濱嘉之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
時間的に、今に近い状況。その分析が面白い。
濱嘉之は、今を描かせるのがいいのだね。
青山望 公安部長特命担当
大和田博 総監特命担当理事官
藤中克範 警察庁長官官房分析官
龍一彦 刑事部捜査第2課理事官
カルテットが、それぞれ偉くなって、自由がきく。
東京マラソンで、銀行員が飲んだ水で死亡。覚醒剤でのショック死。
三社祭りで、ヤクザが五人。心肺停止。急性覚醒剤中毒死。
同じような手口で、殺人が。
それは、コリアンマフィアの見せしめ的殺し方。
銀行員は、京都大学出身で、兵庫大空銀行、神戸大空銀行、
四井銀行で、扱っていたのは、暴力団と代々木協会。
銀行には、目ねーロンダリングの役割も持ってい -
Posted by ブクログ
フィクションが、フィクションと思えない物語の構成。
南の海上で、麻薬取引が行われる。
高速艇に乗った男たちとボロ船の男たちで
麻薬取引がされる。
その場で、麻薬の純度が計測され、
品質問題のクレームをする。
いかにも日本的で、相手は中国的。麻薬は麻薬だという。
ところが、ボロ船の五人は、簡単に射殺されて、
麻薬の150kg は、強奪されてしまう。
1kgが末端で1億円。盗まれたのが150億円にもなる。
(実際 麻薬の価格は、どうなるのだろうか?)
ボロ船だけど、日本製のしっかりしたものだった。
それゆえ、沈まなかったことで、事件が明るみになる。
5人の銃殺死体、弾丸、そして、どこから打ったのか