福田恆存のレビュー一覧

  • ドリアン・グレイの肖像

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    面白かったです。
    ヘンリー卿の言うことは飛び飛びにしか分からなかったけれど、これはもっと頭が柔らかい時に詠んでたら影響を受けまくって、更に頽廃的な生き方してただろうと思います。
    「自分の道徳的偏見を吹聴するためにこの世に送られてきたわけでもあるまいし」は、そう!と思いました。
    芸術は疾病で、愛は幻想。
    幻想小説だったけど、悲劇的なラストも良かったです。
    いきなりのチェーザレ。。。

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    2020年05月02日
  • リア王

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    早く読みたくて、どんどん読み進めて行ったら、なにがなんだか分からなかった。少し時間を空けて、次はしっかりと読み込みたい。

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    2020年04月16日
  • オセロー

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    なぜ主人公をムーア人と特定しているのか。勇敢、乱暴者というイメージが当時あったのだろうか。オセローはもちろんだが、エミリアも途中で、おかしいと気づいてもおかしくない。イアーゴーの陰謀も決して緻密ではなく、途中露見するリスクを自身持っていても良さそうに感じた。2020.4.7

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    2020年04月07日
  • ヴェニスの商人

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    実家に置いてあったかなり古い本。
    思ったより読みやすい本でした。
    よくタイトルは聞きますが、初めて読みまして
    なかなか展開が気になって一気に読みました。
    裁判のポーシャが、面白かったです^_^

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    2020年04月01日
  • ヴェニスの商人

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    言葉が古いので難しく感じるところもありますが、逆にそういう表現が新鮮に感じたりもします。
    やはり裁判のシーンが絶品です。

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    2020年03月31日
  • ロミオとジュリエット

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    有名な作品なので大まかな内容は知っていたがちゃんとしたストーリーを知りたいと思い読んだ。
    古典的な感じの文章だった。
    しっかりとした知識がなかったので注釈と並行しつつ読んでいたが文章も昔風の言い回しなどが読みづらく感じた。
    予備知識を持っていると読みやすいだろうと思う。
    自分が思っていたよりもたくさんの登場人物が出てきてストーリー自体もサクサク進むので飽きずに読めた。

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    2019年12月21日
  • ロミオとジュリエット

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    シェイクスピアの歴史的傑作であろうとも、中世に書かれた戯曲を文庫本で読んで面白いかと謂われると、読み難いし退屈さは否めない。モンタギュー家とキャピュレット家との反目し合う両家の御曹司と御令嬢の悲劇の恋愛物語であるが、以前読んだスティーブン・ピンカー著『暴力の人類史』に「中世の恋愛小説の流行が人々の他者共感力を向上させ暴力を減らした」とあった。なるほど『ロミオとジュリエット』も当時の衝撃と現代の評価から察するにひょっとすると人類史に貢献した作品であったのかもしれない。

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    2019年09月17日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    物書きの端くれでありながらシェイクスピアを一冊も読んだことがない……いや、ロミオとジュリエットくらいはどこかで読んだ気がしないでもないけど、とにかく「タイトルは聞いたことある」で止まってる作品があまりにも多いと感じたので手に取ってみたのがこの作品。
    結果として、自分はあまり楽しめなかったので過去を振り返ることなく今を生きるか……という結論に落ち着いた。
    とはいえ、「シェイクスピアの時代で物語は完成してる」なんて言葉を聞いたことがある理由は頷ける気がする。セリフ回しが昔の時代に合わせたものなので、一言一言の機微みたいなものを感じ取ることはできなかったんだけど、劇だからなのかどれもこれもリズムがよ

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    2019年08月25日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    ヘンリー卿の言葉が刺さる人には楽しいのかもしれない。
    私はほとんどヘンリー卿の言ってることにも態度にも惹かれるところがなかったので…あまり楽しめなかったかな…。
    特に、女は男は〜なんて大きな括りで語る人はどうも苦手なので…。
    ドリアンも美しいは美しいんだろうけど、それ以外の魅力がイマイチ伝わってこなかった。

    罪や肖像画に苦しむ様や、『過去を考える必要なんてない』みたいな部分には惹かれるものがあった。
    オチは今となってはベタと思われがちな展開ではあると思うけど良い終わり方だったと思う。

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    2018年12月15日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    表現が難解というかまどろっこしすぎて僕には御しきれませんでした(チーン
    .
    物語を語るために言葉があるはずなのに、言葉を語るための物語になってる作品は初めてみたなぁ。この作品をかけるワイルドマジで頭狂ってるとしか思えない。蠱惑的で憧れる。このレベルになると訳書と原作じゃ大きく解釈が違うと思われるので、原書で読んでみたいなぁ。
    .
    その点絵画はそういうことないよねってフェルメール展行ってる時に友達が言っててハッとした。

