福田恆存のレビュー一覧

  • ドリアン・グレイの肖像

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    誰もが羨望する美青年ドリアンとその肖像画の話。画家が全精力を注いだドリアンの肖像画は、彼が悪行を行うことによって、醜い姿へと変貌してゆく。ストーリーとしては面白いが、主旨から反れていく場面がたびたびあるため、せっかくのところで興醒めしてしまった。

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    2021年09月15日
  • サロメ

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    思ったより短い話で、すぐ読めました。
    リズムのあるセリフだけど、踊りのシーンは(テキストでは)一瞬。

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    2021年06月12日
  • ロミオとジュリエット

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    昔読んだけど宝塚見るので読み返し。

    シェイクスピアがそんなに肌に合わないのか戯曲が合わないのかははっきりしないけど本当に「ふーん」と言う感想。。戯曲は地の文がないから間を感じられなくて全てがスピーディーに感じる。想像力の問題だけど…。
    言葉遊びがふんだんに使われてるので、多分日本語で読むより英語で読む方が面白そう。翻訳者さん大変だろうなと思った。

    ジュリエットのセリフで、「月にかけて誓ったりなんぞ。一月ごとに、円い形を変えてゆく、あの不実な月、あんな風に、あなたの愛まで変っては大事だわ」という月は形を変えるから月に誓うのはやめてというシーンは好き。

    宝塚のロミジュリは良かったです。

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    2021年05月20日
  • ロミオとジュリエット

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    名前は知っていたものの、詳しい内容は知らなかったため今回初めてシェイクスピアを読んでみた。

    シェイクスピアには四大悲劇(ハムレット、マクベス、オセロ、リア王)があるが、なぜロミオとジュリエットはそこに入らないのか。

    四大悲劇のどれも読んだことがなく、この本を読んだだけでの予想に過ぎないが、それは、ロミオとジュリエットは結末こそ悲劇なのだが、過程が若い恋人同士がその恋愛を成就させようと一生懸命になる側面が強いからだと思う。

    原文を読んだことがないので、この翻訳がどの程度正確なものか判断できない。

    翻訳された年が1950年ほどだったので、その影響かとても読みづらかった。例えば、原作で呪文を

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    2021年03月06日
  • 芥川龍之介と太宰治

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    坪内逍遥の写実主義にはじまった近代日本文学は
    現実と人間の精神を相対化していった
    そして私小説のスタイルが登場して以降、日本の作家たちは
    脚本家と俳優を兼ねるような存在になった
    全人的な表現がひとつの理想とされ
    作家たちは破戒的な生き方を競ったものである
    さらに白樺派の志賀直哉が登場するに至り
    彼らは己のエゴイズムによって
    相対的に現実を確立するという逆説をみた
    それが昭和以降
    なにかと批判を受けることとなった自然主義の流れである
    一方、そういった流れと一線を画したのが
    例えば夏目漱石や森鴎外であり
    芥川龍之介であった
    彼らは、俗情と自我のせめぎあうはざまに
    自らの肉体を置いた者たちであった

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    2021年02月21日
  • アントニーとクレオパトラ

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    二人は惹かれ合ってるが、ロミオとジュリエットのような一途さは無い。物語も昂りがない。二人の最期もふらふらしながら萎むように朽ちていく。年齢を経て中年になると邪念が混じるのだろう。2020.12.4

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    2020年12月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    「ブルータス、お前もか」の背景をようやく知った。題名にかかわらず、シーザーは前半で殺害され、話はブルータスを中心に展開される。自由を求める革命家か、単なる謀反者と評されるのか。妻の死も絡んで翻弄される純粋なブルータスである。2020.8.16

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    2020年08月16日
  • リア王

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    虚飾に欺かれ裸一貫となった王は、人間不信から狂気に陥らざるを得なかった。嵐に立ち向い一体となる様は壮絶。2020.8.6

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    2020年08月06日
  • アントニーとクレオパトラ

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    塩野七生との我慢比べに端を発した再読(いつ以来だろう?)。
    世の評判らしいですが、確かに今一つ面白くないかもですな。登場人物全てに良いところもあるよ、みたいな感じで。
    勝手なものですが、やっぱり堕ちるなら徹底的に堕ちていく方が読む方としては面白い訳でして。

