濱嘉之のレビュー一覧

  • プライド3 警官の本懐

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    いやぁ~良かったな〜。特にエピローグは涙無しでは読めない。こんな幼馴染、人生を生きれたら楽しいだろうな~

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    2025年05月03日
  • 新装版 院内刑事

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    ️主人公の公安警察OBが病院内の揉め事を颯爽と解決する。政治家の隠密治療、モンスターペイシェントによる院内暴力、病院内では大小さまざまな事件が起きていて、これは現実に起きているのか、それともフィクションの世界なのか、スレスレのストーリー展開がおもしろい。現実でもこんな院内刑事が活躍してくれたら良いね。

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    2025年02月16日
  • 完全黙秘 警視庁公安部・青山望

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    公安警察を主人公とした小説!とても興味深くて新鮮だった。もしかすると初めてだったかもしれない、公安警察の小説は。今まで警察小説と言えば、捜査1課が主流で、公安ではない(一般のと言って良いかわからないが)警察が主流だったと思う。それにストーリーの流れでは公安を敵対視していることが多い。でも、この小説は、著者が公安警察出身ということから、フィクションだとしても、内部事情をこれでもかと詳しく描いていて唸らされた。公安警察とはこんな世界だったのかと思い知った。濱嘉之のこの『警視庁公安部・青山望』シリーズはおもしろい!!

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    2025年02月16日
  • 警視庁情報官 シークレット・オフィサー

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    警察小説好きにはおすすめの1冊。著者は警察出身でこの作品がデビュー作。警察内部の描写が詳し過ぎるくらいに描かれている。警察組織はこうなっているんだなと感心してしまった。実際の出来事と似たようなストーリーがあり、本当はこうなのか??と思ってしまうところも興味深い。本作のシリーズや他のシリーズもあり楽しみな作家だ!

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    2025年02月16日
  • 院内刑事 ザ・パンデミック

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    何処にノンフィクの仕込みが?

    こんなにできる男が日本にいるのか?専業主婦には誘惑たっぷりの知らない世界に心躍らせられる。何度もこれはあの人?あの事件?そういう繋がり?ん?作者も関係あるの?…私の妄想を暴走させるこのシリーズは大好きです。私が、彼女だったら…

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    2020年12月17日
  • 警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破

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    現実にテロの対象になっていてもまったく不思議はないし、そうなったら今のインフラで新幹線は確かに危うい。現実にならないことを祈るしかないのか。さらには宇宙を舞台にした戦争の示唆も、まるっきりの空想と言えない不気味さがある

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    2020年03月16日
  • 報復連鎖 警視庁公安部・青山望

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    報復連鎖 警視庁公安部・青山望。濱嘉之先生の著書。元警察官である濱嘉之先生ならではの臨場感あふれる小説。恐ろしい事件、複雑に絡み合った組織関係や人間関係。フィクションだけれどフィクションではなく現実世界の話のように惹き込まれてしまう一冊です。警視庁公安部に青山望のような人間が本当に存在していたら、さぞや頼もしいことでしょうね。

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    2018年12月28日
  • 内閣官房長官・小山内和博 電光石火

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    モデルは、菅義偉官房長官でしょうね。
    人事的な掌握力が、すごい。
    官僚の人事権さえも握ってしまった。
    女性の地位向上ということで、官僚の人事に
    割り込ませるために、身元調査をする。
    その中には、政治的な思想も含めてチェック。
    この無理やりさが、安藤内閣の女性大臣の不作をもたらすのだろう。

    沖縄問題に関する見解が、なるほどそうやって、物語を組み立てているのか?
    と意外と納得。国益の考え方が、根本的に間違っているね。

    内閣官房機密費が、女性問題を起こした議員の隠蔽に使われるとは、
    まさに、握りつぶすためのお金。困ったもんだ。

    安藤総理一強になったのは、官房長官の徹底した
    対立候補に対する対策

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    2018年12月18日
  • カルマ真仙教事件(下)

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    宗教は何のためにあるのか。
    人を救うためだ。幸せになるためだ。

    釈迦も、キリストも、ムハンマドも、その大情熱から人に法を説き、その弟子たちがその教えを世界に広めた。

    だが、その宗教者が人を殺した。猛毒のサリンを通勤電車に撒くという、想像もつかないようなテロ行為を行った。

    1995年5月16日。
    麻原彰晃こと松本智津夫が逮捕された。

    人類史上に例を見ない凶悪な犯罪の解明のため、取り調べが進んでいく。
    だが、あってはならない捜査情報の漏洩が度々発生してしまう。

    警察の威信が地に落ちていく。

    「かつての公安部にこんな情報漏れなんてありましたか? 現場の多くは命懸けで仕事をしているんです」

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    2018年05月17日
  • カルマ真仙教事件(中)

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    1995年3月20日。
    オウム真理教による史上最悪の無差別テロ・地下鉄サリン事件が発生してしまう。

    教団への強制捜査の2日前の悪夢。

    悪魔の毒薬兵器サリンが現実に使われてしまった。
    その衝撃は日本のみならず全世界に広がった。

    日本の安全神話がいとも簡単に崩れてしまった瞬間でもあった。

    何の罪もない多くの被害者とその家族、親しい人々が未だに途端の苦しみに喘いでいる。


    「この日は、公安警察にとって……生涯忘れられない、敗北の日となります」

    刑事たちが不眠不休で操作に当たる中、その10日後には警察庁長官狙撃事件が発生してしまう。


    「彼らはサリンやらパソコンやらを作ってしまう頭脳を持

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    2018年03月12日
  • カルマ真仙教事件(中)

