クラゲ・アイランドの夜明け

クラゲ・アイランドの夜明け

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

3.0

クラゲが好きだったあの子は、どうして死んだんだろう?

殺人、傷害、交通事故、違法薬物、違法労働、虐待、自殺者がゼロの海上コロニー――通称《楽園》。
その七つのゼロをはじめて「自殺」で破った少女・ミサキ。
彼女の死に疑問を抱いた僕は、彼女の行動を探りはじめる。そこには、七日前に現れた新種のクラゲが関係していた?

気鋭作家・渡辺優の描く、新世界。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • タイトル
    :
    クラゲ・アイランドの夜明け
  • タイトルID
    :
    886313
  • ページ数
    :
    312ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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クラゲ・アイランドの夜明け のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どうにもとらえどころのない、とても不思議な小説だった。初めは、クラゲに夢中なミサキがクラゲと心を同調させていく物語かと思っていた。なのにミサキはいきなり死んでしまい、友人のナツオの1人語りが始まる。ナツオは自分の考えを持たないどうにもはっきりしないキャラクターで、気弱な善良さだけでできている人間だ。ミサキの死をめぐっていろいろと話は展開していくが、語り部のナツオがこんな調子なので、どうにも盛り上がらない。最後に真相は明かされるものの、その真相を受けてのナツオの感情にもいまひとつ共感しきれないところもあった。僕たちを繋いでいるものとはいったい何だろう?技術の発展とはいったい何だろう?

    岩手県沖の洋上にある「楽園」で突如発生する新種クラゲの大発生。クラゲ好きなミサキは胸を踊らせるが、なぜか自ら死を選ぶ。ミサキはなぜ死んだのか?友人のナツオは答えを求めて行動をはじめる。

    装丁がとても素敵。


    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    近未来的な物語。
    殺人、傷害、性犯罪、交通事故、違法薬物、違法労働、自殺者がゼロの海上コロニー
    ―――通称《楽園》。
    SF系はあまり読んだことが無かったので新鮮でした。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    なにも煩わしいことのない海上コロニー「楽園」に住む人々。そこで大量のクラゲ発生事件がおきる。まもなくして、ある少女が自殺をする。
    友人であった少年は、亡くなった少女から一通のメールを受け取ることになり、少女が自殺した理由を解き明かそうとする。
    と、いう所謂SF、青春、ファンタジー的な話かと思いきや、自殺した少女をとりまく人達(大人子供かかわらず)の人間性を深掘りしたような作品でした。
    文章自体もするする読めて、内容も入ってきやすいので、漂うクラゲのように何も考えたくない時に読むことをおすすめします

    0
    2022年08月30日

    Posted by ブクログ

    クラゲがキーワードで何かの暗喩かと思いきや、本当に巨大クラゲが襲ってくる話。面白いのだが、最後が??少年が大人になったって事かな?

    0
    2021年05月27日

    Posted by ブクログ

    近い将来こんな事件も起きる可能性もあるかも、遺伝子変換によって予想もつかない事が起こる可能性もある。物語としては何とも消化不良だった。

    0
    2021年01月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    渡辺優さんの作品って、主人公が個性的なことが多くておもしろい。『ラメルノエリキサ』しかり、『きみがいた世界は完璧でした、が』しかり。この作品もクラゲ大好きな女子高生が出てきますが、どうすればそういう発想が生まれるのか不思議。近未来の世界で、世界観が分かるまでにちょっと時間がかかったので、もっと前半にそのあたりがわかるとよかったかも。

    0
    2023年02月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    他の本読んでての気分転換的な感じで読み始めたら引き込まれてそのまま読み切った。
    近未来的な日本。有り得なくもない話。クラゲ、私も好きなので虹色のクラゲ惹かれます。

    0
    2022年05月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地球温暖化など様々なリスクを回避するため、プロジェクトとして岩手県沿岸の海上にコロニーという名の町を作った。通称「楽園」。発足して7年。殺人や傷害など7つの項目で件数はゼロ状態だった。しかし、ナツオの友人・ミサキが自分の目の前で海に自ら飛び込んだ。でも楽園を管理するセントラルは、これを否定し、事故死として処理された。何故?
    ナツオは死の真相を探るため、彼女の生前の行動を調査することに。次々と分かってくる空白の時間。そこにはクラゲがキーワードとなって明らかになっていきます。
    一方、楽園では新種のクラゲが発生。毒で人を殺すという。ジワジワと楽園に襲いかかってくるクラゲや悪天候。
    「楽園」としての理想が段々と剥がれていきます。

    海上に「町」ができるという近未来的な話でしたが、現実の未来でもありそうな話で面白かったです。「楽園」としての理想と現実や本土との格差、二つの陸と海で見えてくるメリット・デメリット。同じ日本なのに住む所が違うことで生まれる比較に人間の欲望や嫉妬などが渦巻いていて、共存することの難しさを感じました。
    また、人間が手を施すことで自然界のバランスが崩れていく現実に考えさせる場面がありました。

    この作品のキーワードとなっているクラゲ。クラゲの描写が時に美しく、時に残酷に、時に幻想的に描かれていて、クラゲの様々な一面を味わえました。
    登場人物に着目すると、主人公のナツオは最初は辿々しかった雰囲気だったのに終わる時には、芯のしっかりした青年に成長していくので、心の変化も楽しめました。

    一応、ミサキの死の真相は分かったのですが、それ以外の「楽園」の今後の事などがわからないまま終わったので、モヤモヤ感満載でした。「え?ここで終わり?」とつい思ってしまいました。果たしてプロジェクトは継続するのか?ついつい続きが気になってしまいました。

    0
    2021年01月16日

クラゲ・アイランドの夜明け の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • タイトル
    :
    クラゲ・アイランドの夜明け
  • タイトルID
    :
    886313
  • ページ数
    :
    312ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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