渡辺優のレビュー一覧
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ネタバレ非常に共感し、納得できるフレーズも多かったです。悪魔の証明も、アセクシャルが物語にならないのも、確かに。
ただ文芸にはなると思った。本当にあまり知られていないセクシャリティなので、もっと題材になる作品増えればいいのに、と思っています。
吉野ちゃんに苛立つ主人公にすっごい共感を覚えたなぁ。吉野ちゃんへのあてつけに星先輩奪ってやるって思うの、すごいリアルだと思いました。
主人公が美織さんを捜すことには理解できなかったが、ラストで腑に落ちた。
美織さん全然好きにはなれないけど、考え方がポジティブで大変羨ましい。確かにセックスで繋がらなくても特別な人間関係は作れるし、特別な関係がなくても不幸ではないの -
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ー この世界はスーパーセックスワールドだ。
で始まり、のっけから面食らう。
主人公の志川さんは、女王様が性的なマッサージをするというコンセプトの風俗店に電話番として勤務している。
だけど、スーパーセックスワールドのルールがわからない。
アセクシャルだから。
ー 好きだけど、触れ合うことはできない
人を好きになるけど、性愛的な感情は皆無。
だから、セックスなんてしたくないし、されたくない。
この世界はスーパーセックスワールドなのに!
志川さんは、ルールをわかろうと葛藤した末、一つの結論を得る。
読者はそれをかみしめたい。
きっと、志川さんのような人は想像以上に多いのだ。
「誰もがそ -
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SM女王がマッサージをしてくれるお店って何ぞや…女王様はマッサージなんぞやってくれなさそうだけどな…。しかも今どき電話番とは。新しいようで古い形態のお店な気がする。
なんかエロそうだし知らない世界でもあるし、面白そうと思って手に取ったが、良い意味で予想と違った話だった。
主人公の志川が、どうやらアセクシャルとのこと。恥ずかしながら、アセクシャルについて全く知らなかった。しかし、何だかその語について調べて、その人を知った気になるのも違う気がする。
「そういう行為ができるようになるまで待つ」という頓珍漢な考え方をする奴もいるし、自分の性向を他者に分かってもらうのって難しいな。
私も正直、別にセ -
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2025年版 そして誰もいなくなった… 怪しい新興宗教の孤島ツアーで起こる惨劇 #月蝕島の信者たち
■あらすじ
かつて電子商取引の犯罪歴がある後藤望、彼は友人の天羽七希、金子千香と共に新興宗教を立ち上げた。彼らは礼拝施設を建設するためにクラウドファンディングを企画し、信者たちを月蝕島に招待する。翌日、信者のひとりが死体となって発見、なんと首が切り取られていたのだ…
■きっと読みたくなるレビュー
おもろい! スタンダードな孤島ものクローズドサークル。
追い込まれていく登場人物の描写や、男女や仲間同士の絆など、本家『そして誰もいなくなった』に近いですね。シンプルながらも丁寧なプロット、しっか -
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山の中のお屋敷、土砂崩れにより孤立した状況で起こる殺人事件。クローズドサークルの本格ミステリ。
基本的に登場人物3人の視点で語られていくのだけど、ときどき入るXの説明が、本格ミステリっぽい。
なんだけど、たまに妙なツッコミの台詞とかもあって、それがまた面白い。
「ちゃうやん」「なんでやねん」とか連発する一条くんが、和ませてくれて、好きなキャラクターだなぁ。
二ノ宮くんは、けっこうアブナイ。今後も変な事件に首突っ込みそう。
素人たちが探偵の真似をして、「犯人がわかりました。○○さんが犯人です!」とかすぐ言っちゃって、結局間違ってるっていう展開も、面白いんだよな。
でもちゃんと推理小説なんだ -
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現実的に、洋館を訪れることなんてそうそう無いし、クローズドサークルや密室の殺人事件に遭遇することなんて、まずありえない。ましてやそこで都合良く名探偵がいて、名推理を展開するなんて現実には起こりえない。
でも、もしそんなクローズドサークルで密室殺人の現場に普通の人達が巻き込まれたら…!?
探偵不在のミステリという設定から、斬新さや引きの強さを感じて楽しく読み進められた。
嵐のため、道が土砂崩れに遭い山奥の別荘に閉じ込められた11人。そうこうしている内に、別荘のオーナーが密室で殺害されてしまう。残された人達は犯人を特定しようとしたり、外部との連絡手段を確保しようと動きだす。
11人の登場人物は -
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黒髪のストレート、
目は真ん丸で大きい、
唇は薄くて赤い。
アイドルに衝撃を受け彼女をプロデュースしたいと思ってしまったOL、潮時を見極められずやめられないアイドル、アイドルという役割にぴたっとはまることで現実と戦うアイドル、センターじゃなくても一人のファンが見てくれている事を糧に何とかやっているアイドル。
アイドルにまつわる短編集。
幻みたいなリアル。
だからこそ切実な感じがひりひりとくる。
埋もれている沢山の星たち。
地下で奮闘するアイドルも、
ファンにとっては煌めく頭上の星。
「推し、燃ゆ」で”推しは背骨”というのが記憶にのこっているけれど、誰かの背骨になるアイドル達について描 -
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クローズドサークル、密室殺人、ダイイングメッセージ。「ミステリーといえば」をしっかりと盛り込んだ作品でした。
ある洋館に集まった11人。土砂崩れにより道は封鎖され孤立。Wi-Fiも壊され外部と連絡も取れず。その中で殺人が起こってしまう。
序盤は3人の視点で物語は進み、時折はさまれる神の視点〈X〉は物語のスパイスとなり、終盤の推理へと導かれます。
物語には名探偵が存在せず、登場人物たちが独自に捜査し、終盤で推理を披露し合います。そのどこか魔の抜けた推理が、名探偵コナンの毛利小五郎の様な感じで面白かったです。そして、最後にダークホースが推理を披露する所には驚かされました。
ラスト9ページは物 -
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大好きな館のクローズドサークル。
でも綾辻さんのような館とは全く違う。
コメディっぽいけど、やることはちゃんとやる本格ミステリー。
11人もいるのに探偵不在。
ミステリー好きの素人が推理するからことごとくハズレる。
探偵なんて普通はいないので、現実ではこんな風になるだろうなと思うと妙にリアル。
素人だから「あなたが犯人です!」を簡単に言ってしまう。
もし二ノ宮に「あなたが犯人です!」を言われたら腹立つだろうなー笑
二ノ宮には色々説教したいところだけど、小説の中では二ノ宮みたいな変なキャラがいると面白くなるので結構好き。
クローズドサークルあるあるをいじっていて面白かった。
瀕死の時に -
Posted by ブクログ
面白い。よくできていた。変わったタイトルにする必要はなかったかもしれないけれど、変わったタイトルが興味を惹き付けたので手に取ったわけだし、そういう手法もありかなとは思った。よくあるミステリー研究会出身の作家が書くマニアックなミステリーかなと思って読んだわけだけれど、これがなかなかよくできていた。タイトルからしてもっといろんな人の視点で描かれるのかなと思ったら数人の視点だけであったのは少し拍子抜けなところもあったけれど、登場人物の構成やらストーリー展開やら、結末やら、なかなか王道なミステリーだった。
十分に楽しめた。他の作品も読んでみたい。