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    もはや小説というよりノンフィクションのルポに等しい。作中後半のある部分が本当なら日本の闇は極めて深いと言わざる負えない。ルポに等しいと上述したが主人公の鷹田が今までの作品の主人公のように完全無欠ではなく叱責される場面もあるところは人間的で親近感を覚えた。

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    2018年03月02日
  • カルマ真仙教事件(上)

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    2018年1月18日。地下鉄サリン事件などオウム真理教が引き起こした一連の裁判が結審した。

    だが、すべての闇が解明されたわけではない。

    多くの人が、いまだに筆舌に尽くせない苦しみの中にいるのだ。
    そして、オウム真理教は形を変えて、いまだに生きながらえている。


    著者は警視庁公安課などで、オウム真理教による一連の事件捜査に従事した自らの経験をもとにして、この小説を書き上げたという。


    主人公・鷹田正一郎は、国家の安寧のために危険な団体の危険な行動を未然に防ぐために情報を収集していく。

    その過程の中で、憲法で保障された「信教の自由」を悪用し、増長していくオウムの危険性を察知する。

    いざ

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    2018年02月17日
  • カルマ真仙教事件(下)

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    これは恐るべき本だ。オウム真理教事件の全てがここにある。まさにそういうことだったのかと痛感する。警察庁長官銃撃事件がなぜ解決しないのかも良く分かった。

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    2017年12月27日
  • カルマ真仙教事件(中)

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    濱嘉之『カルマ真仙教事件(中)』講談社文庫。

    オウム真理教による一連の事件捜査に従事した元公安捜査官の肩書を持つ著者ならではの視点で描かれる迫真のストーリー。あの日の驚きが甦る。

    3月20日…公安警察の敗北の日。公安警察が防げなかった惨劇。止まらぬ教団の暴走は遂に地下鉄サリン事件を引き起こす。カルマ真仙教団施設への強制捜査を目前に控えて起きた惨劇に公安の鷹田は愕然とする。どこから捜査情報が漏れたのか…

    半年掛けてやっと上中下巻が全て刊行されたので読み始める。なかなか面白い。下巻へと急ぎたい。

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    2017年12月17日
  • カルマ真仙教事件(上)

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    濱嘉之『カルマ真仙教事件(上)』講談社文庫。

    オウム真理教による一連の事件捜査に従事した元公安捜査官の肩書を持つ著者が自らの経験をもとに執筆した書き下ろしフィクション小説。半年掛けてやっと上中下巻が全て刊行されたので読み始める。

    どこまでが事実で、どこからが創作なのか。平成に起きた実際の大事件を題材にしているだけに非常に面白い。カルマ真仙教元信者の死刑囚から密かに五億円を預かる男の余命は三ヶ月…警視庁公安部OBの鷹田は終止符を打ったはずの二十年前の事件の記憶を呼び覚ます。

    待った甲斐があった。中巻に急ぎたい。

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    2017年12月17日
  • 一網打尽 警視庁公安部・青山望

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    1作目で 青山望の活躍に目を見はったが、
    この10作目で 本来の青山望とカルテットの活躍が
    じつに うまく構成されていて、やるね と思った。

    犯罪の質が、高度なのだ。
    サイバーテロ そして 仮想通貨。
    詐欺師、地面師、振り込め詐欺というジャンル。
    それに、関連した芸能プロダクション。
    半グレのポジション。ヤクザとチンピラの間の高度化。
    コリアンマフィアに北朝鮮が加わり、
    チャイニーズマフィアが 牽制する。
    その摩擦による発砲による殺人事件に 
    京都の祇園祭にいた 青山望が 目撃し、スマホでとる。
    祇園祭の解説と料理の説明が、深く入り込む。
    ここでの 役割は 高野山にこもっていた 清水保。

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    2017年12月11日
  • 警視庁情報官 ハニートラップ

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    自衛官と警察官が副題のハニートラップに絡め取られていく様は、読んでいて切なかった。もっとも公安警察が、身内の不幸という事情があったにせよ、人定せずに罠に落ちていくのはリアリティに欠けるかも知れない。後半の黒田率いる警視庁情報室が容疑者を追い込み、身柄を確保し、取調べするまでの過程が小気味よく、全体的に満足のゆく読書となった。著者の経歴が存分に発揮された物語と言えよう。

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    2017年11月16日
  • カルマ真仙教事件(上)

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    捜査関係者の著書ということで、警察はわかっていたが間に合わなかったとか、松本サリン事件も東京側はわかっていたのに、という自己弁護が強く、一方他省庁や、TBSには厳しいという面は見えるものの、オウム真理教関係の本を読んでいる人には新たな情報などが多く、貴重な情報が得られると思う。初めて触れるには向いてない。下巻が楽しみ。

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    2017年09月10日
  • カルマ真仙教事件(中)

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    どこからフィクションなのかわからないが、現実のあれそのものとして読んだ。つくづく、宗教というものは罪なものだな。とはいえ、なんらかの拠り所は必要なのだろう。自分がそうならないとは言い切れない。しょせん他人事などとは絶対に言えない。

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    2017年08月22日
  • カルマ真仙教事件(上)

    Pep

    購入済み

    痺れた

    さすが当時警察の中枢にいた著者による圧倒的リアリティには畏れ入る。ここまで危険性をわかっておきながら事件を防げなかった理由は続巻でわかるのだろうか。楽しみで仕方が無い。

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    2017年07月28日