しそうなので、
    個人的には目が覚めたと信じたい。

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    2023年05月20日
  • アイドル 地下にうごめく星

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    私は普通の女の子がアイドルになっていく過程を見ることが好きなので、この作品はかなりハマった。
    アイドルは見ている人に実世界とは別の世界を作ってしまうから、本当にすごいと思うし好き〜

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    2023年01月19日
  • 悪い姉

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    うん、悪い姉だった。
    悪いというか、こういう人をサイコパスと言うのでは?

    姉の邪悪さはもちろん、それに気づいても当たり障りのない対応しかできない母親と、気づかない振りをする父親が嫌だった。
    あと、姉のことを打ち明けようとした麻友に、家族の悪口は言わない方がいいよ、なーんてぬるい発言をしてしまうヨシくんね。麻友の恋心が一瞬で醒めるわけだけど、まあ私からしたら当然だな。家族に問題を抱える人は、ヨシくんみたいな人とは分かり合えない。

    年子の妹が高校卒業を機に姉や両親と距離をとろうと終わるけど、そうはいかなそう...

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    2022年09月19日
  • 悪い姉

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    ネタバレ

    一見重たそうな雰囲気なのに、そんなこともなくさくさく読める。
    悪い姉のせいで今までたくさんの辛い目にあってきた妹の主人公。年子のせいで学年も一緒、学校も一緒。ただ想像していたより今はそこまで姉に干渉されてる感じはしなかった。もっと友だちになった子を奪うとか好きな子を奪うとかそういう系かと思っていたから、そこまで重くなくて良かったのかも。
    (もちろん悪い姉なので中学のときにしっかり親友を最悪な形で奪ってるけど)

    もちろんずっと姉のことを殺したいことが書かれているけど、その合間に彼女はちゃんと女子高生をしていた。好きな子が出来て、その好きな子と少し話せただけでも嬉しかったり、球技大会で同じ実行委

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    2022年09月04日
  • きみがいた世界は完璧でした、が

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    『過去の自分ってどうしていつもつねに頭がおかしいんでしょうね。今の自分はいつだって最高に冴えてるのに。』

    『彼女が泣いていた。
    彼女は今、泣いている。
    彼女が泣いている世界では、俺は呼吸すらままならない。』

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    2022年06月14日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    学校が舞台とあって、昔流行った“学校の怪談”のように、それほど怖くはないし、後味悪いものもあまりない(全くないわけではないけど、トラウマ級ではないかな?)ので、気軽に読めた。

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    2022年06月01日
  • 並行宇宙でしか生きられないわたしたちのたのしい暮らし

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    何作か読んだことのある作家さんのエッセイ。
    勝手に男性作家さんだと思っていたので、女性だったのか!と、まず驚きました。(逆に住野よるさんは女性だと思っていた)
    【左右】エレベーターの開閉ボタンがどっちか分からなくて、乗って来た人を挟んでしまう。
    序盤で分かる!と共感しきりでした。

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    2022年01月30日
  • アヤとあや

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    自分が特別であるという意識は、子供のころ誰もが持っていたんじゃないだろうか。
    しかし、成長につれて自分は大勢の中の一人にすぎないということに気づかされ、それを受け入れなければならないようになる。

    小学五年生の亜耶は年を経るにつれて自らの神秘性が失われていっていると感じている。
    彼女は神秘的でありたいと願うが、そう願ってしまっている時点で神秘的ではないということにも気づいてしまっている。
    そのことにどう折り合いをつけていくのか。

    序盤の亜耶からは傲慢さを感じるが、それがラストでは自己愛のように変わっていくのがよかった。

    以前読んだ『自由なサメと人間たちの夢』同様、少しメンヘラっぽい小説だが

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    2021年12月28日
  • アイドル 地下にうごめく星

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    地下アイドルの状況がリアルに描かれていて、生き生きとした素晴らしい作品。解説の引用によると作者が昔からアイドル好きだったわけでは無いようで、そこから取材してここまでのものを作り上げたのは凄い。

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    2021年10月24日
  • 並行宇宙でしか生きられないわたしたちのたのしい暮らし

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    初めて読む方なんだけど、エッセイから読んでしまった。
    でも私は共感派。
    この方の文章凄く好き。正直って感じ。

    私も猫大好きなんだけど、やっぱり飼うと言う事に責任が生じるから動画とかで我慢。まっ飼えないっていう状況でもあるし。

    それに私も血管細くて看護師さん泣かせです。
    今度、小説読んでみよっと。

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    2021年10月05日