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    2018年11月11日
  • リア王

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    古典を読もうと思ってシェイクスピア四大悲劇の2冊目に手を伸ばしました。(1冊目はハムレット)
    感想として、一言で言うとあまり面白くは感じませんでした。

    原因として老王リアの気狂いと壊れていく様子が痛ましく感じたことがあります。また、私にはリアの側に出てくる道化が言っていることが全く理解できなく、走り読みしました。しかし、一見理解できないところにこそ、17世紀のシェイクスピアが伝えたかったことが凝縮されているのではと思います。

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    2018年08月11日
  • ヴェニスの商人

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    子どもの頃読んだ感動はなかった。シェークスピアのどこがすごいのかがわからない。もう少し読んでみよう。2018.7.23

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    2018年07月23日
  • サロメ

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    20180708

    エッシャー展の待ちの間に。戯曲って初めて読んだけど、純粋な読み物としては展開が早すぎるので、やはり舞台に行ったほうがいいのかもしれません。

    ミュシャで出てきたサラ・ベルナールがここでも出て来たのは面白かったですね

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    2018年07月21日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    何度か映画化そして舞台化されており、設定自体が演劇っぽいので、小説よりも舞台や映画をみることをむしろお勧めしたい作品。
     ストーリー設定はごくシンプルで肖像画に老いを閉じ込め永遠の若さを得た美貌の主人公をめぐる話。主人公以外の登場人物もせいぜいWIKIPEDIAで紹介されてる数名のうち(バジルとハリーとベイン姉弟)だけ覚えておけばよい。
     友人ハリーの箴言が多すぎるのが難点であり、この作品を絶賛する人はそこにこそワイルドの真骨頂があると評価している。主人公が本当の罪を犯してからの展開は確かに面白い

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    2018年05月06日
  • 黙示録論 ──現代人は愛しうるか

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    黙示録が、他の宗教と共通するモチーフで満たされているという点を指摘する。
     なお訳者は、絶対者と科学の関係を指摘している。

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    2018年02月12日
  • リア王

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    老害の悲劇の後、予想外の展開

    娘から 「力のない者は無いように振舞ってください」などと言われてしまっては 父のプライドはズタボロ

    ハムレットやマクベスより 人生に役立つ言葉が多くある

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    2018年01月07日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    シェイクスピアの豊かなイマジネーションの結果、喜劇。

    「夏の夜の夢 A Midsummer Night's Dream」は、1590年代に書かれたと言われる。妖精パックのいたずらで複数の恋人たちがドタバタする喜劇。最後は収まるところに収まって大団円。職人たちの素人演劇は、きっと文字ではなく実際に舞台を観た方が笑えたかも。宝塚のPUCKと比較すると、なるほどここをこういう形に変えたのか、と興味深い。シェイクスピアも元ネタを上手に変える人でしたね。

    「あらし The Tempest」は、シェイクスピア最期の作品と言われる。大学の授業で読んだ記憶はあるけれど、あらためて読むと、プロスペ

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    2017年10月14日
  • お気に召すまま

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    愛と憎しみ、乱れて最後は大団円!

    この登場人物の絡まり方と、収まるところに全部収まる感じがシェイクスピアだな、と。追放された公爵の娘ロザリンドが、男装した姿でオーランドーに、「私をロザリンドと思って口説いてみろ」みたいに言うなんて、なかなか倒錯している。しかも、シェイクスピアの時代では、男性の俳優が女装して女役をしながら、男装するということに。うーん。

    延々と皮肉めいた長セリフもシェイクスピア。恋愛に関する格言が次々と述べられる。四代悲劇みたいな名作感はないけど、楽しく読めたので、きっとあの時代でも楽しまれたのだろう。

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    2017年10月08日
  • オセロー

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    シェイクスピアはジュリアスシーザーとロミオとジュリエット を読んでいるので、四大悲劇オセローを読んでみました。16世紀ヴェネチアの浅黒いムーア人の将軍オセローは、美しい妻デスデモーナ を誤解から殺めてしまう...。読んでみると全く救いがなく、オセローを破滅させてやろうと企むイアーゴーにただひたすらイライラさせられました。私自身は、オセローを戯曲で見たいと思いません。

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    2025年12月21日
  • ハムレット

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    シェイクスピアの四大悲劇の一つで正式名称は、デンマークの王子ハムレットの悲劇で、父である王が叔父に殺され母まで奪われたハムレットが復讐を誓うという有名な戯曲です 。「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」の名セリフが有名ですが、内容知らなかったので読みましたが、ハムレット可哀想だなぁ。 ちなみに、解説では12世紀末サクソー著のデンマーク国民史という本 に、ハムレットの原型にあたるアムレスという物語があって、こちらはハッピーエンドだそうです。

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    2025年12月21日