小田島雄志のレビュー一覧

  • シェイクスピア全集 オセロー

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    (確かイアーゴーのセリフ)
    「嫉妬にご用心なさいまし。嫉妬は緑色の目をした怪物で、人の心を餌食にしてもてあそびます。」

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    嫉妬の悲劇。愛してるのに疑っちゃう。信じていたから裏切られたと思って行動してしまった。劇だなーっていう展開だったけど、何百年も昔に書かれた作品だとは思えないし、男女問題の本質をついていて印象に残る一冊。

    green-eyed monsterは、今も英語で「嫉妬」を表すらしい。アドレスとかでありそうなのにね♪笑

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    2010年03月18日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

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    p135
    (月)このランタンは角をもつ月、三日月のつもりです。かくいう私は月に住むと言われる男のつもりです

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    面白かったー!シェイクスピアって有名すぎてつまんないって思い込んでたけど、後半に出てくる劇は面白すぎて電車内でにやにやしてしまった(^◇^)♪
    冷たくされていたヘレナが、2人からいきなり求愛されて「どうして私がこんなにバカにされないといけないの?」っていうセリフも印象的。素直に喜べないところがリアルだなって思った。

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    2010年03月20日
  • シェイクスピア全集 じゃじゃ馬ならし

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    一日で読破。
    いやーおもろかったー。ビアンカの「気ちがい同士の似た者夫婦」には笑いました。あんたさりげなく腹黒いな。

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    2009年10月09日
  • シェイクスピア全集 ヴェニスの商人

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    面白かった。しかし、シャイロックが徹底的に悪人に描かれているにも関わらず、彼に同情してしまった。
    裁判結果はやり過ぎじゃないかしら。

    その辺を差し置けば、喜劇として−−とても面白い。ポーシャの指輪のくだりとかが笑える。
    しかしポーシャが結婚を申し込む相手を扱き下ろしまくってる辺りで、とてもポーシャが心も美しい女性とは思えないのだけれど。
    価値観の違いかなぁ。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

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    小田島さん、本当に、punをどうやって訳しているのか、秘密が知りたいです…。ロミオとジュリエットって、すごく有名なのに、一度も観たことや読んだことがありませんでした。なんか、恋愛ものって恥ずかしくって読めないんです(^^;でも、今学期はロミオとジュリエットで吹き替え実習をするということで、頑張って読みました!感想は…マーキューシオあっさり死にすぎ!!!笑

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ペリクリーズ

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    いわゆるロマンス劇、悲喜劇。
    「絶え間ない嵐としての人生を表現した劇。『時』を破壊してしまった人間が再び『時』を取り戻し、新たに生まれ変わるドラマ。」
    というD・L・ピータースンの批評が一番妥当だと思う。
    「心は命の奴隷、命は時の玩具。そして時は、この世の支配者とはいえ、いずれ止まるべきものだ」(なお、夏の夜の夢)
    感動的ではあるのだが、ロマンス劇が好きになれない理由がそのままあてはまるため、☆4つ。
    すなわち、お伽話的、モラリスティックに過ぎる。無論、「本当らしさ」の基準を離れ、現実を超えた理想的な「真実」の姿を写したものがロマンス劇だという一般的解釈は知ってはいるが。
    観劇に際して再読。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ヴェニスの商人

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    喜劇。ただし悲劇的。観劇の前に再読。前回は「権利のための闘争」の後に読んだ。「守銭奴」のアルパゴンと異なり、シャイロックは感受性、人間性を備えた人物として描かれている。そこに垣間見える威厳と哀愁がただの喜劇に終わらせない所以だろう。シャイロックは悪を行うのに正直であり、相手は善をなすに猫をかぶっているといえる。それとあからさまなユダヤ人差別は不快感を覚える。やはり「ユダヤ人に目はないのか」以下は妥当だと考える。また、それぞれの幕が鮮明な印象を与える。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ヘンリー八世

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    史劇。ただし、他の史劇とは一線を画する。シェークスピア晩年のためかそれとも戦争のない少なくとも表面的な平和のためかとにかく落ち着きがある点において。むしろ、ロマンス劇の要素を多分に含むと考える。
    そもそも、合作説を信じてよんだためバイアスがかかっているかもしれないが、個々のエピソードをつぎはぎにしたイメージが強い。ただ、キャサリン王妃、ウルジー枢機卿の描き方は賞賛に値する。
    なお読むより見たほうが面白いと思う。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 冬物語

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    悲喜劇。現実的なものと象徴的なものの融合といわれるが、そこが好きになりきれない理由でもある。。「冬物語」とは、冬の炉端で語られるお伽話を指す。シェークスピアがわざと非現実的にしたことは容易に読みとれるが、しかしと思う。ロマンス劇全体に「時」というテーマが与えられてると思う。なお、批評家の評価は「テンペスト」同様に高い。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 シンベリン

