福田恆存のレビュー一覧

  • リチャード三世

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    これを中学生で読んだ私。
    マキャヴェリの上を行く、悪役の最たるもの。
    私はかつてグロスター公に惚れていた。
    どこまでも悪を美しく演じる陶酔。
    運命の中心にいるようでいて、運命から見放されることを自覚している滅びの美。

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    2009年10月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    ブルータスの生き方、考え方は私は好きです。
    あまりに清潔すぎて他から反感を抱かれたりする事もあるでしょう。
    ただ、結局、シーザーを殺してしまうのですね。
    そこらへんを客観的に見れてとても良かったです。

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    2009年10月04日
  • お気に召すまま

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    シェークスピア作の喜劇。題名は聞いたことがあったけど、内容はあまり知らなかったので読んでみた。ロザリンドを取り巻く恋話だけではなく、それぞれの掛け合いも哲学的でとても魅力的でな物語だった。

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    2009年10月04日
  • アントニーとクレオパトラ

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    あまり面白くなかった気が、、、私の読み方が悪いのかもしれないけど、やや無理やり感を感じた。
    やっぱり、マイナーな作品だからかなぁ、、、

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    2009年10月04日
  • お気に召すまま

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    As you like it

    追放された公爵の娘ロザリンドと騎士ローランド・で・ボイスの息子でありながら、兄に虐げられるオーランドーの恋物語。
    ともに世間から冷たい非難をうけ、森へ迷い込む。
    そこで、男に扮し、オーランドーの自分への愛を確かめようとするロザリンド。
    森の中、なすがままに運命はやってくる。

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    2009年10月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    「賽は投げられた」
    「来た、見た、勝った」
    「ブルータス、お前もか!」
    さまざまな名セリフとともに歴史に散ったシーザーを暗殺したブルータスの話です。

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    2009年10月04日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    夏の夜の夢
    冒頭からこの後のドロドロが想像されるような絵に描いた三角関係(四角関係)。妖精が惚れ薬を間違えて使ったせいでシッチャカメッチャカ。後半は突如お芝居がはじまりあっと言う間に幕引き。ワイドショーや恋愛のドタバタ劇は昔から人が好きなテーマだったのだと知った。
    あらし
    王の座を弟に奪われた冒頭から今度はドロドロの復讐劇かと思ったが、実際は全く逆の展開。ボリュームの割に登場人物が多く分かりづらい部分もあったのは少し残念。自分が主人公のプロスペローとしてこの結論に行くとは思えずもう少し彼の心情を知りたかった。

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    2026年11月02日
  • マクベス

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    シェイクスピア集中期間突入。読みやすいと聞いたので、この「マクベス」からスタート。

    予言に心を奪われた将軍が野心と罪悪感に苛まれながら破滅へと向かう、有名すぎる物語。
    終盤に行けば行くほど面白くなって、最後は一気読みした。マクベスの言い回しと

    余分な描写が削ぎ落とされており、とにかく無駄がなく洗練されている。逆に、洗練されすぎていて登場人物の行動心理に疑問が残ることもあったが…

    翻訳によってかなり印象が変わると思われるが、演劇特有の言い回しが多く、読みづらい部分が結構あった。とはいえ、格調高い重厚な訳だったので、しっかりと悲劇の空気感を味わうことができた。
    特にお気に入りが、妻の死を知らされたマクベスが、この世の理を思い知らされる下記の場面。(p.125)
    「あすが来、あすが去り、そしてまたあすが、こうして一日一日と小きざみに、時の階を滑り落ちて行く、この世の終りに辿り着くまで。いつも、きのうという日が、愚か者の塵にまみれて死ぬ道筋を照らしてきたのだ。消えろ、消えろ、つかの間の燈し火!人の生涯は動きまわる影にすぎぬ。」
    訳がかっこよすぎる…。

    擦られまくった古典に触れることは大切。何度も映画化されてるので、とりあえず大好きなコーエン兄弟版から観てみようと思う。
    でもやっぱり、実際に舞台で観劇するのが一番なのだと感じた。

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    2026年10月31日
  • オセロー

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    序盤にしてからがそうだが、戦争だのなんだのという話をそっちのけで個人的な話をしている。オセローにもイアーゴーにも腹が立ちっぱなし。

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    2026年10月01日
  • ハムレット

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    内容はわかりやすかったが、書いてある語句が古く、そして難しかったので読みにくかった。
    ただストーリーは面白く、ハムレットの行動が周囲との認識の齟齬を起こし、正当性があり情に熱い行動をしたのに結局は狂人の行動として終わっていくのがはかなく、悲しさを感じた。

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    2026年09月30日
  • リア王

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    中学生の時に読んだ
    よく覚えていない
    けど、オセローよりは覚えている姉妹の話
    スラスラ読めたのは覚えている

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    2026年09月20日
  • オセロー

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    中学生の時に読んだ
    あんま面白いと感じなかった
    よく覚えていない
    割にはスラスラ読めた(短めだったし)

