福田恆存のレビュー一覧

  • サロメ

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    最後の口づけのシーンがすごく綺麗だと思った
    もともと挿絵だけ見たことあったけどやっぱり好き
    実際に舞台で演じられてるのを見てみたい

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    2022年06月15日
  • お気に召すまま

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    恋人が、あるいは父親が、ただ衣装だけを男装した娘を見抜けないわけがない不思議を、解説で故意にわからぬフリをした見方を紹介したのに腑に落ちた。さらっと目を通したのではこれまで名作として長年研究されたものを味わうことが難しいということか。解説を合わせて読み切ることをおすすめ。2022.4.1

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    2022年04月01日
  • マクベス

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    シェイクスピアは恥ずかしながら読んだことがなかったのですが、主君を殺してしまった後の錯乱状態の心理描写が良かった。
     最期には変わり果てた横暴な言動が目立つが、マクベスも人であったのであろうと、思った。

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    2022年03月21日
  • サロメ

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    Oscar Wilde(1854-1900)

    アイルランド出身でダブリンのトリニティカレッジをへてオックスフォード大学に学び、在学中からその才能は大衆から人気を集めた。卒業後はロンドン社交界で唯美派のスターとしてもてはやされた。時代の因襲と社会常識を逆撫でするような生き方を続けた。

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    2022年03月04日
  • ヴェニスの商人

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    【読み終わって感じたこと】
    誰かの喜劇は、必ず誰かの悲劇によって成り立っている。その事実を改めて考えさせられる作品だった。この作品は、単なる喜劇ではない。シャイロックという1人の人間の悲劇でもあるということを、忘れてはならないと思う。

    【印象に残ったセリフ】
    「ユダヤ人は目なしだとでも言うのですかい?(中略)何もかもクリスト教徒とは違うとでも言うのかな?」
    シャイロックの言葉。登場人物たちは、彼を「ユダヤ人」「異教徒」と何度も呼んでいた。人種で見て、シャイロックの中身をあまり見ようとしていない様子が窺えた。もちろんシャイロック自身の中身もあまり良いものとは言えないだろう。だけど、彼は「ユダヤ

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    2022年02月03日
  • リア王

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    シェイクスピア四大悲劇の最高峰、というフレーズに釣られて読んだ。
    老害とお家騒動と不倫のお話。
    登場人物の大半が死んでしまう。
    物語りの終盤、英仏戦争が始まる頃から怒涛の展開で、お話としては面白かった。(王の娘で公爵夫人のゴネリルとリーガンの二人共がグロスター伯爵の庶子エドマンドとの結婚を望んでいるなんて、昼ドラかと思ってしまった。。)
    最初にコーディーリアの発言にリア王が怒り狂う場面が、『何で?』という感じで、老害感を拭えず。
    グロスター伯爵が目玉を二つともくり抜かれる場面が大変残酷。。

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    2022年01月08日
  • ジュリアス・シーザー

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    高校の世界史の先生がブルータスの話すきだったな、と思い出しました。
    アントニーが煽動し返すシーンが面白い。

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    2022年01月03日
  • ロミオとジュリエット

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    なんだろう...「悲劇の恋愛」っていう先入観が強すぎたせいか、本を読んでもそんなに悲しくなったり同情したりすることはなかったです。むしろ、登場人物達の言い回しが面白くて楽しく読めてしまいました。この話は、作者の原文を頑張って読むか、舞台で見るの方が良いのかもしれないと思いました。

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    2021年09月16日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    誰もが羨望する美青年ドリアンとその肖像画の話。画家が全精力を注いだドリアンの肖像画は、彼が悪行を行うことによって、醜い姿へと変貌してゆく。ストーリーとしては面白いが、主旨から反れていく場面がたびたびあるため、せっかくのところで興醒めしてしまった。

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    2021年09月15日
  • サロメ

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    思ったより短い話で、すぐ読めました。
    リズムのあるセリフだけど、踊りのシーンは(テキストでは)一瞬。

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    2021年06月12日
  • ロミオとジュリエット

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    昔読んだけど宝塚見るので読み返し。

    シェイクスピアがそんなに肌に合わないのか戯曲が合わないのかははっきりしないけど本当に「ふーん」と言う感想。。戯曲は地の文がないから間を感じられなくて全てがスピーディーに感じる。想像力の問題だけど…。
    言葉遊びがふんだんに使われてるので、多分日本語で読むより英語で読む方が面白そう。翻訳者さん大変だろうなと思った。