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    2020年07月25日
  • サロメ

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    原田マハさんの「サロメ」を読んだので、こちらも。
    絵画作品としても題材になるため、いずれは読もうと思っていた。
    まあ、なんというか、普通じゃない感覚。

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    2020年07月18日
  • リチャード三世

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    陰謀を極めると、逆に自分も謀られてるのかと猜疑心が募り、そこから人心は離れていく。主人公は非情な悪魔に見立てられているが歴史上の解釈は様々であろう。冒頭の不具であったという話題はその後触れられない。成育上の心の歪みに繋がったと言いたいのだろうか。2020.6.20

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    2020年06月20日
  • ヴェニスの商人

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    有名なシェイクスピアの作品。
    18世紀のお話かな?
    世界史を思い出せればもっと面白いと思う。

    舞台でもみてみたい!

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    2020年06月19日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    面白かったです。
    ヘンリー卿の言うことは飛び飛びにしか分からなかったけれど、これはもっと頭が柔らかい時に詠んでたら影響を受けまくって、更に頽廃的な生き方してただろうと思います。
    「自分の道徳的偏見を吹聴するためにこの世に送られてきたわけでもあるまいし」は、そう!と思いました。
    芸術は疾病で、愛は幻想。
    幻想小説だったけど、悲劇的なラストも良かったです。
    いきなりのチェーザレ。。。

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    2020年05月02日
  • リア王

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    早く読みたくて、どんどん読み進めて行ったら、なにがなんだか分からなかった。少し時間を空けて、次はしっかりと読み込みたい。

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    2020年04月16日
  • オセロー

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    なぜ主人公をムーア人と特定しているのか。勇敢、乱暴者というイメージが当時あったのだろうか。オセローはもちろんだが、エミリアも途中で、おかしいと気づいてもおかしくない。イアーゴーの陰謀も決して緻密ではなく、途中露見するリスクを自身持っていても良さそうに感じた。2020.4.7

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    2020年04月07日
  • ヴェニスの商人

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    実家に置いてあったかなり古い本。
    思ったより読みやすい本でした。
    よくタイトルは聞きますが、初めて読みまして
    なかなか展開が気になって一気に読みました。
    裁判のポーシャが、面白かったです^_^

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    2020年04月01日
  • ヴェニスの商人

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    言葉が古いので難しく感じるところもありますが、逆にそういう表現が新鮮に感じたりもします。
    やはり裁判のシーンが絶品です。

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    2020年03月31日
  • ロミオとジュリエット

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    有名な作品なので大まかな内容は知っていたがちゃんとしたストーリーを知りたいと思い読んだ。
    古典的な感じの文章だった。
    しっかりとした知識がなかったので注釈と並行しつつ読んでいたが文章も昔風の言い回しなどが読みづらく感じた。
    予備知識を持っていると読みやすいだろうと思う。
    自分が思っていたよりもたくさんの登場人物が出てきてストーリー自体もサクサク進むので飽きずに読めた。

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    2019年12月21日
  • ロミオとジュリエット

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    シェイクスピアの歴史的傑作であろうとも、中世に書かれた戯曲を文庫本で読んで面白いかと謂われると、読み難いし退屈さは否めない。モンタギュー家とキャピュレット家との反目し合う両家の御曹司と御令嬢の悲劇の恋愛物語であるが、以前読んだスティーブン・ピンカー著『暴力の人類史』に「中世の恋愛小説の流行が人々の他者共感力を向上させ暴力を減らした」とあった。なるほど『ロミオとジュリエット』も当時の衝撃と現代の評価から察するにひょっとすると人類史に貢献した作品であったのかもしれない。

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    2019年09月17日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    物書きの端くれでありながらシェイクスピアを一冊も読んだことがない……いや、ロミオとジュリエットくらいはどこかで読んだ気がしないでもないけど、とにかく「タイトルは聞いたことある」で止まってる作品があまりにも多いと感じたので手に取ってみたのがこの作品。
    結果として、自分はあまり楽しめなかったので過去を振り返ることなく今を生きるか……という結論に落ち着いた。
    とはいえ、「シェイクスピアの時代で物語は完成してる」なんて言葉を聞いたことがある理由は頷ける気がする。セリフ回しが昔の時代に合わせたものなので、一言一言の機微みたいなものを感じ取ることはできなかったんだけど、劇だからなのかどれもこれもリズムがよ

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    2019年08月25日