福田恆存のレビュー一覧

  • マクベス

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    デンゼル・ワシントンの演じた「マクベス」をもう一度見たいなぁ。DVD化しないのかな。
    シェイクスピアの作品を読んだのは恐らく2冊目。ほぼ覚えていないが、戯曲を本にすると、このような書き方に表現されるのだなと改めて思い出した。ストーリー的にはなんとなく先の見通せる話でしたが、史実を基にできているとは驚き。 しかしながら一番の悪役はマクベス夫人かと⋯。

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    2025年09月28日
  • オセロー

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    父親がオセローに語る「顔が肩の下についている未開人の話し」たしかマッドフラット系ユーチューブで彼らのイラストを見て、そんなバカな...デカイ足の人とか、これらをググっても出てこない。まさか、シェイクスピア「オセロー」にたった一行だけど彼らの存在の痕跡があったとは驚き。

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    2025年09月23日
  • マクベス

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    「人生は舞台。人はみな大根役者。」


    〈あらすじ〉
    スコットランドの将軍マクベスは戦争からの家路で3人の魔女に遭遇する。魔女はマクベスはいずれ領主、そして王になるという。半信半疑だったマクベスだがその後戦果をあげた褒美として領主に任命され、魔女の予言が本物であることに気づく。それから強欲になり続けるマクベスは、殺人に手を染め自らの身を滅ぼす。


    〈珍しくファンタジー〉
    マクベスはシェイクスピアの四大悲劇の中で唯一ファンタジー要素を有している作品である。リア王、オセロー、ハムレットはいずれも生身の人間を中心に人間の愚かさを描いているが、マクベスだけは「魔女」が登場するからだ。
    四大悲劇を立て

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    2025年09月21日
  • オセロー

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    「これほど美しくこれほど危険な女はいなかった。」


    〈あらすじ〉
    ヴェニスの黒人将軍オセローは白人貴族の娘であり若く美しいデズデモーナと恋に落ち、周囲の反対を押し切り秘密の結婚をする。そんな二人の仲をオセローの手下であるイアーゴーが引き裂こうとし、デズデモーナの不倫を捏造する。まんまとイアーゴーの手のひらの上で踊らされるオセローは悲劇を生む。


    〈オセローのコンプレックス〉
    この物語は簡単に言うと「妻を信じきれなかった黒人おじさん」と「濡れ衣を着せられ夫に殺された白人お姉さん」の話で、オセロー(おじさん)に非難が集まることは容易に想像できる。ただ、差別が絶えない時代で黒人として生まれ、また

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    2025年09月21日
  • リア王

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    「リア王」一行解説 王様が狂って乞食同然の姿で荒野をさまよう衝撃的な物語 シェイクスピアの4大悲劇の中でも一番過激らしい一応サラッとでも読んでおきたい古典だよね 残す悲劇は「オセロー」だけ

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    2025年09月10日
  • ハムレット

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    初めてシェイクスピアの作品を読んだ、書き方が演劇みたいでとても新鮮だった。
    自分にとっては少し難しかったです。

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    2025年09月09日
  • リア王

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    シェイクスピア四代悲劇のうちのひとつ。
    小説というよりも、舞台でお馴染みの名作と言われている。
    2025年、大竹しのぶがリア王、宮沢りえがゴネリルとなると言う。見に行かねばなるまい。先ずは予習から。

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    2025年08月16日
  • リア王

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    美しい言葉や甘い言葉には毒が内包されている事が多いものだが、長年権力の座にあったリア王にはこの事が分からない。当り前の事だとも言える。

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    2025年06月15日
  • ロミオとジュリエット

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    「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの」と言うセリフしか知らなかったが、実際に読んでこんなストーリーだったのかと驚いた。特にジュリエットの性格がこんなに大胆だったとは。また、意外に下ネタが多い。
    シェイクスピアの生涯や当時の演劇スタイルを説明してくれた解説が、作品のイメージを頭に浮かべるうえでとても分かりやすかった。

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    2025年06月06日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    ネタバレ

    (夏の夜の夢は、昔学校でやらされたので今回は割愛。キモい話だが、最後のパックの言葉が好きだよ。
    00年代の映画も楽しかったし、メンデルスゾーンの妖精の歌も大好きです。)

    越智敏之「魚で始まる世界史」を読んでいて、シェクスピアのあらしに魚関係の言葉が出てくる背景の解説があり、あらしってどんな話だったっけと思って再読。
    私の持つ文庫は古いやつでこんなおしゃれな装丁ではなかったけれど。。。

    再読する前に覚えていたことは
    プロスペローという怖いおじさんと娘と島の話だというくらいだった。
    (そういえばガンダム水星の魔女は、あらしをモチーフにしているんだったなと思いつつ読んだ。確かに、プロスペローは娘

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    2025年05月04日
  • マクベス

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    忠実な武将だったマクベスが、魔女の言葉に唆されて王を殺して王位を奪うも、最後には全てを失って殺されてしまう。

