【感想・ネタバレ】巨悪利権 警視庁公安部・青山望のレビュー

昔の刑事ドラマで凝り固まった警察像の崩壊!
実際に警視庁公安部で勤務した著者が、最新かつリアルな警察を描きます。主人公の青山望を中心に、ノンキャリアだけど大卒(体育会出身)でキレキレの同期4人が、ヤクザ・政治家・IT長者・半グレ・芸能界・宗教団体が複雑に絡む難事件を、様々なIT技術で解決。ビッグデータの解析力と分析力は圧巻で、地道な職務質問(もちろん重要だと本書に書いてあります)やパンを食べながらの張り込みといった旧来のものとは全く異なる捜査方法に感動。
1巻は日韓利権、2巻は病院経営と選挙違反、3巻は半グレと中国マフィア、4巻は原発とカジノ、5巻は仮想通貨ビットコイン…まるでニュースを見ているかのようなリアルタイム感。一般教養書としても使えます。次巻のテーマは何でしょうか?

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Posted by ブクログ 2015年10月16日

最高に面白い警察小説を読めてうれしい
青山望第5作です・・・カルテット健在
一部親戚になってますますの結びつき!
相変わらず博覧強記で情報を意のままに
操り、結び付け、対策を講じる青山望!

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Posted by ブクログ 2015年10月15日

相変わらずどこからフィクションなのかわからないリアリティで面白いが、前半はある意味ワンパターンかな、と。後半はよかった。シロクロつけない結び方がまたいいよね

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Posted by ブクログ 2021年11月03日

このシリーズ、青山望の経歴が筆者と近いことが判明。
半分くらい、おっさんの自慢話に近いかも?
いや、ほとんどは妄想、ではなく、フィクションかな?

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Posted by ブクログ 2018年05月28日

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。

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Posted by ブクログ 2015年12月25日

どの業界にもヤクザは入り込んでるんだなぁ。
宗教はやっぱりなという感じ。
岡広組との闘いはこれで終わりで次回は新章突入か?

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Posted by ブクログ 2020年08月31日



シリーズ第6弾。
湯布院で一人の大物の九州ヤクザだった。使用された武器は吹き矢。そこに用いられた毒物を探られていることを察知した巨大宗教団体。
事件が事件を呼び、捜査一課、二課、三課、ハイテク課、組対四課、科警研、公安が総動員。
舞台は、東京、京都、福岡へ。
チャイニーズマフィアが跋扈し始め、マ...続きを読むネロンの資金先は...

その時代時代の事件をネタにしてるんだな。
前作よりもスッキリしてるな。ちゃんとシリーズ一作目から読めば良かったな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年11月15日

シリーズ第6弾。ヤクザにチャイニーズマフィアに宗教団体に医療法人。巨悪利権のバックグラウンドにこれまでの事件も絡まって、公安と警察の組織力に圧倒される警察小説。爆買の次は何がテーマになるのか楽しみ。

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Posted by ブクログ 2015年10月15日

一気読みした。青山の思考、行動力に圧倒された。また、清水は、人間としての深さを感じた。肩の力を抜いて読む最適の本だと思う。

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