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    悲喜劇。最後の大円団はいいが、メロドラマに過ぎる。ロマンス劇は嫌いじゃないが、好きにもなれない。夢の詩の部分は、読む気が失せて飛ばした。シェークスピアの実験だと思って「冬物語」に期待する。
    なお話がそれるが、愛することと憎むことはベクトルが一緒の気がする。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ヘンリー四世 第二部

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    史劇。ハルとフォールスタッフの話。
    ハンター曰く
    「彼らは不可分。フォールスタッフの役割は現在を生きることであって、快楽的要素に訴えること。二人の関係は概念的・静的にあらずして、劇的・動態的なもので、芝居はどちらかを選ぶかを述べているのではなく、選択の行為にわれわれを巻き込む。
    (他の作品でも巻き込まれると思うが、彼の筆致の特徴ではないか。)相互依存のハルとフォールスタッフは「第一部」の終わりでは、完全につりあい、それぞれ自己の主張の限界に立って、密接に結びついているが、やがて「第二部」の結末では、フォールスタッフを放逐したハルは一人残され、この芝居の世界を制御できなくなる」
    「ヘンリー5世」

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ヴェローナの二紳士

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    構成の問題はあるが、面白い喜劇。
    初期喜劇の明るさが現れている。
    地口が巧妙だ。
    ジュリアとルーセッタが愛の大きさについて話しているのは参考になるww

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 リチャード二世

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    詩的。美しい。英文ならなおよいことだろう。ただ、強さはない。
    コールリッジの批評が面白い。
    「傲慢から卑屈へ、希望から絶望へ、愛情の浪費から憤怒の苦悶へ、装った諦念から痛烈な呪詛へと一瞬のうちに変わるのは、彼の全生涯に認められる特徴で、これらに豊かな想念が結びついている」

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

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    「ファウスト」を読んで以来、シェークスピアの中でも読みたかった作品のひとつ。
    パックの最後の台詞はいい。
    midsummerは真夏のことだとばかり思っていた。
    イングランドは真夏がもっとも過ごしやすいと
    聞いていたので。
    観劇に際し再読。改めて読みなおしてみて「テンペスト」と似ていると思った。
    形式的には二点、まず、宮廷における仮面劇である点。
    次に、基本的にシェークスピアの独創である点。
    そして、実質的には、気になるフレーズが幾つかあった点。
    一つ目が、ラストのパックの台詞。作品自体が夢であることを示唆している(そもそも夏の夜の夢だし)
    もう一つが、四幕二場の「この夢を解釈しようなん

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 から騒ぎ

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    から騒ぎ。

    さんまのやってる「恋のから騒ぎ」はこの作品のもじり。。。

    前者は"Much ado about nothing"

    後者は"Much ado about love"

    訳は小田島雄志。

    この人の訳は、劇的生命を失わないと思う。

    極めて軽快。例示↓

    A "Note this before my notes;
    There's not a note of mine that's worth the noting."

    B "・・・(omit 1 line) ・・・
     N

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 お気に召すまま

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    洗練された喜劇。この劇から始まる道化の系譜が好きだ。

    「お気に召すまま」→「十二夜」→「終わりよければ全てよし」→「リア王」

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 テンペスト

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    お恥ずかしながら、今頃…です。なるほど、やっとピーター・グリーナウェイの「プロスペローの本」(映画見てないけどさ…)の由来がわかりました…。やー、やはり教養のひとつとしてシェイクスピアはちゃんと読んでおいた方がよいねー。シェイクスピアって、読む前はなんとなく気が重い(?)んだけど、読み始めると軽快であっという間に読めてしまう。「テンペスト」もテンポ良く読めました。この時代の「未開」の概念についてもこの作品から得るところは大きいですね。理想郷的な部分、野蛮なものと蔑む部分。個人的にはストーリーの本筋よりもそちらの方が興味深かったです。シェイクスピアの作品としては、「十二夜」が一番好きかも。 (1

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

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    ハムレットには名言が沢山あります。その言葉の1つがあなたの生き方を変えてしまうかもしれないほどの力を持っています。
    人間の汚い感情が前面に出ていますが、主人公の悲しい最後には心打たれました。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 ヴェニスの商人

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    やっぱり法廷シーンが圧巻。ポーシャかオスカルかって感じで憧れたものです。シャイロックがああいう爺さんになったのはユダヤ人だからなのか、彼という人物がそうなのか。映画版のほうがラストは少しは気持ちがいいかも。

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    2009年10月04日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

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    私の初めてのシェークスピア。どたばたの挙句のハッピーエンドは子ども心にもメデタイ気分になりました。妖精王オベロンを素敵だなと思ったり。映画版のオベロン王(ルパート・エベレット)もよかったです。

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    2009年10月04日