    一言で言えばそんな物語。

    魔女の話を聞いた時にマクベスは「そんなバカなことがあるか」と言いながらも、満更でもない感じでした。元々心の中にそんな野心があって、「じゃあその予言に乗っかるか」みたいな感覚もあったのではないかなと思います。

    野心は必要かもしれないけれど、人としての仁義は捨ててはいけません。

    それを持たないなら、人ではなく獣や悪魔と変わらないのかもしれないな、と思います。

    約400年前の物語を今でも数百円で読むことができるというのは、やはり本は素晴らしいなと感じて読み

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    2025年04月14日
  • リア王

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    シェイクスピアってめっちゃ古いしなーと少しハードルが高く感じていたのですが、現代語訳されているので全然読みやすかったです。
    戯曲はハマれば一気に読めてしまいます。

    リア王の愚かさがとことん言動やその因果とも言える嵐の中に表れており、しかし自分の愚かさに気づいたリアの行動はその愚かさに負けず真っ直ぐ(愚直)で見ていて清々しい気持ちになりました。ヘミングウェイがこの話から勇気を貰うと言った意味もわかる気がします。

    少し読み返しただけでキャラクターの台詞の伏線を発見したので作者の技術面にもびっくりしました。

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    2025年03月16日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    喜劇2作品。共に妖精が登場するが、史上豊かな表現で進んでいく。「あらし」の方がわかりやすく好みだ。2025.2.24

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    2025年02月24日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    ネタバレ

    自身の代わりに絵の中の自分が醜くなっていく。
    最後に絵をナイフで刺すと絵は最初の美しい姿で、ドリアン自身が倒れる。
    シビルもバジルも殺して、その度に苦しむもヘンリー卿が甘い言葉で唆す。

    稚拙な演技で幻滅したわけで、結局は表面しかシビルを見ていないし愛していなかった。
    最後になって、善行をすれば肖像画は美しい姿に戻るのではないかと我慢を重ねるも変わらない。

    見た目に囚われた哀れな悲劇。
    人間関係にも恵まれなかった。
    しかし、女性蔑視な考えも結構あったので、素直に共感はできなかった。

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    2025年02月03日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    翻訳が古すぎるため、なかなか読み進められなかったが、どうにか読み終えられた。文字が小さいのも老眼には辛かった。内容は悪くないのだが。

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    2025年01月24日
  • ハムレット

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    小説ではなく、戯曲であるためか、字面を追っていると教養のあるギャグ漫画でも読んでいるような感覚になりました。
    内容としては、大きさの大小を問わなければ、身内を傷つけられて、感情的になり、罰したくなるのはいつの世も変わらない自然の摂理だなぁと思います。
    そこでいかに自分を狂わせず、理性を保ち続けるのか。それが合理的な生き方ではあるのに、そうなれないというのが人間らしさなのかもしれません。

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    2025年01月12日
  • ロミオとジュリエット

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    ネタバレ

    中世の二人の真っ直ぐな恋にドキドキし、二人を取り巻く境遇や運命にハラハラさせられる作品。
    対立する家柄の二人が恋に落ちて...と言う設定には凄く気持ち揺さぶられますね。

    話の流れは非常に面白いのですが、訳が私には合わなかったです。
    まず、古文の様な言い回しが非常に読みにくく、登場人物の口調がバラバラな上に
    江戸っ子のような口調で会話するのでヨーロッパらしさを感じない。
    また、要所要所で仏教用語が挟まれるのですが、こちらもヨーロッパらしさをかき消しています。
    好みあるかと思いますが、この点で他の訳を読むことをおすすめします。
    (他の訳は読んでいないので、どちらがおすすめかはわからないです。)

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    2025年01月03日
  • マクベス

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    日本語が凝縮されているという感じで、これは舞台の方が良いのかも。シェイクスピアの4大悲劇といわれるワリにそこまでじゃないなと思ったから。

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    2024年12月05日
  • マクベス

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    1606年頃に成立したシェイクスピアの戯曲。
    『リア王』『ハムレット』『オセロー』と並び、シェイクスピアの四大悲劇と称される。

    本作の主人公であるマクベスは、実在のスコットランド王(在位1040-1057年)をモデルにしている。

    マクベスは、反乱軍の鎮圧に成功した帰路、目の前に現れた三人の魔女から「いずれ王になる」という預言を受ける。
    初めは預言を信じなかったマクベスだが、徐々に王位への欲が芽生える。野心家の妻が焚き付けたこともあり、遂にダンカン王を暗殺し、王位に就く。

    王となった後、マクベスは自分の地位を脅かす者への恐怖から幻覚・幻聴に悩まされることになる。
    マクベス夫人も錯乱し、やが

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    2024年11月14日
  • ジュリアス・シーザー

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    ネタバレ

    演劇の台本調で書かれているため非常に読みづらかったが、中田敦彦のYouTube大学の世界史で「お前もか、ブルータス」の台詞を聞いてたから何とか読み切れた。

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    2024年10月13日