奈良千春のレビュー一覧

  • 交渉人は諦めない

    Posted by ブクログ

    いい幕切れ。途中痛い場面があったのでなおさらです。

    芽吹と兵頭に訪れた試練は過酷でしたが、いっそう二人の絆は深まったのでほっとしました…
    そこまでを一気に読ませてしまうつくりの上手さには、逆らえません。読み手までを嵌めようとするあざとさも、かえって嬉しくなったりして。
    テーマは「信じる」ことなんですが、こうもあっさりハラハラさせられて、途中彼らを疑って、逆方向に行ってしまうなんて私はまだまだ読みが甘かった。

    私とUSBメモリとどっちを取るの?的な展開から、愛だけではどうにもならないんだよ風に転がるのかと思いきや、そうでもないところが面白い。
    その結末を知ると、生きる世界が違う二人が、男とし

    0
    2011年04月20日
  • 交渉人は嵌められる

    Posted by ブクログ

    「黙らない」「疑わない」「振り返る」と続いた交渉人シリーズが、今回は2巻同時発行の長編で読み応え充分なボリュームです。
    慣れ親しんだ芽吹と兵頭に再会できるのはうれしい限り。こう続くと、マンネリや劣化は少なからずあるもので、そこは大目に見ようと身構えたけれど、心配無用でした。ちゃんとエンターテイメント。

    そんなことより、奈良絵師の微妙な作風の変化に「ん?」と首を傾げてしまいました。暗く重かったのが、なんだかコミカルに。作品との関連付けをどこまで重く見るかにもよるけれど、一応挿絵のイメージでキャラを捉えるわけだし。あまり極端には変えて欲しくないですね。いちいち脳内変換するの、大変なので。

    住む

    0
    2011年04月20日
  • 龍の忍耐、Dr.の奮闘 龍&Dr.(15)

    Posted by ブクログ

    祐君が楽しそうでなによりでした(笑)最近ふりまわされっぱなしだったのでね、祐君w
    今回は前回までの重々しい感じは無く、完全にコメディーでした。いやー楽しかった。
    安孫子先生の純情さにびっくり。最後、そうきたか(笑)
    氷川先生もやっぱり爆発してましたがそれでも前回のような重大な問題は無く終わってよかった。

    もうそろそろ祐君以外の人が白百合のせいで倒れそうでかわいそうですね(笑)

    0
    2011年03月26日
  • 天使の片羽

    Posted by ブクログ

    良かったううう。前作で予想ついてたはずなのに陽一の歪みきれない素直さと志水の感情を殺した複雑な葛藤がとてもイイ!!

    ショック過ぎて激することも出来なかったからあれなんだろうな。だけどお互いが救われる相手であって…。展開素晴らしい。

    シリーズで三組登場したけど、それぞれの立場でキャラが分岐点になる出来事を乗り切っていく様が読み応えあった。

    「天使の啼く夜」「天使の爪痕」「天使の片羽」ストーリーは繋がってるから順番に読むのがいいと思う。

    とーちゃん、悪役全うしてたなww兄ちゃんどこいったーー!ちょっと兄ちゃんのその後が出てこないかなと期待したけどなかったww潔いキャラだから仕方ないかww

    0
    2011年03月16日
  • 天使の爪痕

    Posted by ブクログ

    うまい。のれた♪スゴいwwあれだけのものを捨てて行けるなんて!しかもブラコンなのに!www カッコ良すぎだww惚れる〜

    立場に振り回され続ける弱い瀬ノ尾、冷たいほどに力強く生きる対照的な桐嶋。やり場のない心理描写、ハッキリ拒絶しながらも友人として振り切らない態度、読んでてグラグラできた。

    先行きがとてつもなく心配だけど…。前回の伊佐と田宮は少し出てきてどうにかねwww 次のも楽しみ〜

    0
    2011年03月16日
  • 龍の勇姿、Dr.の不敵 龍&Dr.(14)

    Posted by ブクログ

    名取グループに翻弄されまくる巻。でも氷川の活躍と祐の案でようやく名取グループと手を切れましたね。いやー、よかった。
    前巻の裏切り者も発見しますが、さすが先生、利用しましたね。
    とりあえずごたごたが一気に落ち着いて一安心。

    0
    2011年03月07日
  • 龍の危機、Dr.の襲名 龍&Dr.(12)

    Posted by ブクログ

    冒頭の破壊力と言ったらなかったwww
    え、このままギャグ路線に突っ走っていくのかと思いきや、中盤一気にシリアスになった所で氷川先生が爆発しました。まさかの組長代行就任です。
    清和が生きていると信じてやまない先生の健気さはすごかった。
    次の巻が早く読みたい!!

    0
    2011年03月07日
  • 龍の復活、Dr.の咆哮 龍&Dr.(13)

    Posted by ブクログ

    いやー、本当に氷川先生大爆発というか炸裂してましたねw
    清和もハラハラしっぱなしで胃に穴が開くんじゃないかとも思いました…
    あの人でもこのひとでもないということは裏切り者は一体…?

    毎回奈良先生の挿絵を楽しみにしているのですが、今回の表紙は中でもすごく好きです!素敵です!