    ジュリエットのセリフで、「月にかけて誓ったりなんぞ。一月ごとに、円い形を変えてゆく、あの不実な月、あんな風に、あなたの愛まで変っては大事だわ」という月は形を変えるから月に誓うのはやめてというシーンは好き。

    宝塚のロミジュリは良かったです。

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    2021年05月20日
  • ロミオとジュリエット

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    名前は知っていたものの、詳しい内容は知らなかったため今回初めてシェイクスピアを読んでみた。

    シェイクスピアには四大悲劇(ハムレット、マクベス、オセロ、リア王)があるが、なぜロミオとジュリエットはそこに入らないのか。

    四大悲劇のどれも読んだことがなく、この本を読んだだけでの予想に過ぎないが、それは、ロミオとジュリエットは結末こそ悲劇なのだが、過程が若い恋人同士がその恋愛を成就させようと一生懸命になる側面が強いからだと思う。

    原文を読んだことがないので、この翻訳がどの程度正確なものか判断できない。

    翻訳された年が1950年ほどだったので、その影響かとても読みづらかった。例えば、原作で呪文を

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    2021年03月06日
  • 芥川龍之介と太宰治

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    坪内逍遥の写実主義にはじまった近代日本文学は
    現実と人間の精神を相対化していった
    そして私小説のスタイルが登場して以降、日本の作家たちは
    脚本家と俳優を兼ねるような存在になった
    全人的な表現がひとつの理想とされ
    作家たちは破戒的な生き方を競ったものである
    さらに白樺派の志賀直哉が登場するに至り
    彼らは己のエゴイズムによって
    相対的に現実を確立するという逆説をみた
    それが昭和以降
    なにかと批判を受けることとなった自然主義の流れである
    一方、そういった流れと一線を画したのが
    例えば夏目漱石や森鴎外であり
    芥川龍之介であった
    彼らは、俗情と自我のせめぎあうはざまに
    自らの肉体を置いた者たちであった

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    2021年02月21日
  • アントニーとクレオパトラ

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    二人は惹かれ合ってるが、ロミオとジュリエットのような一途さは無い。物語も昂りがない。二人の最期もふらふらしながら萎むように朽ちていく。年齢を経て中年になると邪念が混じるのだろう。2020.12.4

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    2020年12月04日
  • ジュリアス・シーザー

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    「ブルータス、お前もか」の背景をようやく知った。題名にかかわらず、シーザーは前半で殺害され、話はブルータスを中心に展開される。自由を求める革命家か、単なる謀反者と評されるのか。妻の死も絡んで翻弄される純粋なブルータスである。2020.8.16

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    2020年08月16日
  • リア王

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    虚飾に欺かれ裸一貫となった王は、人間不信から狂気に陥らざるを得なかった。嵐に立ち向い一体となる様は壮絶。2020.8.6

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    2020年08月06日
  • アントニーとクレオパトラ

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    塩野七生との我慢比べに端を発した再読(いつ以来だろう?)。
    世の評判らしいですが、確かに今一つ面白くないかもですな。登場人物全てに良いところもあるよ、みたいな感じで。
    勝手なものですが、やっぱり堕ちるなら徹底的に堕ちていく方が読む方としては面白い訳でして。

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    2020年07月25日
  • サロメ

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    原田マハさんの「サロメ」を読んだので、こちらも。
    絵画作品としても題材になるため、いずれは読もうと思っていた。
    まあ、なんというか、普通じゃない感覚。

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    2020年07月18日
  • リチャード三世

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    陰謀を極めると、逆に自分も謀られてるのかと猜疑心が募り、そこから人心は離れていく。主人公は非情な悪魔に見立てられているが歴史上の解釈は様々であろう。冒頭の不具であったという話題はその後触れられない。成育上の心の歪みに繋がったと言いたいのだろうか。2020.6.20

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    2020年06月20日
  • ヴェニスの商人

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    有名なシェイクスピアの作品。
    18世紀のお話かな?
    世界史を思い出せればもっと面白いと思う。

    舞台でもみてみたい!

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    2020年06月19日