奈良千春のレビュー一覧

  • 最果ての空

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    エスシリーズの隠れた主役^_^篠塚義兄さんのその後を描いた本作。BL小説というより篠塚の人生を描いた人間ドラマとして読ませます。
    ラスト自らの人生を寂しいと言いながらも、それが自分の生き方と決めた彼の読後に漂う切なさに目頭が熱くなります。安易なBL展開にならなかったのは、長い間彼を見てきた中の英田さんの深い思いがあると思います。これこそが篠塚なのだろうな、と。去る者を見送り最果ての空を眺めて何を想うのか。エスシリーズ完結に相応しい秀作です。

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    2013年03月23日
  • 交渉人は振り返る

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    章の過去にすこし触れる巻。
    弁護士時代の関係者と再会し、『人を信じたい』と念じる章にまたしても受難が。

    兵頭が章の大事な場所になってきましたね。いや……章がちゃんと自覚しはじめた、というか。
    章が偽善者じゃないかと指摘するストーリーがあると思っていませんでした。今回のこれは苦い終わりだったけれど、手が届かない案件もあってしかりですもんね。しかし何気に毎回章ピンチじゃないですか。レイアースの風ちゃんじゃないけど、自分を大事にすることは自分が大事に思う人のためになるんだってもっと思い知るべきですね。
    それにしても兵頭健気。

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    2013年03月22日
  • 最果ての空

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    一人で生きて行くと決めている篠塚が…江波が「寄り添いたい」と思うのも無理はないが、仮に妻を失わず普通に妻子の夫として生きていたら、江波は果たして好きになったろうか、とも思う。篠塚と言う人間そのものの魅力はあるとしても題名が示すものは…。一人が孤独だ、と江波に口に出して言った事、と言うのは非常に大きな事だ。あとがきでも書かれていたが、江波が根気よく篠塚の身近にいる人間で居続ければいつかは想いが叶うかもしれんよ、と…。人恋しい・ぬくもりが恋しい時に、タイミングよく傍に居られれば…もうちょっと篠塚に咀嚼する時間・要!タイトルの「最果ての空」、最果ての空の下でも篠塚は一人でいる路を選んだ、ってことなの

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    2013年03月17日
  • デコイ 迷鳥

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    過去のトラウマの為火野の呪縛から逃れない那岐と、そんな彼を優しいだけでない包容力で支える加賀谷。まずこの関係に激萌え\(//∇//)\加賀谷さん素敵です♡
    そして同時に那岐と火野の関係も、兄弟同然で辛い境遇を生き抜いてきた二人の間にある深い絆、そこにある愛憎や執着、運命というものにがんじがらめにされている感じが伝わってきて凄く苦しいけど惹かれてしまいました。
    事件の決着をつけ火野との決別を選んだ那岐の選択に涙…彼の男気と加賀谷への深い愛情を感じます。
    火野は自分の元から逃げた那岐の代わりに安見を閉じ込め歪んだ愛情を注ぎ込んでいるだけのような気がするけれど、それが火野の愛し方であり幸せなんだろう

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    2013年03月14日
  • 交渉人は疑わない

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    やっとやっとだね~芽吹・兵頭。相変わらずの二人の掛け合いが面白い。兵頭の「先輩」呼びと「敬語」w敬語の年下攻めwww大好物ですw

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    2013年02月21日
  • 交渉人は黙らない

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    テンポの良い作品でサクサク読めた。二人の夫婦漫才のような掛け合いが読んでいて楽しかった。シリーズ1冊目ということでこれからの二人に注目。

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    2013年02月21日
  • 跪いて、永遠の愛を誓う

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    表紙に一目惚れして購入した記憶があります。
    奈良先生の絵が好きで好きで。。。。
    この時初めて夜行花先生の作品を読みましたが、素晴らしい!!
    流れるようなストーリー展開で、サラリと読めます。
    そして、ェロイ。

    ともあれ、この話はイケメン眼鏡×ツンワンコで良かったです。

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    2013年02月04日
  • 交渉人は疑わない