    0
    2011年03月07日
  • 龍の兄弟、Dr.の同志 龍&Dr.(11)

    Posted by ブクログ

    夢にも思いませんでしたが、龍Dr.でまさかのアラブ、そして甲府というwwwwww
    設定も面白いのですが、アラブの油田王に振り回されまくるエビが可愛かったし、めちゃくちゃ面白かったですwwwwww


    奈良さんのイラストも素敵!今回一枚しか出てこなかったからか、氷川の笑顔が何時もよりさらに眩しかったですwwwwww

    0
    2011年03月04日
  • 交渉人は黙らない

    Posted by ブクログ

    噂に違わず、めちゃめちゃ面白いっ!!
    頑張るけなげな受け好きにはたまらんっ!!
    ストーリーも面白い!

    0
    2011年02月24日
  • エス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本編4巻・スピンオフ3巻。
    BLだけど、BLだからこその話というか…

    レビューは他の方のを参考に(汗)

    0
    2011年02月22日
  • 交渉人は諦めない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あれが伏線だったのかと回収されてから気付く。ビー玉と二人の絆に感動。泣けました。この二人はもう安泰。話のまとめ方にムリがなく、二冊にして凄く納得できるお話でした。スピンオフもちょっとだけ気になります。

    0
    2011年02月20日
  • 交渉人は諦めない

    Posted by ブクログ

    半端なく面白かった。さすが、というか。
    期待は裏切られませんでした。トリックや展開もそうですが
    とにかくお腹一杯な読後感を味わえます。
    芽吹の為とは言え兵頭が環と関係をもったのは気に入りませんが
    芽吹が過去の最大の苦難をようやく超えたそのシーンが
    とても感慨深いです。お疲れ様でした!

    0
    2011年01月29日
  • 龍の兄弟、Dr.の同志 龍&Dr.(11)

    Posted by ブクログ

    ☆4.5くらい。個人的にすごく気に入ってる作品です。
    このシリーズでも一番、というくらい、キャラがとても魅力的で
    ユニークな雰囲気でした。

    *11年10月2日
    とてつもなく好きで再読しまくっているので☆5つにしました。

    0
    2011年10月02日
  • スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX.

    Posted by ブクログ

    ハァハァしまくり!二人ともかわゆす〜♪楽しかった〜!少ない言葉で頑張って言う事は言うキヨも、負けん気の強い王様だったのに感情を堪えて受け入れようとしている智紀の様子も可愛くてたまらん〜!智紀の成長がええわ。信頼関係がええわ。キヨの過去は予想外にアッサリ控え目に書かれてる感じしたけど、二人がどんな感じで一緒にいるのか、微笑ましくハァハァできる事に重点置かれてたようなwwそこんとこ満足〜!芽吹も幸せそうで何よりwwwもうあなた晒すとこがないんじゃないのww交渉人シリーズもっと読みたくなったwww

    シリーズの前振りがあったからこその楽しさがとっても!

    0
    2011年03月17日
  • エス 咬痕-かみあと-

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ中最も好きかもしれない。英田サキは大事なキャラを殺せる作家。永倉さんはこの2巻のみに登場ですが椎葉のこころに忘れられない傷を残し、宗近との関係にも一石投じてきます。波紋が広がり、宗近との関係も一番不安定で危なっかしい。

    0
    2010年12月04日
  • 愛讐の虜

    Posted by ブクログ

    SM、調教、監禁、奴隷、もう絶好調のバーバラ片桐センセ!これでもかってくらい、エロスの限りがつくされていて素晴らしいの一言です。
    ストーリー的には、突っ込みどころがいろいろあるけど。。。でも、私にとってはすべて許される範囲。
    この先、これ以上のダイレクトなエロ追求作品は、私の中で、とてもハードルが高くなりましたよ。
    かといって、情緒的な部分が皆無かと言えば、そんなことはありません。後半、ぴよに戻った祥貴と長殿の、こっちが恥ずかしくなるような会話は、エロシーンよりさらに萌えました。

    奈良千春センセのイラストがすごーくいいです。直球でエロ。すごい。後ろ暗くなくて前向きで、吹っ切れてます。

    0
    2011年05月20日
  • 最果ての空

    Posted by ブクログ

    仄かにキャラ萌えハァハァ。篠塚〜〜!これまでの話しがとても生きる内容だったと思う。大切に抱えて眠りたくなった。愛憎の描き方が好き。

    自然体で理性の強すぎる隙のない人が、静かに激情を感じない本音をもらすとか、たまらん!江波の直球な態度も効果あったなぁ。会いに行って欲しい。

    0
    2010年11月11日
  • 蛇恋の禊 【イラスト収録】

    Posted by ブクログ

    蛇とノーマルの人格の狭間でもがき苦しみ、その苦しみが角能への恋情までもを揺らしてしまうという凪斗の心理描写がじっくりと描かれていて読み応えがありました。痛い展開もありますが、全てが集束する先にあるラスト(脱皮も含めて)に納得でした。個人的萌えで、クライマックスの角能に魂持っていかれそうでした!奈良さんのイラストの相乗効果もすごい!どの挿絵からもキャラたちの心情が伝わってきます。このシリーズのイラストが奈良さんで良かった!と実感させてくれるほどの逸品ばかりでした。

    0
    2010年11月09日
  • デコイ 迷鳥

    Posted by ブクログ

    引き込まれずにはいられない展開で…、那岐はいいとして火野ーー!お願い幸せになって!狂ってるし狂うしかないけど、うあーん!!
    ストーリー秀逸だと思う。うまい。憎いこと愛すること、正義と罪、相反するものが混ざり合って行き場のない思いと爆発する思い。ああ…。那岐は加賀谷いて良かったね…。

    0
    2010年11月09日