奈良千春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ終わってしまいました……。
心配してた黄金則ラスボス戦もなく、バッドエンディングでもなく。
伏線回収がいくつか出来てないという点で★4つかどうか迷いましたが、
心が堪らなく温かくなるラストだったので、★5つです。
三角関係は大概どっちかが涙を飲むのが定石ですが、今回は大満足。
大人の余裕を見せるようになったラウルが格好いいです。
とはいえ、レヴィンのあまりに切ない過去からのラストへの流れが神
がかってて、最後はレヴィンが全部もってっちゃった感ありますね。
物語の冒頭とぴたりと繋がり、涙腺に来ました。
1巻から購入してて完結まで読まずに我慢してて正解でした。
読まないまま小冊子だけはしっかり -
Posted by ブクログ
ネタバレ先が気になりすぎてページを繰る手を止められない。
勿体なくて大事に読もうと思ってるのに……寝不足気味です。
前巻から3年後からスタートしてますが、その間の話もしっかりと
書いてくれているので、ちっとも混乱しません。
胸が悪くなるくらい腹立つルイスに、啓やラウルを始めとしたメンバーの
困難に息つく暇もなく、溜めて溜めて溜めて~~の後に待ってる
カタルシスが中毒性を生みます。
結局次も気になってしまい、今夜も徹夜の予感……。
ラウル寄りな感じですが、大人なレヴィンがいとしいです。
私の読む2股ものは、いつも応援したいキャラと反対の方とくっつく
展開なので、またか、と思いつつ楽しく読みたいと思い -
Posted by ブクログ
ネタバレ急転直下の3巻目。
面白すぎて一字一句見逃せない、という程、大事な巻だと思います。
恋愛面では相変わらずまごついてますが、魔性の受けに翻弄される
攻二人が哀れ……。
個人的にはレヴィン派ですが、ラストでラウルが全部持ってってます。
ちょっとあんた、そこで寝こけてる場合じゃないw
詰め込み巻も半端ない感じですが、2段組ということもありガッツリと
楽しめます。スピード感もあって中だるみも今のところないし、
次巻が気になりすぎるという極悪の引き。
直感で全巻揃えてから読もう……と1巻目を購入した時の判断は
間違ってなかったです。これ、リアルタイムで読んでたら悶えてた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず口絵を見たらネタバレになるらしい、と情報をもらったので絶対見ない!と心に決めて読み始めました。
前半の苦しい戦いでもう幾度となく心が折れそうになって、それが半分くらい続いてくると、あと半分で本当にハッピーエンドで終わるのだろうかと不安になり、啓が死にそうな時はああやっぱ死にオチ!?ともう読み進めるのが怖くなるほどでした。
シリーズ最後なのに何故「誕生」なのだろう?ってずっと思ってたんですが、ラストでようやくわかりました。
結局、啓はどちらを選ぶでもなかったけれどモヤモヤ感はなく、すっきり終わる事が出来て良かったです。(もちろんいくつか気にはなりますが)
なにより私の好きな3pがあったのが一 -
Posted by ブクログ
長いお話が終わりました。
全六巻の最終巻です。
冒頭から啓の父であるエリック.クロフォードのレヴィンに宛てた手紙は衝撃的な内容でした。
優しい語りであるのに今はこの世に居ない自分(エリック)から生きて啓の守護者として傍に居るであろう忠実な友レヴィンへの残酷な手紙。
それから舞台はシャーラの屋敷の地下にあるカタコンベの扉へと向かいその異空間での体験も異質な物でした。
三人が三人とも触れたくない事実を目の当たりにしてあれで終わりなのかという感じで扉を後にします。
果てしなく繰り広げられるアダムとの戦いに敗れ、シャーラの屋敷を奪われますが啓も二人の守護者ももう一度幽玄の間へと忍び込みます。
その時