小田島雄志のレビュー一覧

  • 事件の核心

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    The Heart of the Matter タイトルが期待させる。中味は少し深刻。アフリカ植民地警察の副所長スコービーの生活を中心に描かれてゆく。妻、上司、部下、その他の人々に囲まれて、息の詰まる生活が続く。妻への始めの愛はもうない。しかし妻を傷つけまいと常に気を使い、そのために偽りの言葉を重ねる。この欺瞞と罪の生活から逃れるのは一人になること。妻も同じ思いからか、ついに南アフリカに去ってしまう。妻の重荷から開放されたスコービー。だが、難破船から救助された夫を亡くした16歳の少女に憐れみを抱き、それが愛に変わる。再び妻がいたときと同じ捕らわれの状態になる。妻、愛人、神に対して哀れみと偽りと罪の意識を抱き、そこから逃げようとする。その先にはなにがあるのか・・・。この本が描いたのは愛が生み出す孤独か、罪から逃れようとする人間と神の救いとの相克か、死の平安なのか、最後まで分からなかった。作者の心理描写のうまさに感服する。

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    2013年05月25日
  • シェイクスピア全集 終わりよければすべてよし

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    高校生のときは今ひとつ楽しめなかったが、いま読みかえすと、とても面白いと感じるように変わった。当時、シェークスピアはなぜこんな戯曲を考えたのだろうか?これについては今後も定期的に読んでいってみたいと思います。

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    2013年05月21日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

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    後世に語り継がれる不朽の名作。
    という言葉以外、あまり浮かんできません。
    似た様なものを見過ぎました。

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    2011年12月31日
  • シェイクスピア全集 ロミオとジュリエット

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    ネタバレ

    あらすじはわかっていたけれど、細かいところはよくわからなかったので。オクシモロン…?だっけ。比喩の仕方が斬新で、でも理解できる、シェークスピアの言い回しが素敵です。いつか原文を読んでみたいです

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    2015年02月27日
  • シェイクスピア全集 ジョン王

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    ジョン王の枢機卿に対する台詞が辛辣で笑ってしまった。シェイクスピアが生きていた頃の英国は、ローマと縁を切っていたのでこのようなことも書けたのだろう。

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    2011年12月01日
  • シェイクスピア全集 テンペスト

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    はじめてこのような形式の本を読んだが、ただ話の展開を追うだけになってしまい、どのようなメッセージを伝えたいのか分からなかった。

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    2011年08月20日
  • シェイクスピア全集 冬物語

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    ナイスです!
    シチリア王が愛する妃が浮気した男の子を宿しているのではないとの妄想を抱いて、悲劇を招く前半と、その16年後の奇跡の大団円。

    しかし、王妃を裁判にかけたりするので、エリザベス時代じゃないよなぁ?とドキドキしながら読んだ。
    巻末の解説で1611年の作らしいとわかって一安心(出典小説はエリザベス時代らしいけど…)。

    15年ぶりくらいに読んだので、ラスト以外ほとんど忘れてた。
    クライマックス前まで読んでから、「子供のためのシェイクスピアカンパニー」の演劇を見た。
    脚本・演出の山崎氏の解釈と、アフタートークのおかげでさらに深くこの作品が楽しめました。

    ロマンス劇だけど、ちょっとした感動もある。
    やっぱシェイクスピアは面白い!

    解説読んで思ったこと。
    故郷に帰ったシェイクスピアを成長した娘たちがアーダコーダといいながら世話をしてくれたのがポーリーナに反映しているとかないのかな?と空想すると面白い。

    (H23.7 自)

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    2011年07月20日
  • シェイクスピア全集 リア王

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    リアはもうろくじじいだと思う。なのに、その姿は心を打つ……どうしてだろう。

    呪いは存在すると思う。呪いは、見ず知らずの人ではなく身近な人に力を持つ。たとえば愚かな親が子どもの破滅の原因になる、など。

    ゴネリルとリーガン、コーンウォールは極端に視野が狭い。彼らの世界には深みがない。彼らにとって物事は単純だ。
    自分の利益になるか、ならないか。役に立つか、立たないか。そこには人間を人間として見る視点が欠けている。

    エドガーは敵だって命を奪いたくはなかった。

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    2015年03月01日
  • シェイクスピア全集 ハムレット

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    ネタバレ

    [ 内容 ]


    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年06月08日
  • シェイクスピア全集 冬物語

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    前半の悲劇的で深い情念を感じさせる雰囲気と、後半の陽気で喜劇的なシチュエーションの対比。リオンティーズの転向があまりにも唐突な印象ではあるけれど、お約束も含めて楽しい作品でした。

