福田恆存のレビュー一覧

  • お気に召すまま

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    弟に領地を奪われた公爵は、アーデンの森に移り住んでいる。公爵の娘ロザリンドは、叔父の娘シーリアと大の仲良しのため邸内にとどまっていたが、ついに追放される。男装したロザリンドは、シーリアとともに森に向ったが、一方、公爵の功臣の遺子オーランドーも、兄の迫害を逃れて森にやってくる・・・。幾組もの恋人たちが織りなすさまざまな恋を、明るい牧歌的雰囲気の中に描く。
    (裏表紙紹介文より)

    ***

    シェイクスピアの喜劇の一つです。
    とあるサイトさんで出てきたので、読んでみました。

    新潮文庫のは以前「ヴェニスの商人」も読んだことがあったのですが、やはり昭和に翻訳されたものだからか、それとも今訳してもこうなるのか、現代文になれきった身としてはちょっと読みづらかったです。。。


    内容としては、なんだか毒舌やはっきりした物言いが多かったです。
    本人を目の前にしてお前は美人じゃないとか、自分に求愛している男(A)の前で私はあなた(B)が好きなのとか。

    あとは、領地を追われたとはいえ、貴族が洞穴とかで暮らしたり、羊飼いに扮したり。
    順応性高っ。

    面白かったですが、ただ、やっぱり本で読むより劇を観た方が良いんだろうなぁと思いました。


    もうひとつ。
    この時代の人たちって、なんだか全力で恋してる感じですごいなぁと思いました。
    もちろんフィクションだけど。


    p166 中村保男氏 解説
    『(「お気に召すままという」)この題名はアーデンの森で気ままに日々を送っている人たちのことを指すのだという説もあるが、それよりも、この芝居をありきたりの牧歌と見るか、もっと複雑な作品と解釈するかは読者や観客のお気に召すまま、という意味にとるほうが当たっていると私は思う。』

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    2010年10月26日
  • お気に召すまま

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    RSC版の脚本を日本語訳する際に合わせて購入しました。シェイクスピアは悲劇よりも喜劇の方が好きなので、とても読みやすかったと思います。彼の描く女の子はいつも可愛くて魅力的です。

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    2010年06月14日
  • ジュリアス・シーザー

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    反逆者の中でブルータスだけが正義感のみで行動していた、という悲劇。ブルータスほどの人物なら、そんな事もすべて受け入れた上での行動だったのだろう。

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    2009年10月07日
  • リチャード三世

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    これを中学生で読んだ私。
    マキャヴェリの上を行く、悪役の最たるもの。
    私はかつてグロスター公に惚れていた。
    どこまでも悪を美しく演じる陶酔。
    運命の中心にいるようでいて、運命から見放されることを自覚している滅びの美。

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    2009年10月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    ブルータスの生き方、考え方は私は好きです。
    あまりに清潔すぎて他から反感を抱かれたりする事もあるでしょう。
    ただ、結局、シーザーを殺してしまうのですね。
    そこらへんを客観的に見れてとても良かったです。

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    2009年10月04日
  • お気に召すまま

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    シェークスピア作の喜劇。題名は聞いたことがあったけど、内容はあまり知らなかったので読んでみた。ロザリンドを取り巻く恋話だけではなく、それぞれの掛け合いも哲学的でとても魅力的でな物語だった。

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    2009年10月04日
  • アントニーとクレオパトラ

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    あまり面白くなかった気が、、、私の読み方が悪いのかもしれないけど、やや無理やり感を感じた。
    やっぱり、マイナーな作品だからかなぁ、、、

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    2009年10月04日
  • お気に召すまま

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    As you like it

    追放された公爵の娘ロザリンドと騎士ローランド・で・ボイスの息子でありながら、兄に虐げられるオーランドーの恋物語。
    ともに世間から冷たい非難をうけ、森へ迷い込む。
    そこで、男に扮し、オーランドーの自分への愛を確かめようとするロザリンド。
    森の中、なすがままに運命はやってくる。

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    2009年10月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    「賽は投げられた」
    「来た、見た、勝った」
    「ブルータス、お前もか!」
    さまざまな名セリフとともに歴史に散ったシーザーを暗殺したブルータスの話です。

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    2009年10月04日
  • サロメ

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    ネタバレ

    小説として読むと若干の物足りなさがありますが、戯曲としてなら十分満足の行くボリュームだと思います。
    比喩を連発する掛け合いで数ページ使用する所が、聖書の詩編や預言書に見られる「同じような意味や構造の文を繰り返す」リズム(並行論)の様になっており、聖書に通ずるものがありました。しかし、掛け合いがワンパターンなので飛ばしてやろうかと何度も悩みました。

