濱嘉之のレビュー一覧

  • 警視庁情報官 ブラックドナー
    旅行先のハワイで偶然、極盛会組長の宝田を認めた黒田純一。体調不良と噂されていた宝田は入国が禁止されているはずのアメリカで臓器移植手術を受けていた。何かあるー臓器密売ルートを暴くため黒田はマニラへ飛び、部下はロスとアモイに潜る。
  • 巨悪利権 警視庁公安部・青山望
    大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。
  • 頂上決戦 警視庁公安部・青山望
    初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだったー。上海と香港の中国マフィア勢力争い、新旧日本ヤクザの利権争い、そして警視庁に巣食う派閥争い。それぞれの大分裂が絡み合う中、青山ら同期カルテットが対峙する新たな敵の正体とは。
  • 警視庁情報官 ゴーストマネー
    日銀総裁からの極秘電話に警察庁幹部は震撼する。廃棄に回したはずの古紙幣千五百億円が、溶解処分されずに忽然と消えたというのだ。複数のコンビニATMから巨額の金が不正に引き出される事件も発生。二つの事件捜査にあたる情報室の黒田純一が着目したのは、金の輸送方法だった。最新の捜査技術でホシに迫る!
  • 国家簒奪 警視庁公安部・青山望
    組ご法度の覚醒剤取引に手を出した若頭が名古屋・栄で爆殺された。背後には、バハマリークスに端を発する国際金融の闇がー。英国のEU離脱、アメリカ大統領選と、意外な結果に終わった“国家簒奪”の波は、どこに向かうのか。日中韓のマフィア勢力図が激変するなか、公安のエース・青山望は国家の敵を追う。
  • 一網打尽 警視庁公安部・青山望
    京都・祇園祭の夜に銃声が響いた!コリアンマフィアと中国マフィアの抗争の背後には、北朝鮮のサイバーテロ、そして仮想通貨強奪計画があった。さらに絡まる半グレと芸能ヤクザの闇を、警視庁公安部のエース青山望が追う!同期カルテットも結集して日本の敵を「一網打尽」にできるのか?
  • 聖域侵犯 警視庁公安部・青山望
    伊勢志摩サミット警備で緊迫する志摩半島の英虞湾で緊急事態発生!真珠養殖が盛んな“宝の海”から引き揚げられた死体は、闇経済を疾駆するブラックジャーナリストだった。汚職事件、テロリストの国際力学、ヤクザの世界ー暗部を抉るべく、公安のエース・青山望の才気が炸裂する。
  • ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係
    人身事故を起こしたと出頭してきた女。どこか他人事のような供述を繰り返す間に、事故車は修理に出され、痕跡を残すタイヤは転売されようとしていた。女の自宅からは大金が。事故は事件となり、エリート警察官や芸能界との関係が炙り出される中、意外すぎる真犯人像が浮上。
  • 爆裂通貨 警視庁公安部・青山望
    シリーズ11弾。毎回旬なテーマで驚かされるますが今回は『無国籍者』。北朝鮮、ハワイ、渋谷で起きる事件とリアルな展開に一気読み。
  • 爆裂通貨 警視庁公安部・青山望
    相変わらずの恐ろしいまでのリアリティが凄い。無戸籍者の問題は本当に起こり得ると思うがもしかしてもう起きているのか?
  • 警視庁情報官 トリックスター
    ここに登場するトリックスター=詐欺師は、皆いけ好かない奴らだ。ベンチャー企業の未公開株に絡む詐欺から、大企業、国会議員、暴力団、新興宗教へと波及する大きな話になっていく。黒田が警視庁内の公安や組対よりも情報力に優れ、国際的な人脈を駆使して容疑者を追い詰めていくのが、本シリーズの見せ所だが、警視庁襲撃...続きを読む
  • カルマ真仙教事件(下)
    オウムの裏に北が絡んでることをどれだけの国民が認識しているだろうか?警察組織の闇も絡んで読み応え充分だった。
  • 警視庁情報官 シークレット・オフィサー
    警視庁に新しく創設された情報部門とエース情報官・黒田による活躍を描く物語。

    手に汗を握る情報戦に先が読めない展開でした。
    ただ単純に警察VS犯罪集団のサイバー戦と期待すると外れます。

    どちらかというと犯罪集団と情報戦を行うには、何が必要でどのような過程で部門を創設、人材育成をしていくかを読んでい...続きを読む
  • カルマ真仙教事件(上)
    THE REAL。自分が生きて来た中で1番大きな事件を当事者が書いているので引き込まれないわけがない。早く中巻を読まなくては。
  • カルマ真仙教事件(上)
    平成のこれまで30年を振り返る時、誰の記憶にも残る事件がオウム真理教による地下鉄サリン事件ではないでしょうか。本書はその事件の時に捜査員であった著者が自らの経験をもとにオウム真理教が引き起こした一連の事件(地下鉄サリン事件だけではなく、坂本弁護士拉致事件や松本サリン事件など)をフィクションとして再構...続きを読む
  • 一網打尽 警視庁公安部・青山望
    シリーズ10弾。今回も中韓マフィア、北朝鮮のサーバーテロ、民泊、仮想通貨etc。話題のニュースが盛り沢山。読むだけで世の中何が問題になっているのかよくわかる分、リアルで恐ろしい。
  • 警視庁情報官 ゴーストマネー
    日銀の古札 1500億円が 行方不明になった。
    200ヶ所以上のコンビニATMから 18億円が引き出された。

    ふたつの事件を 3年間 情報の研修していた黒田純一は
    警視庁に新しい組織 情報室の室長に任命される。
    別々に起こった事件がからみあって、本質に迫る。
    ATMから、引き出された時の画像、そし...続きを読む
  • ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係
    監察係長 榎本博史のメリハリのついた活躍がおもしろい。
    公安総務課調八の係長山下が、青山望なんだね。

    身代わり出頭
    交通部長のベンツがひき逃げ事件のクルマだった。
    息子も警察官で企画課にいて、そのクルマを運転していた。
    ところが、胡散臭そうなオンナが身代わりで出頭した。
    そのオンナの家にガサ入れし...続きを読む
  • ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係
    警視庁警務部人事一課監察係長 榎本博史の
    雰囲気が 実にいい。
    出過ぎず、出しゃばらず、相手を見て対応する。
    その許嫁の 菜々子も、榎本に対して、
    はっきりと ストレートに言うのが おもしろい。

    3つの章から成り立っている。
    警官による拳銃自殺。
    蒲田署で、警察官が拳銃によって自殺した。
    その自殺...続きを読む
  • 聖域侵犯 警視庁公安部・青山望
    設定は 伊勢志摩サミット。
    徹底した警戒の中で 英虞湾の養殖真珠のいかだを
    時期を間違えて引き上げたことで、死体が発見される。
    それは、特殊な縛り方と孔があいた包み方だった。
    関西系のヤクザとヨットが操れるものだとわかる。
    腐敗が激しく、死因も不明だった。

    青山望は、カルテットと一緒になって、
    ...続きを読む