濱嘉之のレビュー一覧

  • 濁流資金 警視庁公安部・青山望
    濱嘉之先生は面白い!
    青山望シリーズは4人の同期が
    場所や立場を変えつつ、新しい仲での
    情報を駆使して大きな事件を解決する話
    最高に面白い!(大事な事は二度言う)
  • 電子の標的―警視庁特別捜査官・藤江康央―
    藤江さんが有能すぎて。頭の回転が早さは
    ただただ羨ましく思います。
    でも少々下半身がユルいのはちょっと・・・。
    自分の娘の上司がこのタイプだったら、かなり心配。

    こんな風に多方面からの分析で、より確かな裏付け
    したり、組織の縦割りの垣根を越えてお互いの力を
    上手く出し合った円滑な捜査は理想的ですね...続きを読む
  • 濁流資金 警視庁公安部・青山望
    シリーズ最新作。このシリーズは登場人物も、事件背景も複雑に絡まっていて、ついて行くのが大変です、、、。頭の体操にどうぞ。
  • 警視庁情報官 サイバージハード
    世界規模のサイバーテロの犯人像に宗教関係者と睨む。
    主人公は海外へ飛び犯人の手口と恐怖に立向かう物語。

    黒田警視シリーズの第5弾。
    私としては黒田シリーズを初読です。

    正直、日本の警察はここまで優秀なんだと感心します。
    っと同時に本作品は、面白いけど教科書っぽい印象が。
    個人的には丁寧に描かれて...続きを読む
  • 列島融解
    ほぼノンフィクションといえる小説。

    それだけに、内容の濃い、色々な分野の知識が散りばめられていて、極めて興味深い。

    小説としてのストーリー展開はほぼ無いに等しいが、それ以上に、知的好奇心が刺激される。

    著者の経歴からしても、リアリティーを感じないわけにはいかない。
  • 警視庁情報官 ブラックドナー
    今度は臓器売買がテーマ。
    裏にあるのは、反社会的組織と政治家と宗教団体、アメリカの医学界、ロシア、中国、フィリピン、マレーシア、イスラム原理主義その他諸々。
    対するは日本警察。
    FBI、CIA、自らの宗教団体の行く末を憂う幹部、ユダヤ教幹部、反社会的組織のナンバー3等々を協力者・似非協力者に巻き込み...続きを読む
  • 警視庁情報官 トリックスター
    いきなり巨額詐欺の場面から始まる。航空自衛隊の大幹部がまんまと騙されていく。
    前作で自らもハニートラップにひっかかっていた黒田は、心機一転転居して、西葛西に住んでいる設定だ。
    またしても警視総監が変わるが、相変わらず信任厚い情報室室長の黒田が、詐欺事件解明に着手する。
    詐欺事件の背後には宗教団体、政...続きを読む
  • 警視庁情報官 ハニートラップ
    テンポは良く、スムーズに読み進められた。
    半面、序盤は場面変化が多かった為、混乱しかけたりも。
    役職や繋がり、最後の展開などよかったが、タイトルになっているハニートラップの描写がやや粗く感じられた。概要は分かるし、流れも分かるが中国が仕掛けてくるトラップの仕込みが甘く感じられる部分があり、惜しい気が...続きを読む
  • 警視庁情報官 シークレット・オフィサー
    警察ものを初めて読んだ。細かく書かれていて勉強になった。しかし組織名称が長い。。
    情報っちゃすごいすわ。
  • 報復連鎖 警視庁公安部・青山望
    元暴走族がルーツのチャイニーズマフィアと中国系企業がからむ奇怪な事件を青山や藤中らの若手刑事が、じわじわと敵を追い詰めていく面白い展開が楽しめた.著者の前作を読んでみたくなった.
  • 警視庁情報官 ハニートラップ
    本当にこんな捜査が行われているのかと考えると怖くなるます。これまでの警察ものよりスケールが大きく、楽しめます。ハニートラップのお色気シーンは読者としては期待しましたがそこはちょっと残念。組織の説明がややこしい感じ。でも知らないことが多くてためになった。
  • 完全黙秘 警視庁公安部・青山望
    濱さんの小説の内容てどっかで見た実際の案件な気がするからリアリティーがスゴイ。
    財務大臣が刺殺され、犯人は現行犯で逮捕される。
    しかし、容疑者は一言も話さない。
    犯行動機ばかりか名前さえも...
    過去に鎌田一号として完全黙秘で逮捕され裁判を受け出所した人物がいたことに気づく青山は何かを感じ調べ始める...続きを読む
  • 完全黙秘 警視庁公安部・青山望
    うむ、みなさんの感想の通り。組織解説がぼんくらのぼくの頭に
    なかなか入ってこなかったのですが、リアル感が半端ないので、
    頑張って読みました。
    やくざ、恐るべし・・。これが真実に近いなら大人って怖い!
  • 警視庁情報官 トリックスター
    これは面白かった。
    巨万の富を撒き餌にして、体裁や権力や利権や、宗教など、複雑な要素を、情報によって、紐解いていくさまが、心地よい。

    情報の取り方、活用の仕方は、仕事にも通ずる。
  • 警視庁情報官 ブラックドナー
    恋人とハワイを訪れていた黒田は消息不明となっていたヤクザの宝田を見かける。
    彼がパスポートを使い海外に行けないはずなのに...
    その裏になにかあると感じ取った黒田は調査を始める。
    臓器密売や不法就労者の売春など新聞で読んだ事件が絡まっていて、フィクションなのにノンフィクションのわような感覚。
  • 警視庁情報官 トリックスター
    情報収集において一番大切なのは想像力だという黒田が今回も活躍する。
    詐欺事件を調査するうちに代議士、新興宗教などが次々に現れ、一つに繋がっていく。
    そして、襲来に対する防御においても黒田ならではの発想力が生かされる。
    息つく間も物語が進む。
  • 警視庁情報官 ハニートラップ
    原作の自衛隊員が中国の女性スパイに軍事機密を漏らしてという事件があったな~と思い出された。
    今回も密かに情報を集め分析し敵を追いつめていく、黒田たち捜査員たちが熱い。
    そして、黒田のプライベートではまさかの事実が...
  • 警視庁情報官 シークレット・オフィサー
    日本が弱体と言われている調査情報活動を警視庁でやる、という話。
    政府にやあ任せられん、という発想ですね。

    本の3分の2は、この情報室を作る経緯が占めている。このシリーズの背景をこの本で書いているのだろうかと想像した。

    最後に大掛かりな原発建設の関する贈収賄の攻防があるが、あっさりと片付くのが物足...続きを読む
  • オメガ 警察庁諜報課
    相変わらずのリアリティで堪能出来た。この人の話はどこからが虚構なのか判断出来ないくらいにホンモノっぽい。
  • 警視庁情報官 シークレット・オフィサー
    完璧すぎる黒田の情報収集力と分析力がスゴい。
    特に黒田が情報官として成長するまでの過程が面白い。
    元警察官な著者が描く組織が詳しくてよいな。