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    アッキー(笑)。

    兵頭がだんだんかわいくなってきた気がします。気のせいですか?
    コワモテの天然ってなんだよずるい……

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    2013年02月04日
  • エス 残光

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    こういう男臭い小説を楽しめるのはやっぱり男と女でなく男同士の醍醐味だと思わざる負えない。男女だったらこれほどまでに背徳感に苛まれたギリギリの恋愛ではなかったかもしれないし、それは私が腐女子だからかもしれないけれど…。
    でもこれほどのハードボイルド小説を萌えMAXで楽しませてくれた英田さん、一巻目を書き終えた頃はまだ単行本デビューしてまだ半年だというあとがきを読んで驚きを隠せません。
    宗近と椎葉の魅力は今まで散々語りましたが、五堂も悪役として最期まで存在感を示してくれました。彼の抱えていた闇は生や死を語る上で目を逸らせないほど壮絶なもので、その闇に紀里や東明が惹きつけられたのも分かるし、だからと

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    2013年01月30日
  • エス 裂罅

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    今回は新たにこの物語の核を握る人物の出現により、二人の愛が試される苦しい展開へと進んでいきます。肉体的にも精神的にもギリギリまで追い詰められた二人、それでも愛し合うことを選んだラストの埠頭のシーンは圧巻。
    いつも余裕の強さを誇示してきた宗近が唯一恐れる男、五堂。そのカリスマ性が何から来るのかは次回分かりますが、とにかく不気味な存在感を漂わせています。宗近の弟、東明の存在も新たな駒として二人を苦しめます。
    これらの細かい設定とプロットに英田さんの非凡な才能を感じます。グイグイ引き込むストーリーテラーと同時に、脇キャラ一人一人に至るまで設定に隙がない。そして立場上許されない関係での身を削るようなキ

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    2013年01月30日
  • デコイ 迷鳥

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    エスのスピンオフ?別のお話だけど宗近とか椎葉、篠塚兄さん登場!エロ満載❤火野・安見CPと那岐・加賀谷CPのWストーリー。大団円&驚きの真相。満足です。

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    2013年01月29日
  • エス 咬痕-かみあと-

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    前回ストーリーの設定と世界観が固まって椎葉と宗近の関係がやっと出来上がったところで終わったのだが、今回はある事件をきっかけに刑事とエスである事の意味に焦点を当ててより深い人間ドラマを創り上げている。
    ある事件とは、椎葉の同僚で同じくエスを使っている永倉が起こした事件…椎葉同様手段は違えどエスを愛してしまった彼…もし違う世界にいたらエスである彼と結ばれていたかもしれないと思うと哀しくてやり切れない。
    その彼の噛み跡が首筋に又心の奥に深い傷として残った後、宗近に覚悟を決めて向かい合う事を決めた椎葉!刑事とエスとしての関係を守る為共に在りたい為に、決して互いを裏切らない、決して愛さない事を誓う。

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    2013年01月24日
  • エス

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    英田さんの小説はBLである前に、緻密に計算し尽くされた設定と背景があるのでハードボイルド小説としても楽しめるし、今回はBL風味というような安易なものではなく極上の男達の生き様と愛の物語としてかなり痺れる展開になっています。
    エスとは情報収集におけるスパイの事で、刑事とエスは飼い主と飼い犬のような関係でありながら運命共同体、強い絆で結ばれているというのがこのシリーズの軸。逞しい体躯に不遜な態度の極道、宗近×美人で強気なエリート刑事、椎葉。この二人が刑事とエスという関係で、互いを探りながら対等であろうとするギリギリのところの駆け引きめいた愛情にたまらなく萌えます。
    「俺がおまえのものになるんじゃな

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    2013年01月22日
  • 蛇恋の禊 【イラスト収録】

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    ネタバレ

    平凡な生活から拉致され岐柳組組長となることを強いられた凪斗。最愛の男・角能がいれば何でも耐えられると思っていたが!?