    サロメはファムファタルと言われていますが、やっていることは執着強めのメンヘラですね。富江もそうですけど、男を手玉に取る系のお嬢様は、自身が女であることを全面に出している様な気がします。

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    2026年10月02日
  • オセロー

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    序盤にしてからがそうだが、戦争だのなんだのという話をそっちのけで個人的な話をしている。オセローにもイアーゴーにも腹が立ちっぱなし。

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    2026年10月01日
  • ハムレット

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    内容はわかりやすかったが、書いてある語句が古く、そして難しかったので読みにくかった。
    ただストーリーは面白く、ハムレットの行動が周囲との認識の齟齬を起こし、正当性があり情に熱い行動をしたのに結局は狂人の行動として終わっていくのがはかなく、悲しさを感じた。

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    2026年09月30日
  • リア王

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    中学生の時に読んだ
    よく覚えていない
    けど、オセローよりは覚えている姉妹の話
    スラスラ読めたのは覚えている

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    2026年09月20日
  • オセロー

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    中学生の時に読んだ
    あんま面白いと感じなかった
    よく覚えていない
    割にはスラスラ読めた(短めだったし)

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    2026年09月20日
  • ヴェニスの商人

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    シェイクスピアを読んだことのない人間からシェイクスピアを読んだことのある人間になった。物語はんなわけあるかい!という次第ではあるが、馬鹿馬鹿しくて面白い。歴史の本を読んでもホロコーストにも繋がるユダヤ人憎悪というのをまったくわからないと思っていたけれども、なるほどこういう空気感か、と体感として少し理解した。

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    2026年09月15日
  • ハムレット

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    あの年代にこの密度でここまで整頓された物語があるのかと思った、けどそれは相対的、歴史的な評価なので、個人的にはそこまでだった
    気狂う設定とか面白かったけどね

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    2026年09月05日
  • ヴェニスの商人

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     差別が正義だった時代。独善性の押しつけ合いのような印象。振りかざされた正義の足元にはいつだって、踏みにじられた誰かの尊厳が散らばっている。

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    2026年08月21日
  • ハムレット

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    タイトルは知っていたけどストーリーは全く知らなかった。
    シェイクスピアは悲劇って認識はあったので、オセローやロミジュリみたいに逆恨みと勘違いで破滅に向かうのかと思いきや、まぁそうだったなと。
    ただ、極端に理想と清廉を求めることで自身を追い詰め破滅に向かうって教訓かとも思う。
    劇場出る時はみんなどんな感想持って出ていったのかな…。

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    2026年08月11日
  • サロメ

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    作品自体の内容に関して理解していない部分が多々あると思う。ビアズレーの挿絵はかなり有名であるからか怪しく素晴らしい。

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    2026年08月10日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    明日は立秋。暦の上では秋の気配が、となりますが、現実には夏の盛りです。

    そんな夏の終わりの入口に読む『夏の夜の夢』。この「夏の夜」は、夏至祭の頃の幻想的な一夜を思わせるともいわれています。季節の節目にふさわしい一冊なのかもしれません。

    シェイクスピアの『夏の夜の夢』は、古代アテネを舞台にしたドタバタ恋愛喜劇と言われています。翻訳も戯曲の形のままなので、普段小説を読むことの多い私には流れをつかみにくく、解説動画をいくつか参考にして、ようやく全体のストーリーを理解できました。

    この作品は、シェイクスピアのオリジナル作品とされ、「夏の夜」は夏至祭の頃の不思議な一夜を思わせます。父親が決めた結婚に従えない恋人たちは森へ駆け落ちし、それを追う若者たちも森へ。そこでは夫婦喧嘩中の妖精の王オベロンと王妃ティターニアがおり、妖精パックの悪戯で惚れ薬が使われたことで、人間たちの恋はさらに大混乱になります。一方で、大公の結婚式で上演する芝居を稽古する職人たちも加わり、物語はまさに一夜の夢のような騒動へと発展していきます。

    文字だけでは情景を思い浮かべるのが難しく感じたのは、私自身が演劇にあまり親しんでいないからかもしれません。舞台で観れば、登場人物の動きやテンポの良さが伝わり、印象も大きく変わる作品なのだろうと思いました。


    続いて
    「あらし」

    シェイクスピア最後の単独執筆とされる作品。地中海の孤島を舞台に、魔法使いプロスペローが妖精の力で嵐を起こし、かつて自分を追放した弟たちを島へ誘き寄せます。さらに王子と娘を引き合わせ、恋を芽生えさせるなど、魔法を駆使して物語を動かしていきます。最後は復讐よりも赦しを選び、皆で島を後にします。

    元々 歌舞伎も喜劇的な場面は全く好みでないので シェイクスピアも悲劇の方が好みかも。

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    2026年08月06日