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    2026年09月20日
  • ヴェニスの商人

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    シェイクスピアを読んだことのない人間からシェイクスピアを読んだことのある人間になった。物語はんなわけあるかい!という次第ではあるが、馬鹿馬鹿しくて面白い。歴史の本を読んでもホロコーストにも繋がるユダヤ人憎悪というのをまったくわからないと思っていたけれども、なるほどこういう空気感か、と体感として少し理解した。

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    2026年09月15日
  • ハムレット

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    あの年代にこの密度でここまで整頓された物語があるのかと思った、けどそれは相対的、歴史的な評価なので、個人的にはそこまでだった
    気狂う設定とか面白かったけどね

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    2026年09月05日
  • ヴェニスの商人

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     差別が正義だった時代。独善性の押しつけ合いのような印象。振りかざされた正義の足元にはいつだって、踏みにじられた誰かの尊厳が散らばっている。

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    2026年08月21日
  • ハムレット

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    タイトルは知っていたけどストーリーは全く知らなかった。
    シェイクスピアは悲劇って認識はあったので、オセローやロミジュリみたいに逆恨みと勘違いで破滅に向かうのかと思いきや、まぁそうだったなと。
    ただ、極端に理想と清廉を求めることで自身を追い詰め破滅に向かうって教訓かとも思う。
    劇場出る時はみんなどんな感想持って出ていったのかな…。

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    2026年08月11日
  • サロメ

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    作品自体の内容に関して理解していない部分が多々あると思う。ビアズレーの挿絵はかなり有名であるからか怪しく素晴らしい。

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    2026年08月10日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    明日は立秋。暦の上では秋の気配が、となりますが、現実には夏の盛りです。

    そんな夏の終わりの入口に読む『夏の夜の夢』。この「夏の夜」は、夏至祭の頃の幻想的な一夜を思わせるともいわれています。季節の節目にふさわしい一冊なのかもしれません。

    シェイクスピアの『夏の夜の夢』は、古代アテネを舞台にしたドタバタ恋愛喜劇と言われています。翻訳も戯曲の形のままなので、普段小説を読むことの多い私には流れをつかみにくく、解説動画をいくつか参考にして、ようやく全体のストーリーを理解できました。

    この作品は、シェイクスピアのオリジナル作品とされ、「夏の夜」は夏至祭の頃の不思議な一夜を思わせます。父親が決めた結婚に従えない恋人たちは森へ駆け落ちし、それを追う若者たちも森へ。そこでは夫婦喧嘩中の妖精の王オベロンと王妃ティターニアがおり、妖精パックの悪戯で惚れ薬が使われたことで、人間たちの恋はさらに大混乱になります。一方で、大公の結婚式で上演する芝居を稽古する職人たちも加わり、物語はまさに一夜の夢のような騒動へと発展していきます。

    文字だけでは情景を思い浮かべるのが難しく感じたのは、私自身が演劇にあまり親しんでいないからかもしれません。舞台で観れば、登場人物の動きやテンポの良さが伝わり、印象も大きく変わる作品なのだろうと思いました。


    続いて
    「あらし」

    シェイクスピア最後の単独執筆とされる作品。地中海の孤島を舞台に、魔法使いプロスペローが妖精の力で嵐を起こし、かつて自分を追放した弟たちを島へ誘き寄せます。さらに王子と娘を引き合わせ、恋を芽生えさせるなど、魔法を駆使して物語を動かしていきます。最後は復讐よりも赦しを選び、皆で島を後にします。

    元々 歌舞伎も喜劇的な場面は全く好みでないので シェイクスピアも悲劇の方が好みかも。

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    2026年08月06日
  • マクベス

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    シェークスピアは戯曲という形式もあって、毛嫌いしていました。アガサ・クリスティーの「親指のうずき」の由来があると知って、手に取ってみたという感じです。

    最初はとっつきづらかったですが、徐々に波長が合ってきて、楽しく読めるようになりました。「親指のうずき」だけではなく、「ポアロのクリスマス」にも、その引用があることが分かり、得した気分です。

    内容はかなりのスピード感で、展開がどんどん進んでいくので、飽きませんでした。ちょっと説明不足じゃないか、と感じる部分はありましたが、舞台だとこれくらいの疾走感で丁度いいのかもと思いました。

    魔女の予言から自身の安全を確信していたマクベスですが、その予言の通りにやられてしまうというのが面白かったです。

    「マクベス」は「ハムレット」と比較して語られることが多いようです。そうなると、「ハムレット」も読まなくてはなぁ…

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    2026年07月23日
  • リア王

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    ネタバレ

    シェイクスピアの中で、最も悲劇として有名ですが、実際読んでみて、なかなかの悲劇ぶりに、シェイクスピアの頭の中はどうなってるのか、本当に不思議に思いました。
    結局血筋みんな死んでるじゃんと思い、癖が強い王の周りの人間は、家族を含めて本当に大変だなと思い、自分も自分の権力を振りかざすのはやめようと心に決めました。

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    2026年06月22日