    余談ですが、ロメールの同名映画『冬物語』にはこの作品の演劇のシーンが出てきます。

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    2011年06月07日
  • シェイクスピア全集 十二夜

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    シェイクスピアの兄弟愛と恋愛の物語。
    男と女、その二極性を舞台としています。
    この訳では日本的な語呂に直しされた言葉遊びが特徴です。
    ですからきっと親しみやすいこと請け合いの一冊。

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    2011年01月25日
  • シェイクスピア全集 リア王

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    知らずと知れた4大悲劇。

    あらすじはさておき、自分はシェイクスピアの作品はとても面白いと感じていたが、リア王に関してはそうでもなかった。
    人物が多くて人間関係を把握するのに時間がかかってしまったり、身元を隠すために、違うキャラになったりとやや混乱してしまった。

    道化の役割というのが、本作品のポイントなのではないだろうか。

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    2010年12月04日
  • シェイクスピア全集 リチャード二世

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    四大悲劇はどれも希望のある終わり方だったように思うが、この作品はそうではなく珍しく感じた。個人的にここの全集は台詞のテンポを大事にしていて、読みやすくて好き。脚注があればなお良かった。

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    2010年10月09日
  • シェイクスピア全集 お気に召すまま

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    シェイクスピアのコメディ
    「お気に召すまま」には、大変好きなセリフがある。
    ジェークイズの言葉で、
    「この世界は、すべてこれ一つの舞台。
    人間は、男女問わずすべてこれ役者にすぎぬ。
    それぞれ舞台に登場しては、退場していく。
    そしてその間に一人ひとりが、さまざまな役を演じる。
    年齢によって7幕に分かれているのだ。」

    私も自分の人生を演じている役者に過ぎないのだろうか。

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    2010年09月18日
  • シェイクスピア全集 十二夜

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    道化のフェステが好き。ダジャレと言うには憚られる言葉回しの面白さ。ただ、シメがイマイチなのが玉に瑕。

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    2010年07月07日
  • シェイクスピア全集 マクベス

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    「人生はただ歩き回る影法師、哀れな役者だ。 出場の時だけ舞台の上で、見栄をきったりわめいたり、 そしてあとは消えてなくなる。」

    映画から観たせいか、マクベスに腹が立ちすぎて
    最後はスカっとした。もはや悲劇でなく喜劇。
    しかし表現の多彩さは流石。
    よくもまあ此処まで言葉を尽くせるものだと。

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    2010年04月18日
  • シェイクスピア全集 オセロー

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    (確かイアーゴーのセリフ)
    「嫉妬にご用心なさいまし。嫉妬は緑色の目をした怪物で、人の心を餌食にしてもてあそびます。」

    ****
    嫉妬の悲劇。愛してるのに疑っちゃう。信じていたから裏切られたと思って行動してしまった。劇だなーっていう展開だったけど、何百年も昔に書かれた作品だとは思えないし、男女問題の本質をついていて印象に残る一冊。

    green-eyed monsterは、今も英語で「嫉妬」を表すらしい。アドレスとかでありそうなのにね♪笑

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    2010年03月18日
  • シェイクスピア全集 夏の夜の夢

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    p135
    (月)このランタンは角をもつ月、三日月のつもりです。かくいう私は月に住むと言われる男のつもりです

    ****
    面白かったー!シェイクスピアって有名すぎてつまんないって思い込んでたけど、後半に出てくる劇は面白すぎて電車内でにやにやしてしまった(^◇^)♪
    冷たくされていたヘレナが、2人からいきなり求愛されて「どうして私がこんなにバカにされないといけないの?」っていうセリフも印象的。素直に喜べないところがリアルだなって思った。

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    2010年03月20日
  • シェイクスピア全集 じゃじゃ馬ならし

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    一日で読破。
    いやーおもろかったー。ビアンカの「気ちがい同士の似た者夫婦」には笑いました。あんたさりげなく腹黒いな。

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    2009年10月09日
  • シェイクスピア全集 ヴェニスの商人

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    面白かった。しかし、シャイロックが徹底的に悪人に描かれているにも関わらず、彼に同情してしまった。
    裁判結果はやり過ぎじゃないかしら。

    その辺を差し置けば、喜劇として−−とても面白い。ポーシャの指輪のくだりとかが笑える。
    しかしポーシャが結婚を申し込む相手を扱き下ろしまくってる辺りで、とてもポーシャが心も美しい女性とは思えないのだけれど。
    価値観の違いかなぁ。

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    2009年10月04日