    ネタバレ・・・壊れてしまった凪斗を前に燃える《初恋》を苦笑して抱きしめた角能に心が震えた。この事で角能は胸に大きな火傷を負ってしまうが傷を治さず凪斗と添い遂げて行こうとする覚悟と熱い想いが伝わって感動した。物語の始まりから小道具(絵)の使い方、最後の締めくくり方、総じて非常に良く出来た作品。

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    2013年01月05日
  • デコイ 囮鳥

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    「あんたにとって、俺はなんなんだ?」 銃を手に意識を取り戻したとき、安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。俺は誰だ? この銃は……? 自分に怯える安見に名前を教え、優しいけれど得体の知れない闇を感じさせる男、火野。安見は何かから逃れるように火野に溺れていく。一方で、高仁会前会長の殺人事件をめぐり、ある男たちが呼び出されていた。関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。那岐は加賀谷を誰よりも必要としていたが、男としての愛情は受け入れることができずにいた。交錯する過去と現在。そして、因縁。男たちの闘いが始まる!!
    出版社より

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    2012年12月19日
  • ヘブンノウズ 足跡 【イラスト付】

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    シリーズ第2作。渋澤家の面々が個性的でちょっと変わってるけど、みんな心は温か。読んでいて癒されます。
    それに今回は、年末シーズン到来ということでイベントもいっぱい。クリスマスも忘年会旅行も手抜きなしです。全員揃ってにぎやかに過ごしている様子を楽しめました。ほのぼのシーンよかったです。
    やさしい人々の中で、辛い思いをしてきた旭とミツルの笑顔がだんだん増えていくのが嬉しかったですね。もっともっと甘やかされればいいと思いました。

    渋澤って本当に不思議な、というかミステリアスな男です。ベストセラー作家で、大きな屋敷に執事や料理人や身内から他人まで同居させて、恋人を作らない主義で、ゲイ。冷たいように見

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    2012年11月16日
  • ヘブンノウズ 足跡 【イラスト付】

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    まだちっとも渋澤さんの過去が見えてきませんでした。
    想像がつきませんね。
    そんな私の関心、と言えば。
    ミツルと宇喜田さんです!
    6才と72才がお気に入りです。
    あとは・・・旭の描く絵を見てみたいです。

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    2012年11月07日
  • 交渉人は諦めない

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    芽吹さんて究極のドMなんじゃなかろうか?と思ってた裏には色々事情があったって事ですね。なんかするっと上手くいかない所がリアルで身に詰まされた話でした。
    『俺みたいなのが幸せになっていいのか』とか最後の夢の中の若林のセリフにも泣かされた。
    すごく痛くてしんどい話だけど読み終えたらすごく頑張ろうと思えた。

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    2012年11月02日
  • ヘブンノウズ 足跡 【イラスト付】

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    表紙の安心した表情で眠る旭を見た時、何故かフランダースの犬を思い出してしまいました。
    安らかで敬虔な雰囲気の絵に心奪われました。
    プリンやエリザベスと一緒に身体を預けた旭の心は渋澤で一杯なのでしょうね。

    発売延期で季節は夏を通り越し冬真近になってしまいました。
    延期が多くなった昨今、続き物には大変待ち遠しく辛い事なので
    何とか発売日に発売されますようお願いしたいです。

    旭の気持ちがぐっと渋澤へ向かいますが、渋澤家に集う人々が余りにも魅力的なので、正直色恋が無くても大好きなお話です♡
    特に辛い体験から話せなくなっていたミツルが感極まると言葉を話せたり(今回、何回も頑張って話してくれました!)

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    2012年11月02日
  • スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX.

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    交渉人シリーズスピンオフ。
    キヨ×トモきた〜〜‼
    2人のファンにはたまらない一冊です。
    シリーズ中からこうなるんだろうなとは思っていても、きちんと過程を知るとまた愛おしくなります。
    2人視点から芽吹たちを見るのも新鮮で良かった!

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    2012年10月22日